モダンなプレゼンテーションで旬の食材を活かすコース料理が人気の『中華料理 礼華』。 この店で夏に必ず味わいたい逸品は、「山梨県産健味どりの唐揚げ 朝天唐辛子炒...
ちなみに達也先輩の結婚式で、僕は葵と出会った。蒼と出会ってしまったのは達也先輩のせいでもあるし、名前くらい使っても良いだろう。 少しの罪悪感と好奇心を抱き...
スラリとした体型の西内さんだが、先述したように、無理なダイエットは行っていない。また、食べることが大好き!と宣言しているように、食事は美味しく頂くとい...
春は桜、秋には紅葉が素晴らしい新宿御苑が目の前という最高のロケーションに佇む『礼華』。お昼どきには近隣のOLで即満席となるほど、女性人気の高い店だ。 ...
普段はオーセンティックなお店に行くことが多い笠原さんだが、「取引先の方に連れていっていただき、とても好きなお店になりました」と話すのが、ヌーヴェルシノワの...
近年、日本ワインのクオリティの高さに注目度が高まっている。造り手のたゆまぬ努力の賜物で、日本各地でおいしい“和イン”が誕生しているのだ。日本で育った葡萄か...
前回、GENTSにオススメする愛用のボールペンについて語っていただいた、建築家の吉田裕一さん。 文房具カフェ代表でありソムリエでもある奥泉徹との今回...
店内を見回すと、中国料理店でおなじみの円卓はひとつもない。1人分ずつ、華やかに盛りつけを施された料理が次々にサーブされていく。新山重治総料理長が繰り出すの...
そして今夜、清水が案内してくれた店は、赤坂にある『中国料理たけくま』だった。本格的な中華料理がリーズナブルに楽しめるので、たまに来るという。 麻婆豆腐を食...
刺激は十分だが、しかし辛すぎない、その中道を行くバランス感覚がお見事。卵を多めに使用したコシの強いちぢれ麺にスープが絡み、口の中で辛さとゴマのクリーミさがマッチする...
疲れた…と感じるとなんとなく欲しくなるのが酸味である。酸味と旨みをトロみあるスープに濃縮し封じ込めた酸辣湯麺は、スキだらけで汗をかきつつズルルっとすするの...
銀座7丁目の中でも異彩を放つ「第2新橋会館」。2014年、その6階にオープンしたのが『銀座芳園』だ。こちらを率いるのが、広東料理一筋20年以上の横尾博志氏。前任のウ...
2014年の1月にオープンした『銀座芳園』は、ウェスティンホテル東京『龍天門』出身の横尾博志氏の味が楽しめる。広東料理一筋23年。トップシェフ陳啓明氏の秘蔵っ子とも...
2014年の1月にオープンした『銀座芳園』は、ウェスティンホテル東京『龍天門』出身の横尾博志氏の味が楽しめる。広東料理一筋23年。トップシェフ陳啓明氏の秘...
「信じられないわよね。あの日の外銀飲みのメンバー、浩一さんも含め、全員既婚者だったのよ。私たち、まんまと騙されたわね」 みゆきは眉をひそめて嘆いたが、麻里...
漆黒に輝く「宝茸黒湯」は、中国雲南省の山岳地帯シャングリラの天然キノコを約30種類も使用し、秘伝のレシピによって煮出した栄養価の高いスープ。そこに、たもぎ茸、柿の木...
食事会は、『シャングリラズ シークレット』で行われた。 カリナの友人の男性陣は、皆揃いも揃っておっとりとした雰囲気で、麻耶の苦手なギラギラとした...
『シャングリラズ シークレット』の宝茸黒湯は、中国雲南省の山岳地帯シャングリラの天然キノコを約30種類も使用し、秘伝のレシピによって煮出したスープ。 ...
本日11月27日に2周年を迎える六本木『シャングリラズ シークレット』から、これを読んでいる人だけが得をする、なんともスペシャルな企画が登場! こち...
仕事柄、高い物から安い物まで、毎日美味しいものを目にしている『東京カレンダー』編集部員たち。はたしてプライベートでは、どんなお店に行っている? それ...
漆黒に輝く「宝茸黒湯」は、中国雲南省の山岳地帯シャングリラの天然キノコを約30種類も使用し、秘伝のレシピによって煮出した栄養価の高いスープ。そこに、たもぎ...
『シャングリラズ シークレット』の宝茸黒湯は、中国雲南省の山岳地帯シャングリラの天然キノコを約30種類も使用し、秘伝のレシピによって煮出したスープ。そのス...
気温の冷え込みや空気の乾燥してくる冬は、女性にとって体の冷えや肌の乾燥が気になる季節だ。 『ザ・プリンス パークタワー東京』の女性ホテリエによる、女性の笑顔が集まるホテルを目指して女性目線で商品やサービスを考案する「TOKYO HONEY PROJECT」が、女性の冬のお悩みに着目。 食材の栄養素を活かす料理が特徴の中国料理で、「身体の中からキレイになる」をコンセプトに、世界三大美女の一人である楊貴妃をイメージしたラン...
「陳麻婆豆腐」好きなら、まずはこの店に足を運ばなければ話が始まらない。 日本における「麻婆豆腐」はここ『四川飯店』から始まったと言っても過言ではないのだ。 まだ山椒も手に入りづらかった昭和30年代から、その歴史はスタートした。日本で入手しやすい食材を使った故・建民氏版麻婆豆腐はしっかりと家庭に普及した。 そこから、息子の建一氏版の「陳麻婆豆腐」は、麻辣の両味をはっきりと示し、現在の麻婆豆腐人気を形作った。いまでは本場四...
「麻婆豆腐」は『四川飯店』の礎と言うべきひと品だ。昭和30年代の日本で入手しやすい食材を使った故・建民氏版麻婆豆腐はしっかりと家庭に根を下ろした。 "陳麻婆豆腐"は麻辣の両味をはっきりと示した建一氏版。ご飯にかけてかき込む至福を味わうべし。...
「陳麻婆豆腐」好きなら、まずはこの店に足を運ばなければ話が始まらない。 日本における「麻婆豆腐」はここ『四川飯店』から始まったと言っても過言ではないのだ。 まだ山椒も手に入りづらかった昭和30年代から、その歴史はスタートした。日本で入手しやすい食材を使った故・建民氏版麻婆豆腐はしっかりと家庭に普及した。 そこから、息子の建一氏版の"陳麻婆豆腐"は、麻辣の両味をはっきりと示し、現在の麻婆豆腐人気...
汁ありの担々麺が日本で独自の進化を遂げた料理だということをご存じだろうか。汁なし担々麺を汁ありにアレンジしたのは『四川飯店』創業者、陳 建民氏。日本人が汁ものを好むことに着想を得たといわれている。...
四川料理一筋で働き、厨房の指揮をとる父・建民氏の背中に憧れ、その道を継ぐことに迷いはなかったという。建民氏は「跡を継げ」とは一切言わなかったが、大学卒業後すぐ『四川飯店』への入社を決めたという。 そんな陳健一氏が作り出した渾身の一皿はやはり「陳麻婆豆腐」。「麻婆豆腐」は『四川飯店』の礎と言うべきひと品だ。...
