その言葉に彼は一瞬しかめっ面したように思ったが、あっさりと「いいですよ」と言って、さっとタクシーを拾い、『銀座 楼蘭』に連れて行ってくれた。 着いてからも...
◆ ドクン、ドクン・・・。 奈々子は、今にも心臓が飛び出しそうなほど緊張している。今日は、田中の両親との食事をする日だ。 食事が決まってからと...
「じゃあ、偶然の再会に乾杯!」 再会から10分後、真樹は竜太と向かい合ってテーブルを挟んでいた。 竜太に連れてこられた『銀座「楼蘭」』は、さっ...
ディナーは1 万円からという高級中国料理が2800 円で楽しめるのが、ランチの魅力。 モダンチャイニーズとは違って、老舗中華の迫力は随所に。サービス...
銀座7丁目の中でも異彩を放つ「第2新橋会館」。2014年、その6階にオープンしたのが『銀座芳園』だ。こちらを率いるのが、広東料理一筋20年以上の横尾博志氏。前任のウ...
2014年の1月にオープンした『銀座芳園』は、ウェスティンホテル東京『龍天門』出身の横尾博志氏の味が楽しめる。広東料理一筋23年。トップシェフ陳啓明氏の秘蔵っ子とも...
2014年の1月にオープンした『銀座芳園』は、ウェスティンホテル東京『龍天門』出身の横尾博志氏の味が楽しめる。広東料理一筋23年。トップシェフ陳啓明氏の秘...
ザ・最高級。豚骨や丸鶏などで6時間かけてとる極上のスープと、フカヒレを煮込んだ濃厚スープが器の中で層を成し、ほぐしたフカヒレと喉ごしのよい細麺によく絡む。...
『チャイナブルー』のアイコンともいえるのが、こちらのブルーのソファ。 初デートでも気を使わない余裕の広さがあり、かつラウンドしているので距離を詰めても不自然じゃない。フロア内の少し高い場所に位置しているので、夜景も気持ちよく眺めることができる。...
まさにトワイライトブルー。夕暮れどきのこの店を訪れると、その言葉をしみじみ実感する。 店名に付く“ブルー”は、高さ8mという窓から東京湾の青を望み、夕闇や夜のネオンを受けて、店内が青々とした光に包まれることを意味している。...
ちょうどその頃、私は付き合って半年ほどの彼がいた。 外資系コンサルティングファームに勤める直樹とは、食事会で知り合った。 無難に整った顔立ちと、少しやんちゃな好青年風の雰囲気は最初から好印象で、さらに聡明でノリも良い彼とは会話が弾み、すぐに恋人に発展した。 それまでは年上の男と遊ぶことが多く、同年代にはほとんど興味がなかったのに、私は同い年の直樹といるのがとにかく楽しくて、本気の恋に落ちる...
高さ8メートルの大きな窓から広がる、浜離宮恩賜庭園や東京湾の景色。レインボーブリッジや高層ビル群が光輝くベイエリアの夜景とともにいただけるのは、モダンでクリエイティブなチャイニーズ。 エスコフィエ協会からの称号をはじめ、数々の受賞歴を持つ料理長アルバート・ツェ氏の創造性あふれる洗練された広東料理の数々と、店内のワインセラーに貯蔵されたワインとのマリアージュを堪能できる。非日常的な空間と料理に浸る優雅なひと...
干し貝柱、魚の珍味、筍、黄韮のとろみスープ「介福」ディナーコース¥16,800の一例。夜には東京の絶景と共に楽しんで。税サ別...
私生活にも少しの余裕が戻り、最近では父の日や母の日にはダイナースクラブのサイン不要のサービスを使って、両親をレストランへ招待した。父の日はコンラッド東京の『チャイナブルー』を、母の日には銀座の『ベージュ アラン・デュカス 東京』を予約して食事を楽しんでもらった。「会計はこっちで済ませるから、二人は食事だけ楽しんできて」と伝えると思っていた以上に喜んでくれ、少しは親孝行できているかなと翼も嬉しくなった。 ...
