『十々 西麻布店』のネギタンは、ひっくり返してもネギが落ちないのが不思議だ。細かく刻まれたねぎは肉との密着率が高く、ひっくり返しても落ちないのだ。 多くの焼肉店が“肉には赤ワイン”というなかで、シャンパンやワイン好きがニヤリとする白ワインなどが揃っているのもポイントだ。...
焼肉好きのあいだで「西麻布に十々あり」と称される言わずと知れた人気店。キムチやサイドメニューは手作りにこだわり、安全で体によいものを提供する。 中でも、愛らしいビジュアルで食客をとりこにしているのがこの塩ユッケ。胡麻油と細かく刻んだネギの風味が豊かな逸品だ。 ほかにも、牛刺しやワサビ、韓国のりとともに食す常陸牛の生ロース飯もオンメニュー生肉ラバーを救うありがたい店だ。肉質のよさはもちろん、仕事の丁寧さもダイレクトに伝わ...
熾烈を極める東京婚活市場。 その中で「結婚したいのに結婚できない」と嘆く女には、いくつかの共通点がある。 ある行動により自分の市場価値を無駄に下げる女、逆に実態なく価値を上げ過ぎて機会損失している女……。 具体的に、24時の誘いに乗る女・亜季、都合のいい女・里子の事例を紹介してきたが、今回登場するのは、港区に生息する「提案してしまう女」。 「敦子さん、今度焼肉にでもいきませんか?」 そ...
藤崎さんの『十々 西麻布店』歴は約25年! 深夜5時まで営業しており、かつグラスがきちんとリーデルであるのが安心して行ける理由のひとつだそう。 多くの焼肉店が“肉には赤ワイン”というなかで、シャンパンやワイン好きがニヤリとする白ワインなどが揃っているのもご贔屓ポイントだ。 「肉の脂分は酸があると食べやすくなるので、私は白でまとめますね。レモンと肉が合う原理と似ています。 脂が多いものにはソーヴ...
焼肉好きのあいだで「西麻布に十々あり」と言われるほどの有名店。キムチやサイドメニューは手作りにこだわり、安全で体によいものを提供する。胡麻油と細かく刻んだネギの風味が豊かなネギ塩ユッケのほか、牛刺しやワサビ、韓国のりとともに食す常陸牛の生ロース飯もオンメニュー。肉質のよさはもちろん、仕事の丁寧さもダイレクトに伝わる。...
デートや接待焼肉の定番としておなじみの『うしごろ』。 独自の仕入れルートにより上質な肉の希少な部位を数多く取り揃えており、肉ラバーにとってはもはや焼肉の聖地といっても過言ではない程の人気店である。 そんなうしごろの中でも、とくに人気が高いザブトン・特上ミスジ・大判サーロインの国産A5黒毛和牛3種希少部位食べ比べセットが東カレ限定で登場。うしごろ特製のタレと最高級たまごと共に、予約必須の人気焼肉店の味わいをぜひ堪能あれ。...
うしごろ名物ザブトンのすき焼きに、秋の味覚“松茸”を添えて。 とろけるザブトンの食感とあふれる肉汁、心地良い松茸の食感と広がる香り…日本の秋をこの一皿に凝縮!旬の富山産白海老と生食認可店だからこそ提供できるユッケをあわせた、贅沢な逸品。 白海老の甘味と生肉の旨味が、コースのスタートに華を添えてくれるはず。...
〈この間の主な出来事〉 STAP細胞騒動/「笑っていいとも!」放送終了/「アナ雪」大ヒット...
デートや接待焼肉の定番としておなじみの『うしごろ』。 独自の仕入れルートにより上質な肉の希少な部位を数多く取り揃えており、肉ラバーにとってはもはや焼肉の聖地といっても過言ではない程の人気店である。 そんなうしごろの中でも、とくに人気が高いザブトン・特上ミスジ・大判サーロインの国産A5黒毛和牛3種希少部位食べ比べセットが東カレ限定で登場。うしごろ特製のタレと最高級たまごと共に、予約必須の人気焼肉店の味わい...
そのことをきっかけに、前述のように自身のクローゼットを一新。山内さんに相談し、仕事用のスーツから休日のジャケットスタイルまで、“まずは形から”揃えたとか。 「河口湖グループの端っこに入れていただいてからは、経営面でアドバイスをもらったり、人を紹介して頂いたり、ビジネスにつながる出会いがたくさん。企業成長率にも如実にそれは反映されていて、本当に感謝しかないです」 とはいえ、トップクラスの経営者たち...
2011年のオープン以来、『うしごろ』は気合の入ったデートや記念日を祝う場所として多く利用されてきた。 そんな時にここで開けられるのが、“王道中の王道”をいく高級ワインである。 「ワインのラインナップに関しては、あえて誰が聞いても分かるものを多く入れています。お客さまがオーダーしやすいですし、記念日で訪れ方が特別な気分に浸れるはずですから」 と話すのはワインの選定を担当するソムリエの鈴木健太郎さん。...
抜群のプロポーションを誇る平子さん。 焼肉は脂が少なめの部位ではなく、「基本カルビonly。そしてタレの味付けが大事だと思うんです。私はレアな部分が残らないようにしっかりと焼いて、おいしいタレで食べるのが好きです!」...
仮氏1:亮太 年齢:32歳 職業:大手広告代理店 推定年収:1,000万円弱 住まい:赤坂の新築マンション/賃貸・家賃23万円 「亮太と出会ったのは1年位前。向こうの仕事が忙しくて平日は会えないから、週末だけ会うのがいつものパターン。車で迎えに来てくれて『CICADA』でランチしてそのままドライブしたり、打ちっ放し行った後に西麻布の『うしごろ』で焼肉ディナーしたり 。でも向こうが接待ゴルフ入っ...
あと私、焼肉が大好きなんです。多いときは週3で通っています。 だからインスタグラムにアップする写真もほぼ肉。肉の写真ってなぜか、いいね!が多くつくんですよね。昔は肉が好きっていう女子をあまり見かけなかった気がするんですが、最近は多い。肉食女子の流れなのか、本当は好きだけど口にしない隠れ肉好き女子が多かったんですかね? ちなみに牛肉が好き❤シャトーブリアンと赤身があれば必ず頼みます。それから、熟成...
まずはその、知る人ぞ知る限定「トリュフ鍋コース」の全メニューをご紹介しよう! ・前菜:季節野菜のナムル2種、和風チャンジャ ・刺身:リブ芯と生ウニ、自家製ローストビーフ、ハツの炙りたたき、白センマイ刺し ・揚げ物:シャトーブリアンのカツレツ(自家製トリュフ塩) ・サラダ:シェフの特製有機野菜サラダ ・焼肉:エンビツ(特製ソース)、シャトーブリアン(ミルフィーユ仕立て) ・蒸し物:牛テールの酒蒸し...
◆ 「凄かったね、風が出てきたり席が揺れたり!あんなの初めてだよー。」 MX4Dを体験した葵は、リップサービスの「初めて」ではなく、本心から初めての体験を喜んだ。 「ね、観に行って正解だったろ?」 喜ぶ葵を見て、太一は少し得意気だ。ストーリーについてはさて置き、ディズニーランドのアトラクションにでも乗った気分を味わい、東京一だと思うポップコーンを食べたことで葵は十分満足したようだ。 2...
今、最もトレンドで必ずアガる焼肉店の代名詞ともいえるのが、ここ『焼肉うしごろ』。提供される肉の質の高さはもちろん、ワインの品揃え、そしてモダンな内装と、いわゆるデートにもってこいのお店なのだ。西麻布という立地も、“らしい”。 今や1週間に130組のキャンセル待ちが発生しているのも、うなずける。 ボリュームは相当なものだが、変化に富んだラインナップゆえ、飽きずに食べ切れるのもうれしい。お得意のサシがき...
仕事にもようやく慣れてきて、それなりに自信もついてきた今は、遊びも仕事も楽しくて仕方ないんです。 働いたという実感と高揚感で感情が高ぶってれば高ぶってるほど、そのパワーを鎮めるために、夜のテンションも上げていかないと、1日のバランスが保てませんからね。毒を持って毒を制するみたいに、昼間の仕事のアドレナリンを夜のアドレナリンで迎え撃つ感覚です(笑) 仕事が終わって20時から合コンやら飲み会。二次会も、...
銀座店もオープンし、ますます勢いを見せる『うしごろ』の総本山がこちらの西麻布店。提供される肉の質の高さはもちろん、ワインの品ぞろえ、そしてモダンな内装と、いわゆるデートにもってこいのお店なのだ。...
稀少なザブトン、脂ののったサーロインなど、目を瞠るほどの肉が揃う気鋭の焼肉店。特に美しい艶の「極みのタン」は、食感、風味とも最高のひと品。 黒毛和牛の中でも最高級のA5ランクにこだわるだけでなく、カットの仕方などにも気を使い、常に極上の味を提供してくれる。シックな空間も心地よく、接待などにも◎。...
