穏やかな照明と温かな木の温もりを感じる空間で、真っ白に輝く更科蕎麦が味わえる。名物のトリュフ蕎麦(要予約)は、馥郁たる香りを放つ記憶に残る名品だ。カウンター席のほか、掘り炬燵の個室も寛げるのでおすすめ。...
江戸に開業した一軒の蕎麦屋が、創意で生んだ更科蕎麦。艶めく白さと淡麗な香味、喉越しの良さが個性で、季節素材の色や香りを打ち込んだ変わり蕎麦もまた魅力的。本家筋の流れを汲むこの店が供する驚愕の逸品がトリュフそば。トリュフをこれでもかと打ち込み、薬味(!?)にもたっぷりのスライス。ひと口、啜れば豊潤な香りが鼻を駆け抜ける。 考案した中島潤氏曰く、「翁を育ててくださった、おふたりの美食家の助言で」誕生とのこと。さる音楽家は「世界三大珍...
看板メニューの「にぼしそば」のだしと、「中華そば」のだし、「白湯そば」のだし。お店には、常時3種類のスープが仕込まれている。 オーナーは、目黒の人気店『づゅる麺池田』で10年の修業の後、2012年に独立。丼の隅々まで気を配った中華そばは、チェーン系のラーメン店が台頭する恵比寿エリアで、確実に個性を発揮している。...
丼の上にびっしりとトッピングされているのは、ごま、ピーナッツ、バナナチップス(!)、海老、天かす、ニラ、ネギ、海苔、オニオン、山椒。何故この組み合わせなのか? 皆目見当がつかないが、丼の底のタレ、麺、そして薬味を混ぜまくると、未体験ゾーンだが強烈に魅力的な味わいの「まぜそば」の出来上がり。 百聞は一見に、百見は一食にしかず。臆せずお試しを!...
日本初のスペイン米料理専門店『アロセリア サル イ アモール』。同店を切り盛りするのは、ホールでサービスするオーナーのヴィクトル・ガルシアさんと、オーナーシェフの宮...
私抜きで会議は進められたが、不安は的中した。イベント内容について、剛田さんは勝手に、イタリア本社の変更の要望に全てOKを出していたのだ。 イベント当日まで...
「郷土料理は誕生した土地の気候や文化、すべてを反映した『満点』の存在。心底ほれ込んでいるから、余計な事は一切できない」と語る、同店のシェフ。 その情...
今夜は、代官山の『アロセリア サル イ アモール』で食事会だ。 杉ちゃんの結婚報告の日に、同じように悔しさを表していた裕子がセッティングしてくれ...
やみくもに婚活に励むのは、もう終わり。 ある強かな女たちは、婚活の場をワインスクールへ移した。 スクールに通うほどワインが好きな男は、高い年収...
「あなた、ダサいわね」 睨むでもなく、怒るでもなく、越野部長は何の感情も持たないような表情でそれだけ言うと、床に穴を開けそうなほど細いヒールを鳴...
スペイン料理界に一石を投じたとして話題を呼んでいる。こちらは日本初の“アロセリア”(米料理をメインにした料理店)なのだ。 「スペインには、具だけでな...
一見パエリア。ですがこれはれっきとしたスパニッシュの焼きそば。その名も「フィデウァ」といい、バルセロナ地方では家庭料理としてもよく食べられるもの。 ...
【父・ビセンテ】そもそも、スペインバルとは何かをわかっていないのに、バルを名乗っている店が多過ぎるよ。 生ハムを置けばいいってもんじゃない、オブジェじゃ...
「3」という数字によって、恋人や夫婦は関係性が動くと言われている。 美人は3日で飽きる、3年目の倦怠期などの言葉が表すように、3には男女の心境を大き...
そろそろおせち料理にも飽きて、カラダが肉を欲している肉ラバーのみなさん! 2016年新春、都内で最も早く開催される肉イベント「肉フェスマーケット」で夢の...
~スペイン北部で食される辛さを抑えた青唐辛子の酢漬け~ バルのつまみの定番で、生ハムなどと合わせピンチョスでいただく。ししとうに似たマイルドな辛みと...
『アロセリア サル イ アモール』 スペインの文化をも感じさせる店内で愛情たっぷりの郷土料理をいただける店。...
*『アロセリア サル イ アモール』は東京カレンダーWEB上からご予約可能です。...
「地のものをそのまま鍋に入れ、味付けはシンプルに。抜群な素朴さが、スペインの家庭の味」とビクトル氏。案内してくれた『エル・カステリャーノ』は、サッカーのス...