まさにトワイライトブルー。夕暮れどきのこの店を訪れると、その言葉をしみじみ実感する。店名に付く“ブルー”は、高さ8mという窓から東京湾の青を望み、夕闇や夜のネオンを受けて、店内が青々とした光に包まれることを意味している。 そんな雰囲気を、特に満喫できるのがカップルシートだ。こちらでは敢えて窓の全景を望める壁側に配置。とはいえ楕円形の背の高いソファは、他客の視線や会話をカットし、プライベート感を十分に演出し...
美和子も最初は子供を持たないと決断できずに、彼との別れも考えたほか、やはり真治との子供を欲しいと思い何度も話し合った。だが、彼の考えが変わることはなかった。 時間をかけて考えた末に、真治を失うくらいなら子供は持たなくていいと考えるようになった。真治以上に愛し合える人にはもう出会えないと思えたのだ。自分の選択を後悔する日が来るかもしれいという怖さも少しはあった。だが、もしそうなった場合は、感情をコントロ...
祥子は浮かれていた。街行く人全員に優しく接したくなるくらい、今の祥子は舞い上がっている。 貴幸と別れたその週末に、友達の菜穂と飲みに行った六本木の『R2 SUPPER CLUB』でジョナサンに出会った。イケメン、高身長、六本木ヒルズにオフィスがある米系金融会社で働いている彼はもちろん高収入。ここまで完璧な人がいるのかと驚くくらい、素敵だった。 電話番号を交換した翌日に、早速日本語でショートメール...
美帆とはあれっきり、もう会っていません。 あの時はあれだけ感情的になっていたのに、荷物を渡すと彼女はすんなりと去って行った。 少しの間、喉に小骨が刺さったような感覚で彼女のことをよく思い出しました。いつも腕にピッタリと絡みついて甘えていた彼女が急にいなくなり、寂しい気持ちも正直ありました。もう一度きちんと謝った方がいいのか、どうしようか。 結局、自分から連絡をする勇気もなく、美帆のことは考...
席のほとんどが海側を向いているというだけでも気分があがるのではないだろうか。 開放感のあるモダンな内装。家族や仲間と行く中華ならほぼチャイナブルーと決めている。気に入っているのがコース料理。小皿で少しずつ出てくる料理は 味の流れにメリハリがあり、ワインを合わせると非常に面白いそうだ。 「ここの料理の何が良いかというとシャンパーニュと合うんですよね。 熟成したシャンパンと合わせるのがすごく良いんですよ」...
2015年7月1日に開業10周年を迎えた『コンラッド東京』。この記念すべきタイミングに面白いプレスイベントがある!と聞きつけ、いざ汐留へ。 まずは、ホテルの玄関口ともいえる『トゥエンティエイト』に集合し、開業年の「ドン ペリニヨン2005」で乾杯。のっけからラグジュアリー!そこで広報・飯塚さんよりご挨拶が。「『コンラッド東京』がお贈りする特別な食の旅『Culinary Journey(カリナリー・ジャーニ...
「チャイナブルー」で、サプライズは二度起こる。まずはそのロケーションがスペシャルで訪れた者を高揚させる。天井高8mもの店内の巨大な窓が映すのは、地上28階から見下ろすダイナミックな東京ベイエリアの夜景。そんな色気溢れるこの店の最新麺は、「シェフ特製和牛肉のつゆそば」。メニュー名は普通だなと油断していると、この麺が現れたとき、心中“!!??”と驚くはず。スープのない麺の上に3種の肉がのり、うちひとつが赤々とした牛...
つまりは桟敷席である。『チャイナブルー』でどこに座るべきかを、迷ってはいけない。レストランは劇場で、料理もゲストもサービスマンも皆役者。その優雅なさま、活況たる様子を一段高いところから眺める。それが桟敷席に許された特権だから。 本当のことを言えば、シェフ、アルバート・ツェ氏が作る広東料理を基礎としたモダン・チャイニーズは、上品であざとさがないから、下心に欠ける。それゆえに底意のための上等な隠れ蓑を演じて、あな...
「10年ぶりに再会した文子は相変わらず、いやあの時よりもずっと綺麗になっていました」 さらに驚くことに彼女はいま戦略コンサルで働いているのだという。 同じ業界だし仲良くしよう、と勢いで約束をとりつけ、銀座の『黒猫夜』で食事をした。 文子は派手な見かけによらず、昔から酒が弱い。紹興酒1杯で真っ赤になっているのが可愛かった。 「あの時はショックだったなあ」「やだ、新ちゃんがこう言ったから」「いやいやそっちが...
