まだ暮れなずむ夕方5時、吉田類氏に会うべく新宿西口の思い出横丁へ。待ち合わせの店『カブト』を覗くと、すでにご本人は軽快にビールを呷っていた。 「ここは鰻の名店。頭から尻尾まで全部食べさせてくれるんです。なんか命を頂いてるって感じがするよね」と幸せそうに串を頬張る。 吉田氏と言えば、テレビ番組『酒場放浪記』の出演で注目を集める大衆酒場のカリスマ的存在。離れた席から「いつも見てるよっ」と気軽に声が飛んでくる。...
34歳、国立大卒の美しき才女、高木帆希(たかぎ・ほまれ)。 「家事手伝い」という名の「無業」で10年もの間、ぬくぬくと過ごしてきた帆希に、突如、降りかかった「父の死」。 再び「社会」と向き合わざるを得なくなった帆希は、年下の彼氏・牧野涼輔の家に転がりこもうとするも別れを告げられ… 二子玉川の兄夫婦の元へと転がり込むも失敗…。 大学時代の友人・瑞樹に援助を求めるも、モラハラ夫との歪んだ夫婦生活を垣間見た帆希が...
革張りのクラシカルな椅子や肘置きがついたカウンターが、ほの暗い照明に照らされる……。 そんなドラマチックな空間に流れる静かな時間は、ゆっくりと楽しみたいウイスキーという酒にこそ似合う。ときには、新宿の喧騒から切り離されたこの安らぎに、ただただ身を委ねるのも良いだろう。スコッチにスコットランド産の水を用意するなどの心憎い提案が、更なる快楽を誘う。...
ビールが美味しくなる夏に向け、各ホテルこぞってユニークなプランを企画中だ。 特別なテラスでの飲み放題から、他では飲めないレアなビールの導入まで、大人のお洒落でお得なビアタイムは都心にあり!7Fテラスに出ると、そこは新宿のど真ん中にして、広い空と公園の緑、高層ビル群が目に飛び込む非日常的な空間。『ヒルトン東京』は、そんな絶好のロケーションのビアガーデンに、今年は全国の人気店の肉料理を集めた屋台を設置。 ...
クラシックなタイプのサンドイッチ。チキン、トマト、レタスなどが均等にサンドされている。 ピンを刺さなくても崩れることなく、食べやすさもポイント。別皿でたっぷりのポテトが提供される。¥2,484。...
黒革の肘置きが付いたカウンター、鋲が正確に打たれたチェア、ほの暗い照明……。重厚な空間の正統派バーでは、酒もまた一流。輪郭のはっきりとしたマティーニは、海外ゲストからも評判を得ている。...
黒革の肘掛が横一列に付いた長いカウンター、鋲が正確に打たれた革張りのチェア、適度に抑えた仄暗い照明。重厚な印象だが、落ち着いた雰囲気に肩の力が抜ける。 そんな気にさせるのは、空間を覆う赤茶色の壁のせいだろう。この地が東京最古の近代水道施設、淀橋浄水場の跡地だった名残だ。施設に使われていた赤煉瓦を細かく砕いて塗り込んだのだという。 フランス語で“生命の水”に由来する『オードヴィー』は、1980年から愛...
三丁目の中心地、末広亭のある通りは猥雑な雰囲気が漂う。この雑踏を抜けてビルの階段を上ると、暗めの照明がムードを誘う『オステリア・オリエーラ』にたどり着く。ワインバーを思わせるシックな空間と外の喧騒とのコントラストがなんとも対照的。初めて足を踏み入れれば誰もがそのギャップにドキッとする。 第一印象はシックだが、サービスはいたってフレンドリー。そこもまたギャップマジックのひとつで、シェフやソムリエとの気さくな会話でリラックスすれ...
春子鯛を開いて骨を抜き、皮目だけ湯で火を入れ、氷水へ。その後、卵と酢で作った「酢おぼろ」でしめる。 こうすることで、酢でしめるより繊細で、口に入れた瞬間にシャリとともにホロッとほどけていくほど柔らかな仕上がりに。 丁寧な仕事が施され、大将の想いが詰まった「寿司屋のご挨拶」的な一貫目は、しばし連れとの会話も一旦止めて、じっくりと味わうべきなのだ。コースを最後まで堪能しても、まだ余裕があるなら、ぜひ追加やお代わりも楽しんで...
