『まんてん鮨 丸の内』のディナーメニューは「おまかせ」ただひとつ。ただしこれさえオーダーすれば後は目の前の板前さんに身を委ねるだけである。 寿司のコースと聞くと、数品の小鉢料理の後に寿司がセットで出てきて、最後に汁物、茶碗蒸し…というイメージだろう。しかし、同店の「おまかせ」は、寿司は一貫ずつ供され、おつまみ料理と交互に味わえるスタイルだ。 品数も信じられないほど多いが、最高のタイミングで交互におつまみと寿司を交互に食...
うにがこれでもかというほど乗った握りや、たっぷりのいくら丼、あわびはおつまみで頂ける。そんな豪華な握りとつまみのコースをたったの6,000円で味わえるなんて信じられない! この写真でもコースの一部だというのが驚き!満席にならない日はほぼ無いという『まんてん鮨 丸の内』の贅沢コースの全貌をお伝えしよう。...
「仕事にまつわる小物は大切にしたいので、靴は念入りに手入れしています。 仕事の疲れを吹き飛ばしてくれる、常に笑顔の女性が理想。」 ―出没スポット― ...
大輝が予約してくれたのは『アルカナ東京』だった。 店選びのセンスも良い上に、食事が始まってからもシャンパンやワインのセレクトも上手で感心していた。 そし...
食事の予約は『アルカナ東京』にした。 最初は皆スローペースで飲んでいたが、お酒が進むにつれ各々の好きなタイプや恋愛観の話になる。 「沙羅ち...
「さあ、貴之と奈緒さんのお家ですよ」 続いてお母さんも「そうそう」と付け足す。 「子ども部屋は3部屋なんだけど、足りるかしら」 奈緒...
こんにちは。奈々美(27)です。丸の内にある大手損害保険会社で、総合職で営業をしています。 最近、ある男性とお付き合いを始めました。 彼と...
美容と健康が共存する「体にやさしいフレンチ」を提供するお店。テラス席は、樹木を囲むように円卓が設けられている気持ちのいい空間だ。 こちらで特筆すべき...
―本当に噂どおりなのね。 陽菜はげんなりした気持ちで、手をふる。 平岡の勤める外資系コンサル会社には、待ち合わせ場所を自社ビルの下にする男...
【ジミー チュウを履く女】 名前:香織 年齢:32歳 職業:保険会社営業 勤務地:丸の内 住まい:四ツ谷 好きな店:『レゾナンス』『ア...
「では、ご唱和ください。ラグジュアリーな夜に……」 「乾杯!」 植木くんが掛け声をかけると、男性陣は一糸乱れぬ動作で一斉にグラスを傾けた。...
あれは、初デートだっただろうか。由衣夏のことは結構タイプだったので、気合いを入れて『アンティカ オステリア デル ポンテ 東京』を予約した。 すると案の定...
あれは初めてデートをした時のこと。拓人は『アンティカ オステリア デル ポンテ 東京』を予約してくれていた。 「こんな素敵なお店・・・嬉しい」 「特別な...
シンとした部屋で、みなみがおもちゃをガチャガチャと鳴らす音だけが妙に大きく響きます。 私がいつまでも答えないので、お義母さまは我慢できないといっ...
丸の内ビルディングの開業とともに、イタリア三ツ星レストランの東京支店として鳴り物入りで開店したのは『アンティカ オステリア デル ポンテ 東京』。 ...
ヴァージンロードを歩きながら、号泣している里帆を見て、かすみが思わずほほ笑んだ瞬間。 里帆の左隣に立ってこちらを見つめる彼が、視界に入った。 ...
名だたる名店が集まるのも、丸の内エリアならでは。特に「丸ビル」35階、36階のフロアは、ここぞというときに選びたいハイエンドなレストランがひしめく。 ...
世界中の美食家から賞賛を浴びるミラノのリストランテの東京店は、味もさることながら、その夜景に惹かれて足を運ぶカップルが後を絶たない。 特に奥の個室は...
夜景でトキメかせる作戦を実行するなら丸ビルの最上階にして、ミラノの最上級レストラン『アンティカ・オステリア・デル・ポンテ』で決まり。 世界中から姉妹...
【藤崎家・結婚3年目の事情】 妻:千紗 年齢:27歳 職業:専業主婦 夫:信之 年齢:33歳 職業:出版社勤務 「こんなはずじゃなかった。今は毎日、後悔ばかりしています」 金曜の午後。ザ・ペニンシュラ東京の『ザ・ロビー』では、宝石のごとく並べられたプチガトーを優雅な仕草で楽しむ淑女たちがあちこちにいる。 そんな女性たちを恨めしそうに眺めた後で、千紗はそっとティーカップを手繰り寄せた。そして...
銀座のバーに行った日から3日後。 私はザ・ペニンシュラ東京の『ザ・ロビー』で高貴と向かい合って座っていた。 しかし、高貴の様子がおかしい。先ほどからずっと無言なのだ。 約3週間ぶりの再会だというのに、弱々しい視線をテーブルの上に落とし、ぼんやりとした様子でナイフとフォークを動かしている。 「久しぶりだね。元気だった?」 私がそう尋ねても、返事はなかった。 「どうしたの?お仕事、大変なの…?」...
「あら、慎太郎さんからお話が行きましたか?」 慌てて希美子をペニンシュラ東京の『ザ・ロビー』へ呼び出すと、希美子は不気味な笑みを浮かべていた。 「絵美里ちゃんからは、よく食事会へ誘ってもらっています。でも、絵美里ちゃんが毎回私を食事会へ連れて行く理由は、自分でも分かっています。 —絵美里ちゃんの引き立て役。 それが、彼女が私に求めている役割なので」 絵美里が希美子を引き立て役と...