3位は東カレ読者には定番の『うしごろ』でした。西麻布本店から始まり、恵比寿が1店舗目だった『うしごろバンビーナ』がここ数年東京の焼肉市場を席巻。『うしごろ』ブランドでは2014年に銀座に新たに出店しました。 店舗のシックな雰囲気や、コスパが良い!という声が多数挙がりました。 ・オシャレな雰囲気でデートや女子会にも対応できる。(20代後半女性) ・全体的にお肉が柔らかくてとても食べやすい。(30代前...
思い出深いレストランの緊急アンケートを東京カレンダー読者のみなさまから取った結果、カジュアルデート使いで最も人気があったのが、『焼肉うしごろ』でした。西麻布本店から新しめの銀座店、恵比寿にある『うしごろバンビーナ』など、様々な『うしごろ』を思い思いに楽しまれているようです。緊急アンケート結果...
稀少なザブトン、脂ののったサーロインなど、目を瞠るほどの肉が揃う気鋭の焼肉店。特に美しい艶の「極みのタン」は、食感、風味とも最高のひと品。...
~技があっての旨さであることを認識~ まずご紹介したいのが、このお店。精肉店が経営する焼肉店ゆえに、扱うお肉は新鮮な極上品ばかり。山形牛の雌のみを使用。生産者とともに、餌にまで留意して育てた牛を厳選して使用している。 さて、肝心のザブトンは、美しく入ったサシに目を奪われる。厚さ1cmのカットにもかかわらず、口に含んだ時の軽やかさはピカイチ。サラリと口溶け良く、肉汁豊かでありながら脂っこさは感じさせない。シルキーにしてエ...
銀座の人気店『加藤牛肉店』のオーナー・加藤敦氏が手がける、接待やデートなどにもぴったりの勝負店。ここのところ、焼肉店でも赤身肉優勢の時代が続いているが、『あつし』を訪れたなら、脂の旨さに思わず身もだえる霜降り肉をオーダーするのがマスト。 三角バラやリブ芯といった極上の霜降り肉は、口のなかですっと消えてしまうほどはかなく、美味さの余韻と胸を満たす幸福感が長く続く。焼肉店らしからぬモダンな空間も魅力だ。...
山形牛のポテンシャルの圧倒的な高さを追求したフルコースで、無類の肉好きをも驚かせる注目店が待望のランチを始めた。大判肉を幾重にも重ねたたたき丼を頬張れば、想像を超える濃い旨みと独特の風味が否応なしに味蕾を刺激する。 もう一つの“牛の生ハム”を使用したトロふりかけ丼は夜コースの〆でもお馴染み、ファンの多い逸品だ。...
「肉が好きで何が悪い。」 80年以上もの間牛にこだわり続けた結果、辿り着いたのが「山形牛の雌牛」だったという。オーナーで肉博士の加藤氏が自ら選んだ、A5ランクの最高級山形牛が味わえる西麻布の焼肉店が『焼肉ステーキあつし』だ。 キメが細かく柔らかな口溶けと濃厚な旨味と独特の風味をもつその肉は、一度体験すると忘れられないだろう。...
ブームとなった熟成肉は、食肉を寝かせることで酵素を用いて肉の中のタンパク質を分解させて肉質をやわらかくし、旨味成分を凝縮させる手法。 一般的には乾燥熟成庫にぶら下げるドライエイジングと真空包装内で熟成を行うウェットエイジングがあるのだが、けんしろうではウェットエイジングの一種ではあるものの一風変わった環境でお肉を熟成させている。 その場所とは…、1年通して雪が解けない「天然の雪室」だ!...
彼女とのデートには全席個室の名焼肉店を「雲丹トロドック」にキャビア乗せの贅沢な一品...
成功者にとって、金額の多寡はさほど重要ではない。それ以上に求めるのは、本能を刺激し、感性に響く既視感のない新しいものである。 とくに西麻布という地においては、その傾向は顕著だ。 オープンして約3年。〝人に教えたい〞という客の心理を突いたメニューを武器に、『西麻布 けんしろう』は駆け上がってきた。 メニューに存在していない「和牛うにとろドッグ」¥4,000~(サ別、時価)も、元は客を喜ばせたくて...
まるで割烹料理店のような入口の白い暖簾をくぐると、和モダンでスタイリッシュな空間が広がる。 『西麻布 けんしろう』は全室が完全に個室づくりになっており、まさにお忍びデートにピッタリの店だ。 ゆったり落ち着いた雰囲気の中で、2人だけの時間を楽しむことができる極上空間は、芸能人や有名人もよく訪れるというのも納得。...
大人の隠れ家という言葉が相応しい、西麻布エリア。駅前で待ち合わせたら、人に見つからないようにさっとタクシーに乗り込む。そんなデートのスタートからドキドキ感を高めてくれる。向かうのは、今年最も注目すべき焼肉店と言われた『西麻布 けんしろう』。 まるで割烹料理店のような入口の白い暖簾をくぐると、和モダンでスタイリッシュな空間が広がる。この店は全室個室になっており、まさにお忍びデートのために作られたよう。ゆった...
大人の隠れ家という言葉が相応しい、西麻布エリア。駅前で待ち合わせたら、人に見つからないようにさっとタクシーに乗り込む。そんなデートのスタートからドキドキ感を高めてくれる。向かうのは、『西麻布 けんしろう』。 まるで割烹料理店のような入口の白い暖簾をくぐると、和モダンでスタイリッシュな空間が広がる。この店は全室個室になっており、まさにお忍びデートのために作られたよう。ゆったり落ち着いた雰囲気の中で、2人だけ...
牛肉に精通したオーナーシェフ岩崎健志郎氏による高級焼肉割烹。「“ぞっこん”なら、“新規獲得”の意欲より“関係維持”という目的意識が強くなるので、美味しくてインスタ映えする店に連れて行けることが武器になる。中でもこの店の看板メニュー『けんしろう焼き』は女子ウケ必至です!」...
『西麻布 けんしろう』は2015年8月にオープンした。オーナーシェフ岩崎健志郎氏は自ら全国を廻り、生産者の方々と出逢い、彼等の想いとこだわりを理解し共感した上で厳選した素材だけを仕入れている。 月に30頭しか出荷できない「幻の尾崎牛」もその一つだ。 お店のコンセプトは「すべては、最高の肉を引き立てるために」!最高級の繊細な肉から、ホルモンまで、焼きのスペシャリストが最高の状態に焼き上げた肉を提供する。...
丸の内勤務の証券マン・江森(通称:えもりん)、30歳。おとめ座。 外見はプーさんそっくり、愛されキャラな男。好きな食べ物はハチミツ...ではなく、『ウルフギャング』のプライムステーキ。 港区生まれ、港区育ち、育ちのいい奴らは皆トモダチ。生まれながらに勝ち組な彼は、日本を代表するエリート・サラリーマンとして独身生活を謳歌している。 イケてるはずなのにちょっと拗らせ気味な男・えもりんは、親友ハルの...
「キャー、このお肉、超美味しそう~!!えもりん、写真撮ってもいい?いい?」 「もちろんだよ、どうぞどうぞ」 亜美はテーブルに料理が運ばれてくるごとに、まるで少女のように瞳を輝かせ、何枚も何枚も写真を撮る。 26歳、丸の内勤務の受付嬢。大きな瞳に白い肌。亜美は可愛い。少なくとも、先週の食事会にいた女子の中では一番可愛かった。 『西麻布 けんしろう』は、隠れ家めいた和モダンな雰囲気で、さ...
沙羅はこんな美味しいものを前に機嫌が良いだけなんじゃないか、と疑ってしまうくらい質問を投げかけてきた。 「痩せた?それとも髪切った?あ、化粧品変えた?」 思いつくことをポンポン言うけど、どれもハズレだ。 「じゃあなんでだろう。なんか朝子、変わった気がする」 「本当?最近私、ちょっと落ち込んでたから、負のオーラが出てなくて良かった」 「落ち込むって何よ」と明るく言ってくれる沙羅に...
『ケンズカフェ東京』は50ヶ国以上の駐日大使に届けられているセレブ御用達のまさに日本一のガトーショコラ店。 今回その名店同士がバレンタインにちなんだ特別コースとして、お互いの店名から名づけた「ケンケンコラボ」を2/1(月)~15(月)の期間限定で実施するらしい。 絶品焼肉を堪能した後に、〆スイーツとして日本一のガトーショコラをいただける夢のようなコラボなのだ!こちらのお店のスペシャリテといえば、香ば...
いったい何だこのメニューは! これが……、焼肉だと⁉ ガラスのふたを開けると同時にぶわっと舞う白い煙から現れたのは、最強のスペシャリテ「近江牛のシャトーブリアンのけんしろう焼き」。 フランス料理でも良く使われる「低温調理」を用いてお肉にじっくりと火入れをし、仕上げにサクラチップスで燻香を付け、トリュフ塩でいただくオリジナル料理である。そしてラスボス級の特ダネがこちら!今年2016年2月から新たに提供...
