2階建ての古民家を古材でリフォームした趣のある店構え。2016年までは懐石料理店だったが、店主が蕎麦打ち名人の永山寛康氏に師事し、蕎麦屋として心機一転。...
古木や流麗な欄間などを使い、完全リノベーションした一軒家。このどこか懐かしさを感じさせる空間で頂けるのは、江戸前の粋な蕎麦。 蕎麦はそば切りだけでも「せいろ」や「変わりそば」など常時4種類揃える。 カウンター席とテーブル席、個室席、座敷席など利用シーンの幅が広がる店内の雰囲気も魅力。...
「ひとりランチでよく行くのは『しろう』。お店の雰囲気もすごく良くて、ここでひとりお蕎麦をすすっていると、年齢的には完全に大人なんだけど、マインド的にも『大人だな〜』ってしみじみと思わせてくれるお店です」...
古木や流麗な欄間などを使い、完全リノベーションした一軒家。このどこか懐かしさを感じさせる空間で頂けるのは、丁寧な仕事が施された和食。 ランチは銀だら西京焼き定食や鯖の味噌煮定食も人気だが、岩手産いわい鶏を使用した親子丼をぜひ。まるで太陽のように美しい卵の黄色がゲストの目を楽しませてくれるのだ。 ふっくらと炊き上げたごはんに淡路島産の甘い玉ねぎ、やわらかな身質の銘柄鶏の相性も抜群の一杯。...
『川上庵』といえば、「夜そば」の人気店だが、もちろんランチも営業。表参道からすぐの『青山 川上庵』のほか、麻布にも店があるので、ぜひ覚えておきたい店だ。 魅力はそば屋らしい酒のつまみから肉や魚料理、デザートまでそろう豊富なメニュー。しっかり食事したいとき、そばと軽いアテで済ませたいとき、どちらにも対応できる使い勝手のよさが人気だ。 特注の石臼で自家製粉したそば粉で打つ二八そばが旨いことは、言うまでもないが、細めに切られ...
『川上庵』といえば、「夜そば」の人気店。 表参道からすぐの『青山川上庵』のほか、麻布にも店があるので、夜遊びするならぜひ覚えておきたい店だ。...
『川上庵』も「夜そば」の人気店。表参道からすぐの『青山川上庵』のほか、麻布にも店があるので、夜遊びするならぜひ覚えておきたい店だ。 魅力はそば屋らしい酒のつまみから肉や魚料理、デザートまでそろう豊富なメニュー。 しっかり食事したいとき、そばと軽いアテで済ませたいとき、どちらにも対応できる使い勝手のよさが人気だ。特注の石臼で自家製粉したそば粉で打つ二八そばが旨いことは、言うまでもない。...
『川上庵』も「夜そば」の人気店。表参道からすぐの『青山川上庵』のほか、麻布にも店があるので、夜遊びするならぜひ覚えておきたい店だ。魅力はそば屋らしい酒のつまみから肉や魚料理、デザートまでそろう豊富なメニュー。 しっかり食事したいとき、そばと軽いアテで済ませたいとき、どちらにも対応できる使い勝手のよさが人気だ。特注の石臼で自家製粉したそば粉で打つ二八そばが旨いことは、言うまでもない。...
『川上庵』といえば、「夜そば」の人気店だが、もちろんランチも営業。表参道からすぐの『青山 川上庵』のほか、麻布にも店があるので、ぜひ覚えておきたい店だ。 魅力はそば屋らしい酒のつまみから肉や魚料理、デザートまでそろう豊富なメニュー。しっかり食事したいとき、そばと軽いアテで済ませたいとき、どちらにも対応できる使い勝手のよさが人気だ。 特注の石臼で自家製粉したそば粉で打つ二八そばが旨いことは、言うまでも...
青山の大人たちが〆にラーメンという選択をしないのは、『川上庵』の存在が大きい。 なぜなら、2004年のオープン以来、一貫して11時から27時という通し営業のスタイルを貫き、大晦日には年越し蕎麦を振る舞うほど、食べたいときに必ず開いている稀有な店だからだ。...
『川上庵』といえば、「夜そば」の人気店。表参道からすぐの『青山川上庵』のほか、麻布にも店があるので、夜遊びするならぜひ覚えておきたい店だ。 魅力はそば屋らしい酒のつまみから肉や魚料理、デザートまでそろう豊富なメニュー。...