「由希奈、婚約おめでとう!」 「ありがとう!」 銀座の中華料理店『黒猫夜』で、由希奈は同期の仲間たちと笑顔で乾杯をする。 今日は、つい最近婚約をした由希奈を祝うため、外資系製薬会社の同期で特に仲の良い数名が、一堂に会していた。 「由希奈もついに、婚約かあ。これで、このグループは全員結婚したことになるよね」 由希奈は今年30歳になる。新卒の頃からよく集まっている同期たちは皆結婚が早く、入社5年目を過ぎた...
「あそこにはマニアックな中華料理がある」と、10年以上も前から話題の『黒猫夜』が、2013年、銀座店をオープン。 鴨あひるの舌や脳みその炒め物、山羊バラ肉の塩茹で、豚の腸の1本揚げ…など、メニューの一部を見ただけでいかにディープかが理解できるだろう。可能なかぎり現地に沿った食材を用い、その地に根付く発酵調味料をベースに味付けした料理は、どれも驚きと興奮に満ちている。〝中華料理のテーマパーク〞という店のコン...
「トマトと卵の炒め」は日本で言えば卵焼きのような、中国版おふくろの味だ。通常はスクランブルエッグのようなものが多く、このふわふわ食感は他では味わえない。また、食後に出てくるほんのり甘いお茶はデザート感覚で楽しみにしているゲストも多いのだそう。...
普通ではなかなかお目にかかれないマニアックな料理が多くそろう『黒猫夜』。赤坂、六本木に次いで、昨年オープンした銀座店も、山羊のスペアリブ、地カエルの広東風土鍋など、食通の好奇心をかきたてるメニューが充実している。 中国の西安やウイグルで日常的に食されている料理にも力を入れており、最近は羊肉料理のレパートリーを強化中。今回『黒猫夜銀座店』の“裏メニュー”として登場したのは、羊肉のロースミンチやハツ、レバーなどの...
日頃、全身全霊でお客に美味しいものを提供しているシェフが、通いつめてしまうお店があるとしたら、 そこは美味しくって、居心地いいに違いない!! そこで様々なジャンルの名店のシェフ達に、彼らのとっておきの行きつけのお店を教えていただいた。 お気に入りポイントやエピソードなどもあわせてどうぞ! ………………………………………………………………………………………… 質問項目は5つ。 ■Q1.下記①~⑧のジャンルで「行きつけ...
「璃宮特製焼き物のせ御飯」は広東式ダックの窯焼き、豚バラ肉のクリスピー焼き、釜焼きチャーシュー、伊達鶏の特製醤油漬けの4種類が1度に食べられる贅沢な丼。 「素材の持ち味・旨味」に極限までこだわり、多彩な食材を用いながら穏やかな味わいに仕上げる広東料理の名店『赤坂離宮』。 大きな香港製の焼き窯(明爐)で焼く焼き物は名物の1つだ。 それぞれ飴色に輝く焼き色が食欲をそそり、五香粉などの芳醇なスパイスが薫り立つ。噛むほど...
この日連れて行かれたのは『赤坂璃宮 銀座店』。まずはビールで乾杯し、早々に紹興酒にうつると、翼は最近の悩みを聞いてもらった。一方の砂田は、また新たな新規事業を構想中とのことで、彼の熱のこもった話に翼は圧倒された。 ―さすが砂田先輩、見てるものが違いすぎる……― 食事を終える頃には、砂田に刺激を受けていつもの前向きな気持ちを取り戻した翼。テーブルで会計を済ませる砂田に「いつもごちそうさまです」と頭を下...
築地や現地の食材を使用し、医食同源を礎とした広東名菜の名店。焼物、フカヒレ、海鮮料理を看板に掲げる同店の夏の一皿といえば、海鮮と夏野菜のトマトソース冷麺\2,800(税・サ別)。 新鮮なイカやホタテ、タラバガニと夏野菜のコントラストが美しく、隙間からトマトソースが絡んだ赤い細麺が妖艶に顔をのぞかせる。生トマトを煮詰めて作るソースの旨みとまろやかな酸味が、真夏の食欲を刺激する。8月31日まで。...