丸の内の専門商社で営業として働く由利は、現在婚活中である。 今日、由利はザ・ペニンシュラ東京の『ザ・ロビー』に向かっていた。 ◆ 由利は3年の大阪支社勤務を終え、この春から本社の課長代理になった。 27歳という異例の早さで出世を遂げたが、結婚相談所に登録してまで結婚しようとしているのは、すべて仕事のためである。 結婚したいし、子供も欲しいし、仕事もしたい。その比率は33︰33:...
「え?じゃあ、あおいも出版企画の候補なのね!」 ザ・ペニンシュラ東京の『ザ・ロビー』で、珠緒とあおいはスタイルブック企画の話で盛り上がっていた。...
前職で培った手腕を発揮し、立ち上げ以降みるみる知名度をあげ、売上を伸ばしていった。伊勢丹などの一流百貨店やバーニーズ、エストネーションでも取り扱われている、今勢いのあるブランドだ。 今後はアジアマーケットの開拓を狙っており、そこで海外営業のマネージャーとして愛子に話が来た、というわけだ。 突然の話に驚き戸惑っていると、翔太はにっこり笑って言った。 「気軽に会ってもらって、興味なければ断って...
日比谷駅直結の『ザ・ペニンシュラ東京』は、地下鉄のほかホテル前にバス停もあり、丸の内(無料シャトルバス利用可)や晴海方面からのアクセスも良い。...
『ザ・ペニンシュラ東京』の1Fロビー上にあるバルコニーが、1日1組限定でプライベートシートとしてキープできるのをご存じだろうか? それもこの席だけ、ペニンシュラオリジナルの紅茶が楽しめる通常のアフタヌーンティーのメニューに、シャンパンやワインのフリーフローが加わるという特権待遇だ。...
喧嘩して実家に逃げ帰ったことも、1度や2度ではありませんよ。 でもね、同じように働きながら結婚している友人たちと「妻会」を定期開催していて、気がついたんですよ。 「あれ、別に、みんな夫とそんなに仲が良いなわけじゃない…?」って。 メディアやSNS上は仲良し夫婦で溢れていますけど、現実はそうでもない夫婦なんて沢山いる。 彼女たちと話していると、「夫婦仲はよくあるべし」っていう固定観念から解...
「......英里、俺と結婚しよう」 ザ・ペニンシュラ東京の物陰に隠れ、サングラスと大きな帽子で顔を隠しながら兄と英里の様子を伺っていた瑠璃子は、1人興奮し、声を漏らさぬように息を弾ませた。 ―お兄ちゃん、よく言ったわ......! もちろん、二人の偶然の再会は瑠璃子が仕組んだことだが、兄は何も知らずに『ザ・ロビー』にやって来たのだ。(知っていて瑠璃子の策略に乗せられるほど、兄は素直な男で...
数日後の会社終わりの夕刻、英里はザ・ペニンシュラ東京の『ザ・ロビー』にて、気合いを入れて瑠璃子の到着を待った。 吾郎とはひどい喧嘩別れで終わってしまったから、未練のような気持ちが拭い去れないのは、もう正直に認めざるを得ない。 しかしそれも踏まえたうえで、自分は理解ある婚約者と前に進もうとしている。ブレることなく、そうはっきりと伝えなければならない。 英里は大きく深呼吸して背筋を伸ばし、気持...
ホテルの朝食ランキングがあれば、必ずや上位に顔を出すフレンチトースト。なかでも『ザ・ロビー』の一品は異彩を放つ。使用するのは、エグゼクティブ ペストリーシェフ特製のバナナブレッド。ひと晩乾燥させてから、じっくりと卵液につけ込み焼き上げる。 添えられるのは、キャラメリゼしたモンキーバナナとスイートマスカルポーネクリーム、数種のドライチェリー。贅沢感のみならず、食べ応えも十分。ゲストが一日の始まりにバランス良...
「ああ、そういえば、結婚するわ」 いつものけだるい口調でサトコが言った。 「えー!」 珍しく甲高い声で叫ぶエレナ。となりでお茶をしていた和装の老婦人に睨まれ、あわてて声を潜める。 日曜日の午後3時、『ザ・ロビー』。ペニンシュラ東京の1階にあるこのラウンジは、人の行き来が多く通路と座席との距離も近い。それが落ち着かないという人もいるだろうが、エレナとサトコは敢えて通路近くの席に座り、人...
花見散歩で心地よい疲れが感じられたら、このアフタヌーンティーで心身共にリフレッシュ! 桜リキュールに漬けたチェリー入りのスコーンや桜のマドレーヌをはじめ、苺のタルトや白苺のムース、旬の食材を使用したフィンガーサンドイッチやラップロールなど、春を連想させる美しい色合いのメニューを伝統的な3段のティースタンドに盛り付けたアフタヌーンティーセットだ。 優雅な生演奏が流れるロビーで、ペニンシュラオリジナルの...
定番の具材にアボカドを入れることでまろやかさとコクを演出。 ゆっくり香りを移したニンニクのコンフィを加えたマヨネーズなど、各素材にも手間暇かけている。スリムで食べやすい上品なサイズ。¥2,400。...
『ザ・ロビー』では、8月31日まで“サマースイーツトリート”と称し10種の夏スイーツを提供中。プリン・ア・ラ・モード(¥2,200/7月のみ)やソーダフロート(¥1,200)など、子供のころの夏休みを思い出すような懐かしいメニューが揃う。素朴なメニューにして、生クリームやフルーツソースの味はさすがのホテルクオリティ。大人の舌に合い、思わずパフェにシャンパンを合わせたくもなる。写真のパパイヤ・ア・ラ・モード(¥2...
『ザ・ペニンシュラ東京』の1Fロビー上にあるバルコニーが、1日1組限定でプライベートシートとしてキープできるのをご存じだろうか? それもこの席だけ、通常のアフタヌーンティーのメニューにシャンパンのフリーフローが加わるという特権待遇だ。向かいにあるもうひとつのバルコニーでは生演奏が行われ、目下にはロビーを利用する多くのゲストたち。2F『ヘイフンテラス』にある隠し扉からしか入れない導線もいいサプライズとなり、優越感...