寿司という食文化を確固たる地位へと導いた名店『すし匠』。その技を受け継いだ寿司職人たちが、開業する店もまた全て寿司の名店に名を連ねる実力店ばかり。 そんな『すし匠』系に新鋭が誕生したのをご存じだろうか。開業前から既に話題となり、2017年中に予約がとれなくなること必至。 そんな名店にメディアが初潜入!話題の新店『すし匠 誠』の全貌をお伝えしよう。...
絶品のうにパスタだって、新宿駅から歩いてすぐの場所で食べることができる。疲れた夜でも美味しいパスタとワインがあれば、その日の疲れも吹き飛ぶというもの。 ここは名店『ラ・ベットラ・ダ・オチアイ』から暖簾分けを許された実力派のカジュアルイタリアン。 イタリア語で"みんなの食堂"を意味する店名通り、開放的な空間は、気負わず美味しいものを食べてくれ!という雰囲気が満載だ。...
「うにパスタ」といえば「ラ・ベットラ」と思い浮かべる人も多いのではないだろうか。 こちらは予約が取れない名店『ラ・ベットラ・ダ・オチアイ』から暖簾分けを許されたカジュアルイタリアン。 イタリア語で"みんなの食堂"を意味する店名通り、大きく取られた窓からたっぷりの陽光が差し込み、開放的な空間が飾らないランチのワンシーンを盛り上げる。 料理は旬の食材にフォーカスをあてつつ、薬膳料理の理念に基づいて和中の食材を積極的に...
日本を代表するイタリア料理の名店、『ラ・ベットラ・ダ・オチアイ』から暖簾分けを許されたカジュアルイタリアンがこちら。イタリア語で"みんなの食堂"を意味する店名通り、昼間は大きな窓からたっぷりの陽光が差し込み、開放的な空間も魅力。それゆえ、ランチタイムは連日賑わいをみせる人気店だ。 がしかし、山口さん的攻略法は、断然テイクアウト!「私がおすすめしたいのはお弁当です。スープorサラダ、小ぶりのフォカッチャまで...
名店『ラ・ベットラ・ダ・オチアイ』から暖簾分けを許されたカジュアルイタリアン。イタリア語で"みんなの食堂"を意味する店名通り、大きく取られた窓からたっぷりの陽光が差し込み、開放的な空間が飾らないランチのワンシーンを盛り上げる。料理は旬の食材にフォーカスをあてつつ、薬膳料理の理念に基づいて和中の食材を積極的に取り入れたもの。プリフィックススタイルのCランチでその味を堪能してみたい。...
『カフェ』@ハイアット リージェンシー 東京 高層ビルが並ぶ西新宿のなかで、24時まで寛げると評判なのが「ハイアット リージェンシー 東京」の『カフェ』。 洗練空間に加え、都庁前駅から徒歩1分という立地も重宝される理由のひとつ。 店内はブリキのクルマやワインオープナーなどがディスプレイされた遊び心満載のデザイン。 壁添いのソファ席からグループに最適な円卓まで席の種類が豊富なのでさまざまなシーンの二軒めにも使...
「プロジェクトもひと段落したし、みんなで飲みに行くか」と上司から誘いがあったとき、後輩男子に任せず、自分でお店を予約してしまうのがデキる女子の特徴。 そんな彼女が悩むことなく移動中に予約を入れたのは、『ハイアット リージェンシー 東京』、『カフェ』のお得なプランだ。...
ホテルの中にありながら、街中のカフェのようにリラックスできる空間がこちら。 オープンキッチンの一角を占める、プランシャ(=鉄板)から届く芳しい香りとダイナミックな音。サービススタッフも颯爽としていて心地良く、窓外に目を転じれば、豊かな緑が穏やかな気持ちを呼び覚ます。喧噪とは無縁の、特別な安らぎが『カフェ』にはある。 通年でビアプランを午後4時から提供しており、ふらりと立ち寄ってほっと一息つくにはぴっ...
新宿中央公園の緑を隣にいただけるのは、ホテルのベーカリー自慢のパンや豊富なフルーツなど。ベーカリーの新作はミックスフルーツデニッシュとブルーベリーヨーグルトデニッシュで、フルーツのジューシーさをいかした仕上がり。ワッフルはオーダーを受けてから作りたてを提供するのでカリッとした食感を楽しむことができる。 【概要】 価格:¥3,100(税サ別) 品数:約50 時間:6:00~(L.O.10:00) 人...