「理奈さん。ディレクターと恭子さんの噂って、嘘ですよね?」 『青山 川上庵』でのランチタイム。周平君が珍しくランチに誘ってきたと思ったら、さっきから一方的にずっと恭子の話ばかりしている。 「さあ、そんなの知らないわよ。自分で本人に聞いたら?」 私の冷たい物言いに驚いたのか、周平君はクルミだれせいろ蕎麦を食べる手を止めて、目を丸くしている。 そう、私は朝からずっと機嫌が悪いのだ。 ...
飲んだあとは麺で〆たいけれど、こってりしたラーメンは胃がもたれるし、ちょっと罪悪感…というのであれば、選択すべきは迷わず蕎麦! 青山の裏通りを入った場所に佇む『青山 川上庵』は、この界隈では貴重な深夜営業の蕎麦店。酒肴から天ぷら、煮物、特選牛の和風ステーキなどなどメニューも多彩ゆえ、1軒目で訪れてゆるゆる日本酒を飲みながら、〆に蕎麦を手繰るのももちろんアリだ。 冷やしと温、それぞれ5種ずつそろえる蕎...
「やっぱり今の時代は、自分を切り売りしてあくせく働くより、人生の充実度を上げてハッピーに生きるのが優先だと思うんだよな」 南青山の『川上庵』にて、昭夫はすでに2時間、まるで言い訳のように、ひたすらこのセリフを繰り返している。 ここは酒のツマミも充実しており深夜に飲むには最適な店であるが、吾郎はそろそろシメの蕎麦をオーダーしたくてウズウズしていた。 同い年の昭夫は昔からの飲み友達で、某外資系...
夏バテ対策なんてありません。暑い日が続くと、冷たいものしか食べられなくなります。バテに抗わず、そのままバテて生きる。もう長年、そんな死んだような夏を過ごしています。 青山の裏通りを入った場所にある『青山 川上庵』は、軽井沢が本店の絶品蕎麦店。軽井沢で初めて食べて虜になったのが、こちらの濃厚なクルミだれせいろ。酒の肴も旬の野菜の天ぷらや、半熟のう巻きなど気が利いた品揃えで素晴らしいんです。 日本酒を冷...
青山の裏通りを入った場所に佇む『青山 川上庵』は、この界隈では貴重な深夜営業の蕎麦店。酒肴から天ぷら、煮物、特選牛の和風ステーキなどなどメニューも多彩ゆえ、1軒目で訪れてゆるゆる日本酒を飲みながら、〆に蕎麦を手繰るのももちろんアリだ。 蕎麦は特注の石臼で粗挽きにした蕎麦粉に天然水を加えて打ったもの。つけ汁は国産大豆を100%使用するなど、蕎麦本来の風味を引き出すためのこだわりが随所に。麻布十番の店舗も4時...
名前:真理亜(仮名) 年齢:24歳 職業:一般事務 土曜の昼下がり、『エンポリオ アルマーニ カフェ 青山』には、眩しい日差しが降り注いでいた。 ...
「そっかー、黒田さんと何も始まってないけど、早くも失恋気分ってわけね」 真理子は、恵子と『エンポリオ アルマーニカフェ』で会っていた。ニューヨークでの宏人...
「翔子は最近どうなの?彼氏とかいないの?」 表参道にある『エンポリオ アルマーニ カフェ青山』で、学生時代からの友人の麗華と、半年ぶりに会ってい...
名前:小野玲子 38歳(仮名) 住まい:オランダ(1年の3/4)、三田(1年の1/4) 職業:フォトグラファー、WEBディレクター 家族:広告代...
「で、色々と贈って来たの?いきなり?いくら仲良くしたいからって、それはやっぱり変よね…。確かにカーテンのオレンジは子宝に恵まれるっていう意味もあるけど...
こちらに向き直った3人が、意味深な目配せをしながら仰々しく姿勢を正す。 「ねぇ、あおいさん。急なんだけど、良ければ明日私達とランチしない?」 ...
にゃんにゃんOLにも、数パターンある。 まずは典型的な、愛華のようなタイプ。可愛いし愛されキャラなのだが、どこか主体性に欠ける。腰掛けOLでいる...
怜奈とともに『エンポリオ アルマーニ カフェ青山』に入ると、客席に向かうべく通りすぎる怜奈を男性客が見つめる。それもそのはず、怜奈は可愛いというよりは...
