驚くべき、旨さだ。ピンク色に染まった和牛のタンは店主が言う通り、「ツルシコ」の食感。柔らかくて、臭みも皆無だ。 「塩を挽いて粉にしたのは均一に広がって、サッと溶けるから」万事がこの調子なのだ。店主は『浅草今半』の次男。自分のスタイルで和牛を提供すべく、30年以上前に独立。己が旨いと思える味を貪欲に追求し、突き進んできた。 タン専用に創案した塩は8種。相棒の豆苗もシャキシャキで、味は濃厚。聞けば、群馬・甘楽郡の“無農薬発...
こだわりの黒毛和牛を手軽な丼で味わえるのが、新宿髙島屋の地下精肉店にあるイートインコーナー。雅やかな漆の椀に盛り付けられるのは、肉質が柔らかく美しい赤身をミディアムレアに火入れしたステーキ丼。 『人形町今半』特製のあまからステーキ醤油たれを絡ませた肉片はとろけるような口当たりで、えも言われぬ口福感に包まれる。...
代々木駅徒歩1分の場所に、突如現れる緑豊かな商業空間「代々木VILLAGE」は、音楽プロデューサー・小林武史氏が手がけ、2011年にオープンした話題の施設。 ...
数多くの有名アーティストを手掛けたことで知られる音楽プロデューサー・小林武史氏を中心とする株式会社KURKKUが手がけた、緑豊かな商業空間『代々木VILLAGE』。...
鮮度の良さや下ごしらえの丁寧さは言わずもがな、ホルモンアイテムの豊富さで、他店を圧倒しているのが、ここ『炭火焼ホルモン まんてん 代々木店』だ。 常時、メニュ...
牛同様に人気上昇中の豚ハラミ「脂付きハラミ」。赤身肉に近い旨みがあって肉汁のジューシーさが魅力のハラミに、さらに脂のリッチさがプラス。膜を取ってからぶつ切りに。盛り...
鮮度の良さや下ごしらえの丁寧さは言わずもがな、ホルモンアイテムの豊富さで、他店を圧倒しているのが、ここ『炭火焼ホルモン まんてん 代々木店』だ。 常...
週が明けて会社に行くと、7月の人事でマネージャーに昇格することが決まった。 入社以来ずっと目標にしてきてはいたが、当時は最速での昇格に拘っていただけのように思う。 しかし、この一年は、武田さんとの未来を築いていく為にキャリアの選択肢を増やしたくて頑張ってきた。直ぐに武田にも連絡をする。 きっと、二人での生活を優先すると、一人の時と同じ働き方ができない時も出てくるだろう。時には昇格を追い求めるのを休む年も出てく...
「車が停まったわ、私も降ります」 紀子がそう言って告げた場所は、西新宿にあるホテルだった。 その報告に、あゆみは頭がくらりとした。出張と言って、東京都内のホテルに行くはずがないのだ。異様な緊張感と、想像をしていた最悪のシナリオを辿ることになり、あゆみの目からは光が消えた。 あゆみと清香が到着した頃には、もう樹の姿はなかった。紀子が言うには、チェックインを済ませ、エレベーターに乗ってしまったらしい。 「一...
潤がプロポーズしてくれたのは、パークハイアットの『ニューヨークグリル』だ。...
夜景の見えるレストラン、なんて正直どこかこそばゆいかもしれない。しかし、『パーク ハイアット 東京』の最上階に位置する『ニューヨーク グリル』の窓際席に座れば、ダイナミックで躍動的な景色に照れくささよりも感動が勝るはず。 シンプルかつ独創的なグリル料理は、この最高のロケーションにこそふさわしい。ここでの食事を終えると、彼女はどこか悲しい面持ちになるかもしれない。それは、もう少しで地上に降りることを思えば当...
三段連なる三角屋根が印象的な『パーク ハイアット 東京』。バブル後の1994年に登場し、既存のホテルとは異なる大人の隠れ家を思わせるスタイリッシュなアプローチで、一躍、憧れホテルの代表的存在となった。 ホテルの絶景レストランを語るうえで外せないのが、最上階に位置する『ニューヨーク グリル』だ。フロア全体が約8メートルのガラス窓で囲まれているため、席に着くまでの間も圧巻の景色を楽しめ、いつの間にか非日常の世...
