センスが光る上質な隠れ家中華。六本木の喧騒を忘れて愉しむ特別な夜
六本木に店を構える『桃仙閣』。 品性溢れるこの店は、上質な中華を気軽にアラカルトで楽しんでほしいという思いで『茶禅華』のオーナーでもある林さんが作った。...
六本木交差点から徒歩1分という港区ど真ん中の立地にして、地下一階にある『桃仙閣』。 店に入ると周囲の喧騒を忘れさせるような静謐な空間に迎え入れられる。 センスと品性に溢れるこの店は、訪れた者の心を必ずつかむことができる。...
2020年はすべてのことが、劇的に変化していった。 それを柔軟に受け入れ、フィットし、さらには、逆境をものともせずに前を向く、そんな姿勢が求められたこと。 ...
六本木のラグジュアリーホテルで多くの人を魅了してきた、愛される中華
門外不出の宮廷レシピをアレンジした一品。決め手となるスープは、豚スネ、家鴨、金華ハム、干し貝柱、鶏の足(もみじ)などを8時間以上煮詰め、約1/4の量に凝縮したもの。 麺はコクのあるスープによく絡む太麺を使用。具材は、信玄鶏と新取菜のみ、と潔い。濃厚なコラーゲンを堪能あれ!...
素材同士の反応を研究つくしたオール自家製の担々麺は、あまったスープに白飯を入れて再度食べたくなるほど美味。 ベースはコラーゲンスープで、そこに煎ってから挽いた練り胡麻、カシューナッツペーストなどを投入。胡麻とナッツでまろやかさを出しつつも、自家製の辣油と山椒辣油が加わり食指を動かす仕上がりとなっている。 そして特製甜麺醤で味つけした肉味噌を麺にとけば、コクも増してさらにやみつきに!...
六本木の喧騒にそびえ立つラグジュアリーホテル『グランド ハイアット 東京』。館内にある中国料理『チャイナルーム』では、この時季、旨辛と激辛料理が充実している。 まだ暑い日が続くからこそ、味わいたくなる期間限定メニューの数々をご紹介しよう!...
山と盛られた旬の野菜と魚介は器の縁を軽軽と超えるほど。大あさり、柳松茸など立派な食材がこれでもかと主張している。これが2011年11月に『チャイナルーム』のメニューに登場した「旬野菜たっぷりちゃんぽん風クリーミー美肌スープ麺」。 ホテルのチャイニーズでちゃんぽん麺とは意外も意外だが、これが堂々"ホテル仕様"のデラックスヴァージョンである。 「馴染みのある料理で中華の神髄の一端を味わっていただけたら」...
中華ディナーの〆には中華ならではのかき氷を。 カリッカリの烏龍茶のブリュレの上に鎮座するのは、メニュー名の通り羽衣のような口当たりのマンゴーかき氷と天然の燕の巣。 紹興酒を煮詰めた温かな塩カラメルソースをかければ、華やかなトリュフの香りが立ち上る。アルコールはとんでいるが、うっとり酔ってしまいそう。...
上海ガニ本来の味わいにこだわった大胆な料理が魅力
同店のフカヒレ姿煮込みは、モウカザメのフカヒレを使い、白湯で煮込んだもの。 鶏肉や骨を4、5時間かけて煮詰めたスープをベースにし、さらに清湯スープで割って煮詰めるという手の込んだ逸品で、濃厚でありつつもあっさりした後味に仕上がっている。 「フカヒレの姿煮って、お店によって味付けとか食感とかが全然違いますし、値段も違います。僕は中華の中でもこの料理が一番好きなんです。さ、どうだろうか?これなら何皿でも食べますよ(笑)...
カニの大きさによって蒸し時間を調節するという「姿蒸し」。身が固まり切るちょっと手前の蒸し加減がポイント。 「姿蒸しは大きければ大きいほど美味しい」と考えるシェフは、オス220g、メス190gと大ぶりなカニを使用する。 通常は他店と同じように身はほぐされるが、希望があれば写真のように解体した形でも提供してくれる。...
少量多皿な構成で魅了!和の精神と中華のテクニックが融合した進化形料理
例えば鮮度やサイズへの留意はもちろん、「姿蒸し」の“蒸す”という行為ひとつにも深慮。 蒸す際に、卵と足の身の部分に火が均一に入るよう蟹の足に蓮の葉を巻く。そうすることでパサパサになりがちな身の味までをも最大限に引き出す。 ひとつの甲羅に、オス・メス双方の身と味噌、そして卵や白子を詰めて提供する際も、ベストなバランスで味わえるように日々配合を微調整するきめ細やかさ。...