『カフェ』名物のシェフバーガー(¥2,800 税サ別)...
ハイアット リージェンシー 東京では、贅沢な「冬のココット料理」が2016年2月29日まで楽しめる。テーブルに置かれると、見ているだけでも楽しくなる鍋料理だ。 厚手でどっしりとしたストウブ社のココット鍋は、じっくりと蒸し煮できるため、食材の風味そのままに柔らかく仕上げることができる。 「タラバ蟹、天使の海老、魚介類の煮込み アジアンスタイル タイライス添え」(¥5,346)、「甲州ワインビーフの赤ワイン...
~ほっとするイタリアンだから気取りのない会話もはずむ!~ 1980年開業と歴史の長い『ハイアットリージェンシー 東京』。ベテランのスタッフと常連が多くアットホームな雰囲気のあるこのホテルの顔となっているのが、イタリアンテイストのオールデイダイニング『カフェ』である。 その名が表すように、誰もがリラックスしてゆっくりと、コーヒー1杯からコース料理まで気軽に頼めるコンセプトとなっている。ここでも冬はココ...
オープンキッチンの一角を占める、プランシャ(=鉄板)から届く芳しい香りとダイナミックな音。サービススタッフも颯爽としていて心地良く、窓外に目を転じれば、豊かな緑が穏やかな気持ちを呼び覚ます。喧噪とは無縁の、特別な安らぎが『カフェ』にはある。 この『カフェ』は、『ハイアット リージェンシー 東京』が誇るオールデイダイニング。完全リニューアルしたのは3年前、これを機にレストランの範疇を超えた多彩な空間に生まれ変わ...
2011年6月、新宿三丁目の雑居ビル内に暖簾を掲げた鮨店。店主の髙崎博喜氏は、旬の魚に江戸前の手技を凝らし、あの手この手で堪能させる手練ぶりで贔屓客も多数。この界隈では希少だ。...
夜遅くでもサッと鮨をつまみたい、そう思っても鮨店は早上がりも多いのでなかなか叶わないものだ。そんな時にはこの店へ。 2010年、新宿三丁目の雑居ビル内に暖簾を掲げた鮨店。店主の髙崎博喜氏は、旬の魚に江戸前の手技を凝らし、あの手この手で堪能させる真の鮨職人。 自信を持って出すネタの数々は、可能な限り天然の魚、近海産の選りすぐった魚だけを使用。米本来の甘みを楽しめるよう炊き方の研究にも余念がない。 渾身の握りと共に味...
昨年6月、新宿三丁目の雑居ビル内に誕生した鮨店。全10席とはいいながらも連日盛況で、心地いい活気がうれしくなる。理由は、仕事は妥協せず、値段は良心的にという店主の心意気。なんとおまかせはコースで1万円から。懐具合を気にすることなく、真っ当な握りと美酒にありつける店なのだ。...
今年6月、新宿三丁目の雑居ビル内に暖簾を掲げた鮨店。店主の髙崎博喜氏は、旬の魚に江戸前の手技を凝らし、あの手この手で堪能させる手練ぶりで贔屓客も多数。この界隈では希少だ。...
新宿住友ビル51階。隠れ家への扉のような数寄屋門をくぐると、そこは別世界。大中小25の完全個室でのおもてなしは、招待されたお客様が満足できる、まさに接待向き。 京都の町家をイメージした、隅々にまで美意識が感じられる静謐な空間がそこにある。接待はもちろん、会食、家族のお祝い事や両家の顔合わせ、宴席など大切な人とのひと時を、贅沢な個室にてゆったりと過ごせる。60名収容の個室もあるので、忘・新年会や歓送迎会、クラス会などにもぴったり。...
~あのフレンチ定番料理の、元祖がここに~ フランスで1968年以来ミシュランガイドで三ツ星をとり続けている『メゾン・トロワグロ』。その名門が生んだ料理が、この“オーセンティックなサーモンのオゼイユ風味”だ。 これは、薄いサーモンをレアにソテーし、オゼイユという少し酸味のあるハーブを白ワイン、クリーム、レモンと合わせたソースを合わせるフレンチの定番料理。...
日本の古民家の梁や自然素材を活かした温もりある雰囲気の店内。シースルー・キッチンでは料理人達がライブで料理を創りあげている姿を見られ、エグゼクティブシェフのギヨーム・ブラカヴァル氏が丹念に仕上げをする姿ものぞく。 エレガントなサービスで運ばれてくるのは、まるでモダンアートのようなひと皿だ。重層的な味わいが迫ってくる極上のエクスペリエンスは、五感を刺激するサプライズに満ちている。...