ベーコンかサーモンかはお好みで。イングリッシュマフィン、ポーチドエッグ、オランデーズソースとシンプル。写真はロースのベーコンを使用。エッグベネディクトオランデーズソースカナディアンベーコンまたはスモークサーモンとともに¥2,100...
「ねぇ…いい雰囲気だけど恋人未満の彼にクリスマスプレゼントをあげるとしたら、何がいいと思う?」 ビジネスマンやOLたちで賑わう、金曜夜の丸の内。 新丸ビルの『MAISON BARSAC』にて、人生の一大事かのごとく真剣な面持ちを浮かべる女性がいた。 橋口舞。損害保険会社の丸の内本社で働く32歳だ。 「イケてるハイスペ男子に贈る、重くないけど気の利いたプレゼントってなんだろう…? まだ付き合ってるわ...
東京駅において、丸の内側の赤レンガ駅舎の圧倒的な存在感は、どこまでもフォトジェニックで我々を魅了してやまない。『MAISON BARSAC』は、そんな赤レンガ駅舎を一望する新丸ビル5階に、2017年7月にオープンしたばかりの新店だ。 天井が高く、カジュアルとエレガントが混在するフレンチモダンな内装は、窓ガラスに広がる駅舎と溶け合い、抜群の雰囲気を醸し出す。女心をくすぐる、丸の内の新名所として覚えておきたい。...
クリスマス前の週末。 舞は朝から半身浴をし、いつもの3倍の時間をかけてメイクし、この日のために新調したワンピースを着て、待ち合わせの有楽町へ降り立った。 手にはもちろん、用意しておいたプレゼントをさりげなく持っている。 間もなく到着した健斗は、舞を見つけると甘い笑顔で手を振った。 健斗はこの日のディナーに、丸ビル35階にある『Sens & Saveurs』を予約してくれている。二人が有楽町で待ち合わせをした...
それから半年後。 「川口さん、書類出来てる?」 担当弁護士に尋ねられ、春香は慣れた手つきで書類を揃えて渡す。 「ありがとう!いつも助かるよ」 裁判所に向かう弁護士の背中を見送りながら、ホッと一息ついた春香の肩を、事務長が軽く叩いた。 「最近よく頑張ってるじゃない」 この半年間、春香はまるで人が変わったように仕事に没頭している。 きっかけは、仕事から逃げ出したくて祐也に依存していた自分の...
『サンス・エ・サヴール』に人は何を求めて通うのか。それは安定でなく、刺激なのだろう。 「海と大地を表現した皿です」と鴨田猛料理長が話すのは、この日に供された前菜。 ぽってり丸みを帯びた白イカの周りに、フォアグラやジャガイモのニョッキ、大黒ホンシメジを整然と。ゴボウは素揚げのほか、ピュレにも使われ、イカを支える土台になっている。 ナイフを入れた瞬間、イカの身から溢れ出すのはカポナータ。ズッキーニ...
朝のオフィスで、有希は熱心にインターネットを検索していた。 今日は、先日の完全紹介制パーティーで出会った康孝とのランチの日。 「ディナーに行くまでの女性かは分からないが、興味はあります」程度で気軽に誘えるランチは、いくつかの話題をなぞっているうちに終了してしまうことが多い。 たった45分から1時間の短い時間しか過ごさないランチは、「楽しかった」と思わせるのが難しく、誘う難易度に比べて次につ...
今日の会場は、港区を少し離れた丸ビルの中にある『サンス・エ・サヴール』。バー・カウンター奥にある個室は、丸の内エリアの夜景を見渡すことができ、出会いの場としては抜群の雰囲気だ。 「名刺交換させていただいて良いですか。」 最初に有希に名乗りをあげてきたのが、外資系弁護事務所の隆志だった。「3人で来ていたうちの1人」の次は名刺交換での印象付けだ。 名刺から読み取れる情報は「会社名」、「役職」そして...
「実は、毎年期間限定で開催しているタイアップキャンペーンがとても楽しみで。丸ビル35、36Fの参加店舗でお得なコースが用意されるので、普段行くには少し高級なお店を狙って行くんです」とコッソリ教えてくれた町田さん。 この『サンス・エ・サヴール』にも、今年のキャンペーン中に同僚と訪れたそう。本店は、南仏・モンペリエの『ル・ジャルダン・デ・サンス』。 モダン・キュイジーヌの先駆的なグランメゾンだ。ここ東京...
世界中の美食家を魅了し続ける南仏・モンペリエ『ル・ジャルダン・デ・サンス』の東京店。店名はフランス語で五感の追求を意味する。 モダン・キュイジーヌの先駆者プルセル兄弟の下で研鑽を積んだ鴨田猛シェフにも、その精神は受け継がれている。陸と海の食材をひと皿にのせる「テール・エ・メール(大地と海)」の手法もそのひとつ。...
ご主人との出会いは、5年前に遡ると言う。 先述した通り、丸の内の歯科医院で衛生士として働いていた時に患者としてやって来たのが、久志さんだった。 「最初は、本当に眼中になくて。だって、顔が全然タイプじゃなかったから(笑)」 当時、彼女は流行りの塩顔系の“イケメン”彼氏と交際中。彼は身長も180cm近くあり、とにかく全てがタイプだったそうだ。 しかしその彼は全く結婚願望がなく、28歳だった麻衣子さんは非常に焦っ...
東京の政治経済や文化の中心として発展し続ける丸の内。目と鼻の先には皇居が鎮座するこの地には、ほかのエリアとは異なる独特の品格が漂う。その一角に、日本屈指のグランメゾン『アピシウス』はある。...
「いいなぁ。」 本心から羨ましくなり、真希は思わずため息をついてしまう。自分よりも1年早く結婚したというのに、美香の夫はいつもこうして彼女を甘やかしてくれているのだ。 この旅行以外にも、美香のInstagramには“お誕生日に、バラの花束を持って帰ってきてくれました!”とか、“ディナーは『アピシウス』で贅沢なひと時。ステキな旦那様に恵まれて、私は本当にラッキーです♥”のような、夫から溺愛されてい...