「麻婆豆腐」は『四川飯店』の礎と言うべきひと品だ。昭和30年代の日本で入手しやすい食材を使った故・建民氏版麻婆豆腐はしっかりと家庭に根を下ろした。"陳麻婆豆腐"は麻辣の両味をはっきりと示した建一氏版。ご飯にかけてかき込む至福を味わうべし。¥2,200...
「麻婆豆腐」は『四川飯店』の礎と言うべきひと品だ。昭和30年代の日本で入手しやすい食材を使った故・建民氏版麻婆豆腐はしっかりと家庭に根を下ろした。"陳麻婆豆腐"は麻辣の両味をはっきりと示した建一氏版。ご飯にかけてかき込む至福を味わうべし。¥2,100...
まさにトワイライトブルー。夕暮れどきのこの店を訪れると、その言葉をしみじみ実感する。 店名に付く“ブルー”は、高さ8mという窓から東京湾の青を望み、夕闇や夜のネオンを受けて、店内が青々とした光に包まれることを意味している。...
ちょうどその頃、私は付き合って半年ほどの彼がいた。 外資系コンサルティングファームに勤める直樹とは、食事会で知り合った。 無難に整った顔立ちと、少しやんちゃな好青年風の雰囲気は最初から好印象で、さらに聡明でノリも良い彼とは会話が弾み、すぐに恋人に発展した。 それまでは年上の男と遊ぶことが多く、同年代にはほとんど興味がなかったのに、私は同い年の直樹といるのがとにかく楽しくて、本気の恋に落ちることとなった。 ...
高さ8メートルの大きな窓から広がる、浜離宮恩賜庭園や東京湾の景色。レインボーブリッジや高層ビル群が光輝くベイエリアの夜景とともにいただけるのは、モダンでクリエイティブなチャイニーズ。 エスコフィエ協会からの称号をはじめ、数々の受賞歴を持つ料理長アルバート・ツェ氏の創造性あふれる洗練された広東料理の数々と、店内のワインセラーに貯蔵されたワインとのマリアージュを堪能できる。非日常的な空間と料理に浸る優雅なひと...
干し貝柱、魚の珍味、筍、黄韮のとろみスープ「介福」ディナーコース¥16,800の一例。夜には東京の絶景と共に楽しんで。税サ別...
私生活にも少しの余裕が戻り、最近では父の日や母の日にはダイナースクラブのサイン不要のサービスを使って、両親をレストランへ招待した。父の日はコンラッド東京の『チャイナブルー』を、母の日には銀座の『ベージュ アラン・デュカス 東京』を予約して食事を楽しんでもらった。「会計はこっちで済ませるから、二人は食事だけ楽しんできて」と伝えると思っていた以上に喜んでくれ、少しは親孝行できているかなと翼も嬉しくなった。 ...
まさにトワイライトブルー。夕暮れどきのこの店を訪れると、その言葉をしみじみ実感する。店名に付く“ブルー”は、高さ8mという窓から東京湾の青を望み、夕闇や夜のネオンを受けて、店内が青々とした光に包まれることを意味している。 そんな雰囲気を、特に満喫できるのがカップルシートだ。こちらでは敢えて窓の全景を望める壁側に配置。とはいえ楕円形の背の高いソファは、他客の視線や会話をカットし、プライベート感を十分に演出し...
美和子も最初は子供を持たないと決断できずに、彼との別れも考えたほか、やはり真治との子供を欲しいと思い何度も話し合った。だが、彼の考えが変わることはなかった。 時間をかけて考えた末に、真治を失うくらいなら子供は持たなくていいと考えるようになった。真治以上に愛し合える人にはもう出会えないと思えたのだ。自分の選択を後悔する日が来るかもしれいという怖さも少しはあった。だが、もしそうなった場合は、感情をコントロ...
祥子は浮かれていた。街行く人全員に優しく接したくなるくらい、今の祥子は舞い上がっている。 貴幸と別れたその週末に、友達の菜穂と飲みに行った六本木の『R2 SUPPER CLUB』でジョナサンに出会った。イケメン、高身長、六本木ヒルズにオフィスがある米系金融会社で働いている彼はもちろん高収入。ここまで完璧な人がいるのかと驚くくらい、素敵だった。 電話番号を交換した翌日に、早速日本語でショートメール...
美帆とはあれっきり、もう会っていません。 あの時はあれだけ感情的になっていたのに、荷物を渡すと彼女はすんなりと去って行った。 少しの間、喉に小骨が刺さったような感覚で彼女のことをよく思い出しました。いつも腕にピッタリと絡みついて甘えていた彼女が急にいなくなり、寂しい気持ちも正直ありました。もう一度きちんと謝った方がいいのか、どうしようか。 結局、自分から連絡をする勇気もなく、美帆のことは考...
席のほとんどが海側を向いているというだけでも気分があがるのではないだろうか。 開放感のあるモダンな内装。家族や仲間と行く中華ならほぼチャイナブルーと決めている。気に入っているのがコース料理。小皿で少しずつ出てくる料理は 味の流れにメリハリがあり、ワインを合わせると非常に面白いそうだ。 「ここの料理の何が良いかというとシャンパーニュと合うんですよね。 熟成したシャンパンと合わせるのがすごく良いんですよ」...
2015年7月1日に開業10周年を迎えた『コンラッド東京』。この記念すべきタイミングに面白いプレスイベントがある!と聞きつけ、いざ汐留へ。 まずは、ホテルの玄関口ともいえる『トゥエンティエイト』に集合し、開業年の「ドン ペリニヨン2005」で乾杯。のっけからラグジュアリー!そこで広報・飯塚さんよりご挨拶が。「『コンラッド東京』がお贈りする特別な食の旅『Culinary Journey(カリナリー・ジャーニ...
「チャイナブルー」で、サプライズは二度起こる。まずはそのロケーションがスペシャルで訪れた者を高揚させる。天井高8mもの店内の巨大な窓が映すのは、地上28階から見下ろすダイナミックな東京ベイエリアの夜景。そんな色気溢れるこの店の最新麺は、「シェフ特製和牛肉のつゆそば」。メニュー名は普通だなと油断していると、この麺が現れたとき、心中“!!??”と驚くはず。スープのない麺の上に3種の肉がのり、うちひとつが赤々とした牛...
つまりは桟敷席である。『チャイナブルー』でどこに座るべきかを、迷ってはいけない。レストランは劇場で、料理もゲストもサービスマンも皆役者。その優雅なさま、活況たる様子を一段高いところから眺める。それが桟敷席に許された特権だから。 本当のことを言えば、シェフ、アルバート・ツェ氏が作る広東料理を基礎としたモダン・チャイニーズは、上品であざとさがないから、下心に欠ける。それゆえに底意のための上等な隠れ蓑を演じて、あな...
店名:広東料理 龍天門 住所:目黒区三田1-4-1 ウェスティンホテル東京 2F 営業時間: 【月曜~金曜】 ランチ 11:30~15:00 ディナー 17:30~21:30 【土曜・日曜・祝日】 ランチ 11:30~16:30 ディナー 17:30~21:30 HP:http://www.ryutenmon.westin-tokyo.co.jp/ 【予約・問い合わせ先】 TEL: 03-5423-778...
