ドシンと鎮座する、姿煮に驚愕。1㎏を超す重量があり、繊維もしっかり。これぞ、メジロザメの尾ビレだ。 極上の極上食材を求め、『小熊飯店』店主・梅本恒久氏に相談を持ちかけたところ、普段はほぼ入手不能な巨大フカヒレの存在が明かされ、今回の誌面登場と相成った。 「今や幻のジンベイザメが最上位。けど、このメジロザメもかなり希少。手に入れたくても年に1、2回しか出逢えません」 アオザメとヨシキリなど、普段からフカヒレ食べ比べの料...
そして、ご夫婦が特別なお祝いのために奮発するのは、千駄ヶ谷の高級中華『小熊飯店』。 「めったに行けないけれど(笑)、フカヒレの食べ比べや上海蟹など、本当に特別なときだけの贅沢ディナー! シェフがとっても気さくで、大好きな『シェフス』出身というところも好きな理由のひとつです♥」...
~時をかけ、新たに、到達した美味しさ~ 場所は北参道。目立たぬビルの地下、看板もなくひっそりと佇むその在り様は、まさに知る人ぞ知る隠れ家レストランといった趣だ。にもかかわらず常に予約で満席。看板料理の上海蟹シーズンには1ヵ月先、通常でも2~3週間先まで満員御礼の日が続くほどの人気ぶり。 それも、現在この店で腕をふるっているのは、2009年に惜しまれつつ店を閉じたあの『メゾン・ド・ウメモト』の梅本恒久...
松茸や天然舞茸など数種類のきのこに衣をつけて揚げ、香りと旨味を逃がさぬよう仕上げた麻辣冷麺。 『蔭山樓』特製の麻辣の辛みと、黒酢を効かせた冷たいスープがきのこの美味しさを引き立てる。お好みでライムを絞って召し上がれ。 ■提供時間:【月曜~金曜】11:00~(L.O.21:00) 【土曜・日曜・祝日】17:30~(L.O.21:00) ※15:00~17:30除く舞茸、しめじ、えのき茸、椎茸の...
“かき氷フィーバー”が止まらない。 今年も、各店でバラエティ豊かなかき氷がそろっている。中でもユニークなのが「表参道ヒルズ」だ。 シャンパンやリキュールが使われたものも多く、正真正銘の大人味が満喫できる。 梅雨の空気を吹き飛ばす、爽やかなひんやりスイーツを「表参道ヒルズ」で楽しみ尽くそう!...
本店を自由が丘に構え、表参道ヒルズにも出店するフカヒレ中華の名店『蔭山樓』。 その名を世に知られるきっかけとなったメニューとも言えるのが「鶏白湯塩そば」である。濃厚な鶏のコクと旨みがギュッと詰まったスープの美味しさをダイレクトに味わえる。今や『蔭山樓』を代表するメニューのひとつとなっている。 他にも、「土鍋麻婆豆腐ごはん」や「やわらか鶏とフカヒレの土鍋あんかけご飯」もランチで味わうことができる。...
ふわふわしたマンゴー味のかき氷に、果肉、プリンを贅沢にトッピング! 「それでもマンゴーが足りない!」という人は、添えられている濃厚なマンゴーソースをたっぷりとかけて召し上がれ。 ■提供時間 【月曜~土曜】11:00~(L.O.22:00) 【日曜・祝日】11:00~(L.O.21:30)...
本店を自由が丘に構え、表参道ヒルズにも出店するフカヒレ中華の名店『蔭山樓』では、2種の冷やし麺が味わえる。 まずイチ押しは「夏野菜とユーグレナ冷麺 フカヒレ刺身のせ」。『蔭山樓』と言えば、フカヒレ。通常メニューにある「フカヒレの刺身」(¥2,000)に使用する国産フカヒレを贅沢に麺の上にのせ、醤油ベースのソースをかけていただく冷やし麺だ。 醤油ベースのソースは、隠し味の梅干しや山椒が効き、食欲をかき...