パークハイアット東京の最上階に位置する『ニューヨーク グリル』。フロア全体が約8メートルのガラス窓で囲まれているため、席に着くまでの間も圧巻の景色を楽しめ、いつの間にか非日常の世界へと誘われる。 今回のコースも思い出深くなりそうだ。これを機会に「おもしろそうなディナーコースがある」と、気になる女性をデートに誘ってみてはいかが?そしてディナーの後は、隣の雰囲気抜群なバーで乾杯しよう。 関連記事: ・...
ー『ニューヨークグリル』満場一致の大絶賛ですね(笑)他にもどこかありますか?ー 紗羅:『Two Rooms Grill』も目新しさはないけど定番です。未だにランチで行くとワクワクします。 加奈子:間違いない。『Two Rooms Grill』もテンションがあがるレストランですね。なんだろう、ニューヨークテイストのレストランが好きなのかなぁ。センスある空間で、あそこのテラス席の雰囲気は都内屈指だと思い...
まず最初に言いたいのは、年頃の女で、あなたが認めるいい女なら、彼氏がいるのが当然ってこと。 そんないい女に惚れて「彼氏いないかもしれない」と希望を持つなんて、予約のとれない和食『傳』や『鮨さいとう』で「今日夜空いてますか?」って電話するのと同じくらい愚かなことよ。 人気店は、何ヶ月も前から予約で埋まって、それでもなおキャンセル待ちをするお客が列をなしているのをご存知かしら。当日飛び込みでの連絡を...
ホテルのメインダイニング。それはいわずと知れたホテルの顔だが、94年に誕生した、このホテルの『ニューヨーク グリル』はあらゆる点でエポックメイキングだったといってもいいだろう。 まず、フレンチが主流だったそれまでに対し、「ニューヨーク」をテーマにした豪快なグリルと繊細なフュージョン料理を展開。オープンキッチンの臨場感には誰もが目を見張り、料理人の躍動を目のあたりにするカウンターが特等席となった。そして、5...
カッシーナのチェアに身を任せ、ライブ演奏に耳を傾けつつ、アルコールや食事を楽しむ。ニューヨークをテーマにしたオリジナルカクテルと最上階からの夜景が、めくるめく夜を約束する。...
焼肉だったら、タン塩から始めるのは定石。ならばラグジュアリーホテルの牛肉尽くしのコースでだって、タンから始めたいもの。 『パーク ハイアット 東京』の『ニ ューヨーク グリル』にて3日間限定(5月21日(木)〜23日(土))で開催されるイベント“ノーズ トゥ テール”ならそれが可能だ。そもそも、世界中の料理人のあいだで牛や豚(国によっては羊など)の命をいただくことに感謝し、さまざまな部位を大切に味わうとい...
恋が始まりそうな予感の頃、もの凄く忙しい彼が予約をして連れて行ってくれました。(30-34歳女性) 窓際で立ってプロポーズした。(45-49歳男性) 入籍届けを出し、結婚指輪を取りに行き、記念のランチをしました。(30-34歳女性) 交際開始結婚以降も15年連続嫁の誕生日祝いをしています。(35-39歳男性) 恋の予感のみならず、プロポーズや入籍届けを出した後など、節目でニューヨークグリ...
ー美味いだけのレストランはもういらないー 質はもちろんのこと、サービスもすばらしいレストランを取り上げてきた『東京カレンダー』のひとつの結論です。 それは、我々ゲストが主役であり、レストランはあくまでも脇役。つまりレストランという場は、主役の目的ための活用する劇場である。 創刊14年。実際のところ、読者はどのような思い出をレストランに残しているのか。そこで緊急アンケートを実施いたします。 ...
先日、外苑前の『CORK』で、彼氏との関係が不安定であることを打ち明けてきた会社の同僚の由里子(30)。共に恵比寿に住んでいたため、タクシーで共に帰路に着いたが、その日は特に何もなく。だが、新卒時代からひそかに想いを寄せた彼女を奪う千載一遇のチャンス。勝負を賭けよう。 『CORK』で食事をした翌週の土曜日、四谷三丁目の中華『の弥七』に由里子を誘った。 「なかなか行ったことない和風寄りな中華だね」...
