2階建ての古民家を古材でリフォームした趣のある店構え。2016年までは懐石料理店だったが、店主が蕎麦打ち名人の永山寛康氏に師事し、蕎麦屋として心機一転。...
古木や流麗な欄間などを使い、完全リノベーションした一軒家。このどこか懐かしさを感じさせる空間で頂けるのは、江戸前の粋な蕎麦。 蕎麦はそば切りだけでも「せいろ」や「変わりそば」など常時4種類揃える。 カウンター席とテーブル席、個室席、座敷席など利用シーンの幅が広がる店内の雰囲気も魅力。...
「ひとりランチでよく行くのは『しろう』。お店の雰囲気もすごく良くて、ここでひとりお蕎麦をすすっていると、年齢的には完全に大人なんだけど、マインド的にも『大人だな〜』ってしみじみと思わせてくれるお店です」...
古木や流麗な欄間などを使い、完全リノベーションした一軒家。このどこか懐かしさを感じさせる空間で頂けるのは、丁寧な仕事が施された和食。 ランチは銀だら西京焼き定食や鯖の味噌煮定食も人気だが、岩手産いわい鶏を使用した親子丼をぜひ。まるで太陽のように美しい卵の黄色がゲストの目を楽しませてくれるのだ。 ふっくらと炊き上げたごはんに淡路島産の甘い玉ねぎ、やわらかな身質の銘柄鶏の相性も抜群の一杯。...
賑やかな経堂の通りから一本入ったところにひっそりと佇む「しらかめ」。店に入ると左手にカウンター、所々には女将の文(あや)さんが描いた油絵が目に止まる。 広沢夫婦+母で営むこちらで楽しめるのは、自家製粉の十割そば。福井産や富山産が主だが6月半ば頃には“日本一早い新そば”である熊本の「春のいぶき」が登場。 「しっかり濃厚でワイルド。温室育ちのいちごじゃなくて、野いちごのようなひとクセある味です」と店主。 そば前と日本...
賑やかな経堂の通りから一本入ったところにひっそりと佇む「しらかめ」。店に入ると左手にカウンター、所々には女将の文(あや)さんが描いた油絵が目に止まる。 広沢夫婦+母で営むこちらで楽しめるのは、自家製粉の十割そば。福井産や富山産が主だが6月半ば頃には“日本一早い新そば”である熊本の「春のいぶき」が登場。「しっかり濃厚でワイルド。温室育ちのいちごじゃなくて、野いちごのようなひとクセある味です」と店主。 そば前と日本酒で一杯...
賑やかな経堂の通りから一本入ったところにひっそりと佇む「しらかめ」。店に入ると左手にカウンター、所々には女将の文(あや)さんが描いた油絵が目に止まる。 広沢夫婦+母で営むこちらで楽しめるのは、自家製粉の十割そば。福井産や富山産が主だが6月半ば頃には“日本一早い新そば”である熊本の「春のいぶき」が登場。 「しっかり濃厚でワイルド。温室育ちのいちごじゃなくて、野いちごのようなひとクセある味です」と店主。...
華やかな香りを特徴としながらも、追加熟成により大人好みの奥深さも兼ね備える「グレンモーレンジィ」は、二軒目でゆっくり楽しみたいお酒でもある。 そんな時にぴったりなのが、広尾のバーラウンジ『こうもと』だ。閑静な住宅街にひっそり佇む一軒家の外観は、まさに隠れ家といった趣。 蕎麦割烹として食通に知られる店であるが、実は3階はバーラウンジとなっている。3階専用の入り口もあるので、そちらを使えばよりお忍び感が増すもの。...
優愛が34歳、芙美子が39歳のときに再会してから、互いの人生は激変した。優愛はフリーのPRとなった芙美子のマネジメントを請け負い、ビジネスパートナーとなったのだ。 芙美子はもともと素晴らしい能力と人格の持ち主だ。 優愛は尊敬する彼女の力になりたいと心から思っていたし、実際にそれは成功した。PRの仕事は次々と舞い込み、何より美しく聡明な芙美子はメディアに続々と取り上げられ、その効果は絶大だった。 40代には見えぬ自...
パートナーである男性は、美容院やエステサロンを都内に数店舗持つ、経営者。 名前は聡と言って、性格は陽気だが真面目で情熱的な男だ。年は芙美子と同じで離婚歴があり、子供はいない。 離婚理由は前妻が浮気して家を出て行った、ということではあるが、それが本当かは分からない。若い頃と違い、過去をアレコレ考えて突き止めようとするのは、骨が折れるだけだ。 出会いは、優愛が「取引先の人と飲んでいるから、来ないか...
帰り際にサラリと蕎麦を。それを、こんなに贅沢な空間で、というのは西麻布ならでは。 外苑西通りの広尾と西麻布の間、一本入り込んだ路地裏に佇む『こうもと』は、もともと会員制だったお店で、今もその隠れ家な雰囲気は健在。 1階はカウンターとテーブル、2階は個室となっており、3階はバーラウンジという設え。上品で豪勢、かつ秘密めいた空間はこの街特有のもの。...
場所は広尾学園の近所。だが確かに発見しにくい場所にその店はあった。 重厚な鉄の扉を開けると、そこには和の趣がたっぷりの池を擁した入口。中には端正な木のカウンターと、ウッドを基調にしたモダンな和邸宅といった空間が広がる。 2003年に「パーティや観劇後に、ドレスアップした姿で違和感なく過ごせる洗練されたお店がないから」と女性オーナーがオープンしたこの店は、頑なにメディアへの露出を避けて来た。もちろん現...