かつては武家屋敷が立ち並び、現在はドイツやフランスなどの大使館が点在。そんな南麻布の閑静な住宅街に、「食通」と「港区女子」から支持を集める中国料理店がある。今年2月にオープンした『茶禅華』だ。 もともと大使館員の住まいだった一軒家を改装して作ったという店内はグレーを基調とし、それが、ところどころに配されている李朝の調度品や景徳鎮の器などと相まって、独特のオーラを纏っている。 「ドラマティックですよね」 そう語るの...
ここ1~2年、食の世界で最も面白い動きを見せている料理のジャンルは? といえば、それはまさしく中華料理だろう。マニアックな地方郷土料理や少数民族料理に目を向ける料理人もいれば、フレンチよろしく少量多皿料理の新しいスタイルで勝負をかける店、そして、伝統料理を踏襲しつつも独自のアレンジを加味、現代人の嗜好に合わせたモダンな料理に昇華させている実力派シェフなどなどまさに百花繚乱! 30代の中華料理人たちの活躍ぶ...
「あの店、まったく予約が取れないらしいよ」 東京で「食」を愛する人々が、時に口にする言葉だが、何も、そのお店を批判しているわけではない。むしろ真逆で、お店への...
名店『中国飯店』グループでも入りやすい人気店!5色の麻婆豆腐に心躍る
“酔っ払いガニ”とも呼ばれる「紹興酒漬け」の「官能的な味わいこそ上海ガニ料理の醍醐味」と語る林シェフ。 同店では八角やシナモン、花椒などのスパイスを入れたタレに、10日から2週間ほど漬け込んだものを提供している。...
プライベートで通う店に求めることは「料理の本質があり、雰囲気がほどよくカジュアルで適正価格であること」。 気の知れた友人との集まりでよく訪れる『紫玉蘭』では好物の「北京ダック」¥1,430(2本)を注文することが多い。 「中国飯店系列という絶対的な安定感と安心感がある。押しつけがましさのないスタンダードな美味しさにも好感が持てます」。 時代の空気を組み込んだ“居心地の良さ”と“安定感のある味”が百戦錬磨の胃袋...
東麻布にひっそりと佇む『紫玉蘭』。『富麗華』などを手がける中国飯店の姉妹店であり、気軽に高級店の味を楽しめると人気のチャイニーズダイニングだ。 『紫玉蘭』を訪れたなら、ぜひオーダーして欲しいのが「麻婆豆腐」。 “麻婆豆腐”と聞き真っ先に思い浮かべるのは、赤いビジュアル。しかし同店では、定番の「赤麻婆豆腐」だけでなく白、黒、緑、黄の麻婆豆腐が用意されているのだ。...
2010年に麻布十番に誕生した『紫玉蘭』は、創業30年余の歴史を持つ中華の老舗有名店『中国飯店』の系列であり、東京高級中華として、絶大な人気を博す『富麗華』が手掛ける中華バル。 3階建の店内は、バルといっても、1階にはお洒落なバーが併設され、メインダイニングである2階は高い天井にシャンデリアが輝き、開放的で、調度品も高級感があり、落ち着きのある空間。 同店では、 少人数でも一流の中華料理をリーズナブ...
麻布界隈で遊びなれた人間なら『中国飯店』の汁そばを恋しくなる夜があるはずだ。 小さな入り口がプライベート感を盛り上げるこの『紫玉蘭』は、シックなチャイニーズレストラン。老舗中華料理の名店『中国飯店』が営むセカンド店だ。 だが高級コースがメインの本店とは異なり、こちらはワインと味わうタパススタイルを取り入れている。...
自粛期間を経て「食」についての価値観が大きく変わった、なんて人も多いだろう。 「おうち」でも〝美味しい時間〞が過ごせることは分かった、でも、何か物足りない……...