—ほら、まただよ。 目の前に座っている岳を見ながら、私は徐々に腹が立ってきた。 今日は日曜日。朝のんびり起きてランチをし、そして『ザ ストリングス 表参道』の『カフェ&ダイニング ゼルコヴァ』でお茶をするという、とても楽しいデートのはずだった。 それなのに今、私は目の前にいる岳に対して怒りしか感じない。 「彼氏としてどうなの?岳ってさ、本当に人の気持ちとか考えない男だよね」 我慢の限界に達し、私は...
「彼氏としてどうなの?岳ってさ、本当に人の気持ちとか考えない男だよね」 目の前で、ひかりが腕組みをしながら怒っている。 日曜の午後4時。日が沈むのが早くなってきた東京の街は、もうすっかり冬の空気に包まれている。 カフェから見える外の景色を見てそんなことを思っていると、更にひかりは怒り始めた。 「あのさ、私が何で怒っているか分かってる?」 分かっていたら苦労はしない。何故ならばついさっきまで…言うな...
「実沙子、みなみちゃん!」 久々にザ ストリングス 表参道の『カフェ&ダイニング ゼルコヴァ』に現れたみなみちゃんは、しばらく見ない間に随分と背が伸びていた。...
寒い冬を楽しくしてくれそうな、可愛い「イチゴサンド」を表参道で発見した。ピンクのパンとのコントラストがすこぶるキュートなのだ。 「ザ ストリングス 表参道」にある『Cafe & Dining ZelkovA(カフェ&ダイニングゼルコヴァ)』では、可愛いパフェなど、イチゴを楽しめるメニューを提供中。 2FにUPすれば、『バー&グリル ダンボ』で「バーガー」などの食事をいただける。スイーツが苦手ならこち...
所属アーティストの広報を担当する小川さんは、新聞局やテレビ局への宣伝業務が主な仕事。 実は彼女、骨董通りの裏手にある実家で生まれ育ち、大学はアメリカ留学。 そして、エイベックスに入社した超ハイスペックお嬢様なのだ。 「仕事柄、黒い服が多いので、ヴェルサーチがお気に入り。オフの時は思いっきり派手で、『アーティスト感がスゴい!』っていじられます(笑)」。 小さい頃は一輪車で青山の街を走り...
−やっぱり、ね。 ザ ストリングス表参道『ゼルコヴァ』に現れた奈美子に、私が抱いた感想はそれだけだ。 巻かれていない肩下のストレートヘアは、ナチュラルというより手抜きを感じる。ネイルもお粗末だし、メイクの完成度も低い。 花柄のワンピース姿は精一杯の若さ&華やかさをアピールしたものと見受けられるが、量産品によくある形のそれは、見るからに安いポリエステル素材で垢抜けない。 そして何より、...
はやる気持ちから、私は自然と早足になってしまう。 待ち合わせの場所『ザ ストリングス 表参道』のエントランスをくぐり、『カフェ&ダイニング ゼルコヴァ』へと足を進める。 そして右奥、窓際の席に座る洋平くんの姿を認めたとき私の高揚は最高潮に達して、そんな自分に思わず苦笑した。 −彼の何が、こんなに私を惹きつけるのだろう? 自分でも、よくわからない。 彼女なんていないと言ってみたり...
沙羽と出会ったのは、食事会だった。“可愛いな”と思い、すぐに連絡先を交換してデートにこぎ着けた。 そして交際に発展し、今に至るのだが、年齢的なこともあり、交際当初から結婚を意識していなかったわけではない。 だが時間が経つにつれ、あることが気になり始めたのだ。 例えば、付き合って初めての彼女の誕生日。28歳の誕生日祝いに、『テール・ド・トリュフ・東京』を予約していた。...
雄太と出会ったのは、食事会の席だった。なんとなくお互いを気に入り、連絡先を交換し、すぐデートをすることになったのだ。 そしてとんとん拍子に交際に発展したのだが、とにかく彼は優しくて、そしてデートはいつも良いところへ連れていってくれた。 例えば、去年の誕生日のこと。この日は私の28歳のお祝いにと、『テール・ド・トリュフ・東京』を予約してくれた。 店内に入るとフワッとトリュフの香りに包まれ、幸せな気分にしてくれる...
予約していた店は『テール・ド・トリュフ東京』。以前、会社の先輩から教えてもらった外苑前にあるトリュフ専門レストランだ。 デートの約束を取り付けるにあたって、彼女は通勤に便利な日本橋の箱崎に住んでいると聞いたため、外苑前というエリアが刺さるか不安だった。しかし「普段行かないところに行ってみたい」と言われ、当初の予定通りこの店に決めたのだ。 それに本格的なコース料理を出すこのレストランを提案すれば、...