初デートで、フォアグラを希望した美紗子ちゃん、やはり女性は高級食材に目がない。そこで抑えておきたいのがここ、『赤坂璃宮 銀座店』。 「医食同源」で知られる広東料理を日本中の上質な食材を使って、限りなく本場の味を追求した名店。 名物は、大きな香港製の焼き窯(明爐)で焼く焼き物と宮城県南三陸町産のフカヒレ。ディナーでも"ふかひれの姿煮"が食べられるコースが人気。...
前回のあらすじ 東京女子・マリと扮した香港人・マギーは、何としても結ばれたいと願っていた理想の男性・裕二に婚約者がいることを知る。食事を終えた後、マギーの誘いでメインのダイニングに足を運んだ裕二が目にしたものは、婚約者・桃子と見知らぬ男が仲睦まじく笑い合う姿だった。それから月日は過ぎて、早3年。 香港ガールの野望 Vol.6:香港ガールの二面性に惹かれた、やり手弁護士の真実く東京での真の野望...
―そういえば、東京で広東料理を食べるのは初めてかも… 午後8時。バーニーズNYの入っている交詢ビルディングの5階にあるレストラン『赤坂 離宮銀座店』に行くためエレベーターに乗ったマギーは、ふとそんなことを考えた。 広東料理は、香港でよく食べられている主要料理の一つ。東京の、それも高級レストランで食べる広東料理はどんな味がするのだろうか。 ―裕二さんの「大事な話」も気になるけれど、東京の高級レス...
前回のあらすじ 東京女子・マリと扮した香港人マギーは、理想の男性・裕二が謎の和美人と歩く姿を目撃する。話しかけようと試みるが、あと一歩というところで香港人学生・アランに声をかけられ中断。「外国人であるがために失恋した」とこぼすアランに、マギーは「欲しい物を手に入れるためならば、身分を偽ることなんて痛くも痒くもない」と言い放ったのだった。 前回:香港ガールの野望 Vol.4:極上男とのキスよりも甘く痺...
以下の9店舗でご賞味ください。 コース料理の最後のフルーツとしていただける他、オリジナルメニューとして提供するお店もある。 ・『カフェコムサ 銀座店』※オリジナルメニュー:写真ご参照 ・『赤坂璃宮 銀座店』 ※オリジナルメニュー:写真ご参照 ・『Ed. Parlor』 ・『豪農 五十嵐邸』 ・『日本料理 穂の花』 ・『ビストロカシュカシュ』 ・『久保田』 ・『方舟 大吟醸 しずく』 ・『方舟...
譚 彦彬オーナーシェフが生み出す、繊細かつ大胆な広東料理がファンを魅了する『赤坂璃宮』。 中国ではB級グルメとして人気の土鍋ごはん「ボウチャイハン」だが、譚氏が手がけると衝撃的な旨みをもつ土鍋ごはんとなる。 なかでも「咸魚肉餅仔飯(ハンミヨッペンボウチャイハン)」は、広州で好まれる咸魚(発酵させた干し魚)、挽き肉とネギの肉餅、熊本産の魚醤や中国産のたまり醤油、鶏油などすべての食材が相乗効果で美味を織...
「医食同源」で知られる広東料理を日本中の上質な食材を使って、限りなく本場の味を追求した名店。 名物は、大きな香港製の焼き窯(明爐)で焼く焼き物と宮城県南三陸町産のフカヒレ。ランチの「広東式焼き物のせご飯」なら、魚だけでなく広東式ダックの窯焼き、豚バラ肉のクリスピー焼き、釜焼きチャーシューなど4 種が食べられる。魚だけじゃ物足りないあなたにもピッタリ。それに一度に味くらべできるのはなんとも贅沢。 それ...
別名ガザミ。またその姿形から「菱蟹」の名でも呼ばれるワタリガニ。他の蟹と違い、ボートのオールのような平たい第5脚を使って、海を泳ぎ渡るところからこの名があるとか。一年のうち、身がびっしりと詰まった雄蟹が旨くなるのは秋。対して、雌蟹の甲羅に卵が充実するのは、初夏から夏の産卵期を控えたこの時期。卵を味わうなら、まさに今が旬である。 その卵の持ち味を、ストレートに楽しめる秀作がご覧の二品だ。『赤坂璃宮銀座店』の...