東京中華のレジェンド!お忍びデートにぴったりの一軒家レストラン
食事のシメや夜食にちょうど良いボリュームの、3種の担々麺セット。 クセになる刺激的な辛さ「辣香担々麺」、豆乳の優しい味わい「豆乳担々麺」、胡麻でまろやかに仕上げた「白胡麻担々麺」。辛さも風味も異なる3種それぞれの味わいをご堪能いただけるセットになっている。 まずは、「豆乳担々麺」。 豆乳の奥深くまろやかな味わいの中に、ピリっとした辛さがアクセント。...
こちらは、同じく特製醤につけこんだたらこを、黒胡椒でスパイシーな味わいに仕上げた逸品。 炊きたてのご飯やおにぎり、お茶漬けのお供はもちろん、ほぐして餃子の餡やお鍋の薬味に用いたり、素麺など麺類の薬味に使っても美味しい。 また、たらこをほぐして豆腐や野菜に和えれば、風味豊かな前菜をお手軽につくることも。...
『Wakiya一笑美茶樓』をランチで利用するなら、ぜひ一度は「とっても辛い担々麺」を味わってほしい。容赦ない辛さが襲うが、食べた人誰もがファンになって帰って行くのだ。 さっそく味わってみると、まず感じるのは自家製辣油が生み出す爆発的な辛さ。唐辛子など15種類ほどのスパイスをブレンドして作られる自家製辣油は、脇屋シェフが担々麺のために開発したものである。...
15歳から料理の道を志した名人、脇屋友詞がオーナーシェフを務めるモダンチャイニーズ。 「料理はもちろん、接客、店内の雰囲気、すべてが完璧。特にフカヒレ上海風煮込みは、誰もが感動するはず。敷居の高さを感じるなら、ランチも充実しているので、軽くランチデートとめかしてみては」と賛辞を惜しまない一軒家レストランだ。...
東カレ2016年のベストレストラン準グランプリに輝く、少量多皿中華の火付け役
デートで大切なのは決して彼女を飽きさせないこと。あっという間に過ぎる2〜3時間だからこそ、惰性でなくしっかりと楽しませたい。 おすすめなのが、近頃よく耳にする少量多皿コースの店。六本木『虎峰』では、20品以上の中華を多種多様なペアリングとともに楽しめる。 ライブ感たっぷりの空間でめくるめく繰り出されるハイセンスな中華には、誰もが時間を忘れて引き込まれる。その軽快な展開が、ふたりをそろって高揚させるのだ。 今回は怒...
分厚い塊肉なのに、端から端までミディアム・レア。パサパサになりがちな鶏胸肉なのに、とろけるような柔らかさ。これらを可能にしてくれるのが、シェフたちの間でも人気の低温調理だ。 『虎峰』や『長谷川稔』といった名だたる名店でもその調理法は採用されており、素材の旨みを引き出す手法として、スタンダードになりつつある。 その低温調理をわずか数万円で叶えてくれるのが、新進気鋭の低温調理器ブランドの『ボニーク』だ。中でも最大1,200...
ヌーベルシノワの気鋭シェフ、山本雅さんの独創的で多種多様な小皿料理が楽しめる。シェフは、大阪のホテルで修業したのち、恵比寿の『マサズ キッチン』を経た若き実力派。 中華に軸足を置きながら、和食やフレンチの技法を駆使して旬の食材を彩る。提供するメニューはコース料理(¥13,000)のみ。それだけに、シェフの世界観が存分に表現されている。 この機会に、フカヒレスープや北京ダック、魚料理など、バラエティー...
六本木の路地裏にひっそりと誕生した一軒だが、瞬く間にその新たな中華料理のスタイルに食通たちから注目を集めている。気鋭の山本 雅シェフが供する料理は、25~30皿のおまかせコース1本のみ。 「ほかにはないスタイルを」と少量多皿なのが同店のこだわりだ。小さなポーションながら手を掛けた前菜から始まり、魚介、点心、肉料理などへと続く。 ピータン豆腐やよだれ鶏といった王道のメニューを押さえながら、海老のマリネ...
大皿大衆中華からデート仕様のヌーベルシノワ、そしてカウンター中心の気軽なバルスタイルと、さまざまに変化を遂げてきた〝東京チャイニーズ〞。その、最も旬なスタイルが、〝ムニュ・デギュスタシオン〞。この少量多皿構成のコースで、高感度な美食家達の心を揺さぶり続けているのがここ『虎峰』。この4月、六本木の路地裏にオープンした話題の新星だ。...