ふたりの馴染みの店もいいけれど、非日常が与えてくれる特別感が、時に必要なのが男女の仲。扉を開けた瞬間から、いつもとは明らかに違う時間が流れるレストラン、そんな場所に連れてこられると、いかに大切に想われているか、言葉足らずの彼の気持ちもしっかりと女性は感じることができるだろう。 初々しい間柄でも慣れ親しんだ間柄でも、心地よい刺激となり、潤滑油となっていく。 フランスの『トロワグロ』は、1968年からミ...
『ヒルトン東京』がこの春から提供する手巻き寿司は、写真を撮らずにはいられない華やかさ! テーブルごと絵になるため“テーブルジェニック手巻き寿司”と命名されている。 前菜の盛り合わせが提供されたあと、マグロや蟹、ウニといった16種類の寿司ネタに、赤酢と白酢2種の寿司飯、海苔などが並ぶ手巻き寿司セットが登場。 最後には赤出汁と甘味までついて充足感は満点!...
8席前後の小さな鮨屋もいいが、『十二颯』内の鮨カウンターは、ホテルならではの居心地のよさを備える。風が吹き抜けるような広い空間で、特別感を残しながらも窮屈な緊張は一切ない。王道の鮨だけでなく、紹介している会席のように季節を巧みに表現する。 さらに、デートで訪れるべき理由がもうひとつ。隔壁を排したシームレスな連続体としてダイニングフロア「TSUNOHAZU」を展開しているため、『十二颯』内の鉄板焼きや、『メトロポリタングリル』...
彩り豊かな料理と食べやすい味付けで、毎年外国人ゲストからも好評を得ている『十二颯』のおせち朝食。 紅白かまぼこや数の子、伊達巻きになますなど、伝統的なおせち料理のほかに料理長のイチオシは赤飯を鯛で俵形に巻いて蒸した、鯛俵蒸し。酢の物の酸味を抑えるなど、万人に愛される味を意識したおせちは元日の午前中のみの提供。当日受け付けも可能なので、明治神宮で初詣の帰りに訪れるのもおすすめ。...
数あるホテルの中でも、日本料理、中国料理、グリルレストラン、バー&ラウンジがワンフロアで楽しめる斬新なスタイルを取っているのは、ヒルトン東京『TSUNOHAZU』くらいであろう。 なんといっても魅力は、写真にあるように、皮だけでなく肉も厚めに頂ける『王朝』の北京ダック、赤酢のシャリや藁の薫りづけなど、ネタごとに仕事が光る『十二颯』の寿司、カービングサービスにもモチベーションが上がる『メトロポリタングリル』...
『ヒルトン東京』の日本料理『十二颯』では、2016年1月31日までの期間限定で、アフタヌーンティースタイルで寿司が楽しめるその名も“Afternoon寿司”が提供されている。 旬の食材をふんだんに用いた3種の前菜、板前おすすめ本日の握りや巻き寿司に加え、一口サイズの手毬寿司とロール寿司が美しく並び、まさにこれは女性たちが大好きなアフタヌーンティーの世界。 とはいえ内容は寿司なので、お酒やシャンパンが...
テーブルに届いた瞬間に気持ちが高ぶる200gのパテは食べごたえ十分。 グリルパンで香ばしく焼き上げ、中はミディアムレアでジューシーに仕上げている。ピクルスやバンズとの相性も抜群の極上バーガーだ。...
ブッフェのテーマは“シルク・ドゥ・フレーズ”。会場には動いているメリーゴーランドや観覧車が並び、いちごでジャグリングをするピエロのイラストなども設置。サーカスや遊園地に来たかのようなワクワク感を味わうことができる。 サーカスのテント型のケーキやピエロの鼻を表現したシュークリームなど、いちごスイーツのデザインまで徹底してテーマに沿っているのはさすが! 【概要】 時間:14:30~17:30(5月中旬まで) 料金:¥3...
ヒルトン東京の『マーブルラウンジ』では曜日限定のハッピーアワーを開催。木曜はレバーパテ トスカーナ風などシェフ特製の5種類のカナッペ盛り合わせ、金曜、土曜は5カ国のグルメプレートから選べる1皿とともにワイン、ビール、各種カクテルなどをお好きなだけどうぞ。...