「隣の肉ごはん」。記念すべき第1回のお店は『西麻布けんしろう』。こちらは、今年8月にオープンした焼肉割烹のお店。 全室個室という隠れ家感と、肉を知り尽くしたオーナーシェフ岩崎健志郎が厳選する尾崎牛をはじめとした、上質なお肉を様々な調理法で楽しめる。 続きはこちらhttps://tokyo-calendar.jp/article/4884...
「これはいいお肉ですね……。まずは塩のしんしんから……。生肉の滑らかさが際立って、肉ニクしい味が口いっぱいに広がります。肉の味が塩で引き出されていますね!こっちのともさんかくは、融点が低くて、口に入れた瞬間に脂が水のようにサラっと溶け出してきます。美味しい余韻だけで、ご飯が食べられそう!まさに、ハートフル&ミートフルな一皿です!」...
焼肉激戦区の西麻布に今年8月に開店した焼肉割烹店『西麻布 けんしろう』が、オープン3ヶ月記念感謝祭として豪華なプレゼント実施中! なんと来店したゲスト全員に「尾崎牛の炙り肉寿司&山形牛の肉寿司(通常価格3,000円相当)」が振舞われるのだ!チャンスはあと2日(11/5木曜日)まで!善は急げ!!...
70年の歴史を経て、今では東京の食を語る上で欠かせない存在になった焼肉。 読んで字のごとく、肉を焼いて食すというシンプルな料理。 だからこそ「よりおいしいお肉を食べたい」という人々の情熱、創意工夫が、今日の多様な広がりを生んだのだ。 次は、どんなブームが来るのか。実に楽しみな存在である。...
甘辛いだけのもつ鍋とは一線を画す大人の味 主人自ら生産者を訪ねて選ぶ厳選和牛と牧場直送の新鮮ホルモンで、じわじわと人気上昇中の「肉匠 堀越」。冬の新作鍋は“ミノしゃぶ”と“もつ鍋”の2品だ。薄くスライスしたミノを昆布出汁でいただくしゃぶしゃぶも珍しいが、ホルモン好きなら、やはりもつ鍋がおすすめ。 淡いピンクの色艶も美しいシマチョウは、鮮度はもちろん、下ごしらえも丁寧。極上のいりこ出汁でスッキリと仕上げている。従来の甘辛...
下手に手を出して“遊ばれた”なんて言われたら、一貫の終わりだ。本気で好きになれた時に、二人で会えばいい。 今は、様子を見ながら徐々に距離を縮め、先に見極める必要がある。だからこの一文も一緒に送った。...
武雄からのLINEを見て、小躍りする。時機をうかがっていただけで、ちゃんと食事の約束は考えてくれていたらしい。 しかし、そんな脳天気で幸せな気分から、私は一気に突き落とされる。...
男性の幹事が予約してくれていたのは、南青山にある『肉匠堀越』だった。...
~肉の旨みを高める個性派な食し方~ 「ザブトンの瞬間燻製」に「ザブトンの炊き込みご飯」など、.従来の焼肉屋とはひと味違うユニークな料理が評判の『肉匠堀越』。ご主人の末富信さんによれは、ザブトンの善し悪しは「赤身とサシのバランスが大切」だそうで、歯切れとコクが、なんといってもザブトンの魅力とか。 サシが多いだけに赤身肉ファンは敬遠しがちだが、桜のチップで香りをつけたそれは、脂っこさを感じさせない。風味...
ブラジル人の父を持ち「Tボーン育ち」と豪語する植野行雄さんと向かったのが『肉匠 堀越』。実はここ、六本木・麻布十番の魚料理の名店『さかなや富ちゃん』の店主である末富さんが、かねてからの肉好きが高じてオープンした焼肉割烹。 店頭には「うんまい肉食べさせます」の文字が掲げられている。よほどの自信があるからこその言葉に、期待をせずにはいられない。...
8月初旬にオープンしたばかりで、まだコース1本の展開(¥8,600)。そんなコースのスターターは「つぶしたてのハツ」。独自のルートで仕入れたハツは新鮮そのもの。臭みがまったくなく、特製のゴマ油と相性は抜群。このコースへの期待感が膨らんできます!...
西麻布でバーを経営するオーナーが、「バー感覚で日々通える焼肉店があれば……」と考えて生み出したのがこの店。 焼肉激戦区にオープンしたのが2011年。鮮度のよい肉を500円から提供してくれるリーズナブルさ。さらに4種類あるタレ、〆ものの豊富さなどで人気も定着。気取らず食べに行ける店として、肉ラヴァーから人気の店。...
西麻布でバーを経営するオーナーが、「バー感覚で日々通える焼肉店があれば……」と考えて生み出したのがこの店。 焼肉激戦区にオープンしたのが2011年。鮮度のよい肉を¥500から提供してくれるリーズナブルさ。さらに4種類あるタレ、〆ものの豊富さなどで人気も定着。気取らず食べに行ける店として、肉ラヴァーから人気の店。...
上質な肉(おもに宮崎牛のA5ランク)をリーズナブルに味わえるだけでなく、西麻布で深夜3時まで焼肉ができ、しかもひとり焼肉対応もしてくれるホスピタリティに感激至極の人気店である。...
続いて【第2位】は、恵比寿にあるのに『NIKU-AZABU恵比寿店』。 “AZABU”とは、1号店が西麻布にあるから。西麻布で、人気を博した焼肉&ホルモン店が、次なるステージに選んだのは、これまた飲食店の激戦区である恵比寿。 芝浦の食肉市場から届く新鮮な肉とホルモンを手頃な価格で、という基本コンセプトは守りつつ、ミスジの焼きしゃぶ、黒毛和牛のデラカルビなど、「極肉」とカテゴライズされた希少部位系も揃...
〈この間の主な出来事〉 「愛・地球博」が開幕/ディープインパクトが三冠制覇...
彼がいても常にモテる彼女は「誘われるのは前提」。急な予定が入ってもいいように、金曜はワンピーススタイルが多めだ。 中でもデートがある金曜なら、体のラインが出る女らしいデザインをセレクト。そんな日は、昼食に炭水化物はNG。シルエットを配慮してできるかぎり控えめにする。 「お店は基本的にお任せ、もしくは前回のデートで話題にあがったお店。以前に話していたお店を覚えていて、連れて行ってくれるかが、脈ありか否かのバロメーターにな...
ずっとこんな感じの会話が続いており、返信が返ってくるものもあれば、こないものもある。 何のポイントで返信が来て、どういった内容だと返信が来ないのか、いまだにそのアルゴリズムは掴めずにいる。しかし、全くの既読スルーとはまた違った。 ◆ 「女がLINEを返信するかしないか、何で決まるのかな。」 最初萌と出会った時に一緒にいたサトシと、表参道の『よろにく』にいた。暑い夏の日に食す、焼肉とビ...
「敦子さん、今度焼肉にでもいきませんか?」 そう声をかけてきたのは、百貨店の広報担当、滝本という男。 広告代理店に勤める敦子と、今しがたプロモーション会議を終え、エレベーターホールまで歩いていく途中のことだった。 以前から滝本が、少なからず自分に好意を持っていることを、敦子はなんとなく肌で感じていた。敦子もまんざらでもないし、さりげない誘い方も爽やかでポイントは高い。 エレベーターの...
久しぶりの『よろにく』だったが、いつ行っても裏切らない美味しさだ。健太は初めて来たようで、ここの名物である一口大のライスボールを包んだシルクロースにいたく感激している。 デザートのかき氷を食べ、彼は満足した様子で席を立った。そして店を出たあと、真剣な面持ちで言ってきた。 「明日予定なかったら、僕の家に来ない?」 時刻はまだ21時。明日の予定を聞いてくるということはお泊まり前提なのだろうか。...
妹は最近、明らかに調子に乗っている。 何でも有名俳優のリュウに熱心に口説かれているらしいのだ。美鈴の話はやや怪しげだが、そんなイベントも時には起こるのかもしれない。 しかし実際に、彼はかなりマメに美鈴に連絡をしている。私と一緒にいるときも妹は電話口でよくニヤニヤしているし、一度我が家の近くにも美鈴を迎えに来たくらいだ。こっそり尾行してみると、本当に白いポルシェが停まっていた。 美鈴の話によ...
がっつり肉を食したあとにはさっぱりと甘味を。ふわふわの氷に苦味と甘味が絶妙な、デザートの「ほうじ茶のかき氷」(大)も大人気。そのサイズに驚くのも束の間、甘党ならずとも完食必至だ。...
「ごめんなさい…!遅れてしまいました…!」 「全然大丈夫ですよー♡」 ここは、焼肉屋『よろにく』。 東京カレンダーが実施したアンケート企画、「あなたの好きな焼肉屋、教えてください」でも2位となった名店である。しかしこの店、エリアは西麻布と言われているが、最寄り駅が表参道だったりする非常にややこしい立地に店を構えている。上京したての、いわゆる「東京☆ビギナーズ」にとって、最もアクセス難易度の...