スペイン料理界に一石を投じたとして話題を呼んでいる。こちらは日本初の“アロセリア”(米料理をメインにした料理店)なのだ。 「スペインには、具だけでなく、...
20代前半くらいだろうか。茶色く染まったセミロングの髪に、いかにも男ウケを狙っている感じの白いファーのコートを着た女性と徹が、仲睦まじい様子で写っている。多分そ...
翌日、お決まりのお礼メールを送り合う。...
古きよき伝統を大切にしながらも、魔法をかけられたような驚きが体感できるように、との店名通り、シェフが腕を振るうパスタは、これ本当にパスタ?とハッとさせられ...
古きよき伝統を大切にしながらも、魔法をかけられたような驚きが体感できるように、との店名通り、佐藤崇行シェフが腕を振るうパスタは、これ本当にパスタ?とハッと...
ワイン×焼き鳥と言えばこの店をなくしては語れない。デートにぴったりな焼き鳥店『鳥幸WINE PAIRING』だ。 この機会に、ワインテイスター・ソムリエの大越...
舞台のような焼き台とカウンターに連なるワイングラス。人気焼き鳥店『鳥幸』の4店舗目として2016年6月に開店したここでは、名ソムリエ・大越基裕氏監修のもと、焼鳥1本...
ワインと一緒に頂く焼き鳥というスタイリッシュなスタイルで、銀座や乃木坂など都内に展開する「鳥幸」の恵比寿2号店がこちら。 夜だと、カジュアル使いとい...
乃木坂本店をはじめ、銀座、恵比寿でも「予約が取れない」と評判の『鳥幸』は、ワインと焼き鳥を愉しむという「オシャレ焼き鳥」の草分け的存在。 恵比寿駅よ...
ワインと焼き鳥を愉しむという草分け的なオシャレ焼き鳥の『鳥幸』だが、今回は焼き鳥×ワインに加えて、フレンチという要素も加わり、デートに最強の焼き鳥屋が誕生...
今日はどんなスペシャリテに出会えるのだろう、そんな大人の好奇心を満たしてくれるイタリアンがあるのをご存じだろうか? 2013年に恵比寿に誕生した『ARMONI...
最近、フレンチやイタリアンにも、魚介を店のメイン食材として扱うシェフが増えている。『アルモニコ』の佐々木シェフは、生まれ故郷である大分・豊後水道から直送される新鮮な...
絶妙な隠れ家感とコスパ、そして提供する料理の美味しさという三拍子が揃い踏みで、グルメな女子が放っておく訳がない! 同店を初めて訪れるならば「焼き鳥コース」をオーダーしよう。スープ、サラダ、レバーパテ、焼き鳥7本、野菜2種がついて3,800円という驚きのコスパだ。 「部位ごとの特徴をじっくりと楽しんで欲しい」という想いから21時まではコースのみの提供というのも、同店のこだわりのひとつ。好きなお酒を合わせながら1本1本の串...
2017年6月にオープンした『希鳥』は、美味しさもさることながら、まず注目したいのがその隠れ家感。駅から徒歩90秒という立地でありながら、地図を見ずに辿り着くのはなかなか難しい。 表には看板類は一切なく、ビル地下に続く階段の途中に『希鳥』と書かれた趣ある表札がかかるだけである。駅近なのにこの隠れ家感が、女子の心をくすぐるのだ。...
2017年6月にオープンした『希鳥』は、美味しさもさることながら、まず注目したいのがその隠れ家感だ。 駅から徒歩90秒という立地でありながら、地図を見ずに辿り着くのはなかなか難しい。 表には看板類は一切なく、ビル地下に続く階段の途中に『希鳥』と書かれた趣ある表札がかかるだけである。 この控えめな佇まいに女性たちの心はすでに持って行かれてしまうのだ。...
同店を初めて訪れるならば「焼き鳥コース」をオーダーしよう。スープ、サラダ、レバーパテ、焼鳥7本、野菜2種がついて3,800円という驚きのコスパだ。 「部位ごとの特徴をじっくりと楽しんで欲しい」という想いから21時まではコースのみの提供というのも、同店のこだわりのひとつ。好きなお酒を合わせながら1本1本の串の味わいを噛みしめたい。 コースをオーダーするとまずは一口スープ、サラダ、レバーパテが順番に運ば...