品数、実に30皿! 前菜とされるものだけで11品、その後に野菜、魚介、スープ、点心類、肉、フカヒレetc.と続く『虎峰』のおまかせコース(¥13,000。ウォーターペアリングを含む)は、めくるめく美食の旅だ。 料理長の山本 雅氏は和歌山出身。大阪の中華料理店を経て、恵比寿『MASA'S KITCHEN』で修業。今年この店のシェフに抜擢された。「技術をカバーするために、ほかにないスタイルを」と少量多皿コース...
おまかせコース(¥13,000)は、小ポーションで20品以上。緩急自在な展開も印象的だが、これだけの品数でありながらブレることのない、クオリティにも驚かされる。頬張れば味の調和が口に広がり、意識のピントを素材に合わせれば、しっかりと食材が主張する。 この絶妙なバランス感覚は、山本雅氏の卓越したセンスの賜物であろう。「お腹も心も満足していただきたい」と、あらゆる手を尽くす山本シェフ。無論、裏メニューもそんな...
中華とワイン。艶やかな雰囲気を求めるなら向かうべきは青山
あんの水分を吸う前に揚げられるからこそのパリッと軽快な食感は、後を引く。 是非自宅でも、ビール片手に味わっていただきたい!...
オープン10周年を迎えた今年、店内の全面リニューアルを敢行。そんな空間でビール片手に味わいたいのは、春巻だ。「エッセンス農園」と名付けた自らの畑で、年間100種類の野菜を手ずから育てるオーナーシェフ・薮崎友宏氏は、当然ながら野菜の鮮度には一家言アリ。 それだけに、春巻の具の定番である「竹の子」は、時期外れだと水煮を使わざるを得ないからと、年間を通してフレッシュなものが入手できるマコモダケを採用。竹の子同様、食感の歯切れの...
「突き詰めると医食同源に行き着くのが中国料理。一方で、化学調味料を使ったり、それに反する部分もよくあるんです」。そんな矛盾を排除して、体に優しい薬膳をベースとした中国料理を振る舞うのが、シェフ・藪崎友宏氏のモットー。 そんなポリシーから産まれた副産物ともいえるのが、こちら「パクチー和え麺」(¥1,600)だ。というのも、シェフは食材にこだわるべく足利にある畑で野菜を自家栽培、その雑草対策として植えたパクチ...
中国料理とすっぽんは、古来より相性の良い組み合わせ。だが、ふぐを使ったひと品となると、寡聞にして知らぬ。 「 なにせ中国ではふぐの流通が禁止されていますからね」。そう話すのは、オーナシェフの薮崎友宏氏。だから修業時代に扱うことはなかったものの、日本人ならではの中国料理を作ろうと一念発起、20代半ばでふぐ調理師免許を取得した。 試してみると、ふぐはハタやアンコウに似たところがあり、広東の技法にマッチする。それ...
ビールほど夏の東京に相応しいものはない!乾いた喉をビールで潤す喜び。さあ、夜の街へ繰り出そう! 恵比寿、丸の内、銀座、表参道、中目黒。そして、この5大エリアで...
ビリビリな痺れが堪らない麻婆豆腐が名物!中国の名家邸宅風な店内で本格中華を
透明感あるスープとフカヒレ、そしてわずかにとろみをつけた餡。その器の中身が、キラキラとした黄金の輝きを放っている。 これは、髙嶋さんから長谷川哲男料理長への「今まで食べたことのないすごいふかひれ麺を作って!」というリクエストから生まれた逸品だ。 「ファーストインプレッションは〝なんだこの澄み切った後味は!?〞でしたね。 長谷川さんは、かつてフカヒレで有名な中国料理店で、若くして料理長に抜擢された腕前の持ち主。フカ...
南青山に、芸能人が大汗をかきながら虜になっている麻婆豆腐があるという。 その名も『虎萬元 南青山』。 店内はアンティークに囲まれ、中国の名家邸宅の一室のようなシックで落ち着いた空間だ。 ここで味わいたいのはビリビリに痺れが止まらない、その名も「虎萬元のマーボ豆腐」!グツグツとに煮えたぎったままテーブルに運ばれるその悶絶旨辛メニュー、一度は味わってほしい。...
動画はこちら!...
「美味しいもの」は人を必ず笑顔にさせる。 「素敵なレストラン」で過ごす時間は、私たちの人生をいつも彩ってくれていた。 東京カレンダー最新号では、名だたる...