「今日は、お仕事お休みなんですか?」 ジャケットは羽織っているものの、かっちりしたスーツではなく、どちらかと言うとスマートカジュアルな装いの知之さんに、そう聞いた。 「開業医だから。基本的に時間外は診察しないし、勤務医と違って比較的自由に働けるんだ。」 「そうなんですね!開業医なんて、すごいですね。」 ここで、私は自分の仕事のことを聞かれると思っていた。普通自分のことを聞かれたら、相...
「今日は、お仕事お休みなんですか?」 グラスシャンパンを飲みながら、僕たちのデートは始まった。 「開業医だから。基本的に時間外は診察しないし、勤務医と違って比較的自由に働けるんだ。」 「そうなんですね!開業医なんて、すごいですね。」 「そんな、全くすごくないよ。父親が医者だったから、その他の選択肢がなかっただけの話で。」 僕の家は、代々医者の家系である。弟も医者になったし、僕た...
ここ丸の内には、東京、否、日本屈指のグランドメゾンがある。その名は『アピシウス』。1983年に生まれた同店は、以降フランス料理界を牽引するレストランとして君臨してきた。 一体何が、『アピシウス』を一流たらしめているのか。その歴史と現在とを、じっくりと紐解いてみよう。さて、開店35年目に突入した『アピシウス』を切り盛りするチームを率いるのは、三代目料理長・岩元学氏。83年のオープン時に入社以来、高橋徳男シェ...
真美のもう一つのアカウント(裏アカ)を見せてもらうと、かなり値の張る高級店の写真ばかりがずらりと並んでいる。 『しのはら』『アピシウス』『虎白』『かんだ』に『スガラボ』『CHIUnE』...下手な港区おじさん達も真っ青の豪華なラインナップだ。...
男性から食事に誘われたら、必ずこう答える女がいる。 「メニューによります」 男をレストラン偏差値で査定する、高飛車美女ひな子が、中途半端なレストランに赴くことは決してない。 彼女に選ばれし男たちは、高飛車に肥えた彼女の舌を唸らせるべく、東京中の美食をめぐり、試行錯誤を繰り返す。 最近は、セレブ王子・久保と『Naveno-Ism』、『茶禅華』での2on2、M気質な港区おじさんジュニアとの『...
「いやぁ......。何の前触れもなくコラーゲンをリクエストするひな子先生、流石としか言えません。それにしても、今日も一段とお美しい」 古典的なラグジュアリー感漂う老舗グランメゾン『アピシウス』の待合室に現れた増林(通称:マッスー)は、YOKO CHANのベージュのミニワンピを着たひな子に、遠慮がちな視線を向ける。 きっと、マノロブラニクのレースアップパンプスで飾った、ひな子自慢の生足への目のや...
柳「つまり、彼女を落とせるワインですか?」 ――ずばり言うとそうですね。 柳「しかし、妻帯者の私に聞いてどうするって感じの質問ですが」 ――おそらく柳さんもお若い時は、ワインで女性を口説かれていたのではないかと思いまして。 柳「若い時はお金がなかったから、ワインで女性を口説く発想はなかったですね。稼げるようになった頃は、すでに今の家内とつき合ってたし」 ――ということは、奥様を落と...
英一郎に連れてこられた『Crony』は、実は詩織がずっと気になっていたレストランだった。 『アピシウス』や『カンテサンス』などの名店出身者たちが去年12月にオープンしたばかりの店で、約250種類の豊富なワインの品ぞろえの評判も、噂に聞いていたのだ。...
全盛期のフランス宮廷文化を感じられる店で、クラシックでありながら進化する料理、ワインのラインナップの素晴らしさ、サービスマンの厚み、これぞグランメゾンの筆頭といえる『アピシウス』。 舌でも語られる、生命力の強さを澄んだスープに凝縮された「小笠原母島の青海亀のコンソメスープ シェリー酒風味」は、ここ『アピシウス』のスペシャリテである。ぜひ特別な日に大切な人と最高のグランメゾンという夢の世界を感じて欲しい。...
◆ 「翔太さんって、いつもこんなグランメゾン系のお店でお食事されてるんですかぁ〜?こんなレストラン、久々に来たかも...」 前回のドライブデートで、優子が完全に落ちたのは手にとるように分かったが、その反応の続きを見たくて今日は食事に誘ってみた。 『アピシウス』は元々好きな店で何度も来ているが、改めて重厚感と気品が溢れる店内を見渡してみる。やっぱり、良いレストランに連れて行けるセンスと財力が...
世間一般的には花形といわれる「年収1,000万円」。 平成26年度の民間給与実態統計調査(出典:年収ラボ)によると、年収1,000万円越えは日本の労働人口の4.1%。30代以下に限定するともっと比率は下がり、40,50代になると徐々に比率は上がるだろう。 年収1,000万円プレイヤーはどのようなライフスタイルを送っているのだろうか。世間が思うような夢の暮らしなのか、それとも……? これまでに独...
麻奈:フレンチなら最近は目新しさより王道が気分だな。『シェ・イノ』とか、『アピシウス』とかやっぱり歴史を感じるというか存在そのものにも価値があって、味わいも今の自分にはむしろ新鮮。同じフレンチでも別次元というかフレンチ食べてるんだって気持ちになる。古典があってこその現代風だし。 由美:デートに王道フレンチを選んでくれたら本物を知ってる気がしてドキッとするかも。最近はいつか行けたらいいなって敢えて選択肢...
美術館のように名画に囲まれた空間の中で、美食と芸術に満ち溢れたひとときを過ごせる、有楽町の老舗高級フレンチ。 今回『アピシウス』が提供するカレーは、岩手県産単角牛を使ったメンチカツを乗せた「短角牛のメンチカツカレー」。 ■店舗概要 名称:アピシウス 住所:千代田区有楽町 1-9-4 蚕糸会館ビル B1F 電話:03-3214-1361...