東京のライフスタイルを紹介して15年の東京カレンダーが、東京に住む女性たちをエリアごとに分類した「東京女子図鑑」女性の趣味趣向は、居を構えたエリアに如実に現れ、よく行くレストラン、出没場所で形成、強化されていく!?今週の女子は、とにかく痩せてることが正義!表参道在住の女性たち《表参道女子》です。 前回:東京女子図鑑 :アラレちゃん眼鏡が都内イチ似合う、“なかめ”女子 原宿・青山地区のエリアを一般的に「表...
美味しいものに溢れたこの世界で、「ここでしか食べられない」という独創性は食の重要なファクター。美食家モデルの高垣さんが愛してやまないのもやはり“オリジナルの味”。 今でこそ当たり前に見かけるようになった、さっと炙った稀少な薄切り肉でライスボールをくるんで食すスタイルの元祖である、「シルクロース®」の発祥は人気焼肉店の『よろにく』だ。¥9,000コースではシャトーブリアン、¥7,000コースではミスジが提供...
編集部のダイナモ的存在の活力源がこちら。「普段は牧草だけを食べる牧草牛が好き。そんな“草食肉”食女子の私が瞠目した、シルクロース。その有り難さたるや。肉スタシーの境地に開眼します。怒涛の肉責め、肉弾戦に腰砕けです♡」...
2015年6月1日から14日まで実施した緊急アンケートあなたの好きな焼肉屋、教えてくださいの結果発表。激戦の末、優勝したのは? 優勝は『焼肉ジャンボ』!本店は篠崎。白金と本郷にも店舗を構えています。読者のみなさまが『ジャンボ』を支持する理由を一部ご紹介。 肉質や店の雰囲気など、みなさまのご回答を見るとバランスの良さが幅広く支持される最大の要因に思えます。 ・高品質で高すぎず、誰を連れてっても安心で...
シャトーブリアン、シルクロースの2大看板を筆頭に、厳選された13の部位を、特徴を生かす様々なつけダレで食す肉通垂涎のコース。〆は素麺、デザートはほうじ茶のカキ氷でさっぱりと。「焼肉の概念を超える美味しさ。目標達成のご褒美として社員たちと行きます。もちろん私の自腹で(笑)」...
結局、僕が予約したのは『アズール エ マサウエキ』の個室だった。 ここの個室は店奥にあるが、店員さんたちの対応や気遣いが素晴らしいので、きっとうまくしてくれるに違いない。そう思い、この店にしたのだ。...
初対面の日からちょうど一週間後。友達と六本木で食事をしていた時に、仁からLINEが入った。 —仁:今六本木で飲んでいるんだけど、どこか近くで飲んでいたりしないよね? 仁からのメッセージを見て、嬉しくなる。 出会った翌日にお礼のLINEを送りあったままそれっきりだったが、心のどこかでは連絡を待っていた。私はすぐに返信を打つ。 —英理奈: 私も今、乃木坂にいます!後で合流しますか(^^)? こうして、...
「英理奈ちゃんって、今彼氏いるの?」 気合を入れて予約した『アズール エ マサウエキ』で 、あくまでも平静を装って聞いてみる。 いつも集団でいたため、これまでなかなか突っ込んだ質問ができずにいたのだ。 「半年前に別れて以来、彼氏はいないよ〜。仁さんは?」 僕も数ヶ月前に別れたばかりで、現在彼女はいない。何ともタイミングの良い出会いに、一人で舞い上がる。 「そうなんだ!でも英理奈...
グルメ激戦区でもある西麻布で異彩を放っているのが、こちらの『AZUR et MASA UEKI』だ。フレンチの鬼才・植木将仁氏とカリフォルニア・ナパバレーの名門ワイナリー『AZUR WINES』がタッグを組み誕生したワイナリーレストランである。 植木氏といえば、南仏で修業を積み、帰国後は東京や軽井沢で数々の名店を手がけてきた海外からの評価も高いシェフ。そんな植木氏が、日本の食材と伝統文化をフレンチを通...
西麻布の交差点を抜け一方通行の小道に入ると、金曜日の夜らしく寄り添って歩くカップルにつかえてしまい、タクシーは中々前に進まなくなってしまった。 今日は、先日のお礼にと武田に『アズール エ マサウエキ』に誘われているのだ。19時半の待ち合わせまで後5分しかない。 歩くのと変わらないスピードになってしまった車内で、先程までメールの確認をしていた携帯をしまい鏡を取り出す。わずかな明かりに照らされた表情から...
「龍平さ〜ん♡」 西麻布にある『AZUR et MASA UEKI』にやって来たのは、先日知人の紹介で知り合った綾子だ。 「龍平さんとこうして二人っきりでお食事できるの、すごく楽しみにしてたんです♡」 綺麗な真っ白い歯を見せながらニコッと可愛らしく綾子に微笑まれ、龍平は思わずたじろぐ。 綾子を紹介してくれたのは、龍平の学生時代の友人・勝(マサル)だった。 「いい加減に、誰かと向...
今回の食事会は、先週、西麻布の『アズール エ マサウエキ』の個室で開催されたものだった。...
いよいよ迎えた、陽介との約束の日。 聡子は久しぶりに、女子力全開で食事会に臨んだ。 お肌は毎晩シートパックで潤し、バスタブには美容効果の高いオイルを混ぜ、風呂上がりにはマッサージをしながら全身にボディクリームを塗り込むのも欠かさなかった。 何より気合いを入れたのは、ヘアメイクとファッションだ。 念入りなベースメイクに、春らしい色のチークやリップ。アイメイクは敢えて控えめに、柔らかな印...
◆ その連絡からちょうど1時間後に、夏希は久しぶりに孝之と向かい合っていた。 「…久しぶりだね」 2週間ほど会っていなかっただけなのに、少しギクシャクした感じだ。 しかしお酒が進むと緊張もほぐれ、孝之は夏希の顔を見つめて、こう言った。 「少し会わない間に、雰囲気変わったな。…綺麗になった」...
◆ 「あの日、既読になったのになかなか返信がなかったから…。何か失礼なことしちゃったかなって、気が気じゃなかったです」 西麻布にある『アズール エ マサ ウエキ』で、透君はそう言ってほほ笑んだ。普段すっきりした切れ長の目は、笑うと思いきり目尻が垂れて、その顔を見ると一気に緊張が解きほぐれる。 その日、私たちはたくさんのことを話しながら、ワインを楽しんだ。ワイン好きな私のために、本格的なペアリン...
西麻布交差点から徒歩3分の好立地に位置するのがこちら。フレンチの鬼才と称される植木将仁氏を招聘し、カリフォルニア最上級ワインと日本の優れた食材とフレンチのマリアージュが堪能できる。素材に寄り添い、“野菜は野菜以上に、魚は魚以上に”表現するシェフ・植木氏の料理が、五感を刺激すると食通からも注目を集めている。 写真は月替わりのコース(¥15,000)「秋の装い」のメイン、「荒波を乗り越えて(能登島イノシシのガ...
店名:AZUR et MASA UEKI(アズール エ マサウエキ) 住所:港区西麻布2-24-7 西麻布MAビルディング 1F 電話:03-6805-1147 営業時間:17:00~23:30(最終入店 22:00) 定休日:日曜 席数:60席(メインダイニング34席/バー6席/プライベートダイニング3室20席) URL:www.restaurant-azur.com 予約フォーム:https:...
2014年5月、西麻布にオープンしたカウンタースタイルの焼き鳥店『西麻布 晩鶏』。 扉を開けて店内へ進むと、まず最初に驚くのは、その美しくまるで寿司店のようなカウンター。 店主は新橋の「鶏繁」出身。カウンターで焼き上げた鶏を一本ずつ提供するスタイルは「鶏繁」同様。 おススメのメニューは焼き物のコース。6本コースは2,100円、10本は3,350円と西麻布とは思えないリーズナブルな価格にも驚きだ。...
エリートとはフランス語のéliteが由来で、「選び抜かれた人」という意味だ。 日本で言われる“エリート”とは、学歴が高く且つ年収の高い男性を指す場合が多い。 東京大学出身、その後大学院を経て世界的IT企業のアメリカ本社への転職が決まっている亮介は、まさに世に言う”エリート”。 ビザ取得のため、日本に一時帰国している半年の間に、亮介は日本での婚活を決意する。 しかし、亮介の婚活はなかなか苦戦を強いられた。 ...
2014年5月、西麻布にオープンしたカウンタースタイルの焼き鳥店『西麻布 晩鶏』。扉を開けて店内へ進むと、まず驚くのは、その美しくまるで寿司店のようなカウンター。 店主は新橋の「鶏繁」出身。カウンターで焼き上げた鶏を一本ずつ提供するスタイルは「鶏繁」同様。 おススメのメニューは焼き物のコース。6本コースは2,100円、10本は3,350円と西麻布とは思えないリーズナブルな価格にも驚きだ。...
