東カレ2016年のベストレストラン準グランプリに輝く、少量多皿中華の火付け役
デートで大切なのは決して彼女を飽きさせないこと。あっという間に過ぎる2〜3時間だからこそ、惰性でなくしっかりと楽しませたい。 おすすめなのが、近頃よく耳にする少量多皿コースの店。六本木『虎峰』では、20品以上の中華を多種多様なペアリングとともに楽しめる。 ライブ感たっぷりの空間でめくるめく繰り出されるハイセンスな中華には、誰もが時間を忘れて引き込まれる。その軽快な展開が、ふたりをそろって高揚させるのだ。 今回は怒...
分厚い塊肉なのに、端から端までミディアム・レア。パサパサになりがちな鶏胸肉なのに、とろけるような柔らかさ。これらを可能にしてくれるのが、シェフたちの間でも人気の低温調理だ。 『虎峰』や『長谷川稔』といった名だたる名店でもその調理法は採用されており、素材の旨みを引き出す手法として、スタンダードになりつつある。 その低温調理をわずか数万円で叶えてくれるのが、新進気鋭の低温調理器ブランドの『ボニーク』だ。中でも最大1,200...
ヌーベルシノワの気鋭シェフ、山本雅さんの独創的で多種多様な小皿料理が楽しめる。シェフは、大阪のホテルで修業したのち、恵比寿の『マサズ キッチン』を経た若き実力派。 中華に軸足を置きながら、和食やフレンチの技法を駆使して旬の食材を彩る。提供するメニューはコース料理(¥13,000)のみ。それだけに、シェフの世界観が存分に表現されている。 この機会に、フカヒレスープや北京ダック、魚料理など、バラエティー...
六本木の路地裏にひっそりと誕生した一軒だが、瞬く間にその新たな中華料理のスタイルに食通たちから注目を集めている。気鋭の山本 雅シェフが供する料理は、25~30皿のおまかせコース1本のみ。 「ほかにはないスタイルを」と少量多皿なのが同店のこだわりだ。小さなポーションながら手を掛けた前菜から始まり、魚介、点心、肉料理などへと続く。 ピータン豆腐やよだれ鶏といった王道のメニューを押さえながら、海老のマリネ...
大皿大衆中華からデート仕様のヌーベルシノワ、そしてカウンター中心の気軽なバルスタイルと、さまざまに変化を遂げてきた〝東京チャイニーズ〞。その、最も旬なスタイルが、〝ムニュ・デギュスタシオン〞。この少量多皿構成のコースで、高感度な美食家達の心を揺さぶり続けているのがここ『虎峰』。この4月、六本木の路地裏にオープンした話題の新星だ。...
品数、実に30皿! 前菜とされるものだけで11品、その後に野菜、魚介、スープ、点心類、肉、フカヒレetc.と続く『虎峰』のおまかせコース(¥13,000。ウォーターペアリングを含む)は、めくるめく美食の旅だ。 料理長の山本 雅氏は和歌山出身。大阪の中華料理店を経て、恵比寿『MASA'S KITCHEN』で修業。今年この店のシェフに抜擢された。「技術をカバーするために、ほかにないスタイルを」と少量多皿コース...
おまかせコース(¥13,000)は、小ポーションで20品以上。緩急自在な展開も印象的だが、これだけの品数でありながらブレることのない、クオリティにも驚かされる。頬張れば味の調和が口に広がり、意識のピントを素材に合わせれば、しっかりと食材が主張する。 この絶妙なバランス感覚は、山本雅氏の卓越したセンスの賜物であろう。「お腹も心も満足していただきたい」と、あらゆる手を尽くす山本シェフ。無論、裏メニューもそんな...
大人デートもOKなエレガントさ!個室も完備したハイレベルで優美な中華
六本木にある老舗中華料理店『華都飯店』には、春になる前のこの時期しか味わえない絶品鍋がある! その名も「酸菜火鍋」。1月からスタートの時期を狙って、毎年予約が殺到するらしい。 今回は、この冬だけの特別な味わい「酸菜火鍋」の美味しさに迫った。具材に火が通ったところで、つけダレを準備。醤油、中国から仕入れる腐乳、白ネギを好みで混ぜ合わせてから鍋からスープを少し加えて召し上がれ。 腐乳のもつコクと塩気が、この旨みたっぷ...
中国料理研究家・馬遅伯昌氏が、1965年に三田に開いたレストランが始まり。家庭料理に、宮廷料理の流れを汲んだ北京料理、辛さが魅力の四川料理を融合した、見た目にも優美な料理を提供している。 実はここ、あまり知られていないが、六本木の喧騒を一切感じさせない閑静なエリアで、中華料理店では珍しいソファのテラス席を併設。 風が心地いい季節には、前菜の盛り合わせと春巻きや揚げワンタンなどと、「G.H.マム コルドン ルージュ」が1...
六本木の夜の色気は別格である。大人にだけ許されるちょっと危険な香りを纏いながら、ブレずに輝き続ける。 いつの時代も、よそ者に優しくはない。だからこそ、この街を...
飲んだ〆に最高!名物鳥そばが大人気の、六本木にある定番中華店
街の移り変わりが激しい六本木で50年の歴史を持つ『香妃園』。この店で数多ある麺メニューをおさえて人気を独占し続けるのが、特製鶏煮込みそばだ。鶏ガラを煮込み、白湯と上湯で割ったマイルドなスープは1度味わったらクセになると評判。卵白入りの特注麺との相性もバツグンで、熱烈なファンが多いというのもうなずける。 スープを並々とたたえた土鍋が運ばれてきた瞬間、湯気とともに香気が立ち上り、ひと口すすれば心がほっこりと温まる。メニューが豊富...
六本木の深夜メシの大定番、香妃園。なかでも「とりそば」は人気だ。「文学賞のパーティーのあとなど、誰かが突然思い出して食べに行きます」という話も、業界関係者に「とりそば」好きが多い証拠だろう。 鶏ガラからとった白湯と清湯を合わせたコクのあるスープに、卵白を練り込んだ特製麺がよく絡む。「青く浮かぶ"しんとり菜"も程よいアクセント!」...
飲茶ランチに最適!ホテル中華で、上質な香港式本格飲茶を
「テレビ朝日がアークヒルズにあった頃に、知り合いのコメンテーターとよくランチをしたのがこの店です。このそばとあんかけチャーハンをシェアして食べるのがお約束の組み合わせでした」 ホテルの中華らしく、質のいい食材を使用しあっさりしながらコクのある上品な味わい。細切りの葱とチャーシューが中細の麺に絡み、口の中で旨味が広がる。 「飾らないシンプルな味が、長く愛せる秘訣かな」と、加藤さん。今も時折訪れることもあるそう。...