「レミちゃんって、主婦受けが良くて羨ましい。」 収録を終え、アナウンス室へ戻ると珍しく花凛が弱音を吐いてきた 。 「花凛はいいじゃない。男女問わず、20代30代から圧倒的な人気を誇るんだし。」 「私、何故か昔から同性に嫌われやすくて...学生時代はいつも女の先輩から嫌われていたの。男の先輩からは可愛がってもらえるんだけどねぇ。」 つまり花凛は、自分はモテるから女性にひがまれると言いた...
〝ギャップ萌え〞という言葉をご存知だろうか。 「頼りなさそうに見えて実は力持ちだった」、「強面な人が雨に濡れた子猫を助けていた」といったような、要は〝外見や第一印象からは意外性のある内面を見てドキッとする〞という意味なのだが、この店にも、そんな〝ギャップ萌え〞せざるを得ない逸品が存在する。...
サマートリュフという言葉が持つきらびやかな印象は女性を魅了する。『テール・ド・トリュフ東京』ではイタリア・ウンブリア州で収穫されたエスティバム種を使ったコースを提供中。この種は黒トリュフに比べ、大振りなため、スライスは厚く、食材が隠れるほど振りかける。 「トリュフは高価な調味料。合わさる素材や温度で変わる様を堪能してほしい」と支配人の中島和昭氏。テーブル上でトリュフをスライスしてくれるプレゼンテーションも...
「よし、完璧...」 香水を胸元に一吹きし、夫の順平が買ってくれたセルジオ ロッシのオレンジ色パンプスに足を入れ、玄関のドアを開ける。今日は毎月恒例の同期飲みの日だった。正確に言うと、元同期飲みだ。 総合商社に勤めていた時の同期と集まるこの会は、5年前、結婚を機に退職しても未だ参加していた。 四代総合商社の内の一つに入り、それなりに仕事も楽しかった。しかし同期だった順平と結婚することになり...
日本語では「西洋松しょう露ろ 」と呼ばれるきのこの一種です。栄華を極めたフランスの太陽王・ルイ14世の好物だったとか、子どものいなかった農夫がトリュフを食べ始めたところ13人の子だくさんになったとか、催淫効果があり媚薬として19世紀頃から用いられていたとか、怪しげな話のネタにこと欠かない食材でもあります。 しかし、こうした話はあながちデタラメというわけでもないようです。トリュフを探すのには、かつては雌の豚...
〝ギャップ萌え〞という言葉をご存知だろうか。 「頼りなさそうに見えて実は力持ちだった」、「強面な人が雨に濡れた子猫を助けていた」といったような、要は〝外見や第一印象からは意外性のある内面を見てドキッとする〞という意味なのだが、この店にも、そんな〝ギャップ萌え〞せざるを得ない逸品が存在する。 フランス・ニースに本店を構えるトリュフ専門レストランの、東京店。表立ってのスペシャリテである、会津地鶏卵を生ク...
本店をフランスのニースに持つ、トリュフ料理専門のフレンチレストラン。 トリュフ博士と称されるクレマン・ブルーノ氏のレシピによる定番が味わえるほか、季節限定で希少価値の高いマガトュム(白トリュフ)の特別メニューも用意する。 全ての料理にトリュフをふんだんに使用するのはランチも同様で、中でも濃厚なクリームソースを絡めたショートパスタは、スライスしたトリュフのさっくりした食感までも存分に楽しめる逸品だ。...
本店をフランスのニースに持つ、トリュフ料理専門のフレンチレストラン。トリュフ博士と称されるクレマン・ブルーノ氏のレシピによる定番が味わえるほか、12月まで希少価値の高いマガトュム(白トリュフ)の特別メニューも用意する。全ての料理にトリュフをふんだんに使用するのはランチも同様で、中でも濃厚なクリームソースを絡めたショートパスタは、スライスしたトリュフのさっくりした食感までも存分に楽しめる逸品だ。...
都内にいながらも、九州のうまいもんをたっぷりと楽しめるのが『銀座 あまくさ 青山外苑』。 まずは最高級黒豚の溶岩焼きをいただこう。『銀座 あまくさ 青山外苑』では、鹿児島県産マロン豚を使用。マロン豚とは、最高級黒豚「六白豚」のなかで、主に栗と有機野菜を食べて育った豚で、さっぱりとした脂で甘みがあるのが特徴だ。 また、焼きに使用する溶岩も特注品。「玄武岩」という特殊な溶岩を使用して作られており、火にかけると、遠赤外線やマ...