深い黄金色のスープに浮かぶは、すっぽんのエンペラだけを千切りにし、椎茸や筍、黄ニラと共に炒めたもの。このご覧の一品が『赤坂璃宮』の特製“水魚糸湯麺”。三年ものの天然すっぽんを使ったスペシャル汁そばだ。「えっ!でも、すっぽんはこれだけ!?」と思った貴兄、まずは黙ってひと口、スープを飲んでみるといい。そう、そのスープこそが、まさにすっぽんそのもの。 譚彦彬オーナーシェフ曰く「1㎏級の天然すっぽんを、エンペラを外し...
『赤坂璃宮』の名を世に知らしめてきた名料理人・譚彦彬氏。かねてからの憧れの地、銀座でも、自身のルーツである広東料理の真髄を余すところなく披露する。得意とするフカヒレや海鮮料理が並ぶメニューには、コースと豊富なアラカルトを用意。銀座という土地柄も加味した内装に加え、女性を意識したポーションなどの配慮も。原点を捉え、進化する、広東料理の極みがここに。...
激辛好きにはたまらない四川料理!テレビで大活躍の中華料理人・井桁良樹氏がプロデュースした四川料理の名店『飄香銀座三越店』も辛麺好きには堪らない一品を提供中。 その名も「四川漬け物と鶏肉の唐辛子炒めのせ和え麺」。宜賓地方のそば料理で、卵は使わずかん水の量を極力抑えたストレートタイプの細麺を使用している。 上には四川漬け物と冠地鶏、底には唐辛子のタレが隠れているから全体をよく混ぜて、さあ食べよう! 赤く染まった麺は、...
井桁氏は、本場四川の味を学ぶために現地で修行し、今では麻布十番と銀座三越で四川料理店を営む。これまで「銀座三越」の店舗では麻布十番同様のメニューだったが、2月23日から食材を特化し、リニューアルした。 もともと井桁氏は、本場にある四川鶏料理専門店を日本にも広めたく、オープン当初から理想的な鶏を探していた。そしてついに見つけ出したのは、大分県産の冠地鶏だ! 中国の薬用鶏“烏骨鶏”を、大分県畜産試験場が4年もかけて日本で初...
名作絵画や名窯の美しい器が彩る中国料理店は、点心食品会社が母体。だからこそ最高の素材と匠の技が体感できる。 その集大成が小籠包(提供はコースのみ¥4,860〜)。重量25gにして皮はわずか4g。究極に薄くデリケートな皮は口の中で溶け、溢れる澄んだ上湯に心奪われる。 その滋味深さ、もはや芸術の域。点心の概念を覆す一品だ。...
新鮮な海老、北海道産の帆立を主に使用し、高品質のタイ米と共に少量の塩のみで炒め、シャンタンで仕上げる。この素材の味を絶妙の火加減で最大限引き出した逸品こそが、最高級炒飯たる所以だ。...
名作絵画や名窯の美しい器が彩る中国料理店は、点心食品会社が母体。だからこそ最高の素材と匠の技が体感できる。 その集大成が小籠包(提供はコースのみ¥4860〜)。重量25gにして皮はわずか4g。究極に薄くデリケートな皮は口の中で溶け、溢れる澄んだ上湯に心奪われる。 その滋味深さ、もはや芸術の域。点心の概念を覆す一品だ。...
お昼から活アワビを、しかも二味いただけるなんてどこぞのセレブにでもなった気分だ。老酒に漬けてじっくり2時間セイロで蒸された活アワビは、磯臭さがほどよく抜けていて、食感もやわらか。 一口食べれば、ソースの風味とアワビに染み込んだ老酒の香りがふわっと口の中で混ざり合い、至福を感じられる。ちなみに、ブラウンソースのプレートにはもち豚の角煮が添えられているが、これもまた絶品。 肉の深いコクと秘伝のタレがマッチして、旨い。1日限...