巷の四川料理との格の違いを感じさせる、本場の味は必食!
都内でも指折りの、四川料理の名店。井桁良樹シェフが四川で習得した、伝統の味・技・文化をベースに、現代の感性を落とし込んだ温故知新の美味なる料理がいただける。 古き良き四川の香りが千里の先まで漂う、という店名の通り、料理の香りと風味が格別。四川省でシェフ自ら仕入れる香辛料や発酵調味料にハーブなどを調和させ、辛いだけではない、味わいの深さや楽しみ方など、四川料理の奥深さを教えてくれる。...
オーナーシェフの井桁良樹氏は、本国でも忘れられつつある、古くからのレシピの再現を大切にしている。『中国菜飄香』は四川の伝統ある料理をベースに、現代のエッセンスを融合させて料理が食べられるお店。 その代表が、強力粉を水と塩で練った生地を、フライパンに押し付けるようにして焼いた皮で包んで頂くクレープのような見た目の生春巻。 フォワグラの赤腐乳マリネ、イチジクの桂花陳酒コンポート、チシャトウのピクルス、甜...
困ったランチである。どれも食べたくなってしまい、選べない。メニューには、6種類の惣菜と、4種類の麺料理が並んでいるが、他の中国料理店にあるような料理は、ひとつとしてない。 “農家楽”といって、中国では都会人が休日を農家で過ごして楽しむ娯楽があり、その時に供されるような料理が並んでいる。つまり、香辛料や自家製発酵調味料を使った、素朴な田舎料理で、『老四川瓢香』井桁良樹料理長の、四川家庭料理への思いが滲んでいる。...
四川料理の魅力は、まず芳醇な香り。そして“百菜百味”“一菜一格”と言われるように、辛みだけではない味わいの豊かさ、料理の多彩さですね」 熱い口調でこう語るのは、井桁良樹シェフ。美食家たちの間ではつとに知られた名店『飄香』の主人である。この予約のとれない人気店が2012年の暮れ、麻布十番に移転していたことを御存じだろうか。何かと手狭だった代々木上原店に比べ、座席数も倍以上になった店内は、中国の伝統的な家屋建築の...
大阪の星付き中華が西麻布に進出! 中華ブームを牽引していく名店
もうひとつのスペシャリテ「フォアグラバーガー」は、紹興酒に漬けてからキャラメリゼしたフォアグラと梅のソース、りんごの三重奏を蒸しパンとともに。演出もお見事。...
美味しいものを食べると幸福を感じ、素敵なレストランで大切な人と過ごす時間は人生を豊かにする。 自由な外出が叶わない今は、行きたい店リストをアップデートする時期...
ホテルならではの洗練されたサービスと、 寛ぎの空間で中国四大料理に舌鼓
『ORIGAMI』の「パーコー麺」といえば、このホテルで半世紀近く愛されている伝統メニュー。 あまりに有名な名物だが、実はもうひとつの「パーコー麺」¥2,500(税サ別)が中国料理『星ヶ岡』にある。 スープは鶏ガラベースの醤油味。 カレー粉やオイスターソースにひと晩つけ込んで揚げた豚ロースがのる麺は、前者と全くの別物だが、人をやみつきにさせる点は共通している。...
心から落ち着く空間で極みの味わいである中国四大料理に舌鼓―そんな贅沢が叶うのが『ザ・キャピトルホテル 東急』の中華料理『星ヶ岡』。 店内は笹に縁取られた石庭が見渡せるシックなメインダイニングとタイプが異なる7室の個室からなる。個室の客数は4~10名までと様々。コネクトルームもあるので最大16名まで収容可能だ。また、それぞれ「楽園」や「華」といった名前が冠されており、中国の詩人・ウェイ氏の墨痕あらたかな書が掲げられている。その...
フレンチ、割烹、お鮨にお肉…。そのどれもが美味しく素晴らしい。 でも、連日連夜だとちょっと息が詰まるのも事実。たまには”抜く日“が欲しい。 たとえば、会...
何を頼んでも美味しい青山の絶品チャイニーズは、大人女子会の定番店
青山の中華の名店、『希須林』にも悪魔的魅惑のひと皿がある。 開店当初からの看板メニュー、「大海老のマヨネーズソース」¥1,380(税抜)だ。 卵黄を少なめにし、酸味を立たせたソースは、見た目からは想像できないほどアッサリ。 大人の女性でにぎわう同店で、「黒酢ゲンコツ酢豚」「担々麺」と並ぶ人気メニューというのもうなずける。...