恵比寿駅からすぐの場所なのに、のぞきこまないと見つけられない小さな看板。地下に降りるとしっとりした大人空間が広がる。 カウンターでしっとりと焼き鳥とワインを楽しめる大人の隠れ家焼き鳥『希鳥』。2017年6月に誕生した新たなコスパ焼き鳥の超新星だ。 すでに食通たちから絶賛の嵐!『希鳥』の美味しさの訳をお伝えしよう...
好き、じゃなきゃ結婚できない。 でも好き、だけでも結婚できない。 東京で勝ち組でいつづけるには生まれ・学歴・収入・ビジュアルが複雑に絡んでくる。欲望と打算と、認めたくない妥協と。 勝ち組と言われる結婚をした夫婦たちは、どう折り合いをつけハイスぺ婚に至ったのか? 披露宴で聞かされる新郎新婦の馴れ初めなんて、正直もう聞き飽きた。ハイスペ婚の真実、知りたくない? 打算が無かったと言えば嘘になる、そう康孝に言われ...
数日後、将輝はひとりで担々麺を作っていた。 天気の良い午後、これを食べたら『リストランテアソ』 へコーヒーを飲みに行こうと考えながら、麺を啜った。...
昭和初期に建てられた洋館を改装した一軒家レストラン。こだわりの素材で作るイタリア料理には遊び心がちりばめられ、思わず笑顔に。特別な日にも安心して利用できる。 ©1998-2016 HIRAMATSU INC.居心地の良さが自慢のカフェ『GLOUGLOU REEFUR』をディレクションする梨花さんが、打ち合わせやプライベートでも昔からよく利用するというのがこちら。 「お店の空気感も気持ち良く、フォトジェニッ...
麻布十番『リストランテ・キオラ』や京橋『シェ・イノ』で研鑽を積んだ渡辺大祐シェフが、少量多種のおまかせコースを紡ぐ。スタイリッシュな空間に、美しい料理が映える。 こういうイタリアンが欲しかった!という名店だ。CPも最高で秘密にしておきたいと話すエビダンも!...
しかし、せっかくの博さんとの初デートである。 男性は、女性に「初めて」を教えてあげるのが好きだ。だから何も言わず、初めて来たふりをする。 「初めて来ました♡」 せっかく予約をしてくれた博さんの好意を無下にしたくなかった、私の中での最善な策。良心はチクリと痛むが、物知り顔で“トリュフのパスタが美味しいですよ”なんて言うより可愛げもある。 男性のプライドを傷つけず相手を立てるのは、デートにおいて最低限のマナ...
2014年4月、目黒区青葉台から移転。看板のない入口の先には、炎が揺らめくドラマティックなカウンター席が。 オーナーシェフの森田晃次氏は、成城学園『オーベルジュ・ド・スズキ』を経て、イタリアンに転向。渡伊後、羊を捌き野菜を育てる星付きの名店で影響を受け、素材と向き合い個性を際立たせた料理に挑戦する。 メニューは30品目もの品々を織り交ぜたおまかせコースは北海道産真鱈の白子、静岡の金目鯛、宮崎産の尾崎...
青葉台の名店『オステリアダバッボ』が、恵比寿で看板の無い隠れ家リストランテとして、移転オープン。黒を基調としたモダンシックな店内は、カウンター越しにパチパチと軽快な音を立てながら、温もりのある炎が立ち上り、なんともドラマチック。 力強さの中に艷やかさがプラスされ、まるでお洒落なバーのような雰囲気に思わずドキッ♥ 驚きは空間のみにあらず。2015年2月よりシェフに就任した渡辺大祐氏の作り出す料理は、少...
青葉台の名店『オステリアダバッボ』が恵比寿でリストランテとして移転オープン。その佇まいは、モダンなミニマリズムと和の侘び寂びが同居してこの上なく艷やか。 ミシュラン二ツ星を獲得したイタリアはヴェネトの「RistoranteDolada」出身である森田シェフが繰り出す料理は、少量多種な進化系イタリアンのプリフィックスコース(全26品)のみ。炭火がパチパチ弾ける音をBGMに、メインには是非とも尾崎牛の炭火焼きを。...
昨年4月、目黒区青葉台から移転。看板のない入口の先には、炎が揺らめくドラマティックなカウンター席が。 オーナーシェフの森田晃次氏は、成城学園『オーベルジュ・ド・スズキ』を経て、イタリアンに転向。渡伊後、羊を捌き野菜を育てる星付きの名店で影響を受け、素材と向き合い個性を際立たせた料理に挑戦する。 メニューは30品目もの品々を織り交ぜた¥5,980のおまかせコースのみ。北海道産真鱈の白子、静岡の金目鯛、...