都内にいながらも、九州のうまいもんをたっぷりと楽しめるのが『銀座 あまくさ 青山外苑』。 まずは最高級黒豚を溶岩焼きをいただこう。『銀座 あまくさ 青山外苑』では、鹿児島県産マロン豚を使用。マロン豚とは、最高級黒豚「六白豚」のなかで、主に栗と有機野菜を食べて育った豚で、さっぱりとした脂で甘みがあるのが特徴だ。 また、焼きに使用する溶岩も特注品。「玄武岩」という特殊な溶岩を使用して作られており、火にかけると、遠赤外線やマ...
飲食店も多く、焼肉も鶏鍋も、それぞれに特化した専門店がひしめくグルメタウン表参道。 しかし『銀座 あまくさ 青山外苑』なら、甘みを感じる絶品豚の焼肉も、濃厚なコラーゲンスープの鶏鍋も一度に味わえるのだ! なかでもこちらを訪れたら注文するべき3品を中心にご紹介!...
甘みを感じる絶品豚の焼肉も、濃厚なコラーゲンスープの鶏鍋も一度に味わえる、『銀座 あまくさ 青山外苑』。 最高級黒豚の溶岩焼きは、鹿児島県産マロン豚を使用。マロン豚とは、最高級黒豚「六白豚」のなかで、主に栗と有機野菜を食べて育った豚で、さっぱりとした脂で甘みがあるのが特徴だ。...
料理人人生の途上、ふと足が止まった31歳の時、イタリアへ渡る。ローマで食べたカルボナーラに衝撃を受けて、自らの行方が定まった。旨かったから、ではない。 「ボウルに溶いた卵、そこへ、ペコリーノ・ロマーノをがさっとひとつかみ。これで茹でたパスタを和えるだけだったんです。しょっぱくて、食べられなかった!」と笑う、加藤政行シェフ。 だが地産地消が当たり前の地で、この味を愛する人々がいるイタリアのシンプルだが奥深い魅力に触れ、迷...
南青山三丁目交差点からすぐの場所に建つビルの2階。ハイスツールが並ぶカウンターが中心で、夜のメニューは基本、アラカルト。取り分けも、1皿と1杯のおひとり様もウェルカムという使い勝手の良さ魅力の『セントベーネ』。 ぜひ味わいたいのが、カルボナーラだ。...
料理人人生の途上、ふと足が止まった31歳の時、イタリアへ渡る。ローマで食べたカルボナーラに衝撃を受けて、自らの行方が定まった。旨かったから、ではない。 「ボウルに溶いた卵、そこへ、ペコリーノ・ロマーノをがさっとひとつかみ。これで茹でたパスタを和えるだけだったんです。しょっぱくて、食べられなかった!」と笑う、加藤政行シェフ。だが地産地消が当たり前の地で、この味を愛する人々がいるイタリアのシンプルだが奥深い魅力に...
世の飲食店がこぞって価格競争に走るずっと前から、師匠の落合務氏とともに内容充実のイタリア料理を低価格のコースで提供し、イタリア食文化の普及に尽力してきた加藤政行シェフ。 その加藤氏が『ラ・ベットラ・ペル トゥッティ』の厨房を離れ、新たな店で腕を振るうと聞けば、すぐにでも駆けつけたくなるファンは多いはず。新天地は、南青山三丁目交差点からすぐの場所に建つビルの2階。ハイスツールが並ぶカウンターが中心で、夜のメニュ...
25時の表参道。 東京のエネルギーが集結する港区にあって、そこだけ取り残さてしまったかのような静寂が流れている。 赤坂にある広告代理店に勤めるフミヤ・美月・亮は仲の良い同期3人組。しかし、フミヤと亮が37歳の既婚女性・静香に恋に落ち、3人の運命が狂い出す。 フミヤと静香、2人の関係を知った局長は激怒し、静香に子会社への出向を命じる。しかし静香は退社し、行方をくらました。 その3年後、フミヤは独立し、心休まる...
