港区のマンション地下で愉しむ非日常。美酒と音楽に酔いしれる夜
まさかごく普通のマンションの地下で音楽会が行われているとは、前の小径を歩いただけでは微塵も感じないだろう。 『霞町音楽堂』のオープンは昨年の5月。クラシックを美しく響かせる音響を備え、その生音は感動モノ。 しかし、よく見れば外壁と同系色の音符が飾られ、その下に本日の演目が記されている。 演目スケジュールはHPにも記載されているが、ふらっと入るのも粋だ。...
巷のレストラン情報を見ると、大人な雰囲気を表現するために「隠れ家」という言葉が乱用され過ぎている気がする。 果たしてそのすべては、良質なレストランなのだろうか...
青山にいながら“まるでパリ”な気分に浸れるBAR。グラスワインは常時20種を揃える
扉を開いた瞬間にここが日本だということを忘れる圧倒的な外国感! 広々としたカウンターにガラス張りのセラー、ワイングラスのアートワークに縁どられた大窓からは、月の灯りが静かに差し込む。 青山にいながら「まるで、パリ」な気分にひたれるのが『apero. WINE BAR AOYAMA』だ。 カウンターでは品のよい外国人夫婦がワイングラスをゆったりと傾け、テーブル席では〝洗練〞を身にまとった人々が食事とワインを楽しむ姿が。...
名だたるハイブランドのショップたち、女子なら誰しもが知るヘアサロンなど、青山を構成するすべてがファッショナブル。 そして行き交う人々も、お洒落で大人。同じ港区...
青山カルチャーを愛する個性派が集うバー。深夜の小腹を満たす、九条ネギ焼は必食
シャンソン歌手で作家の戸川昌子氏が渋谷2丁目で営んでいた伝説のバー、『青い部屋』。 多くの文化人が集うサロンのような存在だった同店へのオマージュを込めて名付けられた『赤い部屋』は、今、青山でその存在を無視できないほど、知る人ぞ知る店。 六本木通りに程近いビルの地下は、連日夜23時ともなれば、この賑わい。 編集者、ミュージシャン、広告マンなどひとクセもふたクセもありそうな面々が集い、音楽と自然派ワイン、熱々のお好み...
地下は会員限定の秘密基地!港区の住宅街に潜むBARで、優越感に浸る
派手でなくてもいい、目立たなくてもいい。だが、自分たちの扱いは特別でありたい。この店の地下には、会員のみが使用できるVIPルームがある。 1Fはビジターでも使用可能だが、地下は選ばれた者のみの秘密空間。選民意識をくすぐるこの仕掛けが、優越感を刺激する。...
何故、彼らはそこに集うのか。 一体、あの交差点界隈に、何が潜んでいるというのか。 今回、月刊誌の舞台となるのは、西麻布を中心とした「港区」。 絶対...
3万本ものワインに囲まれて。ムードが盛り上がる、大人の隠れ家バー
大人の男ならば、行きつけと呼べる店を備えておくことも大事な嗜みの一つ。 「今日は行きつけの店に連れてくよ」と女性を誘い出すだけで、セクシーな自分を演出できるおすすめのワインバーがある。それは南青山の『ワインハウス 南青山』だ。...
地下に続く階段を降りた先は、広々とした空間にぎっしりとワインが並ぶ別世界! セラー内にはなんと3万本のワインが揃う、ワイン好きにとって天国のような場所がこちら。たとえワイン通でなくとも、経験豊富なソムリエに相談すれば、好みの1杯を提案してくれるはずだ。 料理のラインナップは、築地直送の鮮魚やフランス産のフォアグラといった高級食材を惜しみなく使用した1品料理のほか、ちょい飲みには最適な生ハム、チーズ、ピクルスなども揃い、目移り...
ヨーロッパの古城を思わす、艶やかな非日常空間に心酔
ヨーロッパの古城をイメージした空間に、オールドヴィンテージ、ビオ、国産を主軸とした約900種3000本が並ぶ二重の構造の巨大ワインセラー、眩いシャンデリア、なめらかなベルベットのソファ、上質なフードメニュー……etc.艶やかな非日常がオンパレードのワインバー。その一方で、美女につきものの愛犬の同伴OK!早く帰宅すべき理由はなにもない。...
炭焼コンフィとワインの人気店。気分がアガる極上の肉料理を堪能しよう
今夜は飲もう!と、旅先の夜の解放感を思い出しつつ2軒目へ。『マルザック』は炭焼コンフィとワインの店。超人気店ゆえ、実はあらかじめ予約していたが、正解だった。20時の店内はスタンディング席もお客で埋まって大盛況。 メインのつもりでオーダーした「牛イチボの炭火焼」は、赤身独特の噛みごたえがいい。黒板の「本日のグラスワイン」の中から選んだ赤ワインは値段に比して味わい深く、心地良く牛の脂を流してくれ、テンションが上がる。 ~O...
ワイン片手に寛ぎのひと時を。日常使いしたい六本木のワインバー
初めてて訪れた人でもきっと、なんだかほっと落ち着ける雰囲気。これが名店の円熟味か。ワインをこよなく愛するシェフ・長谷川優氏が、ソムリエである奥様とともに1994年に開いたのが『マルズバー』。 ワインに合うフレンチと、ドミグラスソースを添えたメンチカツやオムライスといった、ちょっぴりノスタルジーを誘う洋食メニュー。そして充実したワインのセレクトで、各界のうるさ方にも愛され続けているワインバーである。 おすすめのボトルワイ...
全10席のこじんまりとした店内で。デートを盛り上げる究極のペアリングに心酔
昨年10月にオープンした『ワインのばか』は、全10席のみのひっそりとした佇まいの店。店主の石渡氏は、まず美味しいワインを見つけ、次にその味を最大限に生かす料理を考えることが多い。例えば、ミネラルの強いグルナッシュ主体のワインに合わせたのは、低加水パスタを使用した牡蠣のパスタ。他の魚介では太刀打ちできない大地のパワーを、牡蠣の旨みがふわっと緩和し、ワインを優しく仕上げてくれる。...