季節により趣向を凝らした料理が味わえるのも『食堂とだか』の魅力のひとつ。 「和食をカジュアルに食べて欲しい」という店主・戸高雄平さんの想いから誕生した同店は、お客さんの笑顔が絶えることがなく、いつ訪れても元気をチャージできるスポットである。...
五反田駅から徒歩1分に位置するビルの地下一階に『食堂とだか』はある。平日であっても開店直後から続々とお客が集まり始め、1時間も経たないうちに満席に。 席につき、壁に掲げられたメニューを見ると、「いぶりがっこのポテサラ」や「胡麻豆腐とトマトの揚げ出し」、「甘納豆チーズタワー」など、どれも美味しそうな響きで迷う事は必至。...
何でも粉砕しそうなブレンダーがカウンターの一角に鎮座。内容を店主・戸高雄平さんに尋ねると「種を取っただけの丸ごとレモン。それから、レモン水と少しの塩」とニヤリ。オーダーが入るたびに、その原液とキンミヤ焼酎を合わせ、一杯を作っていく。 着想の源は調味料の塩レモン。使っていて、皮も入っていることに気付き、ならば、レモンサワーも「皮ごとで美味しいはず」と誕生。ツブツブした舌触りも快感だ。...
玲子が20代の時に勤めていた会社は、可愛い子が多いことで有名である。 「みんな可愛いくてオシャレな子ばかり。ただ会社に行くだけなのに気が抜けた服装は絶対に...
「主役はゲスト。ですから、できる限りさりげなく、レストランからの無言のお祝いとして、一輪のバラの花をプレゼントしています」と語るのは、オーナーシェフの岸田周三氏。 ...
白金にその産声をあげたのは12年前のこと。オープン当初から、新進気鋭の若手シェフとして食通たちの注視を浴びてきた岸田周三シェフ。5年前、独立と共に御殿山の...
ー1年前 その日は11月だというのにまるで春のような陽気だった。だが、藤田の気分は重い。 せっかく、予約の取れないことで有名な『カンテサン...
ウッディな北欧インテリアと、温かみのある照明。 店内は想像よりもずっと心地良い雰囲気で、カウンター席に案内されると、詩織の警戒心は自然と緩んだ。...
世間一般的には、三度のデートが男女が深い仲になるための試金石とされている。 三度のデートとは、すなわち2人で三度レストランに行くこと。 一度目...
大都市・東京と言う舞台を最大限に活かし、目を輝かせながら東京生活を謳歌する人がいる一方で、大都市の黒い波に呑まれて奈落の底に突き落とされる人もいる。 ...
「男は40代からが勝負」 精神的、また経済的にも豊かになる40代。血気盛んな40代はまだまだ多く、その余裕ある姿に憧れ、その男性が未婚か既婚かに...
女:「昨日『カンテサンス 』行ってきたんだけど、やっぱり素敵だよね。」 男:「今日のお食事会の中で、誰が一番可愛い?」 女:「そう言えば、...
<彼氏> 名前:浩一郎 年齢:39歳 職業:IT会社経営 推定年収:8千万 住まい:赤坂のタワーマンション 「知人の紹介を通じて知りあ...
8年連続でミシュラン3つ星を獲得し、食べログでも常に上位に位置する、日本フレンチの最高峰として名高い北品川の『カンテサンス』。 潔いほどに純白な山羊...
常に新鮮なセンスで、味覚と感性を楽しませてくれる『カンテサンス』。...
ーそんな素敵な早野夫妻。お気に入りのレストランを教えてください!ー 旦那さま: 閑静な広尾の住宅街にたたずむ一軒家レストラン『イルブッテロ』は...
予約受付は午前9時半から。まずはこの時間の連絡を心がけたい。もしすでに満席でも、ウェイティングリストに登録しておけば、キャンセルが出た時に電話をもらえる。...
あの“予約の取れない店”として名高い三ツ星フレンチ『カンテサンス』が2013年8月に御殿山に移転し、その人気がさらに高まっている。 スペシャリテの「...
あの“予約の取れない店”として名高い三ツ星フレンチ『カンテサンス』が、2013年8月末に、御殿山に移転オープンした。「実は以前から店内で気になる部分がたく...
潔いほどに純白な山羊乳のヴァバロアに合わせるのは、3種のオリーブオイル、フランス・ゲランド産の天然塩、食感にコントラストを与えるナッツと百合根。実にシンプ...
出逢いは多分、6年前のこと。小山薫堂さんが自身の会社「オレンジ・アンド・パートナーズ」を立ち上げた時と『カンテサンス』がオープンしたのは、ほぼ同時期。まだ...
~モツ好きの心をくすぐるユニークメニューが充実!~ 肉のなかでもモツ好きな“ホルモンヌ”を誘うのにぴったりなのが、五反田の『マルミチェ』。同じ五反田の『ホルモンまるみち』が手がける店とあって肉質の良さはお墨付きだが、その鮮度に加え、料理のコスパの高さも抜群。 名物の「シマチョウまつり赤ワインMISOソース」をはじめ、ホルモンガーリックライスなど、ユニークなメニューも多数。深夜まで営業しているので、時間を気にせず、ゆっく...