2014年5月、西麻布にカウンタースタイルの焼鳥店がオープンした。店主の荻田直紀氏は新橋の『鶏繁』出身。「前の店から“鶏”という字を、四国にある実家の旅館から“晩”という字を取りました。夜の街、西麻布の店という意味も込めて、晩鶏です(笑)」。こちらでは『鶏繁』同様カウンターで焼き上げた鶏を一本ずつ提供する。 使用する千葉の水郷赤鶏は「身が大きく、味が濃厚。ずっしりとした歯応えを感じられる」と荻田氏。鶏は3...
2014年5月、西麻布にオープンしたカウンタースタイルの焼き鳥店『西麻布 晩鶏』。扉を開けて店内へ進むと、まず最初に驚くのは、その美しくまるで寿司店のようなカウンター。 店主は新橋の「鶏繁」出身。カウンターで焼き上げた鶏を一本ずつ提供するスタイルは「鶏繁」同様。 おススメのメニューは焼き物のコース。6本コースは2,100円、10本は3,350円と西麻布とは思えないリーズナブルな価格にも驚きだ。...
アンティークの味わい深いインテリアが並ぶ空間で、フランス製の鋳物鍋STAUB(ストウブ)を使用したココット料理が楽しめるネオビストロ。 伝統的なフランス料理をベースにしたオリジナルメニューが豊富で、食材は国産、ワインは自然派にこだわっている。...
西麻布の交差点から徒歩数分。ひっそりとした路地裏に、まるでマンションのようなエントランス。こんな場所に店があるなんて、誰が想像するだろう? 「え?もしかして自宅マンション?」と驚かせてしまうかもしれないが、中に案内すればホッと一安心。 入り口の隠れ家感とは裏腹に、店内は木のぬくもりを感じるアットホームな空間。まるで自宅のような、気取らずカジュアルな大人のデートに“ちょうどいい”雰囲気がある。...
奈緒と康作が出会ったのは、4年前の食事会だった。 康作は、浅黒い肌に彫りの深い顔立ち、身長180cmのがっしりした体型に真っ黒なロングコートを羽織っており、欧米人に引けを取らないオーラを纏っていた。当時、康作は32歳。 駐妻に強い憧れを抱いていた奈緒は、康作と付き合い始めた直後から結婚を意識し、「将来は駐妻だね」と周囲に煽てられ、奈緒もすっかりその気になっていた。 プール付きの家で家事はメ...
西麻布の交差点から徒歩数分。ひっそりとした路地裏に、まるでマンションのようなエントランス。こんな場所に店があるなんて、誰が想像するだろう? 「え?もしかして自宅マンション?」と驚かせてしまうかもしれないが、中に案内すればホッと一安心。 入り口の隠れ家感とは裏腹に、店内は木のぬくもりを感じるアットホームな空間。まるで自宅のような、気取らずカジュアルな大人のデートに“ちょうどいい”雰囲気がある...
西麻布のカジュアルフレンチ『ハウス』。弾んだ男女の声を妙に遠くに感じながら、香奈はワイングラスに映る自分の唇をじっと見つめていた。 ―倉田さんの奥さん、2人目妊娠中だって。 ここに来る前、食事会までの時間を潰していた『ローダーデール』で、西麻布仲間の愛が香奈に告げた言葉が頭から離れない。 “そんなはずはない”という希望と、“やっぱり”という諦めが、交互に香奈を揺さぶる。「妻とは別れる」と言...
西麻布の路地裏。夜な夜な美女たちが集うのは、アンティークのインテリアが心地よいネオビストロ。彼女たちのお目当ては、新鮮な旬の食材を使い「ストウブ」で仕上げたココット料理だ。 「このスタイルでお出しすると会話が一層弾みますね」とはフロア中川知志氏。これからの季節はさらに活躍の場が増え、テーブルには熱々の状態の料理が並ぶ。料理に合わせてセレクトした自然派ワインと一緒にココット鍋を囲めば、ゲストとの距離もぐっと...
アンティークの味わい深いインテリアが並ぶ空間で、フランス製の鋳物鍋STAUB(ストウブ)を使用したココット料理が楽しめるネオビストロ。伝統的なフランス料理をベースにしたオリジナルメニューが豊富で、食材は国産、ワインは自然派にこだわっている。西麻布にありながら、ほっこりとした空気感があるので、デイリーなデートにも、女子会にも使える店だろう。 K「合コンにはここの半個室がおすすめ。外からは見えづらいけど、中か...
―確かあれって元商社勤務の…。名前は思い出せないけど、似てる。 32歳になったレイナが行った食事会に、見覚えのある顔があった。 食事会の場所は、西麻布の『ハウス』。20時のスタートとともに何とか駆け込んだ。32歳になったレイナは今年マネージャーに昇格し、仕事は多忙を極めている。 今日の相手は、IT系の会社経営者だったはずだった。しかし、犬のような人懐っこい笑顔が4年ほど前に出会ったあの商社...
アンティークの味わい深いインテリアが並ぶ空間で、フランス製の鋳物鍋STAUB(ストウブ)を使用したココット料理が楽しめるネオビストロ。 伝統的なフランス料理をベースにしたオリジナルメニューが豊富で、食材は国産、ワインは自然派にこだわっている。 女子会でも人気の一店。これから寒くなる時期に向けて覚えておきたい一店だ。...
こちらの定番メニューはなんといってもココット料理。数あるメニューの中でも、脂肪が溶けにくい不飽和脂肪酸を含む土佐赤牛の赤身肉ハンバーグが高垣さんのお気に入り。中には旨味を足すフォアグラが入っていて、ちょっぴり大人味。...
◆ 太一との気まずい日々を送っている愛子に、寛から連絡が来た。愛子はあの苦い思い出から迷いながらも、今回の件を寛に相談しようと心に決め、約束を取り付けた。 当日、先に着いたのは愛子だった。愛子が西麻布の『ハウス』を選んだのは、最近の荒んだ心を、ウッディな店内とストウブで仕上げるココット料理で温めてもらいたいと思ってのことだった。...
こちらの定番メニューはなんといってもココット料理。数あるメニューの中でも、脂肪が溶けにくい不飽和脂肪酸を含む土佐赤牛の赤身肉ハンバーグが人気。中には旨味を足すフォアグラが入っていて、ちょっぴり大人味。 活気溢れるカジュアルなオープンキッチンと、同じ椅子やテーブルはないのに統一感のある内装は女子ウケも良さそう。ワインも種類豊富に取り揃え、居心地の良さについ長居をしてしまう。...
西麻布の『HOUSE』は、ちょっと大人の隠れ家的雰囲気があって好き。西麻布にありながら、ほっこりとした空気感があるので、デイリーなデートにも、女子会にも使える店だろう。 ここに来たくなるのは秋。というのも、STAUBで調理したメニューが多数あるからだ。その中でもフォアグラが中に入ったハンバーグは最高! STAUBで調理すると、食材の旨みがギュッと抽出される気がしていい。 使われる牛肉は脂肪が溶けにく...
家に帰ってきたかのようなくつろぎ。フランス製の鋳物鍋「staub」を使ったメニューが自慢だ。...
金沢で同窓会があった翌週の、フライデーナイト。 私は六本木にいて、迷いのない足取りでエスコートしてくれる男の背中をうっとりとした気持ちで眺めていた。 −360度、完璧だわ。 『鮨十』で食事を済ませた後、「もう少し飲むでしょ?」と誘われグランドハイアットへ。男は私を『マデュロ』 へ誘うと、馴染みの様子でスタッフとアイコンタクトをした。 彼…宇野正彦は、私が今いちばん素敵だと思っている男だ。 出会いは...
—竜也:昨日はありがとう!来週いつ空いている? —沙織:金曜とかどうですか? 翌日、早速竜也から連絡が来たためすぐに返信を打つ。こうして自分からすぐに連絡をくれる男性は、会う前からポイントアップだ。 しかし次に来たLINEの一文に対し、私は“あれ?”と思ってしまった。 —竜也:OK。じゃあ金曜で! ここ予約しました。 竜也が送ってきてくれたLINEには、お鮨屋さんのリンクが貼られていた。 とても...
—竜也:昨日はありがとう!来週いつ空いている? —沙織:金曜とかどうですか? 翌日、すぐにデートの日程は決まった。 次の約束まで間隔が空いていないのは、良いことだと思う。二人のテンションが高まっているうちに会える方が、しばらく時間が空いてしまうよりはるかに成功率が高い。 —竜也:OK。じゃあ金曜で! ここ予約しました。 早速店を予約し、沙織に送る。 僕は日本酒の種類が豊富で、...
美奈子とのデートは、最近好きでよく通っている、西麻布にある鮨屋『鮨十』にした。...
約束の日の夕方、賢太さんからLINEが入った。場所は、最近知人から噂を聞いており、行ってみたかった、西麻布の隠れ家的鮨屋『鮨十』だった。...