“無添加、手作り、作りたて”のポリシーのもと日々作られる飲茶餃子は、いずれも熟練の技を感じさせる端正な出来栄え。中でも蝦餃子の透けるような皮の薄さ、プリプリとした具の食感はさすが。蝦餃子を食べればその店のレベルがわかると言われるのも納得の旨さだ。それも、この道10数年のベテラン点心師ならではだろう。 また、陳啓明総料理長肝入りの水餃子も隠れたベストセラーメニュー。「水餃子は皮が命。この食感にするため、試行錯誤を重ねた」という...
焼肉店、焼鳥店、ステーキ店……、様々な肉料理の店が急増している昨今。選択肢が増えるのは嬉しいことだが、その半面ハズレ店に当たる可能性も増えてきた。 そんな今、肉好きたちは絶対にハズさない肉料理を求め、肉職人の元へ集まっているという。 今回は都内最強の肉超人と呼び声が高い5名を選出。レジェンドたちと同じ時代に生まれたことを感謝したくなる逸品の数々をご覧あれ。1954年生まれ。63歳。28歳で渡伊。3年...
肌寒さを感じ始めた10月の中旬。 32歳、インターネット企業役員の大輔は、経営者仲間の聡に食事会に誘われた。場所は、恵比寿のウェスティンホテル『龍天門』。 大輔は、今年の4月に新卒から勤めていた広告代理店を辞め、友人とともに起業した。代理店時代は週に何度もあった食事会も、最近はめっきり行かなくなっていた。 幹事の聡とは、彼の住む虎ノ門ヒルズでのホームパーティーで知り合った。アパレル商社の2...
シンプルな野菜料理はその店のレベルが如実に表れると体感する、『龍天門』に惚れなおす一品である。その時々のきのこ5〜6種をオイスターソースで軽く煮込み、隠し味はヒラメの粉。もとは明の時代からある精進料理で、とはいえ肉を食べたあとのような満足感を得られる仕上がりだ。 旨味を閉じ込めるためきのこは油どおしされており、噛むと弾けるようにきのこの味が広がる。きのこごとの食感の違いも楽しく、見た目以上のポテンシャルを...
『ウェスティンホテル東京』の本格広東料理店『龍天門』が作る担々麺。知る人ぞ知る裏メニューとして密かな人気を呼んでいた。それが昨年、レシピを一新し、表メニューに。きっかけは、創業初期より長らく料理長を務めていた陳 啓明シェフの復帰だ。 四川出自の担々麺を広東の手法で徹底的に再構築。ふすま粉を混ぜた歯ごたえのある特製麺や、ゴマとクルミのペーストがコクを与えるスープなどで新たなキャラクターを創出した。 一...
過去に付き合ったり、関係を持った男たちは、なぜか皆、日比谷線沿線に住んでいた。 そんな、日比谷線の男たちと浮名を流してきた香織は、上京後立て続けにタワーマンションに住む篤志や弁護士の孝太郎と付き合ったが、どちらの恋もあっけなく終わった。その後は初めてのワンナイトや社内恋愛も経験するが、どれも長続きしない。そんな香織の次なる相手は……? 日比谷線の女 vol.5:愛とも恋とも違う、築地に住む15歳年上...
ウェスティンホテル東京の正月は、香港のローカルフードが楽しめる。魚くちびる、葱生姜炒め豚足のXO、揚げ鶏脚人参 辛味醤油添え、鴨手羽先と水かき煮込み、ラードご飯などなど、魅惑的なメニューを提案するのは、2015年秋に『龍天門』総料理長に就任した陳啓明シェフ。 自身が追求する食の原点でもある上質な素材を選りすぐり、確かな技術で本場の味覚をそのままに伝える、そして、端材であっても、素材本来の持ち味を生かしきる...
たまには豪華なランチを食べたい。そんなときに足が向くのがやっぱりホテル。たとえラーメン一杯でもゆったりとリラックスでき、いつもと違う優雅なランチタイムが約束されているから。 そんな時によく注文するのが担々麺。大好物ということもありますが、ホテルそれぞれの個性が出ているような気がして、メニューに載っていればほぼ頼んでしまうほど。...
生活感がありすぎる、という理由で、三軒茶屋を離れ、恵比寿に引っ越した綾。仕事でも、プライベートでも、ステップアップして、東京の女としての階段を一歩一歩上がっているように見えるが・・・ 次週は3年後、31歳の綾の生活を紹介しよう。綾は、どんな街で、どんな女性になっているのだろうか。10月18日更新予定。...
『龍天門』の「担々麺」は、メディアでもたびたび紹介されている人気のひと品だ。最大の特徴は、辛さに角のない上品な味わいのスープ。国産の丸鶏と豚のすね肉、金華ハムなどを贅沢に使って6時間ほどじっくり煮込んだスープをベースに、胡麻だけでなく、くるみペーストも加えることで、まろやかさを強調させる。 スープがしっかり絡むストレートタイプの細麺は、広東料理の名匠として知られる陳啓明料理長が半年もの時間をかけて開発した...
「彩花ちゃん、綺麗になったんじゃない?しばらく見ない間に垢抜けたよね」 パレスホテルの『琥珀宮』。 つやつやと飴色に光る北京ダックに目を輝かせていると、斜め向かいに座る柳田さん(夏美さんの古い知り合いで、私も過去何度か会ったことのある40代男性)がそう言って私を褒めた。 「え!…どうしよう、すごく嬉しい!」 私が照れ隠し半分、手を口に当てて大げさに喜んでいると、柳田さんの隣で夏美さんが悪戯な目を向ける。...
杏子は最終的に、マツタケとの結婚を決意した。 マツタケや彼の両親はもちろんだが、杏子が驚いたのは、放任主義だと思っていた自分の親が泣いて喜んだことだ。 一風変わったファット・ガイを両親に会わせるのは不安だったが、パレスホテルの『琥珀宮』で行った両家顔合わせでは、マツタケもお互いの家族も、初対面とは思えないほど仲良くなった。 都会のど真ん中で女1人、肩で風を切るように生きてきた杏子だが、「結婚」によって一番胸に...
秘書に手を出すなんて…と言われそうなので弁解すると、沙織とそういう関係になったのはここ最近のことだ。 前田雄一法律事務所、開所5周年を記念し、皆でパレスホテルの『琥珀宮』で食事会をしたのが9月の終わり。 5年前はたった1人だったのに、今は弁護士7名、スタッフ10名を抱えるまでに成長させることができた―。 感慨深くなった雄一は、5年間ずっと隣で支えてくれた沙織を、パレスホテル6階にある『ラウ...
人は、「秘書」という仕事に、どんなイメージを持つだろうか。 社内を彩る女性らしい花形の職業、腰掛OLのような楽な仕事?もしくは単なる雑用係?それとも......? 女としての細やかな気遣いやホスピタリティが試される、秘書という仕事。そして、秘書たちの視点から見る、表舞台で活躍する男たちの裏側とは...? 丸の内OL「秘書」というオシャレな肩書きに多大な期待を抱き、転職を決意したミドリ。入社当初...