この店はどこより照度が低い。ホテルダイニングとしては多分、都内1、2を争う程にだ。まぶしく照らされたオープンキッチンの横をするり通り抜けたら、一転、テーブルの中央だけがほんのり浮かび上がる場所へとたどり着く。ほどよい闇があるから、無粋な仕切りやよそよそしい席間を必要とせずに、プライベートな空気が生まれる。 目が慣れた頃に到着するのは、シンプルで力強い料理。『ニューヨーク グリル』の名の通り、メインにはグリルや...
三丁目の中心地、末広亭のある通りは猥雑な雰囲気が漂う。この雑踏を抜けてビルの階段を上ると、暗めの照明がムードを誘う『オステリア・オリエーラ』にたどり着く。ワインバーを思わせるシックな空間と外の喧騒とのコントラストがなんとも対照的。初めて足を踏み入れれば誰もがそのギャップにドキッとする。 第一印象はシックだが、サービスはいたってフレンドリー。そこもまたギャップマジックのひとつで、シェフやソムリエとの気さくな会話でリラックスすれ...
春子鯛を開いて骨を抜き、皮目だけ湯で火を入れ、氷水へ。その後、卵と酢で作った「酢おぼろ」でしめる。 こうすることで、酢でしめるより繊細で、口に入れた瞬間にシャリとともにホロッとほどけていくほど柔らかな仕上がりに。 丁寧な仕事が施され、大将の想いが詰まった「寿司屋のご挨拶」的な一貫目は、しばし連れとの会話も一旦止めて、じっくりと味わうべきなのだ。コースを最後まで堪能しても、まだ余裕があるなら、ぜひ追加やお代わりも楽しんで...
寿司という食文化を確固たる地位へと導いた名店『すし匠』。その技を受け継いだ寿司職人たちが、開業する店もまた全て寿司の名店に名を連ねる実力店ばかり。 そんな『すし匠』系に新鋭が誕生したのをご存じだろうか。開業前から既に話題となり、2017年中に予約がとれなくなること必至。 そんな名店にメディアが初潜入!話題の新店『すし匠 誠』の全貌をお伝えしよう。...
ドシンと鎮座する、姿煮に驚愕。1㎏を超す重量があり、繊維もしっかり。これぞ、メジロザメの尾ビレだ。 極上の極上食材を求め、『小熊飯店』店主・梅本恒久氏に相談を持ちかけたところ、普段はほぼ入手不能な巨大フカヒレの存在が明かされ、今回の誌面登場と相成った。 「今や幻のジンベイザメが最上位。けど、このメジロザメもかなり希少。手に入れたくても年に1、2回しか出逢えません」 アオザメとヨシキリなど、普段からフカヒレ食べ比べの料...
そして、ご夫婦が特別なお祝いのために奮発するのは、千駄ヶ谷の高級中華『小熊飯店』。 「めったに行けないけれど(笑)、フカヒレの食べ比べや上海蟹など、本当に特別なときだけの贅沢ディナー! シェフがとっても気さくで、大好きな『シェフス』出身というところも好きな理由のひとつです♥」...
~時をかけ、新たに、到達した美味しさ~ 場所は北参道。目立たぬビルの地下、看板もなくひっそりと佇むその在り様は、まさに知る人ぞ知る隠れ家レストランといった趣だ。にもかかわらず常に予約で満席。看板料理の上海蟹シーズンには1ヵ月先、通常でも2~3週間先まで満員御礼の日が続くほどの人気ぶり。 それも、現在この店で腕をふるっているのは、2009年に惜しまれつつ店を閉じたあの『メゾン・ド・ウメモト』の梅本恒久...
2011年6月、新宿三丁目の雑居ビル内に暖簾を掲げた鮨店。店主の髙崎博喜氏は、旬の魚に江戸前の手技を凝らし、あの手この手で堪能させる手練ぶりで贔屓客も多数。この界隈では希少だ。...
夜遅くでもサッと鮨をつまみたい、そう思っても鮨店は早上がりも多いのでなかなか叶わないものだ。そんな時にはこの店へ。 2010年、新宿三丁目の雑居ビル内に暖簾を掲げた鮨店。店主の髙崎博喜氏は、旬の魚に江戸前の手技を凝らし、あの手この手で堪能させる真の鮨職人。 自信を持って出すネタの数々は、可能な限り天然の魚、近海産の選りすぐった魚だけを使用。米本来の甘みを楽しめるよう炊き方の研究にも余念がない。 渾身の握りと共に味...