10時間以上煮込んだコラーゲンスープの上に、気仙沼から仕入れたフカヒレがこんもり浮かぶフカヒレ麺。醤油ベースのスープをしっかり絡ませて、豪快にすすりたい。 また、コースについてくる北京ダックはこのお店の名物。中国本店の技を受け継ぎながら“郷に入らば郷に従え”の精神で、桜の薪を使った石釜で燻製したり、味噌は甘めのものを採用するなど、日本風の味つけにアレンジしているそう。 北京の伝統建築様式「四合院」をテーマにつくられた内...
『御膳房ガーデン』は、中華の名店『御膳房』の新業態。レストランバースタイルで安心、安全のオーガニック食材を駆使した逸品が揃う。 大人気のキノコ火鍋と焼き立て北京ダックが味わえる「スペシャルコース」で、ちょっぴりゴージャスな新年会はいかが? ■コース概要 コース名:スペシャルコース 提供期間:通年 価格:10,000円 ※オーダーは21:30まで...
ふかひれとトマトの冷やしそば(¥4,320 税込サ別)には、旅先でであった塩は試すという料理長こだわりの、宮古島の雪塩と奥能登の塩を使用。 名古屋コーチンの上湯スープをベースに、干し貝柱や金華ハムの出汁も効いた汁は、冷やすことで味が締まり見た目以上の奥深い味わい。11:30から通し営業なので遅いランチにも最適だ。...
喧騒溢れる新宿。怪しい雰囲気もある六本木。そんな街に足を運び弾ける夜もある。ゆえに銀座の雑居ビルの奥にある、隠れ家的な店を探し出すのも間違いじゃない。けれど、それはひとりの時で十分だろう。 とっておきの銀座に彼女をエスコートするなら、店までは路地裏を歩こうとも、最後には煌めきのあるモダンなビルにある店がベター。「どこに行くの?」という不安を期待感に変えるのも悪くない演出だ。和食をはじめイタリアンやフレンチなどで使われるさまざ...
同じ四川料理店でも、料理人が表現しようとする味の表情やその方向性は、各々異なる。 麻婆豆腐ひとつとっても各店各様なのだ。基礎力のある料理人が中華の基本をキッチリと踏まえながらも、独自のセンスで現代的なニュアンスを加味する。 たとえば、『レンゲ』。ここもそんな東京チャイニーズを象徴する1軒だろう。...
今回の依頼に対して、西岡英俊氏が挙げてくれたメニュー案は6種類以上。 「中華料理は元来トゥ・オーダーで作るものが多いから、その気になればいくらでも作れますよ」...
新宿で話題を博した『Chinese Tapas Renge』が、2015年6月、装いも新たに銀座に移転リニューアル。 「アラカルトをなくしておまかせコースのみにしたのは、料理に流れを作って供することができるから。10皿以上と品数が多くても食べ疲れしないようシンプルに仕上げています」とシェフの西岡英俊氏。 食材同様、調味料にもこだわり、油だけでも7~9種類を使い分けるほど。...
新宿で話題を博した『Chinese Tapas Renge』が、2015年6月、装いも新たに銀座に移転リニューアル。 「アラカルトをなくしておまかせコースのみにしたのは、料理に流れを作って供することができるから。10皿以上と品数が多くても食べ疲れしないようシンプルに仕上げています」とシェフの西岡英俊氏。 食材同様、調味料にもこだわり、油だけでも7~9種類を使い分けるほど。コースは¥16,200〜。...
今を遡ること約4000年前。夏王朝の始祖といわれる帝王・大禹の時代から食されてきたと伝えられる上海蟹。中国では一般的に「太閤蟹」の名で呼ばれているこの蟹は、いわば上海の秋の風物詩。江蘇省は蘇州にある陽澄湖で捕れるそれが、最も上質であるといわれている。 日本でも、松茸や秋鯖などと並ぶ秋の味覚として親しまれるようになって久しいが、ただ蒸すだけでなく、ビスクや茶碗蒸し、蟹味噌の黄金炒飯などなど、変幻自在な味の広がり...
「最近、都内には高級素材にこだわらず、オリジナリティのある料理を出す中国料理店が増えていると思います。私自身が目指しているのは、シンプルに美味しい料理。料理を追求していくうちに、いろいろな要素を足していきがちですが、できるだけそぎ落としていく。そして、細部にこだわりすぎず、全体像として“美味”に近づけていきたいです」...