東京では、初デートの街を五反田にすると女の子から冷めた目で見られることもある。 だが、『おにやんま』のうどんに感動したことをきっかけに、五反田という街のディープさにすっかり虜になり、周囲へ五反田の良さを啓蒙し、“五反田ラバー”の布教活動に勤しむようになった男がいる。 雑誌編集者・健太(29歳)だ。気になる女性・加代をデートに誘い、『酒場 それがし』で楽しく飲んでいたが、気付けば自宅で一緒に朝を迎えていた。 気まず...
はまぐりの旨みを余すことなく味わうのなら「焼きはまぐりが一番!」。そう言いつつ、タドンの如き真っ黒な一品を手にしているのは、『ヌキテパ』の田辺年男シェフ。 貝が開いて中の汁がふきこぼれるのを防ぐため、ちょうつがいをはずして焼くのが田辺流。こうすることで貝の口は閉じたまま、旨みをとじこめ、蒸し焼きできるというわけだ。余熱で程よく火を入れたはまぐりは、開けた瞬間に広がる香気が見事。身を頰張れば、ジューシーな海のエキスがほとばしる...
水ぬるむこの季節、雛の節句を祝う御膳に欠かせぬ食材といえば蛤。ちょうつがいをはずすと、同じ貝同士でしか貝殻が合わないことから、夫婦円満の象徴と考えられ、良き伴侶との出会いを祈って蛤を用いるようになったのだとか。折しも、産卵期を夏に控えて身が最も太る春は、まさに旬。貝特有の旨み成分であるコハク酸を多く含む蛤の旨さを、古代の人々もよくわかっていたようで、縄文時代の貝塚から発掘される貝殻のおよそ8割が蛤なのだそうだ。...
―俺はただの「おしょくじがかり」か、それとも彼氏候補か……? 章吾は考えていた。 若菜から送られてきた「また五反田に行きたいな♡」というLINE。彼女がどんなスタンスでこれを送ってきたのか、章吾にわからなかった。 五反田を馬鹿にする若菜を驚かせたくて、とっておきの店『すし 岩澤』に連れて行ったばかりに「美味しいご飯を食べさせてくれる、おしょくじがかり」として認識されてしまったのか、それとも純粋に会いたいと思わ...
この眺めに若菜も機嫌を良くしたようで、輝くような笑顔がこぼれた。 ―すべて、計画通り。 若菜の笑顔を見て、章吾はもう一度確かな手ごたえを感じ、ついに今日のデートの真の目的地へと彼女を案内することにしたのだった。 連れて行ったのは『すし 岩澤』。章吾が初めて訪れた時、店主のこだわりに感動した店だ。 白酢と2種の赤酢、計3種を使い分けているシャリに、並々ならぬこだわりを感じる。握りと肴が交互に出されるスタイ...
店は住宅街の一角に忽然と現れる。八の字型でスエヒロガリのカウンターは開放的で、店に着くなり居心地の良さを実感する。「界隈に落ち着いた感じの鮨屋が少ないと思い、この場所に決めました」と語るのは店主の岩澤資之氏。 赤坂見附『すし匠 齋藤』などで計15年務め上げた後、今年になって独立した。「私の場合、スタートが遅かったんです」と語る。氏は元SE。学生時代にアルバイトで感じた鮨屋の楽しさが忘れられず、道を志したの...
東京では、初デートの街を五反田にすると女の子から冷めた目で見られることもある。 だが、おにやんんまのうどんに感動したことをきっかけに、五反田という街のディープさにすっかり虜になり、周囲へ五反田の良さを啓蒙し、“五反田ラバー”の布教活動に勤しむようになった男がいる。 雑誌編集者・健太(29歳)。気になる女性・加代を五反田に誘い、とっておきのデートプランを考えるも、「えっ、ここ、五反田だし」と五反田ではデートと思ってもらえ...
住所から割り出される地図上の場所は閑静な住宅街。そうと聞いてはいても「この一軒家で合っているのか?」と若干不安になるロケーションだ。出迎えられて中に上がっても、誰かの家を訪れたような雰囲気に、まだ半信半疑。メニューを渡され「やっぱりここはレストランだ」とようやく安堵。 料理は、おまかせコースのみ。前菜と一品料理、野菜の盛り合わせののち、牛鍋と〆、そしてデザートという構成なのだが、驚くべきは、コースの金額に飲み放題も含まれているこ...
・『Cafe & Bar「結庵」』 営業時間: 【月曜~金曜】ランチ 11:30~(L.O.14:30) ティータイム 14:30~(L.O.17:30) ディナー 17:30~(L.O.21:30) 【土曜・日曜・祝日】ランチ 11:30~(L.O.15:00) ティータイム 15:00~(L.O.17:00) ※土曜・日曜・祝日のディナーは20名様よりご予約を承りま...
大人の美食エリア「目黒」にまた一つ、デートからフォーマルな食事会まで使い勝手抜群のダイニングがオープンした! その名は『KANADE TERRACE』。ラグジュアリーホテルとしてリブランディングされた「ホテル雅叙園東京」内に誕生した新店だ。 こちらは和の食材を生かしたアメリカングリル料理がメイン。ランチ、ティータイム、ディナーそれぞれでこだわりのメニューが堪能でき、時間やシーンを選ばず思い思いに活用できそう。 ま...