青山の閑静な住宅街の一角に店を構えて今年で10年目を迎える『リストランテ濱崎』。月に1、2回は伊豆や茅ケ崎などに釣りに出かけるという濱崎龍一シェフが手がけるのは、海の恵み、そして大地の恵みを感じさせるイタリアン。素材の"旬感"を切り取った料理は、食べ手の心にしっかりと刻まれ、季節が移り変わるたびに"美味の記憶"として蘇る。...
90年開業の銀座『モランディ』シェフ時代から、奥村忠士氏が作り続ける品。トマトとタコという南部らしい、日本人に馴染む素材を使う。当時ラグーでは一般的に通じず、タコのミンチのトマトソースと称した。季節で変動する素材の状態により微妙なさじ加減は変えるが、基本の作り方は以前のままだ。斬新が歴史息づくひと品へ。名作かつ、名物である。...
Tシャツにチノパンというカジュアルファッションで現れた、今回の港区男子。デザイン関係の会社を経営する、港区在住の黒田さんだ。 高級ブランドの服を身に纏い、腕には数百万の時計。自信に満ち溢れて圧も強めなイメージの港区男子とは、いささか様子が違う。 柔らかな物腰で話す黒田さんは、良い意味で港区男子感がなく「普通」なのだ。 そんな黒田さんの日常は? 「経営者の知り合いや友人が多く、先輩や仲間と食事には行きますよ...
ロケーションは低層の建物が並ぶ南青山のひっそりとした小径。 『青山 仁』の所在地に着くと、木造の黒壁に何の店なのかも分かりづらい看板が申し訳程度に添えられている。...
「季節の素材そのものを活かし、シンプルに仕立てます」とは店主の富井賢洋氏。正統派の日本料理店ならではの気品と、風格を備える炊き込みごはんだ。 主役の米は石川県産コシヒカリ「加賀米」をメインに、わずかにもち米を混ぜ、もっちりとした食感をもたらす。それを引き立てるのは、鱧の出汁。伊賀焼の土鍋から噴き出る香り高い蒸気に悶絶すること必至。 食べたい衝動に駆られつつ待つこと数分、極め付きは豪快に流し込む旬のイ...
青山の静かな一角。ゆっくりと扉を開け、婉麗な香の薫りに導かれるように細い通路を進むと、奥には5席のカウンターが。予約状況にもよるが、3名からこの空間を個室として独占できるという。席に着くと、目線の高さに、玉砂利が敷き詰められた坪庭の眺めが飛び込んでくる。和の空間を存分に感じながらも、座敷ではなく椅子という配慮も、外国人にとっては嬉しいポイントだろう。 店主の富井賢洋氏は、『銀座うち山』などで研鑽を積み、2...
その日、南青山『リヴァ デリ エトゥルスキ』の個室で、茉莉のブライダルシャワーが開かれた。 2ヶ月後に式を控える彼女の結婚を祝うため、合計10名以上が集合したのだ。私や美寿々をはじめとした高校時代の友人以外は、茉莉の大学や会社の女友達など、見たことのない顔もチラホラいる。 「茉莉、痩せて綺麗になったね」 先日会ったときよりも心なしか二の腕が引き締まった彼女を、皆が口々に褒め称える。 「式に備えてブライダ...
一軒家の造りのため、フロアごとに雰囲気が違うのが魅力! 1Fは天井が高く広々とした格調高い趣のある雰囲気で、2Fは天然木材を基調とした温かみのある仕様だ。 料理は新鮮な食材を用いて『リヴァ デリ エトゥルスキ』風にアレンジし、イタリアの昔ながらの行事を感じられるようになっているのだとか。 シェフ・パティシエが送る自家製パネットーネも絶品! 大人気のため、残席は12/25(月)のみ。お好みの空間で、彼女とゆったりとし...
2階建ての一軒家レストラン。ヨーロッパにあるような洋館で、トスカーナの伝統を受け継ぎつつ、最新の技法も取り入れたイタリア料理が堪能できる。「季節の食材を独創的に調理した料理はアートのよう。見た目にも美しく、もちろん味もよく、心から喜ばせたい相手を連れて行きたい店です」...
「何だか久しぶりだよね。」 待ち合わせた表参道のイタリアン・レストラン『Riva dedli Etruschi』で向かい合わせになりながらお互い照れ臭そうに笑い合う。3回目のデートをするまでに、気がつけば1ヶ月かかっていた。 合うのは3回目だが、連絡は取り合っていたせいか何度ももう会っているかのような錯覚に陥るほど、雅史とのデートは自然だった。結婚してもこんな感じで自然に時が流れていくのかな、と...