西新橋に2011年8月オープン以来、激辛ファンの間では一目置かれるこちらのお店の名物は、なんといっても黒い石鍋に入った「頂天石焼 麻婆刀削麺」。 小ぶりな石鍋に入った麻婆は、グツグツと音を立て、飛び跳ね防止にペーパーがかかって配される。ユニークなビジュアルだが、味は侮れない本格派。 辛さが、薄辛、普通辛、中辛、激辛と4段階あり、激辛は湯気だけでほかのお客様全員むせ込んでしまう危険なレベル!常連さんの激辛オーダーがあると...
西新橋に2011年8月オープン以来、激辛ファンの間では一目置かれるこちらのお店の名物は、なんといっても黒い石鍋に入った「頂天石焼 麻婆刀削麺」。 小ぶりな石鍋に入った麻婆は、グツグツと音を立て、飛び跳ね防止にペーパーがかかって配される。ユニークなビジュアルだが、味は侮れない本格派。 辛さが、薄辛、普通辛、中辛、激辛と4段階あり、激辛は湯気だけでほかのお客様全員むせ込んでしまう危険なレベル!常連さんの...
西新橋に11年8月オープンして以来、激辛ファンの間では一目置かれるこちらのお店の名物は、なんといっても黒い石鍋に入った頂天石焼 麻婆刀削麺(¥900)。 小ぶりな石鍋に入った麻婆は、グツグツと音を立て、飛び跳ね防止にペーパーがかかって配される。ユニークなビジュアルだが、味は侮れない本格派。 辛さが、薄辛、普通辛、中辛、激辛と4段階あり、激辛は湯気だけでほかのお客様全員むせ込んでしまう危険なレベル!常...
中華料理の進化系“、魅せる中華スタイル”を提供するのが『銀座 やまの辺 江戸中華』だ。 中華であっても、カウンター席を選べば、作り手は食べ手の反応を目で確かめることができ、食べ手は作り手の臨場感溢れる調理風景が楽しめる。 おまかせコースなら、料理は1人前ずつ供されるので、その都度取り分けるような煩わしさもない。一対一のデートや接待にも最適だ。 白木のカウンターに並ぶ立派な九谷焼のウェルカムプレートが印象的。銀座の...
約束通り、次の木曜に、私は美優を連れて大輔が予約してくれた店『銀座やまの辺 江戸中華』へと向かった。 大輔と会うのは半年ぶり。いつもより、少し念入りに化粧をし、ドキドキしながら店へと続く階段を降りていくと、ピンヒールが心地よくカツカツと鳴り響いた。 カウンター席とテーブル席、合わせても数席のみのこじんまりとしたお店だが、繊細で気品が溢れる店内に、更に期待は膨らむ。...
店は、会社からほど近い『銀座やまの辺 江戸中華』にした。 最近気になっている中華の店で、一度足を運んだが中々美味い。繊細ながらも独創的な味わいで、コースのみだが一品一品、全てに感動がある。...
恋をしない男女が増えている。 それは、決して感覚値ではない。 国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、18歳から34歳の独身男性約7割、独身女性約6割に交際相手がいないという。 しかし今や、デーティングアプリなどでも異性と簡単に出会える時代。 何もかもが揃った、2017年の東京。 いや、何もかもが揃ってしまったからこそ、人は、恋に落ちなくなったのかもしれない。 東京から、...
日本の旬の食材を使った料理が好評の『銀座やまの辺』。おまかせコース¥10,000または¥15,000の〆に選べる夏限定の冷やし中華も、日本の海を彷彿とさせる贅沢な一品だ。 写真は千葉産の活アワビに北海道産の赤雲丹。コクのあるつゆは白胡麻と白味噌がベースの担々麺風。つるんとのど越しのよい稲庭中華麺もインパクト大!...
「今までにない“魅せる中華”をやりたくて、カウンタースタイルを選びました。お客様の反応がダイレクトに伝わってきますね」と語る、シェフの山野辺 仁氏。 白木のカウンターに並ぶ立派な九谷焼のウェルカムプレートが印象的だ。 高級食材を用いながらも、ホッと和めるのは、最初に炊き上げる土鍋ごはんのせいかもしれない。コースの途中でいつでも好みの量を提供する。約11品で¥16,200。...