料理のクライマックスには、皆が必ず注文する「葱そば」3階のワインバー『Y’in』が別店舗として営業中。入口は別で、営業は深夜2時まで。食事は『こうもと』より出前することも可能だ。グランヴァンからカジュアルワインまで銘柄も豊富に揃えている...
「サトコさん、本日ご案内する物件の住所は、港区南麻布になります」 「駅からはどれくらいですか?」 「徒歩7分、キッチン3帖、洋室17帖の1Kで約42平米、8階建ての3階、管理費込みで14万5,000円の、築15年の物件です」 機械的な口調で早口に言われた。 「サトコさん、広尾のイメージはありますか?」 「やっぱり高級住宅地ですね。大使館が多いから国際色豊かっていう印象です。あと...
「最初はクライアントに連れてきてもらいました。完全紹介制のため、知り合いがいないと入れないお店で。」 しかし紹介制のレストランは都内にたくさんある。その中でも、三回目のデートの舞台として『こうもと』を選んだ理由とは? 「典型的な港区女子の麻里奈は、都内の有名店はほぼ網羅しているはずです。ただ、この店は紹介制なのでさほど知られていない。麻里奈でも未だ行っていない店だと自信がありました。」 翔...
場所は広尾学園の近所。だが確かに発見しにくい場所に『こうもと』はある。重厚な鉄の扉を開けると、そこには和の趣がたっぷりの池を擁した入口。中には端正な木のカウンターと、ウッドを基調にしたモダンな和邸宅といった空間が広がる。 「パーティや観劇後に、ドレスアップした姿で違和感なく過ごせる洗練されたお店がないから」と女性オーナーがオープンしたこの店は、頑なにメディアへの露出を避けて来てもちろん現在も紹介制だ。...
手打ち蕎麦、炊き込みご飯をはじめ、契約農家から届く信州の新鮮な食材を使用した一品料理が揃う『銀座 真田 SIX』。 信州の地酒やワインも充実しており、ディナーからランチまで、さまざまなシーンで利用できるレストランだ。 料理から器、店内の装飾にいたるまで一つひとつ丁寧に作りこまれた、手作りの温もりを感じる、家庭的な雰囲気が特徴的。...
店名:銀座 真田 SIX 住所:中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6F 電話:03-3573-8871 営業時間: ・ランチ:11:00~17:00 ・ディナー:17:00~23:30(フード L.O.22:30 / ドリンク L.O.23:00) 席数:99席(半個室2部屋 / 6〜8名様用1室、8名様用1室) 公式サイト:http://ginza-sanada.com/...
2000年のオープン当初、「夜そば」ブームを巻き起こした火付け役といえば『松玄 恵比寿』。 この時期同店を訪れるなら、蕎麦前に必ずオーダーしたいのが「三重県桑名の天然ハマグリ しゃぶしゃぶ」だ。“三重県桑名の天然ハマグリ”をシンプルにしゃぶしゃぶで味わうのは、春ならではの贅沢な一品。 最初は、みりん、白醤油で味付けをしたいりこ出汁の中で、ハマグリのみを入れよう。 パカッとハマグリが開くまで泳がせたら食べ頃。ハマグ...
2000年のオープン当初、「夜そば」ブームを巻き起こした火付け役といえばこの店。2015年、リニューアルして内装を一新したが、のどごしのいい二八そばの味は変わらぬまま。 生うにをたっぷりのせたぶっかけそば「うにそば」(2,800円)など、根強いファンに支持されるメニューも少なくない。 料理に定評があり、個室も備えているので、デートや接待、飲み会後の〆そばなど、あらゆるシーンに使える「食べて、飲めるそ...
2000年のオープン当初、「夜そば」ブームを巻き起こした火付け役といえばこの店。2015年、リニューアルして内装を一新したが、のどごしのいい二八そばの味は変わらぬまま。 生うにをたっぷりのせたぶっかけそば「うにそば」(¥2,800)など、根強いファンに支持されるメニューも少なくない。料理に定評があり、個室も備えているので、デートや接待、飲み会後の〆そばなど、あらゆるシーンに使える「食べて、飲めるそば屋」だ。...
二日酔いの日に限って、どうしてこんなに爽やかな快晴なのだろうか。 渋谷橋の歩道橋を渡りながら、二日酔いの回復食として最適な(最適だと自分では思っている)お蕎麦を食べるために、『松玄』まで向かう。足取りはフラフラしていた。 「もう二度とお酒なんて飲まない。もう二度と男なんて信じない...」 独り言のようにつぶやきながら、無駄に晴れた空を見上げる。 —27歳、なのになぁ...— ...
国仲涼子さんが仕事帰りにフラリと立寄る店として挙げてくれたのが、蕎麦屋の『松玄 恵比寿』。ここで必ず注文するというのが「鴨汁」だ。 肉汁があふれだすほどジューシーな鴨肉と抜群の相性を誇るのが、削りたて本節から通常のものより濃厚に仕上げたというそばつゆ。そこに、厳選した北海道産のそば粉を石臼で挽いた手打蕎麦を絡めていただく。 「私が唯一お一人様で入れるお店です。夕食を食べる相手が誰も捕まらなかったとき...