新宿の大手百貨店へのシステム導入案件を受注し、プロジェクトマネージャーに任命した小久保(32)を中心に案件を進めていた。2年近い規模の案件になりそうで、現場同士のコミュニケーションを円滑に進めるためにも、プロジェクトが3ヶ月目に差し掛かった頃合いで、先方の太田システム部長(55)に声を掛け、現場社員を中心とした懇親を深める会食を設定した。 先方も当方も5人ずつの大所帯となったため、12席の円卓のある貴賓席...
代々木上原駅から徒歩2分の『虞妃』。オープンキッチンで腕を振るうのは、都内や本場四川で研鑽を積んだシェフ佐藤剛氏だ。 同店の人気NO.1は「虞妃特製 麻婆豆腐」。辛さは「小・中・大」の三段階から選べ、今回はもちろん最大の大辛でオーダー。 店主のこだわりとして「麻婆豆腐は煮るのではなく炒めるのが大事」という理念のもと、全体を煮詰めず、手早く炒めて作られていく。...
いよいよ夏本番!暑くて食欲が出ない……。そんな時には夏バテを吹き飛ばす激辛グルメがおすすめだ。 でもただ辛いだけではなく、旨味もたっぷり感じられ、一度食べたらまた来たくなる名店を発見! 旨辛好きのあなたに、お勧めの四川料理店をご紹介しよう。...
麺をすすりこむたび、しびれるような麻の香りと脳天を突き抜ける辣の辛さがバランス良く口中に広がり、鼻腔に抜ける。清爽な辛みの佳品がご覧の一品。〝毎日食べても飽きのこない、軽やかな担々麺〞を目指す佐藤剛シェフの熱意の賜物だ。 「辣油を作る際、170度と通常よりもやや低い温度の油で香辛料をじっくり揚げる」のが軽さの秘訣。よりストレートな辛みを好むなら汁なし担々麺をぜひ。...
魅創業当初からの人気メニューがこちら。注目すべきこだわりが、随所にちりばめられている。 ピーナッツペーストや自家製豆板醤を使うことで、辛さのなかにまろやかさを演出。隠し味の中国味噌と揚げにんにくが、奥深いコクを加える。ここでしか味わえない複雑な味わいを楽しんで!...
シャンパングラスの細いステムに優雅に添えられた泰子の指は、グラスと同様、華奢で優雅だ。 「お疲れさま。」 秋らしいボルドー色の唇の端をキュッと持ち上げ、泰子はミドリに向かって微笑んだ。 「今夜は、ゆっくりお食事を楽しみましょう。」 今日、泰子とミドリは、会社のクリスマスパーティの視察で、ザ・ペニンシュラ東京の『ヘイフンテラス』に来ている。しかし、視察というのはほとんど名目のようなもの。フルコースで豪華な...
タワーマンション。略して、タワマン。一昔前は、富裕層や成功者が住むイメージが強かったが、今では物件数も増え、裾野が広がってきている。湾岸から赤坂・六本木などの都心まで。様々なエリアにタワマンはあり、エリアによって居住者層も異なるだろう。 2016年の東京でタワマンに住む選択をしている、タワマンラバーたち。彼らはいったい、どのような価値観でどんなライフスタイルを送っているのか。今週は元国際線のCAで子育てに...
結婚記念日には、デーブと2人でおしゃれをしてレストランで食事をします。お料理が美味しいことはもちろんですが、雰囲気の良いお店を選びます。フレンチだったら『トゥールダルジャン』ですね。2人とも中華料理が好きなので、ザ・ペニンシュラ東京の『ヘイフンテラス』にはよく行きます。 旬の食材を使った広東料理がおいしいお店です。中国・蘇州の中国古典庭園をイメージした空間がすばらしく、個室や調理風景を楽しめるシェフズテー...
贅を極めた中国料理のコースが、「ザ・ペニンシュラ東京」の「ヘイフンテラス」にある。その名も“帝皇宴(インペリアルメニュー)”。ローストダックが盛り込まれた艶やかな前菜に始まり、冬虫夏草入り頂湯蒸しスープ、干鮑のオイスターソース煮込み、黒毛和牛フィレ肉のステーキなどあらゆる高級食材を多用。そのどれもがタン料理長の熟練技を結集した繊細な味わいで、ひと皿ごとに溜息が出る。 極上感は〆の麺にも続く。車エビの素揚げが丸...
蘇州の古典庭園を模した風情あふれるフロアを歩き、奥へ奥へ。最奥の重い扉を開けたとたん、鍋を振る賑やかな音や焼けた肉の香ばしい香りなどが、五感のすべてに襲いかかる。それまでの優雅な空間から一転、キッチンはシェフたちによるライブの真っ最中。その一角に、ただひとつだけ用意されるのが『ヘイフンテラス』のシェフズテーブルだ。 個室ではあるものの、キッチンの躍動感が直に伝わるロケーション。五感が心地よく刺激され、食への欲...
『ヘイフンテラス』にタン・ツィー・クゥン氏が帰ってきた。タン氏といえば、『ザ・ペニンシュラ香港』のレストラン『スプリングムーン』で総料理長を務め、'07年の『ザ・ペニンシュラ東京』開業時に『ヘイフンテラス』初代総料理長に就任した、その人である。'09、『ザ・ペニンシュラ上海』開業に合わせ上海に渡ったが、この秋、再び東京へ。彼の地での経験を経て創作意欲も新たにする一方、伝統に重きを置いた広東料理に一段と磨きがかか...
ザ・ペニンシュラ東京が誇る中国料理の名店『ヘイフンテラス』。そこに、美食家たちが焦がれてやまない密やかな部屋があるという。知る人ぞ知る、究極のシェフズ・テーブル。その特別な時は、客席へ向かうアプローチから幕を開ける。 重厚な門扉が導く、美味への道程。中国庭園をテーマに掲げる店内は異国情緒に満ち溢れ、歩むたび非日常の物語へと誘われてゆく。クラシカルにモダン、情緒に洗煉と、移りゆく景色――。 ホテルのワンフロア...
日頃、全身全霊でお客に美味しいものを提供しているシェフが、通いつめてしまうお店があるとしたら、 そこは美味しくって、居心地いいに違いない!! そこで様々なジャンルの名店のシェフ達に、彼らのとっておきの行きつけのお店を教えていただいた。 お気に入りポイントやエピソードなどもあわせてどうぞ! ………………………………………………………………………………………… 質問項目は5つ。 ■Q1.下記①~⑧のジャンルで「行きつけ...
「璃宮特製焼き物のせ御飯」は広東式ダックの窯焼き、豚バラ肉のクリスピー焼き、釜焼きチャーシュー、伊達鶏の特製醤油漬けの4種類が1度に食べられる贅沢な丼。 「素材の持ち味・旨味」に極限までこだわり、多彩な食材を用いながら穏やかな味わいに仕上げる広東料理の名店『赤坂離宮』。 大きな香港製の焼き窯(明爐)で焼く焼き物は名物の1つだ。 それぞれ飴色に輝く焼き色が食欲をそそり、五香粉などの芳醇なスパイスが薫り立つ。噛むほど...
この日連れて行かれたのは『赤坂璃宮 銀座店』。まずはビールで乾杯し、早々に紹興酒にうつると、翼は最近の悩みを聞いてもらった。一方の砂田は、また新たな新規事業を構想中とのことで、彼の熱のこもった話に翼は圧倒された。 ―さすが砂田先輩、見てるものが違いすぎる……― 食事を終える頃には、砂田に刺激を受けていつもの前向きな気持ちを取り戻した翼。テーブルで会計を済ませる砂田に「いつもごちそうさまです」と頭を下...