「今までにない“魅せる中華”をやりたくて、カウンタースタイルを選びました。お客様の反応がダイレクトに伝わってきますね」と語る、シェフの山野辺 仁氏。 白木のカウンターに並ぶ立派な九谷焼のウェルカムプレートが印象的だ。 高級食材を用いながらも、ホッと和めるのは、最初に炊き上げる土鍋ごはんのせいかもしれない。コースの途中でいつでも好みの量を提供する。10皿前後で¥10,800。...
「店を開く時は、絶対に土鍋ごはんを出すと決めていました」と語るのは、『天厨菜館』で料理長として腕を振るった山野辺 仁氏。中華料理はごはんと合うからこそ、米にこだわりたいという。 2015年8月に江戸中華として名乗りを上げたここは、中華料理に和の食材と日本の四季を織り込んだおまかせコース一本。 続きはこちらhttps://tokyo-calendar.jp/article/4876...
東銀座の地で、創業40年目を迎えた中華料理店『銀座 ヤンヤン』。店先に掲げられた看板の通り、名物は手打ちラーメン。それを象徴するように、店に入るとすぐガラス張りの麺の手打ち場が出迎える。 『銀座 ヤンヤン』は、すべて注文が入ってから麺を打ち始める。 そうでなくては、このモチモチとした食感や、麺の風味、味わいが出ないのだ。小麦粉と水のみで作り数時間寝かせた生地玉に、かん水を少しかけてから練っていく。 提供に時間がかかるの...
東銀座の地で、創業40年目を迎えた中華料理店『銀座 ヤンヤン』。 店先に掲げられた看板の通り、名物は手打ちラーメン。 それを象徴するように、店に入るとすぐガラス張りの麺の手打ち場が出迎える。 『銀座 ヤンヤン』は、すべて注文が入ってから麺を打ち始める。そうでなくては、このモチモチとした食感や、麺の風味、味わいが出ないのだ。...
創業40年の老舗『銀座 ヤンヤン』。注文が入ってから麺を打ち始め、打ちたてで提供されるラーメンがとにかく絶品! モチモチとした食感に加えて、麺本来の美味しさに気づかせてくれる名店の魅力に迫る。『銀座 ヤンヤン』は銀座とは思えないリーズナブルさも魅力のひとつ。400円~の小皿料理も豊富で、ちょっと飲んで帰りたい日にふらっと気軽に立ち寄れるのが嬉しい。 「手打ちラーメン」でしめるもよし、がっつり飲むもよ...
銀座の知る人ぞ知る上海料理をベースとした中華料理店。 銀座通がいうには、銀座で餃子を食べるなら高級で有名な『天龍』か、安くて知る人ぞ知るココ『ヤンヤン(YunYun)』でしょう、とのこと。 1階は扇房で、ガラス越しに職人さんが麺をばんばん打っていて、ボーっと見ていると 不思議と疲れが癒される。客席は2階。 上海の中華料理屋さんを彷彿とさせる香辛料の香りと大衆中華料理屋さんっぽい雰囲気がいい。...
丸鴨から取った鴨ならではの味わい深いスープがポイント。細やかな温度管理で絶妙の加減に仕上げた半熟鴨チャーシューも旨い。 トッピングをプラスするなら、濃厚な卵黄にほんのり昆布の風味を移した「昆布〆卵黄」がおすすめ。...
以前、銀座の割烹で料理人をしていた店主が目指したのは、割烹の人気メニューだった「鯛茶漬け」の味わいを彷彿とさせるようなラーメン。...
以前、銀座の割烹で料理人をしていた店主が目指したのは、割烹の人気メニューだった「鯛茶漬け」の味わいを彷彿とさせるようなラーメン。 さっぱりと上品な味わいの中にもしっかり奥行きを感じさせるようなスープは、〆の「鯛飯」でも味わって!...
~大盛りの名店味噌が香ばしい肉丼~ 盛りの良さに定評のある、銀座の名物店『蘭州』。人気の丼は、その名も「肉丼」。厚めに切られた豚肉を、オリジナルの合わせ味噌で焼き上げた一品。ピリ辛な味わいが後を引く。大盛りは、2人前以上の量。覚悟の上注文を。...