『アピシウス』は小澤氏の原点でもある。 レストラン業界に入る時、どうせならトップのお店で働きたいと『アピシウス』の門を叩いた。ここは入った瞬間から現実の中の非現実を感じることができる数少ないお店だそうだ。 「ディズニーランドって現実だけれど夢の世界に没頭できますよね。本当にプロフェッショナルを感じます。ある意味、それに近いイメージ」 全盛期のフランス宮廷文化を感じられる店で、クラシックでありな...
フレンチならば、リヨンの郷土料理であるクネル。 繊維質で臭みのある川魚をいかに旨く食すか、長年人々が探求した結果が皿にのる。...
創業30年以上のグランメゾン『アピシウス』。3代目にあたる現シェフ・岩元 学氏は、83年に入店。以後スーシェフ、そして2008年にシェフに就任。長年携わってきた『アピシウス』伝統の皿を守りつつ、自身の持ち味を発揮した新たな料理も創出している。 たとえば、写真の鮎を使ったひと皿。プロヴァンスなど南仏でポピュラーな、バジルを使った「ピストーソース」と、鮎の風味を凝縮させたソースや自家製のレザンオイル、ペッパー...
今年4月、めでたく創業30周年を迎えた『アピシウス』。オーセンティックなフランス料理と、贅を尽くした内装や調度品、そしてハイレベルなサービスの三拍子が揃った名店として、揺るぎない評価を得ている。 3代目にあたる現シェフ・岩元 学氏は、83年に入店。以後スーシェフ、そして2008年にシェフに就任。長年携わってきた『アピシウス』伝統の皿を守りつつ、自身の持ち味を発揮した新たな料理も創出している。 たとえば、左上...
時折、気になっていたのだ。オーガニックだのなんだのと言われているこのご時世に、ケミカルなものを肌に塗って出かけていいのかと。だって身体はそこかしこが食べ物だから、唇が吸ったそれらは胃の腑に落ちる。それで病気になった色男はいないけど、食の安心・安全を気にするならこれは失態かと。 ならば内から肌を輝かせるより他ないわけで、向かうは有楽町『アピシウス』、注文すべきは「海亀のコンソメスープ」だ。東京都漁業調整規則にの...
地上の入口はさり気なく、ダイニングフロアである7Fでエレベーターを降りても、豪奢なラウンジが現れるわけでもない。むしろ廊下にはお忍び感が漂っている。 それが、『モティーフ レストラン&バー』に入った瞬間、抜群にセンスのいい空間に高揚する。例えるなら、建築やアートを愛するデザイナーのリビングのような趣だ。 さらに面白いのが、そんな洗練空間の背景が、さまざまな電車が行き交う線路やプラットフォームだということ。 ベスト...
決戦の日。 フォーシーズンズホテルにある『モティーフ レストラン&バー(ザ・リビングルーム)』の店内に入ると、通された席にはすでに拓斗が座っていた。...
東京駅に地下直結するフォーシーズンズホテル丸の内 東京の『モティーフ レストラン アンド バー』。その立地を最大に生かす特等席がこのコーナー席。日本一のプラットホーム数がある東京駅を眼下に、新幹線・電車が絶えず行き交う夜景は、電車好きじゃなくても夢中になってしまうかも。 集う人は圧倒的に近隣のビジネスマンが多く、つまりは客層がいい!さらに彼らはこのバーを仕事の打ち合わせや顔合わせによく利用している。 丸...
大理石のカウンターが印象的なバーは、“ザ・リビングルーム”。名のとおり、ひとりで訪れて、家にいるかのように寛いで過ごす客もよく見られる。 毎週月曜は70's、火水は80'sナイトとして懐かしの曲を流すのも好評。...
フォーシーズンズホテル丸の内 東京の7階にあるフレンチ。開放感のある店内の雰囲気と、大きなガラス窓からの眺望は本当に素晴らしい!デートの雰囲気を後押ししてくれます。...
「皐月は昔から、無い物ねだりが好きなだけよ」 優子には、ホテル内の『MOTIF RESTAURANT & BAR』でアフタヌーンティーに付き合ってもらうことにした。 「ああでもない、こうでもないって、いつも必要以上に悩むじゃない。ある意味、欲深い女よね」 彩り鮮やかで可愛らしいスイーツをつまみながら、優子はいつもの調子で、歯に衣着せず物を言う。 しかし、やけに人恋しくなっていた私にと...
優しいピンクのヴァラリボンのボトル「シニョリーナ イン フィオーレ」。春のそよ風にのって舞い降りる、花々のフレッシュでロマンティックな香りをイメージした新フレグランスだ。 このたび、女性支持率の高い『MOTIF RESTAURANT & BAR』が、フレグランスの華やかな世界観をアフタヌーンティーで表現。 気の置けない女友達との楽しいひと時に最適なことは言うまでもないが、今日5/14(日)は母の日!...
昨年、リニューアルをした『MOTIF』のバーエリアでは、見ためも愛らしいミニバーガー(3種・¥3,000。税サ別)を用意。 チェダーチーズや大葉をはさんだフィレオフィッシュに定番の和牛バーガーのミニバージョン、海苔との組み合わせに芸の細かさを感じる照り焼きチキンをオリジナルカクテルやグラスワインに合わせれば、デート“バー”ガーも、オトナ気分で楽しめそう。...
泡酒のフリーフローは数あれど、『MOTIF RESTAURANT&BAR』のそれは、料理のセンスが一線を画す。浅野裕之ヘッドシェフが提供するのは、前菜盛り合わせに魚料理と肉料理の3品で、すべて旬を意識。これに、シャンパンを含む約20種のドリンクのフリーフローがつく。 テーマは「飲むペースがあがるもの」と言い、味の強さではなく華やかさに気分が上がりシャンパンが進む。東京駅を望む眺望に、気鋭の建築家アンドレ・...