青山通りから1本路地へ。雑居ビルの2階に潜むのは、バリエーション豊かな日替わりメニューが楽しめる『希須林』。 ユウリンチーや麻婆豆腐、黒酢酢豚など60種以上ある主菜に、蒸し鶏の葱ソースや揚げ餃子にしゅうまいといった副菜も60種以上。同じ組み合わせは1年に一度あるかないかとあり、食通のリピーターも数多い。 繊細で野菜たっぷりの中華は食べ飽きない味わい。人が日常的に欲するのは、こういう味なんだとしみじみ思う。...
表参道駅から徒歩50秒、いや40秒でしょうか? 駅を出て、信号を渡ってすぐ、という場所にも関わらずひっそりと佇む『希須林(きすりん)』。ここで絶品の担々麺に出合ったので、東京カレンダー編集部の平石がご紹介! 訪れたのは6月某日、気温は27度。雲はほとんどなく、いい感じの夏日。辛いものを食べるにはもってこいのこの日を逃すわけにはいきません。 店に入りメニューを見れば、担々麺の横に「希須林といえば!」の...
麻布十番で愛されて半世紀以上!名物の絶品餃子を味わおう
@amataaanさんの投稿より...
創業52年を迎える十番商店街『登龍』の名物「焼餃子」は、1皿¥2,100(5個)という高級さ。が、食べれば納得。黄金色に光輝くきつね色の皮からあふれ出る肉汁。老舗の底力を感じられる厚みのある味わいだ。 もちろん皮から中身まですべて手作り。餡を作る、包む、焼くという3工程をそれぞれ専属の職人が行い、計6時間もの仕込みを経て生まれる手間のかかった逸品!洋辛子入りの特製タレには刻んだ青唐辛子が添えられ、辛さのダブルパンチが癖になる。...
フカヒレが鎮座した高級ラーメンをひと口すすれば食通が口をそろえるリーズナブルという真意はすんなりと分かる。 麻布十番の地で半世紀以上。高級食材を惜しげもなく使う独自のスタイルで、各界の著名人に愛される『登龍』は、麻布十番の中華を牽引してきた代名詞と言える。 写真の「高級特大フカヒレの姿煮そば」にしても、これだけ肉厚で大ぶりな姿煮が味わえて、1杯の値段は¥6,000とリーズナブルな設定。フカヒレの価値...
山椒に頼らずともしっかりハマる、練り胡麻香る担々麺
ほのかに香る干海老とたっぷりのもやし、適度に馴染むクリーミーなスープ……。 青山にある人気中国家庭料理の赤坂店は、行列の絶えない担々麺専門店。 味の要は豚肉と鶏肉を使った肉味噌、豚骨&鶏ガラのWスープ、たっぷりの練り胡麻。 1から5段階まで調節できる辛さは炒めた玉葱と一味で作る特製の醤(ジャン)の量で調節。 辛さのレベルは3辛で普通。辛党なら4辛以上がおすすめ。白飯とも好相性だ。...
青山に本店を構える中国家庭料理の『希須林』。あのシックな雰囲気と上品な中華料理で定評がある名店に、なんと担々麺の専門店があるのだ。 中華料理店の激戦区赤坂の支店では、メニューを絞り、連日人気を博している。その魅力に迫ろう!...
火鍋デートならここ!スパイスたっぷりの薬膳スープは女子ウケ抜群
遅れてやってきた今年の夏は、本気で暑い。外を歩きたくない。プールに行きたい。 私がそんなことばっかり言っているから、デートのリクエストで「火鍋!」と断言した時、彼は驚いていた。 「なんでまた、こんなに暑い時に鍋?」 違う。鍋じゃなくて火鍋なのがポイントだ。もっと言えば『ファイヤーホール4000』の火鍋を食べたい。...
青山の隠れ家チャイニーズは知っておいて損なし!
青山の、まさに路地裏。人目につかぬビルの2階にあるチャイニーズが『Mimosa』だ。目印は入り口横に掲げた目立たぬ看板のみ。 果たしてここはレストランなのだろうか……。恐る恐る中を覗けば、店内はまるで高層マンションの一室のよう。 シェフの南俊郎氏は、素材の持ち味をシンプルに引き出すことを信条とし、ここでは上海の古典的な料理をひもときながら紹介していきたいと言う。 なるほど、メニューを開けば「りんご入り上海紅焼肉」...