「エッセンス農園」と名付けた自らの畑で、年間100種類の野菜を手ずから育てるオーナーシェフ・薮崎友宏氏は、当然ながら野菜の鮮度には一家言アリ。 それだけに、春巻の具の定番である「竹の子」は、時期外れだと水煮を使わざるを得ないからと、年間を通してフレッシュなものが入手できるマコモダケを採用。竹の子同様、食感の歯切れの良さが楽しめる点も素晴らしい。...
「彼の好きなところに、自信が持てなくなった?」 みなみは遥からのSOSを受け、『南青山 エッセンス』に来ていた。目の前にいる親友が分かりやすく焦燥しているのを見て、みなみは困惑する。 ―遥がこんな弱音吐くなんて、よっぽどなのかも…。 同棲を始めたという報告を受けた時、みなみは素直に驚いた。恋愛に慎重な遥が付き合って1年も経たずに同棲に踏み切るなんて、よっぽどその彼が好きなのだろうと思っていた。 しかし何...
オープン10周年を迎えた今年、店内の全面リニューアルを敢行。そんな空間でビール片手に味わいたいのは、春巻だ。「エッセンス農園」と名付けた自らの畑で、年間100種類の野菜を手ずから育てるオーナーシェフ・薮崎友宏氏は、当然ながら野菜の鮮度には一家言アリ。 それだけに、春巻の具の定番である「竹の子」は、時期外れだと水煮を使わざるを得ないからと、年間を通してフレッシュなものが入手できるマコモダケを採用。竹の子...
「突き詰めると医食同源に行き着くのが中国料理。一方で、化学調味料を使ったり、それに反する部分もよくあるんです」。そんな矛盾を排除して、体に優しい薬膳をベースとした中国料理を振る舞うのが、シェフ・藪崎友宏氏のモットー。 そんなポリシーから産まれた副産物ともいえるのが、こちら「パクチー和え麺」(¥1,600)だ。というのも、シェフは食材にこだわるべく足利にある畑で野菜を自家栽培、その雑草対策として植えたパクチ...
クラスでは最年少の芹那。これがもしお食事会や婚活パーティーだったら、26歳の美しくてパワフルな女の存在は、30歳の美咲にとって脅威でしかない。しかし都合の良いことに芹那は結婚している主婦だ。 —この子がライバルにならなくて良かった…。 美咲はほっとしたような気持ちになった。 それに、芹那は今まで会ったことのないタイプではあるが、決して悪い子ではなさそうだ。はじめは警戒していた美咲も、知らぬ間に...
中国料理とすっぽんは、古来より相性の良い組み合わせ。だが、ふぐを使ったひと品となると、寡聞にして知らぬ。 「 なにせ中国ではふぐの流通が禁止されていますからね」。そう話すのは、オーナシェフの薮崎友宏氏。だから修業時代に扱うことはなかったものの、日本人ならではの中国料理を作ろうと一念発起、20代半ばでふぐ調理師免許を取得した。 試してみると、ふぐはハタやアンコウに似たところがあり、広東の技法にマッチする。それ...
裏原宿にひっそりと佇む老舗中華店『東坡』。中国・大連出身の店主、諏訪漢宙氏が35年前に来日してこの店はスタートした。いまでは激辛好きなら知らないものはいない麻婆豆腐の有名店として、人気を博している。 お腹が驚かないよう前菜を楽しんだ後に、インパクトが強すぎる「麻婆豆腐」が登場!器に並々と注がれ、表面張力の凄さを感じる。 提供は早いが、実は仕込みで豚挽肉と豆腐、調味料を加えて45分間も煮込んでいる。化学調味料や片栗粉すら...
裏原宿にひっそりと佇む老舗中華店『東坡』。中国・大連出身の店主、諏訪漢宙氏が35年前に来日してこの店はスタートした。 いまでは激辛好きなら知らないものはいない麻婆豆腐の有名店として、人気を博している。 お腹が驚かないよう前菜を楽しんだ後に、インパクトが強すぎる「麻婆豆腐」が登場!器に並々と注がれ、表面張力の凄さを感じる。 提供は早いが、実は仕込みで豚挽肉と豆腐、調味料を加えて45分間も煮込んでいる。化学調味料や片栗粉す...
