いつ行っても安定感のある一軒。旨いワインとビストロ料理を銀座で
「自家製ソーセージ」。付け合わせはマッシュポテト内観...
私がカスレに開眼した一皿。銀座にあるビストロ『ヌガ』。冬の定番料理であるカスレ。夏が終わり、ようやくカスレのいい季節がやってきました。 白インゲン豆や豚バラ肉のコンフィ、トマトペースト、白ワインなどが絶妙な加減で調合されており、名だたる店のカスレを抑えて船山至上ナンバー1! 濃厚な味わいで、赤ワインがどんどん進みます。寒くなるにつれ、「ヌガのカスレ」、「ヌガのカスレ」と呪文のように唱えたくなる、麻薬的な一皿なのであります。...
『ヌガ』は、定番のメニューを大層な手間隙をかけて作る。その最たる一皿がブイヤベースで、スープ・ド・ポワソンの仕込み日数は3日以上。凝縮された魚介の旨みは、店にかけるシェフの想いそのもの。基本姿勢はあくまでクラシック。 オマールエビやムール貝、白身魚、蛸などを、トマトや数種類のスパイスなどと煮込んでおり、ここでは白身魚のパッセをスープに溶け込ませ、より濃厚さを出す。食材はラングスティーヌや渡りガニを使用して...
2020年の夏は猛暑が続き、もはや亜熱帯と化したような東京。そんな今の時期にこそ無性に飲みたくなるのが「ビール」だろう。 そこで月刊誌最新号では、ビールを美味...
銀座で気軽に極上フレンチを楽しもう!NY仕込みの隠れ家的ビストロ
銀座でディナーをする際、意外に困るのが、ちょうど良いお洒落なお店が少ないこと。 高級店に行くほどでもないし、かといって、コリドー街のような賑やかな場所もちょっと違う…。 特に銀座の4丁目周辺には、そういった小洒落た店はないかと思いきや、実はあった! こちらの『GRAMERCY TABLE』は銀座5丁目の袋小路に潜む、隠れた人気店。 例えば、後輩を食事に連れていく、なんてシーンにぴったりハマるお店だ!各ジャン...
N.Y.で研鑽をつんだオーナーソムリエと、アランデュカスグループで料理長まで務めたシェフが提供するのは美味しいだけではない“心からのおもてなし/N.Y.スタイルのホスピタリティ”。 店の面構えも秀逸。カクテルのジンライムをイメージしたソースで食すカルパッチョや、“仔羊ロースト・モリーおばあちゃんのコーヒーグレイビーソース”など楽しいメニューがいっぱい。 限定5食のトリュフオムライスは、ランチタイムのみの人気メニュー。ト...
アフロディジアックなものが大好きです。美の神、アフロディーテが語源の言葉です。 それはたとえば赤ワイン、いちじく、牡蠣、カカオ100%のチョコレート。 そのなかでも調味料といってしまいたいアフロディジアック食材ってありますよね。“それ”そのもので“それ”になってしまうやつです。ウニ、ポルチーニ、といった食材って、全ての味を凌駕するじゃないですか。そのなかのひとつ、トリュフは、その香りを思いっきり吸い...
「歳をとってからでいい」「敷居が高そう」。私たち世代の銀座離れが激しい昨今。 「別に銀座じゃなくってもよくない?」、そんなムードが漂っている。果たして、銀座は...
本場の味と雰囲気に心酔。スペインの世界を愉しめる、銀座デートの鉄板店
しかし、その経営母体が30年前からスペインのワインや食品の直輸入を手がけてきた会社といえばどうだろう。スペインの厳選食材を使った料理にはパエリアやアヒージョなどの定番が並び、特に肩ロースのア・ラ・プランチャや希少部位のグリルといったイベリコ豚料理には定評がある。 そして、明らかにデートをしているムードを感じさせてくれるスペインのインテリアでまとめた店内。味と雰囲気。この両輪が成り立たなければ、デートは成功しない。 ここには...
今では馴染み深くなったスペインバル。そのブームの火付け役となったのが実は銀座。スペインの食を知りたいなら銀座に行けと、美食家たちは銀座の小さな店の席を目指したもの。 そんな銀座の地に2012年9月、スペイングルメの一大物産館『スペインクラブ銀座』はオープン。「物産館に併設された」と聞くと少し聞こえは悪いかもしれない。しかし、経営母体は30年前からスペインワインや食品の直輸入を手掛けてきたスペインクラブグループと聞けば信頼も人...