7階のレストランから望む、東京駅、丸の内ビル群、有楽町エリア、東京タワーまで270度のビューは圧巻。東海道新幹線や在来線の往来も間近に楽しめ、流れ星のように光るライトが幻想的な夜を演出してくれる。 北海道ミシュラン3ツ星に輝く『モリエール』のオーナーシェフ・中道博氏をアドバイザーに迎え、北海道の食材などを使った滋味深いフレンチを提供。この時期はジビエも人気だとか。...
東京駅に地下直結する『フォーシーズンズホテル丸の内 東京』が、4月に7Fのダイニングエリアを全面改装。『モティーフ レストラン アンド バー』として生まれ変わった店に、その立地を最大に生かす新たな特等席が誕生した。 それが、こちらのコーナー席。実は以前は壁で塞がれていた場所で、この90度の見晴らしは今回初めて設置されたもの。全面たちおとしの窓からは日本一プラットホームの数が多い東京駅を一望し、夜になれば発...
奥にあるレストランへの通り道にもなっており、ある意味廊下のようだが侮れないバーである。圧倒的に近隣のビジネスマンが多く、それはつまり客層がいい。さらに彼らはこのバーを仕事の打ち合わせや顔合わせによく利用している。 丸の内周辺にホテル数あれど、ここが最も丸の内らしい大人で知的な雰囲気に満ちているだろう。夕方頃はその雰囲気に魅せられた女性同士の客も多い。 窓側の席からは日本一プラットホームの数が多い東京...
『ekki BAR & GRILL』では、宿泊客はもちろん、ウォークインのゲストの朝食利用率も高く、ブレックファスト専門の犬飼聡シェフが朝に相応しいメニューの提案をしてくれる。 例えばパンプディングのように滑らかな「フレンチトースト」。専用のレーズンブレッドを1度冷凍させ、片面1日、計2日かけて濃厚なソースをしっかり染み込ませている。アーモンドクリームをかけて焼き上げた表面はカリカリで、中身はとろり。しっかり...
優子からLINEをもらったのは、仲良くなってから半年くらい経った時だった。 —颯太さん。相談があるんですが、今度の金曜の夜空いてますか? このLINEを見て、僕はすぐにわかった。きっと二人きりでの食事を意味しているのだろう、と。 —もちろん!大丈夫?何か食べたい物&都合の良いエリアがあれば言ってね。 こう返信を打ちながら、どうしようかと考える。 —何でもどこでも嬉しいです! 優子からの返信に...
そんな淡い恋心を抱き続けていたものの、私は“彼の迷惑になるかも”と思い、何も行動できずにいた。 しかし、同僚の香奈に相談したのがキッカケで後押しをされ、思い切って自分から誘ってみることにした。 —颯太さん。相談があるんですが、今度の金曜の夜空いてますか? 緊張しながら送ったLINEに、彼はすぐに返事をくれた。 —もちろん!大丈夫?何か食べたい物&都合の良いエリアがあれば言ってね。 —何でもどこでも...
実は鉄平が焦りを募らせる相手は、瑛士だけではない。 先輩からも可愛がられ、「若手の中で頭ひとつ飛び抜けている」と信じていた自分が、実はもう若手とは言えない年齢になっているのだと気付かされる出来事が最近あった。 26歳の帰国子女がぐんぐん頭角を現してきたのだ。 「どうせ、親の七光りだろう」 彼の父親はそこそこ名の知れた企業の社長だ。親の七光りで入社した、英語しかできない男だと思っていた彼が...
以前から彼女と頻繁に訪れているお気に入りのレストラン。8月のリニューアル後も店内の雰囲気の良さは変わらず、更にリーズナブルになったのが嬉しいです。...
ディナーのおすすめは『レゾナンス』です。最近はリニューアルをして、雰囲気の良さはそのままに、以前より価格はリーズナブルに。 私の職場から眺める、仲通りのイルミネーションはとても綺麗。冬の残業も元気が出ます。...
約束の日、お客さんとその同僚がすでに席に着いていた。同僚の方がイケメンだった。 「こんなに美味しいお肉初めて食べました!」 実はここ3回めだけれど、ここはそう答えておく。皿ごとオーブンで焼きあげた熱々のステーキをみんなでシェアしたら妙な一体感も芽生えた。 会は盛り上がり、次は4:4の拡大バージョンでお食事会をすることになった。 私とイケメンの彼が幹事になって、場所はリニューアルしたばかり...
「そうなんですね、私たちも大手町ですよ♡」 大手町に本社を置く大手IT企業で働く男性たちを前に、優子が甘えるような声を出した。 場所は丸の内の『レゾナンス』ここに、男女3対3でテーブルに向かい合い、食事会がスタートした。 互いに探り合うようにして始まった会だが、食事と会話が進むにつれ打ち解けてきた。そして皆が盛り上がる中、美緒は男性の一人からある言葉を言われた。 「美緒ちゃん、なんか...
いつの時代も、靴が女性を素敵な場所へと誘う。 どんな靴を履くのか。そこに女性の今後の人生に対する、強い意思が宿る。 2017年の東京を歩きゆく女たち。 彼女たちは、人生のパートナーとして、どのブランドの靴を選ぶのか。 靴と東京と私。靴なしでは、女の人生は語れない。...
ダイナミックなオープンキッチンで調理される、気取らず美味しい、普段使いができるフランス料理店。 K「森田恭通さんが内装を手がけていて、天井が高くてインテリアがかわいい。お洒落のしがいがあります。」...
「明子ちゃん、こっちよ」 大きな声でこちらを呼ぶのは、インテリア雑誌の副編集長である妙子さん。 妙子さんとは、友人を介して我が家のインテリアを取材してくれた縁で知り合いました。それ以来不思議と気が合って、時々こうして飲みに行くのです。 ザ・ペニンシュラ東京の『ピーター バー』のソファ席で自慢の脚を組む妙子さんは、相も変わらず39歳とは思えぬ若さでした。...