築地や現地の食材を使用し、医食同源を礎とした広東名菜の名店。焼物、フカヒレ、海鮮料理を看板に掲げる同店の夏の一皿といえば、海鮮と夏野菜のトマトソース冷麺\2,800(税・サ別)。 新鮮なイカやホタテ、タラバガニと夏野菜のコントラストが美しく、隙間からトマトソースが絡んだ赤い細麺が妖艶に顔をのぞかせる。生トマトを煮詰めて作るソースの旨みとまろやかな酸味が、真夏の食欲を刺激する。8月31日まで。...
初デートで、フォアグラを希望した美紗子ちゃん、やはり女性は高級食材に目がない。そこで抑えておきたいのがここ、『赤坂璃宮 銀座店』。 「医食同源」で知られる広東料理を日本中の上質な食材を使って、限りなく本場の味を追求した名店。 名物は、大きな香港製の焼き窯(明爐)で焼く焼き物と宮城県南三陸町産のフカヒレ。ディナーでも"ふかひれの姿煮"が食べられるコースが人気。...
前回のあらすじ 東京女子・マリと扮した香港人・マギーは、何としても結ばれたいと願っていた理想の男性・裕二に婚約者がいることを知る。食事を終えた後、マギーの誘いでメインのダイニングに足を運んだ裕二が目にしたものは、婚約者・桃子と見知らぬ男が仲睦まじく笑い合う姿だった。それから月日は過ぎて、早3年。 香港ガールの野望 Vol.6:香港ガールの二面性に惹かれた、やり手弁護士の真実く東京での真の野望...
―そういえば、東京で広東料理を食べるのは初めてかも… 午後8時。バーニーズNYの入っている交詢ビルディングの5階にあるレストラン『赤坂 離宮銀座店』に行くためエレベーターに乗ったマギーは、ふとそんなことを考えた。 広東料理は、香港でよく食べられている主要料理の一つ。東京の、それも高級レストランで食べる広東料理はどんな味がするのだろうか。 ―裕二さんの「大事な話」も気になるけれど、東京の高級レス...
前回のあらすじ 東京女子・マリと扮した香港人マギーは、理想の男性・裕二が謎の和美人と歩く姿を目撃する。話しかけようと試みるが、あと一歩というところで香港人学生・アランに声をかけられ中断。「外国人であるがために失恋した」とこぼすアランに、マギーは「欲しい物を手に入れるためならば、身分を偽ることなんて痛くも痒くもない」と言い放ったのだった。 前回:香港ガールの野望 Vol.4:極上男とのキスよりも甘く痺...
以下の9店舗でご賞味ください。 コース料理の最後のフルーツとしていただける他、オリジナルメニューとして提供するお店もある。 ・『カフェコムサ 銀座店』※オリジナルメニュー:写真ご参照 ・『赤坂璃宮 銀座店』 ※オリジナルメニュー:写真ご参照 ・『Ed. Parlor』 ・『豪農 五十嵐邸』 ・『日本料理 穂の花』 ・『ビストロカシュカシュ』 ・『久保田』 ・『方舟 大吟醸 しずく』 ・『方舟...
譚 彦彬オーナーシェフが生み出す、繊細かつ大胆な広東料理がファンを魅了する『赤坂璃宮』。 中国ではB級グルメとして人気の土鍋ごはん「ボウチャイハン」だが、譚氏が手がけると衝撃的な旨みをもつ土鍋ごはんとなる。 なかでも「咸魚肉餅仔飯(ハンミヨッペンボウチャイハン)」は、広州で好まれる咸魚(発酵させた干し魚)、挽き肉とネギの肉餅、熊本産の魚醤や中国産のたまり醤油、鶏油などすべての食材が相乗効果で美味を織...
「医食同源」で知られる広東料理を日本中の上質な食材を使って、限りなく本場の味を追求した名店。 名物は、大きな香港製の焼き窯(明爐)で焼く焼き物と宮城県南三陸町産のフカヒレ。ランチの「広東式焼き物のせご飯」なら、魚だけでなく広東式ダックの窯焼き、豚バラ肉のクリスピー焼き、釜焼きチャーシューなど4 種が食べられる。魚だけじゃ物足りないあなたにもピッタリ。それに一度に味くらべできるのはなんとも贅沢。 それ...
別名ガザミ。またその姿形から「菱蟹」の名でも呼ばれるワタリガニ。他の蟹と違い、ボートのオールのような平たい第5脚を使って、海を泳ぎ渡るところからこの名があるとか。一年のうち、身がびっしりと詰まった雄蟹が旨くなるのは秋。対して、雌蟹の甲羅に卵が充実するのは、初夏から夏の産卵期を控えたこの時期。卵を味わうなら、まさに今が旬である。 その卵の持ち味を、ストレートに楽しめる秀作がご覧の二品だ。『赤坂璃宮銀座店』の...
深い黄金色のスープに浮かぶは、すっぽんのエンペラだけを千切りにし、椎茸や筍、黄ニラと共に炒めたもの。このご覧の一品が『赤坂璃宮』の特製“水魚糸湯麺”。三年ものの天然すっぽんを使ったスペシャル汁そばだ。「えっ!でも、すっぽんはこれだけ!?」と思った貴兄、まずは黙ってひと口、スープを飲んでみるといい。そう、そのスープこそが、まさにすっぽんそのもの。 譚彦彬オーナーシェフ曰く「1㎏級の天然すっぽんを、エンペラを外し...
『赤坂璃宮』の名を世に知らしめてきた名料理人・譚彦彬氏。かねてからの憧れの地、銀座でも、自身のルーツである広東料理の真髄を余すところなく披露する。得意とするフカヒレや海鮮料理が並ぶメニューには、コースと豊富なアラカルトを用意。銀座という土地柄も加味した内装に加え、女性を意識したポーションなどの配慮も。原点を捉え、進化する、広東料理の極みがここに。...
37階に位置する『センス』は、ミシュラン1ツ星を掲げるモダンな本格広東料理の名店。ホテル内にあるレストランやバーの中でも、抜群の夜景を誇るのがこちら。 メトロポリスの地平線を背景にしてそびえる東京スカイツリーが一望でき、運が良ければ東京ディズニーランドの花火も眺められ、ドラマチック。鄧徳勝料理長が全国から届く厳選食材を駆使し、繊細ながら勢いのある広東料理を、モダンかつ美しいプレゼンテーションで提供する。...
37階の『センス』から見渡せる遥か下の東京の街は、まるで迷宮のように明滅する絶景だ。周囲から隔絶された個室では、さらに中空に浮かんだような浮遊感が心地いい。 そこへ運ばれるのは、ミシュランの星に輝く広東料理。しなやかな感性と滋味の奥深さをたたえた料理から上湯の高貴な香りが部屋に満ちると、外国にいる錯覚を覚える。空間と美食による、めくるめく高揚感を心から堪能したい。...