裏原宿にひっそりと佇む老舗中華店『東坡』。中国・大連出身の店主、諏訪漢宙氏が35年前に来日してこの店はスタートした。 いまでは激辛好きなら知らないものはいない麻婆豆腐の有名店として、人気を博している。 お腹が驚かないよう前菜を楽しんだ後に、インパクトが強すぎる「麻婆豆腐」が登場!器に並々と注がれ、表面張力の凄さを感じる。 提供は早いが、実は仕込みで豚挽肉と豆腐、調味料を加えて45分間も煮込んで...
原宿に、ネットで話題の激辛麻婆豆腐があるのはご存知だろうか? 表面張力がすごいビジュアルと辛さに驚くだけではない。 知られざる魅力が他にもある。今回は、そんな『東坡 (トンポー)』に注目しよう!...
原宿に、ネットで話題の激辛麻婆豆腐があるのはご存知だろうか? 『東坡 (トンポー)』の麻婆豆腐は、表面張力がすごいビジュアルと辛さに驚くだけではない、知られざる魅力が他にもある。 豆腐は、代々木上原で創業83年の太田屋豆腐店から仕入れた木綿豆腐を一晩水切りして使用。器に並々と注がれ、表面張力の凄さを感じながら、豆腐の味をじっくりと堪能してほしい。...
“激辛だけど超うまい!”を掲げる激辛グルメの祭典「激辛グルメ祭り」で、2年連続売り上げ1位を獲得している人気中華料理店がこちら。 渋谷Y字交差点があるマルイシティ渋谷付近から代々木公園に通じる渋谷公園通り。ゆるやかな坂道を何往復もしてファッションにアンテナを張るのも良いが、食なら『路地裏本格中華 陳家私菜 渋谷店』をおさえておこう。...
渋谷Y字交差点があるマルイシティ渋谷付近から代々木公園に通じる渋谷公園通り。ゆるやかな坂道を何往復もしてファッションにアンテナを張るのも良いが、食なら『路地裏本格中華 陳家私菜 渋谷店』をおさえておこう。 “激辛だけど超うまい!”を掲げる激辛グルメの祭典「激辛グルメ祭り」で、2年連続売り上げ1位を獲得している人気中華料理店だ。小麦粉を練った塊を特別な包丁で沸騰した湯に削ぎ落としていく中国の伝統食“刀削麺”。オープンキッチンか...
青山の、まさに路地裏。人目につかぬビルの2階にあるチャイニーズが『Mimosa』だ。目印は入り口横に掲げた目立たぬ看板のみ。 果たしてここはレストランなのだろうか……。恐る恐る中を覗けば、店内はまるで高層マンションの一室のよう。 シェフの南俊郎氏は、素材の持ち味をシンプルに引き出すことを信条とし、ここでは上海の古典的な料理をひもときながら紹介していきたいと言う。 なるほど、メニューを開けば「りんご入り上海紅焼肉」...
クルマの流れの多い青山通りから一本奥に入った裏路地は青山のど真ん中にしてしんと静か。 そこに立つのは切子模様のような鉄格子に囲まれたデザイナーズビル。...
しばらくしてから、また康平から誘われた。 —康平:今度良ければ『Mimosa』の予約が取れているんだけど行かない?今回は、二人席だから二人で! 二人と言われているので、今回は友達を誘えないなぁ。そんなことを思いながらも、“行きます”と返信を打った。 ◆ 『Mimosa』は新進気鋭の中華として有名だが、私はここのお料理が大好きだ。 —今日は「伊達鶏の泥包み焼き」食べられるかなぁ♡...
初デートの後、もう一度葵を食事に誘ってみた。 —康平:今度良ければ『Mimosa』 の予約が取れているんだけど、行かない?今回は、二人席だから二人で! 葵にLINEを送るとすぐに既読になり、“行きます”と返信が来た。 こうして僕たちは、2回目のデートをすることになった。『Mimosa』 は予約困難な人気店。ここのデートなら、間違いはないだろう。...