今田さんおすすめの2店目は、昨年4月に目黒区青葉台から移転した話題のイタリアン『リストランテ モリタ ダ バッボ』。こちらは、今田さんが出演した番組で小林麻央さんが紹介していたというお店。早速、収録後にチュートリアルの徳井義実さんらと訪れたという。 「小林さんが、ここのパスタを紹介していて、実際に食べに行きました。白トリュフを山のようにかけられるパスタを堪能しましたね! このお店は、ある程度の雰囲気があり...
カルパッチョ的ひと皿にオリーブの木皿にのった肉、そしてイタリアワイン。ぱっと見イタリアンのようで、ここは正真正銘、焼肉店だ。 『KINTAN』のプレゼンテーションは、従来の焼肉の固定概念を覆すものばかり。それらはただ個性的なだけではなく、“より美味しく、より楽しく”を目指した結果である。 お目当ての熟成KINTANも、ワインに合わせて召し上がれ。...
熟成タンなどのメニューで舌の肥えた大人達をうならせてきた『代官山焼肉 kintan』のスペシャリテは、その名も「日本一のサーロイン・ユッケ」。 そもそも、ユッケとは韓国の郷土料理の1つで、やや硬いモモ肉をしょう油やごま油などで味付けした料理。kintanは、こうした従来の発想を覆し、上質の部位と切り方で、究極のユッケに挑戦したのだ。たどり着いたのが、見た目の美しさと肉質の良さで知られる去勢牛のサーロインを使用し、イタリアのカ...
カルパッチョ的ひと皿にオリーブの木皿にのった肉、そしてイタリアワイン。ぱっと見イタリアンのようで、ここは正真正銘、焼肉店だ。 『KINTAN』のプレゼンテーションは、従来の焼肉の固定概念を覆すものばかり。それらはただ個性的なだけではなく、“より美味しく、より楽しく”を目指した結果である。 例えばイタリアワインを充実させている理由を鳴坂竜一社長はこう語る。...
【注意事項】 期間:〜8月20日 杯数:4店舗限定で1日各5食 (先着順となりますのでご了承ください) ※必ず東京カレンダー9月号についているクーポンをご持参ください 【提供店舗】 恵比寿焼肉kintan 03-5428-8629 代官山焼肉kintan 03-5458-2911 表参道焼肉 KINTAN 03-5778-4129 赤坂割烹 金舌 03-3568-2129 ※店舗の詳細はコチラ...
代官山店のスペシャリテは、その名も「日本一のサーロイン・ユッケ」。そもそも、ユッケとは韓国の郷土料理の1つで、やや硬いモモ肉をしょう油やごま油などで味付けした料理。kintanは、こうした従来の発想を覆し、上質の部位と切り方で、究極のユッケに挑戦したのだ。たどり着いたのが、見た目の美しさと肉質の良さで知られる去勢牛のサーロインを使用し、イタリアのカルパッチョのように薄切りにする方法。 これが旨くないはずが...
焼き台に立つ社長の鈴木淳二氏、一品料理を作る料理長の出田啓二氏、接客を担当する店長の小石高運氏の3人のほど良い距離感のもてなしに、肩ひじ張らず寛いで食事を楽しむことができる一軒。 丹波黒鶏をメインに使用する焼き鳥が秀逸なことに加え、一品料理が他の焼き鳥店と一線を画する。 たとえば、「あんかけ出汁焼き玉子」は、茨城県産の紅孔雀の卵をオムレツのように焼き上げ、鰹出汁のあんをまとわせた逸品。 「白湯ラーメン」は、オリジ...
「瑠璃子、君に紹介したい男がいるんだ。歯医者、性格はまじめで誠実。どう興味ある?」 ある日、大学時代の男の先輩からそんな連絡をもらった。どうやら先輩の友人が、瑠璃子の写真を見て気に入ってくれたらしいのだ。 先輩自身は既婚者だが世話好きで、過去にも先輩の紹介で知り合ったカップルが何組も結婚していると聞く。 —持つべきものは、人脈の広い、世話好きの先輩ね! 瑠璃子は上機嫌で、先輩が予約してくれた恵比寿の焼鳥...
焼き台に立つ社長の鈴木淳二氏、一品料理を作る料理長の出田啓二氏、接客を担当する店長の小石高運氏の3人のほど良い距離感のもてなしに、肩ひじ張らず寛いで食事を楽しむことができる一軒。丹波黒鶏をメインに使用する焼鳥が秀逸なことに加え、一品料理が他の焼鳥店と一線を画する。 たとえば、「あんかけ出汁焼き玉子」は、茨城県産の紅孔雀の卵をオムレツのように焼き上げ、鰹出汁のあんをまとわせた逸品。「白湯ラーメン」は、オリジ...