交際が始まり、約3ヶ月が経った。週末はお互いの家(僕の家に来る割合の方が高かったが)に泊まることも増え、仲良く過ごしていた。 ここまで付き合っていて思ったのは、英玲奈には何も嫌なところがない、ということ。些細なこともあまり気にならないし、居心地の良さは抜群だ。 そんなことも大きかっただろう。しかしそれ以上に、僕と英玲奈の関係を一気に進めるようなキッカケがあったのだ。 それは、ある土曜の朝だった。 僕の家...
アッサリと交際が始まった私たちだが、意外に相性は良く、いつのまにか週末はいつも一緒にいるようになっていた。金曜は、拓海の家に泊まるのがお決まりだった。 そんなある土曜の朝のこと。昨夜も拓海の家に泊まったため、一度自分の家に着替えに戻らなくてはいけない。 「家に帰るの面倒だなぁ・・・」 朝起きるなりため息をつく私に、拓海がニコニコしながら寄ってくる。 「そしたら一緒に住んじゃう?」 「いやいや、ここに二...
2017年のオープン以来、少量多皿の名イタリアンとして人気を博す。アンティークの和皿を使い、感性を高められるようなコースは見事。全12品¥9,000と、全18品¥13,000のコースがある。是非ワインペアリングと共に楽しみたい。...
「...麻里ちゃん、コレ、ずっと欲しがってたでしょ?」 サトシが取り出したカルティエの箱の中には、ダイヤ付きのピンクゴールドのベニュワールの時計が、上品におさまっていた。 『珀狼』のカウンター席の薄暗い照明をうけて、それはまさに目が眩むような輝きを放っている。 「うそ......どうして......」 これまでもサトシは、ケンカや浮気のたびに、こうしてお詫びのプレゼントをサプライズで...
「麻里ちゃん、まだ怒ってるの?ごめんよ、俺が悪かったよ」 もう38歳だというのに、久しぶりに会ったサトシは、媚びるような猫なで声で麻里をなだめる。 どうしても最後にもう一度話がしたいという彼の誘いに応じると、サトシは今年3月に西麻布にオープンしたばかりの話題のイタリアン『珀狼』をサクっと予約してくれた。 麻里がずっと気になっていたこの『珀狼』は、少量多皿のコーススタイルで、かつ艶っぽさと隠...
この間は、西麻布の『珀狼』に行ってきましたよ。 メリハリをつけて、「外食したな」と感じられる特別感のあるレストランをチョイスするようにしています。 あとは、疎遠になっていた女友達との交流とか、女性ならではの感性で楽しめる遊びも、意識して楽しむようになりました。 アフタヌーンティーって、キラキラした若い女子大生の趣味みたいで30歳を超えた私には恥ずかしかったんですけど、話題の場所に女友達と行...
しかし予想に反して、こちらはすぐに既読になった。やっぱり考え過ぎだったようだ。 —忙しくて、LINEを打つ時間がなかったんだろな。 そう思い直すことにした。 アプリの不具合だってあるだろうし、仕事で忙しい時にLINEを頻繁にチェックできるほど暇ではないだろう。 そう思うと、心が少し軽くなった。...
西麻布―。東京きっての老舗ビストロからアバンギャルドな劇場型レストラン、そしてパリ発の熟成ステーキの名店etc.。話題のレストランがひしめき合うこのエリアは、粋な大人にこそ似合う街。 往時より、時の食トレンドに敏感なエピキュリアンたちが集まる味の奥座敷として、変わらぬステータスを誇っている。そんな美食スポットにまたひとつ、注目の隠れ家レストランが誕生した。...
英玲奈との初デートの店は、女性が喜ぶ『erba da nakahigashi』にした。案の定、彼女はとても喜んでくれていたようだ。 そして話は、お互いの恋愛の話になった。 「英玲奈ちゃんは、どのくらい彼氏いないの?」 「半年くらいですかねぇ。拓海さんは?」 「僕は3ヶ月前くらいかな」 「聞いてもいいならば・・・どうして、別れちゃったんですか?」 理由は、明確だった。その子と、結婚生活を共にしているイメー...
最初は、全然相手にされないだろうなぁ、なんて思っていたが、何故か私のことを気に入ってくれたようで、すぐにデートの誘いが来た。 しかし、『erba da nakahigashi』でのデートで、私は早速心を打ち砕かれる事になる。 「英玲奈ちゃんは、どのくらい彼氏いないの?」 「半年くらいですかねぇ」 半年前に別れて以降、ピンと来る人がいなかったが、拓海は会った瞬間から何かが違った。 「拓海さんは?」 「...
デート前日の夜。絵文字も何もないシンプルな内容と共に送られてきた店情報を見て、私は一人で心を躍らせていた。 明日のデート相手は、食事会で出会った31歳の亮介。 外資系証券会社勤めで家は青山一丁目。幼少期を海外で過ごしていたため語学堪能、高収入な上に見た目も洗練されているという、典型的な港区男子だった。 —彼が好きそうな“いい女”感が溢れる雰囲気でいこう。 そう意気揚々とデートに挑んだ...
西麻布の野菜を主体にしたイタリア料理店といえば『エルバ ダ ナカヒガシ』。 こちらのスペシャリテである、「ミネストローネ」は、プレゼンテーションが実にユニークと評判だ。 コースの途中で、コーヒー用のサイフォンが用意され、上には乾燥させた端野菜、下には出汁を注ぎ、火を付ける。パルメザンの皮や生ハムからとった、濃厚でコクのある出汁がベース。 フラスコ内の気圧変動を利用して端野菜の香りや味わいを抽出...
「それでね、僕はタイでも事業展開したいんだよね。今さ、前よりだいぶマンション価格下がってるし、買い時だと思うからさ。」 「・・・へぇ、すごいですね!タイでもお仕事出来たら楽しそう。」 ータイのマンションとか、明らかに今供給過多じゃない・・・?今買うって、大丈夫・・・? 楓の心の中はクエスチョンマークだらけだが、ここで心に浮かんだ疑問を正直に口にすればまた、「何でもかんでも議論したがる女」に...
「麻里ちゃん、今日は忙しい中、時間を作ってくれてありがとう」 西麻布の『エルバ・ダ・ナカヒガシ』のカウンター席に案内されると、浩一は笑顔で麻里を迎えた。 目立つイケメンではないが、顔の造りは癖がなく、高い鼻筋と綺麗な歯並びは前回初めて会ったときも好印象だった。 ネイビーの麻のシャツにジーンズという私服もシンプルで品が良く、程よく落ち着いた大人の雰囲気がある。 「こちらこそ、ありがとう...
「農家さんには本当に助けられています」。爽やかな笑顔で語るシェフの中東俊文氏。現地にもよく行くか尋ねると「もちろん!」と即答。 「行って直接、お話をしなければ、その食材の活かし方はわかりませんし、料理も考えられません」。...
鉄板焼きというと、カジュアルでワイワイ楽しむか、はたまた高級ホテルのカウンターでシェフが目の前で焼いてくれるスタイルか、両極端。だが、ここ『ナガオカ サクモ』は、くずし鉄板スタイルで普段のデート使いにちょうどいい。これぞ、西麻布と言えよう。 西麻布の裏路地に、真っ白な壁が映える建物を見つける。窓がなく、中を覗き込むこともできないから、「ここは一体何のお店なのだろう」と通り過ぎる人々は思うかもしれない。 20年間、神戸で...
20年間、神戸でお好み焼きを焼いてきた店主の長岡作茂氏は、〝最高級の食材〞と〝お好み焼き〞を同じ鉄板で焼く。 A5ランクの和牛や車海老もお好み焼き用のテコで焼く姿は、不思議と違和感がない。火力の強い鉄板の扱いは百戦錬磨で、素材ごとの水分量に合わせた繊細な焼きのテクニックはさすがだ。 食材や酒の持ち込みは自由で、これが食べたい!といえば、鉄板を使って一番旨い焼き方で仕上げてくれる。...
20年間、神戸でお好み焼きを焼いてきた店主の長岡作茂氏は、“最高級の食材”と“お好み焼き”を同じ鉄板で焼く。A5ランクの和牛や車海老もお好み焼き用のテコで焼く姿は、不思議と違和感がない。 火力の強い鉄板の扱いは百戦錬磨で、素材ごとの水分量に合わせた繊細な焼きのテクニックはさすがだ。 そしてお客の食べるスピードや好みもさっと察知し、それに合わせて食材や味付け、焼き方も調節してくれる、鉄板のプロフェッショナ...
ひかりと出会ったのは、友人主催のグルメ会だった。 その友人は食通として有名で、毎月人気店の席を押さえており、席に空きがあるとよく声をかけてくれる。そんな中『グルマンディーズ』で開催された会に、ひかりも参加していたのだ。 たまたま僕の目の前に座ったひかり。 華奢で、気品が溢れており所作も美しい。僕はこの会に参加した本来の目的など忘れて、ひかりに話しかけた。 「ひかりさんは、よく参加されるんですか?」 「...