翌週になり、また地味な日常が始まった。彼女とは相変わらずオフィスで会うし、LINEも電話もいつも通りよくする。 木曜には南青山の中国料理『ミモザ』で夕食。生活は変わらないのだけれど、誕生日の後悔は募っていった。 当然のように、結婚のタイミングは男の自分が選ぶ感覚でいた。だから、先週もいまじゃないと指輪は選択外だった。 27〜28歳のとき、社内で第一次結婚ラッシュがあった時も、踏ん切りがつか...
青山の、まさに路地裏。人目につかぬビルの2階にあるチャイニーズが『Mimosa』だ。目印は入り口横に掲げた目立たぬ看板のみ。 果たしてここはレストランなのだろうか……。恐る恐る中を覗けば、店内はまるで高層マンションの一室のよう。 シェフの南俊郎氏は、素材の持ち味をシンプルに引き出すことを信条とし、ここでは上海の古典的な料理をひもときながら紹介していきたいと言う。...
「で、今回はなーに?」 翌週末のランチタイム、ようやく予約が取れた『ミモザ』で飲茶を頬張る愛華が、“そうでした”と思い出したように本題に入る。...
流行の先端をいくお洒落な街でありながら、閑静な住宅街が後ろに控え、緑も豊か。表通りから一歩入れば、洒脱なカフェや小粋なレストランが点在する。そんな高感度な街歩きを楽しめるのも、ここ青山の魅力だろう。その、まさに路地裏。人目につかぬビルの2階に中華期待の新星が現れた。 名前は『mimosa』。目印は入り口横に掲げた目立たぬ看板のみだ。果たしてここはレストランなのだろうか……。恐る恐る中を覗けば、店内はまるで...
『MIMOSA』での食事会を終えたサキは、相手男性陣の収穫の無さに、がっくりと肩を落として帰路についた。 表参道から自宅のある恵比寿へは電車での乗り換えが面倒なため、一人タクシーに乗り込む。 ―30歳を過ぎると、本当に出会いがなくなる...... 久しぶりの食事会だと気合いを入れたのに、相手は20代半ばの商社マンで体育会オーラが強く、やたらと男同士で酒を煽り合っていた。その様子を目にするだ...
―あれ......? 休日の夕暮れどき、サキは表参道をフラフラと散歩していた。 29というイイ歳で、恋人もおらず寂しい週末を過ごすところだったが、友人から食事会に誘われ、夜は最近話題の上海料理店『ミモザ』に足を運ぶ予定だった。 ウィンドウショッピングをしながら何気なく歩くサキが目にしたのは、骨董通りで親密に抱き合う男女だった。 ―今どき、こんなお盛んなカップルもいるのね...。 ...
青山の裏路地に誕生した一軒。そのお洒落な佇まいに、「本当に中華料理店?」と不安になりつつ扉を開けると、中国の高級マンションの一室をイメージした空間が広がる。 オープンキッチンの厨房に立つのは、33歳の若さで独立を果たしたオーナーシェフの南 俊郎氏。大阪の名店『空心』を経て、新宿御苑前『シェフス』に入店、6年半のうち4年半はシェフとして腕を振るった実力の持ち主だ。 メニューは、アラカルトのみで、その8...
場所は表参道駅からほど近い青山の路地裏。着けばびっくり、その店『青山はしづめ』は、あの『バー・ラジオ』の入る古い一軒家の二階に店をかまえる。 どこから入るか一見謎だけれど、実は一階のバー・ラジオの扉を開け内階段から上がる仕組み。意外性は抜群だ。...
次のデートは、『青山はしづめ』を予約した。最初は楽しく食事をしていたのだが、突然朱莉が真顔で切り出す。 「智裕、今度みんなでご飯食べない?」 発言の意味がよく分からず、僕はたずね返す。 「みんな?みんなって誰??」 「私の親友の祐美がね、智裕に会いたいらしいの」 —え…マジか。ちょっと面倒臭いから、パスしたいなぁ…。 咄嗟に、そう思った自分がいた。 そもそも、僕たちはまだ付き合ってもいない...
その日のデートは、『青山はしづめ』でのディナーだった。 センスの良い器と、彩り豊かな前菜を楽しみながら、私は智裕に尋ねる。...
