自由な発想から生まれる斬新な料理。開放感あふれるカジュアルビストロ
おいしい料理と旨いビールを楽しみたい。それなら、ビストロがおすすめだ。 しかも、新しくて〝これから話題になりそう〞なら、なおさら。たとえば7月にオープンした兜町の『Neki』なら理想の条件がそろう。 「近所にある馴染みの店のように気軽に立ち寄って欲しい」と、関西の方言で〝近く〞を意味する店名に。 空気感も価格帯も、カジュアルさがウリ。カウンター12席にテーブル席15席と広々としており、よくあるビストロの密集感がな...
2020年の夏は猛暑が続き、もはや亜熱帯と化したような東京。そんな今の時期にこそ無性に飲みたくなるのが「ビール」だろう。 そこで月刊誌最新号では、ビールを美味...
皮はパリッ、中はジューシーなロティサリーチキン!ベルギービールも豊富なビストロ
焼き鳥×生ビールというイメージが強い上野の街に、ロティサリーチキン×ベルギービールという概念を打ち出した。その狙いは的中し、朝〆の大山鶏を使ったロティサリーチキンは、客の9割が注文するほどの人気に。 店内のロティサリー専用マシンで焼き上げる大山鶏を使った「ロティサリーチキン」が人気。ハーブやスパイスは控えめな味付けで、鶏そのものの味わいを前面に出したタイプだ。...
アルザス料理を日本で食べるならココ!シュークルートなど本場の料理が揃うビストロ
アルザスには「ベッコフ」という、色々な肉をアルザスワインでマリネ蒸しにした郷土料理があるが、こちらはクリームを使ったブランケットである。鶏は半羽。 白ワインの甘酸味、クリームのコクが、鶏肉の優しい滋味を持ち上げて、しみじみと美味しい。ソースの重さと塩分の抑制が見事かつ、食欲をくすぐるギリギリのバランスを心得ているので、半羽といえど、軽く食べ終えてしまう。 食べ終われば、胃袋あたりが、春の陽だまりのようにポカポカと暖かく...
フランスの東端、アルザス。スイスとドイツに隣接する国境の地。オーナーの富田氏はワインが好きで醸造元を巡るうちこの地に辿り着く。可愛らしい町並みと温かい人々に触れてアルザスに惚れ込んだ。何より記憶に残ったのは、収穫後にワイナリーでおばあちゃんが出してくれたシュークルート。 体を動かしたあとのご馳走は最高に旨かったし、ボリューム満点に盛られたそれを皆で食べる幸福感は素晴らしかった。その喜びを味わってほしいと思い、オープンしたのが...
浅草で本場のスパニッシュ!豊富なタパスと伝統料理を揃えた、情熱のスペインバル
せっかく浅草に足を延ばしたなら美味しいディナーも楽しんでいってほしい。 なんと仔豚の丸焼きを頂けるのがこちらの『アメッツ』。“コチニージョ・アサード”と呼ばれる、スペイン・セゴビア地方の名物料理だ。 「仔豚の丸焼きは、スペイン人にとっては一番のごちそう。いわば肉食文化の象徴ですよね。専門店も多いですよ」 オーブンから、仔豚を取りだしながらこう語るのは、服部公一シェフ。バスク州のサンセバスチャンではじめて、マドリー...