クルマの流れの多い青山通りから一本奥に入った裏路地は青山のど真ん中にしてしんと静か。 そこに立つのは切子模様のような鉄格子に囲まれたデザイナーズビル。...
流行の先端をいくお洒落な街でありながら、閑静な住宅街が後ろに控え、緑も豊か。表通りから一歩入れば、洒脱なカフェや小粋なレストランが点在する。そんな高感度な街歩きを楽しめるのも、ここ青山の魅力だろう。その、まさに路地裏。人目につかぬビルの2階に中華期待の新星が現れた。 名前は『mimosa』。目印は入り口横に掲げた目立たぬ看板のみだ。果たしてここはレストランなのだろうか……。恐る恐る中を覗けば、店内はまるで...
青山の裏路地に誕生した一軒。そのお洒落な佇まいに、「本当に中華料理店?」と不安になりつつ扉を開けると、中国の高級マンションの一室をイメージした空間が広がる。 オープンキッチンの厨房に立つのは、33歳の若さで独立を果たしたオーナーシェフの南 俊郎氏。大阪の名店『空心』を経て、新宿御苑前『シェフス』に入店、6年半のうち4年半はシェフとして腕を振るった実力の持ち主だ。 メニューは、アラカルトのみで、その8...
名だたるハイブランドのショップたち、女子なら誰しもが知るヘアサロンなど、青山を構成するすべてがファッショナブル。 そして行き交う人々も、お洒落で大人。同じ港区...
大人デートもOKなエレガントさ!個室も完備したハイレベルで優美な中華
六本木にある老舗中華料理店『華都飯店』には、春になる前のこの時期しか味わえない絶品鍋がある! その名も「酸菜火鍋」。1月からスタートの時期を狙って、毎年予約が殺到するらしい。 今回は、この冬だけの特別な味わい「酸菜火鍋」の美味しさに迫った。具材に火が通ったところで、つけダレを準備。醤油、中国から仕入れる腐乳、白ネギを好みで混ぜ合わせてから鍋からスープを少し加えて召し上がれ。 腐乳のもつコクと塩気が、この旨みたっぷ...
中国料理研究家・馬遅伯昌氏が、1965年に三田に開いたレストランが始まり。家庭料理に、宮廷料理の流れを汲んだ北京料理、辛さが魅力の四川料理を融合した、見た目にも優美な料理を提供している。 実はここ、あまり知られていないが、六本木の喧騒を一切感じさせない閑静なエリアで、中華料理店では珍しいソファのテラス席を併設。 風が心地いい季節には、前菜の盛り合わせと春巻きや揚げワンタンなどと、「G.H.マム コルドン ルージュ」が1...
六本木の夜の色気は別格である。大人にだけ許されるちょっと危険な香りを纏いながら、ブレずに輝き続ける。 いつの時代も、よそ者に優しくはない。だからこそ、この街を...
中華の達人が腕を振るう絶品四川料理!人気の回鍋肉は必食レベルの旨さ
前菜の数々。香り鷄の白酒漬けや火を入れた上海蟹の紹興酒漬けなど5品。紹興酒にブランデーや白ワインを加え風味を増す工夫もさすが。カウンター席では一品ずつ供される。「野菜炒め」セミドライにして味を凝縮させた野菜とフレッシュな野菜を合わせて炒めた人気メニュー。...
東京を謳歌している大人たちは、よく働き、よく遊ぶ。東京カレンダーでは、このフェーズに達する年齢を社会人10年目の「32歳」と定めた。 そこで月刊誌3月号では、...
秘密の地下扉を開ける時の高揚感たるや!大人のデートを叶えてくれる鴨料理専門店
ここ『十番 無鴨黒』は、店名にある通り「鴨」の専門店。 しかも、チャイニーズに仕立てた鴨ずくめのコースで、6月の開店以来、人気沸騰中なのだ。この店ならではの鴨料理が徹頭徹尾。常に驚きの連続だと話題だ。...
12月は何かと素敵な出会いに溢れている。「お食事会」「知人の紹介」といった定番なものから、最近では「マッチングアプリ」での出会いも常識となりつつある。 出会っ...