所は表参道駅からほど近い青山の路地裏。着けばびっくり、その店『青山はしづめ』は、あの『バー・ラジオ』の入る古い一軒家の二階に店をかまえる。 どこから入るか一見謎だけれど、実は一階のバー・ラジオの扉を開け内階段から上がる仕組み。意外性は抜群だ。...
デートにマストなのは、ドキドキするようなサプライズ。ここに連れて行ってもらった恋人はもちろん、その驚きで喜ぶ笑顔に自分自身も嬉しくなる店である。 所は表参道駅からほど近い青山の路地裏。着けばびっくり、その店『青山はしづめ』は、あの『バー・ラジオ』の入る古い一軒家の二階に店をかまえる。どこから入るか一見謎だけれど、実は一階のバー・ラジオの扉を開け内階段から上がる仕組み。意外性は抜群だ。 他人の家に忍び...
サプライズ感もあり、もちろん料理も絶品。そして居心地も抜群にいい店を大人ならば数件知っておきたいもの。今回は、表参道という人気エリアにあるこの3つの要素を兼ね備えた名店『青山 はしづめ』に動画で潜入!...
所は表参道駅からほど近い青山の路地裏。着けばびっくり、その店『青山はしづめ』は、あの『バー・ラジオ』の入る古い一軒家の二階に店をかまえる。どこから入るか一見謎だけれど、実は一階のバー・ラジオの扉を開け内階段から上がる仕組み。 料理は中華のコースのみ。というのもここ、各有名店に麺をおろす橋爪製麺がつくった店で、料理長は『四川飯店』出身。そのため味は折り紙付き。 窓にはアンティークのセンスのよいガラスが...
骨董通りの小原流会館にある『中華風家庭料理 ふーみん』。 神宮前から南平台を経て32年前にこの地に移転して以来、表参道で愛され続けている名店である。 名物豊富な『中華風家庭料理 ふーみん』で、まず紹介したいのは、「ふーみんそば」だ。 見た目はザ・中華そばというシンプルなビジュアルであり、食べる前から味は想像が付きそうなものだが、いい意味でその期待は裏切られる。 まさに中華そばという味わいであるにも関わらず、琥珀色...
骨董通りの小原流会館にある名店『中華風家庭料理 ふーみん』。神宮前から南平台を経て、この地に移転して以来表参道で愛され続けている。 ファッションや音楽業界、文化人の多い土地柄から、開業当時からの常連客の中には著名人も多数おり、昼夜問わず賑わいをみせる人気店だ。 そんな舌の肥えた人々を虜にし続けているのが、名物「納豆チャーハン」。...
骨董通りの小原流会館にある『中華風家庭料理 ふーみん』。 神宮前から南平台を経て32年前にこの地に移転して以来、表参道で愛され続けている名店である。 同店でぜひ味わって欲しいのは「ふーみんそば」だ。 見た目はザ・中華そばというシンプルなビジュアルであり、食べる前から味は想像が付きそうなものだが、いい意味でその期待は裏切られる。まさに中華そばという味わいであるにも関わらず、琥珀色に輝くスープは、...
表参道において、この店を知らなければモグリといえるほどの名店が『中華風家庭料理 ふーみん』だ。 「納豆チャーハン」や、「ねぎワンタン」、ランチ限定の「豚肉の梅干煮定食」など名物メニューも多数! この伝説的な美味しさの料理が生まれた経緯を、“ふーみんママ”こと斉風瑞(さい ふうみ)さんに伺った!世代を超えて愛される名店『中華風家庭料理 ふーみん』。 ふーみんママが大切にしているのは店名の通り「中...
青山の中華の名店、『希須林』にも悪魔的魅惑のひと皿がある。 開店当初からの看板メニュー、「大海老のマヨネーズソース」¥1,380(税抜)だ。 卵黄を少なめにし、酸味を立たせたソースは、見た目からは想像できないほどアッサリ。 大人の女性でにぎわう同店で、「黒酢ゲンコツ酢豚」「担々麺」と並ぶ人気メニューというのもうなずける。...