武史と出会ったのは、知人主催の“美味しいものを食べる会”に参加した時だった。 数年前から知っているグルメな男友達が、毎月主催している会だ。食べることが好きな私は、ちょこちょこ参加するようにしていた。 そして『グルマンディーズ』で開催された際に武史と出会った。 彼も一人で参加していたし、席が向かい合っていたこともあり、私たちは何となく二人で話していた。 「ひかりさんは、よく参加されるんですか?」 「そう...
長谷川北斗シェフは、5年間に亘ってパリの星付きレストランで研鑽を積んだ人物。食べ手が口にする時間から逆算して、常温に戻してスタンバイさせる。熟成ではなく鮮度にこだわり、時間を掛けて“休ませるように焼く”のが信条だ。 共に店に立つソムリエの片桐康輔氏が、ゲストの選んだワインの特徴を伝えれば、焼き加減で寄り添う味わいに仕上げる。 「なぜこんなに旨いの?」と尋ねずにはいられない。...
深夜に甘美な肉にどっぶりと溺れる。今年は遅い時間でもオーダーできる大人の店が増えて、この背徳の美学にますます磨きがかかった年でもある。その代表格と言えるのが、西麻布の交差点からすぐの隠れ家『グルマンディーズ』。 フランスのミシュラン2ツ星『ルレルイ トレーズ』のスーシェフなど、長年クラッシクなフレンチを手掛けてきた長谷川北斗シェフだが、自身の店を出すに当たって店に求めたのは、楽しさや温かさ、居心地の良さ。...
西麻布の表通りにありながら、それと知らなければつい見過ごしてしまいそうなほどさりげない。そんなビルの2階にひっそりと佇むのが、『グルマンディーズ』だ。 この店でぜひ楽しんで欲しいのは、肉!芳醇な肉汁溢れるリブロースを始め、ジューシーなハラミなどさまざまな部位が用意されている。神戸の精肉店から直接取り寄せる黒毛和牛は、A5ランクを厳選。脂肪が入りすぎず、赤身とのバランスが取れたものを選んでいる。和牛の持つポ...
西麻布の最高級フレンチ『レフェルヴェソンス』。 ハッとするほど真っ白なテーブルクロスの上で、琥珀色のシャンパンが華奢なグラスに注がれてゆく。きめ細かな泡が勢いよく立ち上がるその様を、私はただうっとりと眺めた。 「じゃあ…今月もよく働いた私たちに」 向かいの席で、ボブヘアーの美女がそっとグラスを傾けた。同じ外資系消費財メーカーで働く、同い年の同期だ。 私たちは“ご褒美会”と称し、こうして月1で贅沢ディナー...
実は、祐一の他にも私を「好きだ」と言ってくれている人がいる。 同じITベンチャーに勤める同い年の同僚で、柴田という男だ。あるアプリ開発のプロジェクトで頻繁に関わるようになり、自然と親しくなった。 彼氏の祐一と違いサービス精神旺盛なタイプで、フレンチとお寿司が好きだと言えば『レフェルヴェソンス』でご馳走してくれたり、今月末には金沢の『小松弥助』の予約までとってくれ、グランクラスで日帰りしようと誘われている。 何...
知之さんが予約してくれたのは、西麻布にある『レフェルヴェソンス』だった。 噂には聞いていたが、実際に店に足を運ぶのは初めてで、期待に胸を膨らませながら食事が始まる。...
西麻布にある『レフェルヴェソンス』は、ここ一番の勝負で使う店だ。繊細で美しい料理はもちろんのこと、良いワインが揃っている。...
“男の愛情の大きさは、女にいくらお金をかけるかに比例するの。” 大学時代から、明日香がいつも隣で口癖のように言っているのを、愛子はこれまで笑って聞き流していた。だけど今日に限って、その言葉が蘇り、頭から離れない。 サークルの友人たちと明日香の渋谷のマンションを訪れた日の夜、自宅で夕飯の皿洗いをしながら、愛子はその日明日香と交わした会話を思い返していた—。 「ねえ、明日香は公平さんのどう...
日頃、全身全霊でお客に美味しいものを提供しているシェフが、通いつめてしまうお店があるとしたら、 そこは美味しくって、居心地いいに違いない!! そこで様々なジャンルの名店のシェフ達に、彼らのとっておきの行きつけのお店を教えていただいた。 お気に入りポイントやエピソードなどもあわせてどうぞ! ………………………………………………………………………………………… 質問項目は5つ。 ■Q1.下記①~⑧の...
埼玉県出身のユリ、27歳。大手損害保険会社でエリア総合職として勤務。強い自立心を持った彼女が、彼氏と同棲していた港区を抜け出し、代々木上原という地で、迷い、葛藤しながら自分らしさを取り戻す。 代々木上原での生活を始め徐々に自分らしさを取り戻すユリだったが、将来への不安は尽きない。転職サイトに登録したり、会社の先輩・綾子に相談して強烈なダメ出しをされたり、何とか打開策を見つけようとする。 そんなとき、...
理沙:この間、彼と『レフェルヴェソンス』に行ってきたんだけど、その時にプロポーズしてくれたんだ。どの料理も美味しさと驚きがあるんだけど、特にフォアグラは他では食べられないような軽さと爽やかさがあって本当に美味しかったよ。また行こうって約束しちゃった。 さりげなく婚約指輪を触りながら話題レストランの思い出を話す理沙の顔には、隠しきれない自慢気な笑顔が滲み出ている。...
「Dating(デーティング)」という英単語をご存知だろうか。 海外、特に米国の若い男女の間でよく使用される言葉だ。正式な恋人関係ではなく、カジュアルにデートやそれ以上の行為を楽しむ。いわば「検討期間中」が「デーティング期間」にあたり、米国では文化として成り立っている。 そこから真剣交際、結婚に発展することも少なくはないが、そこであっさり離れてもお互いに責任は負わない 。彼氏がいる訳ではないので、複...
西麻布でのBBQから1週間後、芹沢から連絡が来た。1週間後に連絡が来るということは、あの場にいた女性に断られ、思いついたように連絡したのだろう。こういう誘いは普段なら断るが、今はデートしている相手もおらずGW明けの暇な休日だ。ふいに「OK」のスタンプを押してしまった。 誘われたレストランは西麻布の『レフェルヴェンソンス』だった。他の女性の代打要員だろう、そんな意地悪な気持ちはあったが、この店だったら断る理...
高級店に行くことも多いが、ランチで気軽に使う時もあるので、やはりコスパは良い。 「最近はゴルフもほとんどやらなくなっちゃったので、美味しい店を探すのが趣味のようなものですね」...
そして、数ヶ月前の合コンで出会ったのが今の彼女。丸の内に本社がある美人が多いと有名な保険会社Tの一般職の英理(23歳)。同期4人と、鼻息荒く参戦した合コンで出会いました。ほっそりとした色白美人。現在交際3ヶ月目です。 先日、彼女の誕生日に、大奮発して、『レフェルヴェソンス』に連れて行ったんですよ。高樹町の交差点までタクシーで乗り付けて、長谷寺がある路地を入っていくんだけど、246から一本入るだけで、喧...
10日間で、出会いから恋愛成就、さらには、彼女の女友だちから大絶賛される素敵彼氏になるためのとびっきりのレシピをご紹介。ナビゲーターは、1,000人以上の男性を見てきた私・桜子! さ、この連載も残す所あと2回。前回、レストランデートの次に待ち受けるホテルデートの基本について押さえたわよね。今回は、さらに実践的なレッスンよ。恋人たちの総決算、クリスマス!まだまだ先と思いきや、いつの間にか、1ヶ月余り。時...
旬の食材とフレンチの技法を使い、個人と食材、人と人の出会いから生じるエネルギーを具現化する生江史伸シェフ。 レストランの語源となるフランス語の原語「レストレ」が"回復させる"の意を持つことから、ゲストの心を癒す空間作りに務めている。 ランチでもディナーでも評判のメインの鴨料理は、そんな生江シェフの個人的な体験を写しとり、様々な食材を一体化させた芸術的一皿。食せば、鴨に対するイメージが底上げされる。...
六本木ヒルズけやき坂コンプレックスの『Lauderdale』(ローダーデール)は特にIT業界では朝活のメッカとして人気処。 営業時間は朝7時(土日祝日は8時)から24時までと非常に長い。朝食やランチではアメリカンダイナーなテイストだが、夜は本格派ビストロへと豹変する。 あの著名フレンチ『L'Effervescence』(レフェルベソンス)の立ち上げに携わった小室 肇氏が、2012年シェフに就任。本格的な...
「アジアのベスト・レストラン50」にも選出され、日本のみならず世界のグルマンから耳目を集める。エグゼクティブシェフである生江史伸氏が紡ぎ出す料理は、非常にロジカル、かつ、自然への敬意に満ちている。 この夏、秋田・白神山地を歩いた際、たまたま目に留まったオオバコによって「何か、意識のスイッチが入った」という。「食材=栽培や飼育できるものに特化してはいないか?と感じたのです」。そこで、この料理では、野生のオオ...