昨年6月、新宿三丁目の雑居ビル内に誕生した鮨店。全10席とはいいながらも連日盛況で、心地いい活気がうれしくなる。理由は、仕事は妥協せず、値段は良心的にという店主の心意気。なんとおまかせはコースで1万円から。懐具合を気にすることなく、真っ当な握りと美酒にありつける店なのだ。...
今年6月、新宿三丁目の雑居ビル内に暖簾を掲げた鮨店。店主の髙崎博喜氏は、旬の魚に江戸前の手技を凝らし、あの手この手で堪能させる手練ぶりで贔屓客も多数。この界隈では希少だ。...
なぜ、『パーク ハイアット 東京』が大人を惹きつけてやまないのか? その理由はすべてにおいて“本物であること”にこだわりを持っているから。館内には多数のアートが置かれているが、それらはすべてアーティストが手がけた作品である。 なかでも『ピーク バー』の柱の間に嵌め込まれたイラストは、イギリスのアーティスト、ロビン ワイラー氏によるもので、日本の主要な街を独自のタッチで表現したもの。しかも、氏は日本語を読み書きできないのだが、...
お待ちかね!昨年、大好評だった「カウントダウン ラウンジ」が、今年も開催されることになった。 シックなラウンジミュージックに包まれながら、フリーフローのシャンパンやカクテルを召し上がれ。この日のためだけに用意されたスペシャルカナッペの数々は、パーク ハイアット 東京が誇る渾身の一品ばかりだ。...
41階にある『ピークバー』に上がるエレベーターの中でも、麻里子はトオルの腕にしがみついてぴったりと身体を寄せた。彼女に好かれるのは嬉しいが、真剣になられても困るな……と思わなくもない。付き合ってほしい、なんて言われた瞬間にTHE ENDだ。トオルは自分がひどい男にも思えた。 自分たちが座るテーブルの横を通る時に視線を感じたが、人に何を思われようと気にしない。トオルは車を運転するのでアルコールは控えたが...
『パーク ハイアット 東京』の41階にある『ピークバー』では、17時30分~20時まで「トワイライトタイム」と銘打ったフリーフロープランを用意。ビール、ワイン、カクテルに特製カナッペが付いて、税・サービス料込みで¥5,000ポッキリ! 高層ビル群や東京タワーなど都会の夜景が広がり雰囲気も文句なし。憧れのホテルのバーにしてこの価格。使わない手はない。...
パーク ハイアット 東京のダイナミックな夜景が広がる41階の『ピーク バー』で、初となるカウントダウンイベントが開催。 世界各地でプレイし、ファッション・アイコンとしても注目を集めるDJ SARASA(サラサ)が、HIPHOP、HOUSE、FUNKなど、さまざまなジャンルをミックスしながら会場を盛り上げる。 シャンパンやカクテル、この日だけの特製カナッペのフリーフローで大人の大晦日を過ごそう! ピーク...
2件目のお店選びで迷ったら、京王プラザホテル最上階で自慢の喉を聴かせるのはいかが? 地上170mで煌めく夜景を眺めながら、カラオケを楽しめる贅沢な空間。本格的な料理やカクテルを楽しめるのもホテルならでは。...
『ビームス ジャパン』のB1Fに誕生した「クラフトビールと日本の洋食」が味わえる店。総合アドバイザーに小山薫堂氏を迎え、『日光金谷ホテル』協力の下で開発されたメニューは、大正時代のレシピを再現した「百年カレー」などレトロで上品な洋食。 すべて国産のクラフトビールは、タップから注がれる樽生が10種のほか、ボトルも10種そろえる。...
このエリアのランドマーク『BEAMS JAPAN』の地階に、にわかに新宿とは信じがたい、大人な空間が広がるのをご存知だろうか。 日本のクラシックホテルの雄、『金谷ホテル』の名を冠するこのレストランでは、重厚感たっぷりのエレガントな雰囲気の中、古き良き日本の伝統的な洋食×国産クラフトビールという、ほかにはない組み合わせが楽しめる。...