同じく37F『広東料理 センス』、窓際の席からは、メトロポリスの地平線を背景にしてそびえる東京スカイツリーが一望でき、運が良ければ東京ディズニーランドの花火も眺められ、ドラマチック。 38F、『鮨そら』は窓一面で望むことのできる夜景のほか、カウンターのみわずか8席という空間性も魅力。盆栽や蹲つくばい、畳紙、江戸手ぬぐいの指拭きなど、和の意匠が巧みに配されており、外国人観光客に好評だ。 と、ここまで『...
女の子たちの会話を聞いた3日後、市原から連絡が入った。 —凛子さん、こんにちは。今週の木曜日、20時半から皆で『富麗華』で食事するのですが、ご都合如何でしょうか?もちろん、お友達とご一緒でも構いません。 また、妙に律儀で他人行儀な市原からのLINEを見ながら、誘いが来て少し喜んでいる自分に気がつき、思わず頭をふる。 —私には、優しくて素敵な雅樹という婚約者がいる。 そう心で呪文のように唱えながら、返信を...
「ねぇ、お姉ちゃん、一生のお願い。今日は流石に気まずいの!!」 妹の一生は通算三桁に上る。今回は二時間後のお食事会にドタキャンが出たから参加してくれと頼まれた。お食事会と言っても所謂は出会いの場であり、もちろん私の出る幕はない。 しかし今夜の男性幹事は、高級店を予約してくれている付き合いの長い経営者で、欠員には厳しいらしい。 「いいじゃん、『富麗華』だよ、サクッと食べて帰ればいいじゃん。お願い!」 若々...
<今月のシンガポール大逆転女子> 名前:美咲 年齢:36歳 渡星前の職業:モデル 現在の職業:専業主婦 旦那の推定年収:1億円超え 出身:富山県 住まい:セントーサ島 家賃:約180万円 結婚歴:3年 趣味:クルージング...
『富麗華』 ~根強いファンを持つ東京中華の代表格~ 2000 年『中国飯店』の力を集結して誕生した名店。二胡と箏の生演奏を聞きながら食事が楽しめる。ディナー¥8,640 ~...
主菜、焼き物に点心など専門料理人が調理を担当する。店の看板メニューにもなっている北京ダックは皮に特製の醤を塗り、モチモチとした包餅に包んでいただく。「パリパリとした皮の食感もたまりませんが、特に醤が絶品。時々無性に食べたくなるんですよ」...
あの「うしごろ」が恵比寿に新風を巻き起こすべく、ニューモダンチャイニーズ『CINA』をオープン。 広東や四川の料理技法にひと捻り加えたチャイニーズタパスと、牛、豚、鶏、羊などの「肉」にこだわりぬいたメインが味わえる。 メニューは旬で変わるが、和牛のステーキにラムチョップ……など、ビストロ然とした料理も、口に含めば、純然なる中華風。 もちろん、ワインも充実。肉料理に白を合わせるソムリエの提案も斬新だ。デートにも女子...
その3人は、経営者、医者、会社員の3人だ。一番気になるのは経営者だが、メッセージが来ていたのが1週間前だったので、返信しても遅いかもしれない。 とりあえず桃香はそれぞれに、同じメッセージを返信してみる。...
今夜は、恵比寿の『チーナ ニューモダンチャイニーズ 恵比寿本店』で月に1度の2人での女子会。 すてきなレストランを開拓しよう、と提案したのは陽菜だ。ここは去年の10月にオープンして以来、陽菜がずっと行きたがっていた店だった。 「その後の質問が、ちょっとナゾなのよ」 陽菜は柔らかいラム肉を美味しそうにほおぼり、話を続ける。 「愛されるのと愛するのは、どっちが難しいと思いますか、って」 ...
サイドメニューやワインを豊富にそろえた“新しいタイプの焼肉店”の先駆けとして不動の人気を誇る『うしごろ』が手がけるモダンチャイニーズレストラン。焼肉店を系列に持つ強みを生かした“肉中華”にもパクチスト垂涎のメニューが。 中華とエスニックのレストランで経験を積んだシェフが作るのは、素材とスパイス使いの知識を活かした料理。メインのなかでも圧巻は、ブロック状の赤身肉に炒めた唐辛子と香菜がどっさりのったひと皿。加...
そして迎えたデート当日。彼女は、「この間はごめんね。」と言い、お詫びにサボンのバスソルトをくれた。 「別にそこまで怒っていた訳じゃなかったのですが、彼女の誠意が伝わりました。」 そして、向かった先は、人気焼肉店『うしごろ』プロデュースの、中華料理「CINA New Modern Chinese」だった。...
「あ〜それは残念!マナミ、遊ばれたね。」 グサリ、と港区女子・楓の一言が胸に刺さる。私のためを思って言ってくれているのか、何なのかよく分からないが、最も恐れていた言葉をハッキリと言われてしまった。 「でもさ、裕太みたいな“小物”放っておけば?」 あの『うしごろ』が手がけた中華である『チーナ ニューモダン チャイニーズ』で、A5和牛ステーキを食べながら話す楓の無神経さに少し救われる。そうだ、...
肉とワインの聖地とも言える恵比寿。この街に本日、大注目のお店がオープンする。その名は『CINA New Modern Chinese 恵比寿本店』。あの『うしごろ』グループによる、中華のお店だ。テーマは肉と中華とワイン。リーズナブルかつ、デートにもぴったりなこのお店をいち早く、注目のメニューとともにご紹介!あの人気焼肉店『うしごろ』が中華に進出。これだけで、相当な“引き”だが、なるほど蓋を開けて、その中身は期待...
女子会に使える中華料理って、中目黒でも貴重な存在。登場するなり写真を撮らずにはいられないような美しい前菜の盛り合わせからスタートするコースは2012年のオープン当初から話題となった。 「十種十彩」と名付けられたその前菜はいつのまにやら15種類前後にまで増え、河野利之シェフの高いポテンシャルを物語っている。...
独立したときにそろえたという、全品共通の白い皿に盛られたコースの品々は、盛りつけによってこうも印象が異なる。普段は料理の写真を撮らないようにしている人でさえ、思わずカメラを取り出したくなるはずだ。...
しっぽりデートでも使える中華は、中目黒で貴重である。登場するなり写真を撮らずにはいられないような美しい前菜の盛り合わせからスタートするコースは2012年のオープン当初から話題となった。 「十種十彩」と名付けられたその前菜はいつのまにやら15種類前後にまで増え、河野利之シェフの高いポテンシャルを物語っている。 ずっと上海料理の修業を積みながらも「フレンチのように提供したい」という想いがあり、独立すると...
激辛好きにはたまらない四川料理!テレビで大活躍の中華料理人・井桁良樹氏がプロデュースした四川料理の名店『飄香銀座三越店』も辛麺好きには堪らない一品を提供中。 その名も「四川漬け物と鶏肉の唐辛子炒めのせ和え麺」。宜賓地方のそば料理で、卵は使わずかん水の量を極力抑えたストレートタイプの細麺を使用している。 上には四川漬け物と冠地鶏、底には唐辛子のタレが隠れているから全体をよく混ぜて、さあ食べよう! 赤く染まった麺は、...