毎年好評のステーキ&グリル『Peter』のバレンタインディナーは、今年も食材がハイレベル。 久米島産車エビによる前菜、旬のアンコウを使用したサルティンボッカ、国産牛テンダーロインのステーキなど、美しい料理が3皿続く。 そして最後にいちごの王様、あまおうのデザートが登場する。 【バレンタインディナー概要】 価格:グラスのロゼシャンパン付 ひとり¥14,000/食事のみ ひとり¥11,000(ともに税サ別) 提供...
名前:浩子 年齢:35歳 職業:ジュエリーデザイナー 年収:540万 結婚歴:5年 前夫の年齢と職業:37歳・大手建設会社勤務 3年ほど前に離婚した浩子。 自らがデザインしたというジュエリーを目立たせるような、シックな黒の装いで『ピーター バー』に現れた。 「前夫・真人との結婚生活は、トータルで5年でした。7年を越えたら夫婦は安泰、と言いますが、その安泰期に入る前に離婚してし...
それは、紗弓が会社の先輩と『ピーター バー』で飲んでいる時に、急に脳内に閃いた考えだった。...
バーで飲んでいるときに、あまり料金のことを気にしたくはないが、それでもやはり気になってしまうのが、人の心情というもの。 そういうとき、積極的に利用したいのがフリーフローやハッピーアワーといったシステム。『ザ・ペニンシュラ東京』の『Peter』も日曜〜木曜限定でハッピーアワーが開催されており、注目すべきはその料金システム。 スパークリングワインをはじめ、オリジナルカクテル、スタンダードカクテルなどが8...
「またまたぁ。何をおっしゃいますか。僕の知っている男性の中で、陽介先輩以上にモテる人には、未だに会ったことがありませんよ」 容姿端麗、高収入。そして性格も良い。 昔はかなり派手に遊んでいた印象があるが、それはもう過去のこと。年齢が良い味になっており、龍平からすると陽介が口説いて説き伏せられない女性なんていないイメージがある。 「龍平は、口が上手いな」 そう言いながらもふっとニヒルに笑う陽...
デザインにおいて、東京一の夜遊び系である。聞けば納得、デザイナーは『W Hotels』も手がけるヤブ・プッシェルバーグ。 パープルの照明やデコラティブなシルバーのツリーによる内装は、アジアの暑い国の都市にあるクラブラウンジのよう。イコール、欧米人好みする場所であり、女性客も海外経験を匂わす美女がちらほら。 週末になるとカウンターはスタンディング状態で、それがまたバーの内装にハマり夜遊びムードは全開に...
仕事を終えた私と恭子は、ザ・ペニンシュラ東京内のバー『ピーター』で、カクテルを口にし、一息つく。 「それにしても、あの男には一本取られたわね」 恭子の顔が怒りに満ちている。 「この間食事に行った時に、うちの社販のことを根掘り葉掘り聞いてきて、何か怪しい人だとは思っていたのよ」 いつも冷静な恭子が憤慨している。私は、さっき自分も動揺したことはすっかり忘れて呟いた。 「恭子でも、男...
その名も“Peter スタイルフライドポテト”は枡に入っておりインパクト抜群。味はケイジャンまたはガーリックソルトから選べる。細め、味もしっかりめで、ついついカクテルが進む。軽食のサイドディッシュとしても最適。¥1,300(サ別)...
カナダのデザインチーム、ヤブ・プッツェルバーグが手がけた、木とスチールを組み合わせたインテリアは、東京のバーのなかでもお洒落度は群を抜く。 室内はパープルを基調に、ラグジュアリーな施しをまとまったデザインは、大人のクリスマス気分を高揚させてくれること間違いない。 冬にして、まるでアジアの暑い国の都市にあるクラブラウンジにいるような気分で、楽しい時間を過ごすことができる。...
ザ・ペニンシュラ東京 Peterバー ・住所:東京都千代田区有楽町1-8-1 24F ・営業時間:12:00 - 24:00 (日-木)/12:00 - 25:00 (金・土) ・電話番号:03-6270-2763...
窓の外にはきらびやかな銀座の街並みや皇居外苑、日比谷公園が広がる。東京を象徴する景色を一望にできる店内は、メタリックな輝きのオブジェがひと際目立つクールモダンな空間だ。 国産ウイスキーを豊富に揃え、中にはプレミアムクラスのボトルも。ここでしか飲めないジャスミンティーの香り漂うペニンシュラ・ハイボールは、さわやかな味わいが癖になる。...
『ザ・ペニンシュラ東京』の最上階24階に位置するバー。 直通エレベーターで到着すると、ヤブ・プッシェルバーグが手がけたコンテンポラリーな世界が広がり、非日常的な空間でホテルクオリティのカクテルとサービスを味わえる。 日比谷・銀座・汐留方面の高層ビル群やお台場の夜景を見渡せるので、デートにも絶好のロケーション。オリジナルのPeterビールやペニンシュラオリジナルのシャンパンもぜひ。...
『Peter バー』では、“春”からインスピレーションを得た3種類のオリジナルカクテルであなたをおもてなし。華やかな味わいや香りを楽しめば、よりいっそう春の訪れが感じられることだろう。 デザートのようなカクテルから、日本酒を使用したものなど、女性のテンションが上がりそうなラインナップとなっている。昼間から夜まで開いているので、夜桜デートの前にも後にも便利に活用できそうだ♪ ・------------...
ザ・ペニンシュラ東京のコンテンポラリーな世界が広がる『Peter バー』では、元旦より1カ月間限定でオリジナルカクテルを3種類ラインアップ。 写真右から、泉橋酒造の日本酒を使った「ひれ酒」。オリジナルの梅酒にコリアンダー風味のグリーンティーソーダなどを加えた「オリエンタルフィズ」。アマレットに京番茶のビターズなどをプラスした「ザ・レガシー・オブ・京都」。 正月はこたつに日本酒もいいけど、2016年は大切...