西瓜の香りを加えた鮎やイチジクの酸味を添えたフォアグラ、丸ごと火入れしたカブなど。豊かな感性で生み出される料理は、永く記憶に刻まれる逸品。...
「それぞれ独自性を持って料理に相対する、ふたりの教えを融合した店にしたい」 9月にオープンした新店でエグゼクティブ・シェフに就任した、生江史伸氏は言う。「ふたり」とはミシェル・ブラスとヘストン・ブルメンタールで、北海道『ミシェル・ブラス トーヤ ジャポン』と英国にある3つ星店『ザ・ファット ダック』、2軒の名店でスーシェフを務めたのだ。 自然からインスピレーションを得て直感で作るシェフと、レストランと別にラ...
伝統のイタリア料理をベースにしながら、田淵 拓シェフのアイデアを加えモダンなスタイルで提供。 この日清野さんが食べたのは、黒にんにくを練りこんだパスタに蛍イカのペーストを合わせた一品。「美味しい」と完食!...
ああ、この人モテるだろうな。孝太郎と初対面し、真子はすぐにそう思ったという。 「見た目も素敵だし、何よりサービス精神があってすごく楽しいの。駐在中に出会えたのがラッキーだったと思う。東京にいたら、きっと目ざとい女の子たちがすでに捕獲しちゃってたと思うから」 来月、東京に戻ったらまた会おう。ワイワイと楽しく過ごした後、そんな口約束をしてその場は別れた。 真子は彼からの連絡を、過度な期待をしないよう自分に言い聞か...
「えっ。海外進出、ですか…?」 『サッカパウ』で社長と食事をしながら、莉央は驚いて尋ね返した。 「そう。ノエミーを立ち上げた時から、このブランドの海外展開が私の夢だったの。もっと言えば、日本のファッションの魅力をもっと海外に伝えたい、っていうのが若い頃からの夢なの」 社長がそんなことを切り出したのは、ワインペアリングのコースが後半に差し掛かり、メイン料理が運ばれてきた頃だった。...
西麻布の交差点から徒歩3分。朝まで人通りが絶えないこの周辺は、正直なかなか足を踏み入れるのを躊躇ってしまう店も多い。 そんな中、地下という隠れ家にも関わらず、クリエイティビティ溢れる空間が人気のイタリアンが『サッカパウ』だ。 地下へ続く階段を下りる途中に目に飛び込んでくるのは、鮮やかに輝くブルーのネオン。ここからワクワクする大人の時間がスタートする。...
−数日前− あの夜、『サッカパウ』を出たのは23時前。 この日は月曜日でまだ週頭だったから、二軒目は行かず大人しく帰ろうということになった。 「彩花の家、目黒だったよね?家まで送るよ」 洋平くんはそう言って、西麻布交差点を走るタクシーに手をあげる。 初回デートの時は店が恵比寿で、洋平くんは家まで徒歩だったから、私はひとりタクシーで帰った。 2回目は昼デートで、お互い次の予...
運よく当日入れた『サッカパウ』のカウンターに、私たちは並んで座った。 包み隠さず本音をぶつけたからだろうか。隣に座る洋平くんとの距離が以前より近く感じて、私は密かに心をときめかせる。 −彼女と別れたの…? 泡で乾杯した瞬間から、私の聞きたいことはそれだけだ。 しかし自分から切り出すのは品がない気がして我慢していると、洋平くんはコース中盤、パスタが登場したタイミングでようやく口を開いた...
「このクルマ、初めて見た!かっこいいね♡」 ユリは僕の新車である真っ赤なシビックに乗って、ご機嫌な様子だった。 僕がこのクルマを知ったのは、駐在しているときだ。 慣れない駐在生活で苦戦しているとき、日本車が久々にアメリカでカー・オブ・ザ・イヤーを受賞したとニュースで知り、なんだか勇気をもらったのだ。 そして帰国してからすぐ、日本で発売したばかりの新型シビックを購入した。周りには海外メ...
「クリエイティブ・イタリアンとワイン」を標榜し、「今をたのしむ空間」を提供する今、話題のリストランテ。伝統料理を田淵シェフのオリジナリティで華麗に昇華。 堂々たるオープンキッチンに、田中氏も「レストランに入ってから帰るまでがひとつの料理。この時間も一種のプロダクトで、赴かないと味わえない」と絶賛。...
店は、西麻布にある『サッカパウ』にした。 以前接待で連れてきてもらったのだが、その時に食べた「イカスミのタリオリーニ ゲソのラグーソース」が忘れられなかったのだ。...
和樹に指定された『サッカパウ』は前から気になっていたお店だった。クリエイティブ・イタリアンと呼ばれる斬新で美しい品々。女性ならば嫌いな人はいないだろう。...
西麻布の交差点から徒歩3分。朝まで人通りが絶えないこの周辺は、正直なかなか足を踏み入れるのを躊躇ってしまう店も多い。そんな中、地下という隠れ家にも関わらず、一度足を踏み入れれば、クリエイティビティ溢れる空間に癒されるお店がオープンした! 2016年6月1日のオープン以来、既に話題になりつつある『サッカパウ』だ。人気の秘密をさっそく紹介していこう。 地下へ続く階段を下りる途中に目に飛び込んでくるのは、鮮や...
「だって、今年30歳になるんだよ?!」 高史に向かって、麻里子は大きな声を出してしまった。 ―こんな話がしたかったんじゃない。 うつむいて、涙が出そうになるのをぐっとこらえる。 今日は、高史がシンガポール出張から帰ってきて、久しぶりのデートだ。西麻布の『サッカパウ』でペアリングを堪能しながら、せっかくの時間を楽しく過ごしたかったのに、気付けばケンカになっていた。 原因は、最近事...
当初英里は、自分を好きだと言ってくれる男に甘え過ぎるのはどうかと思っていたが、きんちゃんの偉大な包容力は、そんな不安も消し去ってくれた。 予定通り英里が観たかった映画「ラ・ラ・ランド」を六本木ヒルズで鑑賞し、『サッカパウ』のアート感溢れるクリエイティブなイタリアンを堪能する頃には、親しい友達か、あるいは本物の父親に感じるような安堵感すら持ち始めた。...
あの食事会で、春馬があゆみに会うのは2度目だった。 西麻布の『サッカパウ』で、後から来た女性たちの中にあゆみの姿を見つけた時、春馬の鼓動は一瞬にして早まった。 ―なんで、ここに? 春馬の知っているあゆみは既婚者で、だからこんな食事会になぜ彼女がいるのか、春馬はすぐに理解できなかった。 あゆみとの出会いは約1年半前。彼女が勤めるインテリア会社のショップだった。青山にあるそれは、春馬が以...
それは、稀に見る最悪なデートだった。 社内で将来有望とされ、女子社員から注目を集めている男・伊原とのデートは、完全に失敗に終わったのだ。 失敗というよりも、華子が伊原に興味を持てなかった。彼は華子が想像していたよりも派手な生活を送っているようで、ついていけないというのが正直な所だった。 デートの序盤はまだ良かった。伊原が予約していた西麻布の『サッカパウ』は、ペアリングが楽しめるコース料理で...
そう言って、華子に突き付けられたスマホに表示されているのは『NOREN NOREN』。華子も、菜々香に教えてもらって以来、雑誌をめくるような感覚で、移動中の電車でも見るようになったサイトだ。 「で、レストランはどこに行くの?」 菜々香に聞かれて、西麻布の『サッカパウ』と告げると、彼女は言った。 「わお、西麻布で人気のレストランじゃない。それはもう完全にデートだよ」 菜々香は楽しそうに...
「それでは今夜は、楽しみましょう!」 幹事の男の挨拶から、食事会はスタートした。場所は西麻布の『サッカパウ』だ。西麻布交差点からすぐの場所で、地下の扉を開けるとどっしりとしたカウンターがまず、目を引いた。 劇場型レストランのようだが、あゆみたちは右奥の半個室の席へ案内された。 この食事会に誘ってきた涼子に「すごく素敵なお店だから、期待しといて」とは言われていたが、想像以上に素敵なお店で、あ...
ネオンサインに誘われるようにして地下の扉を開ければ、そこはどっしりとしたカウンターが目を引くオープンキッチンの広々とした空間。落とした照明と無機質なインテリアが、今時の劇場型レストランのそれを思わせる。...
西麻布の交差点から程近いビルの階段を下った先に広がる店内は、グレーを基調としたシンプルな空間ながら強い存在感を放つ。 カウンターから望める舞台のような厨房の中心で腕を振るうのは、田淵拓シェフ。イタリアを中心に、ドイツなどヨーロッパで15年間に亘って培った経験と独自のアイディアを掛け合わせ、料理を作り上げる。...