井桁氏は、本場四川の味を学ぶために現地で修行し、今では麻布十番と銀座三越で四川料理店を営む。これまで「銀座三越」の店舗では麻布十番同様のメニューだったが、2月23日から食材を特化し、リニューアルした。 もともと井桁氏は、本場にある四川鶏料理専門店を日本にも広めたく、オープン当初から理想的な鶏を探していた。そしてついに見つけ出したのは、大分県産の冠地鶏だ! 中国の薬用鶏“烏骨鶏”を、大分県畜産試験場が4年もかけて日本で初...
モダンチャイニーズの先駆者、脇屋友詞シェフが手がける『トゥーランドット臥龍居』。ここでは白胡麻、辣香、豆乳の3種の担々麺を用意。 なかでも〝辛旨マイルド派〞から人気なのが、白胡麻。豚と鶏を約8時間じっくりと煮てとった濃厚スープに芝麻醤と生姜、にんにく、干しエビなどを加え、香りとコクを出すのがこだわり。8時から営業しているので、朝担々麺でパワーをつけるのもあり!...
「俺、もうダメだ...。本当に、どうしたらいいか分からない...。」 清々しい、週末の昼下がり。 高校時代の友人である春樹は、『トゥーランドット』の名物である酢豚には目もくれず、文字通り、頭を抱えていた。 「あゆみがそんな女だったなんて、俺、まだ信じられないんだ。お前だって、あり得ないと思うだろ...?」 ―“あり得ない”だって? 吾郎は、酢豚に伸ばした箸をピタリと止め、一瞬考える。 口には...
平日朝7時から供される自慢のお粥セット(¥1,300)は、手の込んだ9種の惣菜付き。お粥は3種類(鶏/皮蛋と豚/野菜)から選ぶ事ができるので、その日のコンディションに合わせられるのが嬉しい。上質なスープの凝縮した深い旨みが、起き抜けの身体を優しく目覚めさせてくれる。...
¥1,575。骨ごとぶつ切りにした鶏肉を紹興酒だけで煮込む。八角などのスパイスの香りと鶏のコラーゲンがたっぷりのシンプルなのに、忘れがたい味わい小振りの土鍋を開けると、立ち上るのは紹興酒と八角やショウガ、山椒の香り。じっくり煮込まれた骨付き鶏を口に含むと、今度は肉と酒の深い旨みに陳皮が爽やかなアクセントを加えているのが分かる。 「飾りっ気なしの、伝統的上海料理。これが、今度の僕の道しるべだよ」とほくそ笑むシェ...
孝太郎とは、同期に誘われた食事会で出会った。 グランド ハイアット東京の『チャイナルーム』の席で、上品なスーツ姿の彼を一目見たときから、美波は珍しく少し心が弾んでいた。...
今日みたいに寒さが厳しい日、誰もが口を揃えて「温かいものを食べたい」と溢すだろう。それなら、今夜の行き先はここで決まり! 「グランド ハイアット 東京」の中華レストラン『チャイナルーム』とイタリアンカフェ『フィオレンティーナ』に、冬にぴったりのアツアツ料理が登場。 生姜や山椒などを使った旨辛メニューや薬膳火鍋、贅沢食材をフカフカの生地で包んだ中華まん、イタリア風のおでんなど、体の芯から温まることができるメニューが勢揃い...
門外不出の宮廷レシピをアレンジした一品。決め手となるスープは、豚スネ、家鴨、金華ハム、干し貝柱、鶏の足(もみじ)などを8時間以上煮詰め、約1/4の量に凝縮したもの。 麺はコクのあるスープによく絡む太麺を使用。具材は、信玄鶏と新取菜のみ、と潔い。濃厚なコラーゲンを堪能あれ!...
素材同士の反応を研究つくしたオール自家製の担々麺は、あまったスープに白飯を入れて再度食べたくなるほど美味。 ベースはコラーゲンスープで、そこに煎ってから挽いた練り胡麻、カシューナッツペーストなどを投入。胡麻とナッツでまろやかさを出しつつも、自家製の辣油と山椒辣油が加わり食指を動かす仕上がりとなっている。 そして特製甜麺醤で味つけした肉味噌を麺にとけば、コクも増してさらにやみつきに!...
『チャイナルーム』のこの夏に要チェックの新メニューは、他にはない冷やし黒胡麻坦坦麺(¥1,800 税サ別)。 自家製黒胡麻ペーストに白練り胡麻を足したスープはダブルの胡麻とトッピングの豆乳によるまろやかさが魅力。そこへ山椒を練り込んだ麺を合わせ、たっぷりの肉味噌とパクチーを盛り、食べごたえのあるひと皿に仕上げている。...
「...という訳で、まさかの品川区民になるかもしれなくて」 雅紀から突然の“引っ越す宣言”を受けた翌日、グランド ハイアット 東京の『チャイナルーム』でランチを食べながら、急遽美奈子と作戦会議を開いた。 「港区にいない凛子なんて、想像できない。生粋の港区女子だったのに。」 美奈子がお腹を抱えて笑っている。 そんなにおかしなことでもないと思うが、本人は相当笑いのツボに入ったらしい。 ...
東京の女には、ホテルの数だけ物語がある。 「ホテル」という優雅な別世界での、非日常的な体験。それは、時に甘く、時にほろ苦く、女の人生を彩っていく。 そんな上質な大人の空間に魅了され続けた、ひとりの女性がいた。 彼女の名は、皐月(さつき)。 これは、東京の名だたるホテルを舞台に、1人の女の人生をリアルに描いたストーリー。 埼玉出身のごく普通の女子大生だった皐月は、社会人になり東京生活...
毎冬恒例の「チャイナルーム」の火鍋だが、今シーズンはコンセプトはずばり“開運”。金運や恋愛運などの気運に合うとされる、風水に基づいた5色の雲呑を具材に取り入れた。 もちろん、見た目だけを取り繕った鍋ではない。炭を練り込んだ黒は、エビとツバメの巣、ほうれん草の色が鮮やかな緑は小籠包にフォアグラを合わせるなど、雲呑の味にもしっかりとこだわった。...
断られるのを覚悟でマリコに連絡すると、思いの外あっさりと承諾してくれた。場所は六本木のグランドハイアット内にある『チャイナルーム』。...
『チャイナルーム』がこの秋打ち出す鍋は、20種類ものきのこを満喫するきのこ鍋。“幻のきのこ”と呼ばれるヤマブシタケなど珍しいきのこも取りそろえ、それらを旬の魚の出汁と鶏のコラーゲンスープでいただくものだ。 オイスターソースがベースのスープにはスーパーフードのゴールデンベリーを加えることもでき、さらにきのこからは食物繊維も豊富に摂れるので、美容と健康に効く鍋となっている。...
六本木の喧騒にそびえ立つラグジュアリーホテル『グランド ハイアット 東京』。館内にある中国料理『チャイナルーム』では、この時季、旨辛と激辛料理が充実している。 まだ暑い日が続くからこそ、味わいたくなる期間限定メニューの数々をご紹介しよう!...
厨房の水槽から取り出す活きた魚介など厳選食材を使い、中国各地の料理や飲茶が楽しめる同店。今夏は麺の上にシャーベット状のソースをトッピングした、トマトかき氷冷麺 シーフード入りサラダ添えが登場。 栄養価が高い北海道産トマトジュースをベースに、豆板醤などで辛みをつけたソースの旨みと海洋性コラーゲン入りの麺、エビや活アサリ等魚介のハーモニーは格別だ。8月31日まで。...