その名も“Peter スタイルフライドポテト”は枡に入ってインパクト抜群。味はケイジャンまたはガーリックソルトから選ぶことができる。 ポテトは細めで、味もうすらぼけたところがなくて舌にどっしりと立ち上がる味だ。なので、ついついお酒が進んでしまう。軽食のサイドディッシュとしても最適。...
デザインにおいて、東京一の夜遊び系である。聞けば納得、デザイナーは『W Hotels』も手がけるヤブ・プッシェルバーグ。パープルの照明やデコラティブなシルバーのツリーによる内装は、アジアの暑い国の都市にあるクラブラウンジのよう。 イコール、欧米人好みする場所であり、女性客も海外経験を匂わす美女がちらほら。週末になるとカウンターはスタンディング状態で、それがまたバーの内装にハマり夜遊びムードは全開に。立てば...
今年の夏は浴衣を着て、ザ・ペニンシュラ東京の『Peterバー』に足を運びたい。 夏気分を盛り上げてくれる『Peterバー』オリジナルのカクテルが7月と8月の金曜・土曜限定で登場!お祭りを連想させるラムネを使ったカクテルやパステルカラーのタピオカを浴衣の柄に見立てた可愛らしいトロピカルカクテル、スイカリキュールやリモンチェッロ、レモンジュースを使用した爽快なフローズンカクテルの3種。遊び心を感じるこれらのカ...
まさかホテルのバーでカキ氷!?と驚いてしまうのが、こちらのカキ氷カクテル。ブルーハワイ、マイタイ、シンガポールスリングの3種(各¥2,000)があり、山盛りの氷に別添えのリキュールをかけ、まさにカキ氷を食べるようにカクテルを味わうのだ。例えばブルーハワイには、バカルディホワイトにブルーキュラソー、パイナップルジュースなどが入り、南国な風味がするのも夏らしい。そして氷の下のブルーシロップとよくかき混ぜれば、懐かし...
前回の食事で、彰人に対してすでに“何だかなぁ・・・”という微妙な感情を抱いていたが、2度目の食事が決定打となった。彼の本性が、ついに露呈したのだ。 前回話した店『BREEZE OF TOKYO』を予約してくれていた彰人。しかし素敵なお店に入った途端に、私は彼のKYさに少し驚く。 前回いたはずの、彰人の友達がいなかったからだ。...
皆での食事は、香織が行きたいと言っていた『BREEZE OF TOKYO』にした。仕事後の約束時間に店へ行くと既に瑞穂は席に着いており、少し遅れて香織がやってきた。 「今日、男性は彰人さんお一人なんですね。両手に花じゃないですか〜」 もう一人、前の会にいた男友達を誘っても良かったのだが、女性陣は二人とも仲が良いし、人数が少ない方が話しやすいだろう。そう思い、結局3人にしたのだ。 ちなみに瑞穂もとても綺麗な女性...
コース名:2017クリスマス・ディナーコース 場所:ブリーズ・オブ・トウキョウ(千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング 36F) 提供期間:12/22(金)~12/25(月) 提供時間: ・12/22(金)、12/25(月)18:00~23:30(L.O.22:00) ・12/23(土)、12/24(日)17:00~23:30(L.O.22:00) 料金:20,000円(税・サ別) 【予...
丸ビル最上階から眼下に広がる高速道路や、東京タワーが一望できるので、夜景好きな女性は必ず喜んでくれます。華やかなフレンチもより好感度をアゲてくれます。...
抜群の眺望が魅力のレストラン『ブリーズ・オブ・トウキョウ』から、9月末まで限定の「丸ビル15周年記念メニュー」をご紹介! その名の通り、丸の内ビルディングのオープン15周年を祝した特別コースが、ランチとディナーでそれぞれで展開中。 とりわけディナーコースは、話題の精肉店セレクトの黒毛和牛をフィーチャー。さらにボトルまたはフリーフローが付いてくるというコスパ最高のプランとなっている。 贅を尽くし...
大人の上質なレストランとして定評のあった同レストランが、アラカルトでもコースでも楽しめる「フレンチグリル&バー」に8月中旬、リニューアルオープン。 その目玉のひとつとなるのは、15周年特別コース(フリーフロー付き)『TOKYO COWBOY』特選和牛グリルほか全8品のディナーコース(¥16,200/サ別)。メインを選べる全5品グラスシャンパン付きランチコース(¥4860)もあり。...
「和樹さんもそう思います?」 丸ビル最上階にあり、リニューアルオープンしたばかりの『ブリーズ・オブ・トウキョウ』のトマトと瓜のガスパッチョを食べながら、さりげなく問いただす。...
店名:ブリーズ・オブ・トウキョウ 住所:千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング 36F 電話番号:03-5220-5551 営業時間:ランチ 11:00~15:30(L.O.14:30) ディナー 18:00~23:30(コース L.O.21:00 / アラカルト L.O.22:30)※土日祝日は17:00~ ホームページ:http://www.breezeoftokyo.com/ ...
前回のあらすじ 東京女子・マリと扮した香港人・マギーは、何としても結ばれたいと願っていた理想の男性・裕二に婚約者がいることを知る。食事を終えた後、マギーの誘いでメインのダイニングに足を運んだ裕二が目にしたものは、婚約者・桃子と見知らぬ男が仲睦まじく笑い合う姿だった。それから月日は過ぎて、早3年。 香港ガールの野望 Vol.6:香港ガールの二面性に惹かれた、やり手弁護士の真実く東京での真の野望「マギー...
―なんて、そんな「運命の出会い」が現実にあるわけないけどね… シナリオ通りに進む展開に笑みをこらえつつ、マギーは丸ビルへと向かう裕二の後を追いかける。 「そういえば、足はもう大丈夫?」 相変わらず10センチほどのヒール靴を鳴らすマギーを気遣うように、裕二が問いかけた。 「はい、おかげさまで。お気遣い、ありがとうございます。」 軽く頭を下げて、微笑みながらお礼を述べる。「お礼」「お詫...