2016年1月にオープンしたこちらの『喜鈴』。 焼き師を名乗る店主の鈴木淳二さんは、焼き鳥の前は中華の料理人という経歴。そこで、中華料理の絶妙な火入れのセオリーを焼き鳥にも応用する。 また焼き鳥に炭火の燻香をまとわせることで、世界9カ国から幅広く選んだ約40種のワインとの相性をアップさせている。...
恵比寿駅に現れた浦岡は、案の定、店を予約していなかった。 −どうするつもり? 無言の圧力をかけるも、彼はエミの不機嫌にまったく気づかぬ様子である。 「焼き鳥でもいいかな?」と一応エミに確認し、手際よく電話をかけると1軒目の『喜鈴』の予約をすんなりと獲得した。 その一連の流れは、グレーのサマーニットに白短パンという彼のラフな服装そのまま、非常にカジュアルで自然体だった。 「いいね...
哲也が予約してくれた『恵比寿 米ル』は、中目黒の人気焼鳥『いぐち』が“最高の大人の秘密基地”として去年の夏にオープンした話題の和食店だ。 「お酒、あんまり強くないんだね。無理しないでね」 哲也の人の良さそうな笑顔に、志乃の胸はチクリと痛む。 同い年の、爽やかな好青年。内部生上がりの早稲田大学出身で、大手IT企業勤め。 学生時代は少しやんちゃだったという話で先日は盛り上がったが、サトシが冷やかしで見せたF...
進化系焼き鳥として有名な『中目黒いぐち』。真っ黒なエントランスはバーのような佇まいで、店内では鮨屋を思わせる白木のカウンターが出迎える。強力なダクトにより煙がほとんどでないなど、クールでモダンな印象にまとめている。 同店のメニューは「おまかせコース」のみ。全23品を2時間ほどかけて、少しずつ提供するスタイルだ。コースの前半はフォアグラのコロッケやレバーパテなど、洋風なイメージの料理も並ぶ。メインディッシュの焼き鳥の後には、野...
焼鳥1串の分量に想いを馳せたことはあるだろうか?店によって違いはあるものの、およそ1串45g、多くて60gと言われている。 「それだと焼鳥5本でお肉を300g食べたことになりますが、そんなに召し上がらない女性は多いですよね」とは焼鳥業界で20年研鑽を積み、独立を果たした井口勝広氏。焼く側よりもゲストの目線で考え辿りついたのが、少量で幅広い部位が食せるピンチョスをおまかせコースで供すスタイル。特に丁寧に下処...
腸に豚肉と鶏のつくねを詰め、旨みの濃度にこだわった意欲作。恐竜をイメージさせるビジュアルからその名を“いぐちザウルス”に。口中にジュワっとほとばしる肉汁に、思わず咆哮をあげること間違いナシ?!...
最近は、焼き鳥店もバラエティに富んでいる。その中でもこちら「中目黒いぐち」はかなりの進化系だ。真っ黒なエントランスはバーのような佇まいで、鮨屋を思わせる白木のカウンターや、強力なダクトにより煙がほとんどでないなど、クールでモダンな印象にまとめている。 おまかせコースのみのメニューも、やはり進化系といえる。コースは全部で23品。2時間ほどかけて、美味しいものを少しずつ提供する。 コースの前半はフォアグ...
焼き鳥1串の分量がどのくらいか知っていますか?店によって違いはあるものの、およそ1串45g、多くて60gだそう。つまり単純計算しても焼鳥5本でお肉を約300gとなかなかのボリューム。 「もっと焼き鳥を楽しんでほしい。」と、焼く側よりもゲストの目線で考え、辿りついたのがピンチョススタイルのおまかせコースを供する『中目黒いぐち』。少量ずつ幅広い部位が食せるとあって人気も高い。 普段、自分のオーダーではな...
『中目黒いぐち』といえば本誌読者にも馴染みがあるだろうが、イタリアンではなく進化系の焼き鳥屋だ。 おまかせのみのコースで全部で23品。2時間ほどかけて、美味しいものを少しずつ提供する。コースの前半はフォアグラのコロッケやレバーパテなど、洋風なイメージの料理も並ぶ。メインディッシュの焼き鳥の後には、野菜やハツ、ボンジリなどの一口サイズのピンチョスが続く。 しかし、それで満足して店を後にしてはならない。...