表参道駅を出て、信号を渡ってすぐ、という場所にも関わらずひっそりと佇む『希須林(きすりん)』。 同店でぜひ味わいたいのは「青山担々麺」だ。モチモチとした食感の中太麺に、まろやかさの中にも辛さが際立つ濃厚なスープが良く合う逸品。肉味噌の旨みがしっかり味わえて、箸が止まらなくなる旨さ。 木耳ともやしの歯ごたえのザクザク感もいい仕事ぶり。辛いものが好きな人には、辛さをアップで注文するのもおすすめだ。...
「聞いて。来週、食事会をすることが決まったの。今度こそ、期待できそう!」 『希須林 青山』でのランチタイム。運ばれてきた担々麺もそっちのけで私がまくしたてると、恭子はまるで自分のことのように、一緒に喜んでくれた。 独身で同い年という、私と全く同じ境遇に置かれた恭子は、もはや、どんな旧友の存在よりもありがたい。 今、何よりも辛いのは、孤独への不安以上に、世間からの憐れみの目だ。しかし、恭子の...
青山通りから1本路地へ。雑居ビルの2階に潜むのは、バリエーション豊かな日替わりメニューが楽しめる『希須林』。 ユウリンチーや麻婆豆腐、黒酢酢豚など60種以上ある主菜に、蒸し鶏の葱ソースや揚げ餃子にしゅうまいといった副菜も60種以上。同じ組み合わせは1年に一度あるかないかとあり、食通のリピーターも数多い。 繊細で野菜たっぷりの中華は食べ飽きない味わい。人が日常的に欲するのは、こういう味なんだとしみじみ思う。...
表参道駅から徒歩50秒、いや40秒でしょうか? 駅を出て、信号を渡ってすぐ、という場所にも関わらずひっそりと佇む『希須林(きすりん)』。ここで絶品の担々麺に出合ったので、東京カレンダー編集部の平石がご紹介! 訪れたのは6月某日、気温は27度。雲はほとんどなく、いい感じの夏日。辛いものを食べるにはもってこいのこの日を逃すわけにはいきません。 店に入りメニューを見れば、担々麺の横に「希須林といえば!」の...
そう言って店内に着くと、「まぁ」と小さく溜息をもらし、ガラス張りのテーブル下の花をまじまじと見て、「素敵ね」と呟いた。 普段はお酒かコーヒー以外飲まない静香さんが、この時ばかりは甘い香りのするローズティー、白いティーカップになみなみと注がれたそれを、注意深く、これ以上ないくらいに美味しそうに飲んでいた。 また、あるときは僕の大好きな『原宿餃子楼』に連れて行った。 店の前に出来た行列を見て、「こんなに並ぶの?」...
言わずと知れた、原宿の人気餃子専門店。行列は苦手ですが、その先にあるものがこの餃子なら私は並びます。何せ美味しい!安い!一皿290円!周辺のカフェにあるコーヒーよりも圧倒的に安い。もう嬉しい!楽しい!大好き! 小ぶりな餃子は肉汁を逃さないように一口でパクリといくのがおすすめ。皮は薄く、もっちりとしたものより軽い食感が好きな人にとっては最高のビールのおつまみだと思います。...
知る人ぞ知る、業界人のたまり場の鉄板中華レストラン。鍋ではなく、鉄板で作る中華料理が斬新。おすすめは、10時間以上かけてせいろで丁寧に蒸しあげた蒸し鶏と、山椒の効いた陳麻婆豆腐。陳麻婆豆腐の香辛醤にはトウチや干し海老が入っていて辛さと旨みが共存。...
森本千絵さんが『青山シャンウェイ』と出合ったのは、お隣のワタリウム美術館で個展「en°木の実展」を開いた昨年暮れのことだ。だから付き合いは新しいけれど、今では「ただいまって言いたくなる、自宅の台所みたいな存在」になったという。「スタイリストの伊賀大介君の紹介でしたが、衝撃的でした」。 佐々木孝昌シェフが上海で出合ったという、鉄板で中華を供するスタイルは確かに斬新だ。「来るたびに、どれも美味しいなぁって騒ぎながらいただいていますけ...