同じくグランド ハイアット 東京の『チャイナルーム』では、3種類の冷やし麺が味わえる。 注目はネーミングから涼しさ満点の「トマトかき氷冷麺 海鮮入りサラダ添え ~海洋性コラーゲン麺~」。北海道産有機ミニトマト約50個分も使用したヘルシーなスープをなんと、かき氷状にしてトッピング! キンキンに冷えたスープを最後まで楽しむことができるのだ。 また、麺もマグロやカツオから抽出したコラーゲンが練り込まれたも...
一個400円ですが、行ったら皇帝気分で頼むのがこちら。皮は厚めで焼き目はカリッと、撮影用に切ってしまいましたが、やけど覚悟で一口で溢れ出るスープとともにいただきたい。...
2015年大好評を得た「開運火鍋」が、年明け4日からパワーアップして登場する。2016年は、風水に基づき、運気アップに効果的とされる色に合わせてスープと食材を展開。 ひとり鍋スタイルで提供される塩麹スープをベースに、金運アップの白い豆乳、人気運アップの赤い豆板醤、仕事運アップの青い青汁の3種にアレンジができる。さらに恋愛運アップの特製ピンク麺など、食材でも運気アップが期待できそう。 チャイナルーム ...
山と盛られた旬の野菜と魚介は器の縁を軽軽と超えるほど。大あさり、柳松茸など立派な食材がこれでもかと主張している。これが2011年11月に『チャイナルーム』のメニューに登場した「旬野菜たっぷりちゃんぽん風クリーミー美肌スープ麺」。 ホテルのチャイニーズでちゃんぽん麺とは意外も意外だが、これが堂々"ホテル仕様"のデラックスヴァージョンである。 「馴染みのある料理で中華の神髄の一端を味わっていただけたら」...
中華ディナーの〆には中華ならではのかき氷を。 カリッカリの烏龍茶のブリュレの上に鎮座するのは、メニュー名の通り羽衣のような口当たりのマンゴーかき氷と天然の燕の巣。 紹興酒を煮詰めた温かな塩カラメルソースをかければ、華やかなトリュフの香りが立ち上る。アルコールはとんでいるが、うっとり酔ってしまいそう。...
グランド ハイアット 東京の中華の名店の、夏だけのお楽しみはかき氷。 2015年の新作は、かき氷とゼリーを掛け合わせたハイブリッドスイーツ。ココナッツのかき氷とフルーツが入った柔らかなマンゴーゼリーを同時に楽しめる贅沢なデザートだ。ココナッツのミルクソースをかけ、立ち上る香りとともに召し上がれ。 もっと贅沢に、追加で燕の巣をトッピングし、ゴージャスにカスタマイズすることも可能。この夏に必食のひと品だ。...
「中華料理の中でも広東料理独特の焼き物は、本場の香港よりも美味しいと自負しています」と中里卓料理長。艶々としたジューシーな釜蜜焼きチャーシュー。皮はカリッと、身はふっくらの鰻の香り、味わいが凝縮された鰻の蜂蜜焼きなど、同店にはもはや前菜の域を超えて主菜にも値するメニューがズラリ。 その味は経験を積んだ職人が、焼き釜のクセを知り、技を発揮して完成する。他にも目の前で活き海老を使って作る「酔っぱらい海老」など、ラ...
数あるホテルチャイニーズの中でも安定した人気を誇る『チャイナルーム』。同店のシェフ・中里卓氏が「この企画のために!」と考案してくれたのが、ご覧の、スペシャルすぎるチャーシュー麺。 チャーシューに使われているのは、実は豚肉ではなく牛肉。しかも鎌倉時代からの銘柄牛とされる、奈良生まれの稀少な「やまと牛」のサーロイン!これを、香港式の見事な焼き技で仕上げている。また、麺に使用する北海道産の小麦粉は敢えて精製度合いを...
寒さが一段と増した、とある冬の日。『チャイナルーム』の個室には“HNB8(火鍋)”のプロデューサーに召集された美女メンバーが続々と登場。全員揃ったところで、まずは、藤崎プロデューサーの乾杯の挨拶といきましょう! 藤崎(以下F)「今日は、火鍋を囲んでワイワイするのがテーマ。火鍋は中国では“食卓のサウナ”と呼ばれているんですって」 挨拶もそこそこに、シャンパンで乾杯! さっそくデトックス効果たっぷりの火鍋タイムへ。...
鮮やかな緑色をした翡翠麺は店のシグネチャーメニューであり、夏にはそんな麺を使った冷菜涼麺(¥2,300 税サ別)を提供。中国山椒で煮込んだ穴子やオクラなど夏らしい具材がのるのが嬉しい。 ミニサイズの涼麺と冷やし担々麺におこわ、点心3種などが付いたセットもある。...
「ワールド・ビア・カップ2014」で金賞を受賞した台湾のクラフトビール「金色三麦(チンスーサンマイ)」が、満を持して日本に上陸した。現在はごく一部の店舗でしか展開しておらず、そのひとつが『ハイアット リージェンシー 東京』。 まずボトルのスタイリッシュさに目をひき、ひと口飲めば極めて繊細な泡に驚くはず。特に金賞を受賞したハニーラガーがいちおしで、台湾名産の龍眼蜂蜜をふんだんに使用し、まるで美味しいカクテルのような完成度。女性...
パクチーブームが止まらない! パクチー専門料理店や、パクチーを使用した調味料、加工食品も沢山登場している中、筋金入りのパクチストに絶大なる支持を受けているホテルランチがある。「パクチー三昧セット」を提供しているハイアットリージェンシー東京1Fの『翡翠宮(ひすいきゅう)』だ。 この度、人気のパクチー三昧セットに、期間限定で「パクチー麻婆茄子」が登場!...
宮廷料理を受け継いだ北京・上海料理が楽しめる『ハイアット リージェンシー 東京』内の中国料理『翡翠宮(ひすいきゅう)』。 このレストランで2015年の8月からランチメニューに登場したのが、“パクチー三昧セット”で、近年人気を集めているパクチーをこれでもかと堪能できるメニューとなっている。 内容は炒飯、スープ、サラダ、点心、杏仁ゼリーの全5品。デザート以外のすべてにパクチーが使われ、しかもパクチーの追...
中国宮廷料理の流れをくむ『翡翠宮』で丁寧に作られる中華まん。味はチャーシュー入り、あずきあん入り、野菜と豚肉入りの3種類。寒い時季にぜひ。 ●『翡翠宮』 場所:ハイアット リージェンシー 東京 1F (宿区西新宿2-7-2) TEL: 03-3348-1234 営業時間:11:30~14:30/17:00~21:00 定休日:無休...
中国料理は不思議だ。誰もが好物のように語るのに、デートの候補には何故か挙がりにくい。灯台下暗し。好きなら好きと言えばいいのに。誘うのに、誘われるのに、理由が欲しければ、差し上げよう。例えば、小さな旅に出よう、と。 この冬、『ハイアット リージェンシー 東京』『翡翠宮』では、中国各地の食を旅するコース『美食遊覧』が提供される。料理長の永沼勝之氏は、年に4回ほど中国へ渡る。仕事を通じて懇意になった『グランド ハイ...