店主の父の出身地、岩手県紫波町の上質な牛肉との出会いがこの店のしゃぶしゃぶを生んだ。3週間エイジングしたA5の肩ロースは、熟成した脂がナッツのような香りをまとっている。口中で豊かに膨らむ余韻に、紫波産のワインを投入すると思わず笑みがこぼれた。 このワインは本場ブルゴーニュのようにブドウ栽培から手掛けた地元の秘蔵っ子。同じ故郷の空気で育つ上質なふたつが、再び東京で巡り合い、素敵なマリアージュを見せる...
原宿の隠れ家イタリアンバルといえばここ。竹下口交差点を進み、若者で賑わうとんちゃん通りに潜む良店がここ『ソプラソット』。赤レンガの床に小洒落た照明が居心地良い空間。...
キャットストリートの表参道側に立つ、創業30年を超えるトラットリア。淡路島や萩からの直送鮮魚や八街産の野菜など、産直素材を活かしたシンプルイタリアンで、幅広いゲストに支持され続けている。 ディナーは4,800円のプリフィクスコースが中心だが、アラカルトでも利用できる。メニューには手打ちを含む10種前後のパスタが並び、目移り必至。...
知らない人はいない、超有名店・表参道『うかい亭』。裕司は初回から勝負店を選んできた。 「初回の掴みが肝心ですから。アぺタイザーからメイン、別室に移動して食べれる食後のデザートに至るまで、女性が終始幸せな気分でいられる店。」 裕司の言う通り、うかい亭の豪華さ、サービスの素晴らしさは言うまでもない。 「特別な日に行くイメージが強い『うかい亭』を、普段のデートでもサラリと行けることを示したくて。」 「本当に素敵な...
★子どもウェルカムポイント★ ・個室あり ・子ども用のハンバーグプレートあり ・店側の子連れへの対応が細やか 子連れであっても記念日や家族同士の会食など、キチンとした場を設けたい時にはぴったりな店がこちら。 個室の中も、ひと部屋ごとに異なる美術品や調度品が迎える優雅なつくり。なおかつ子連れへのホスピタリティは抜群だ。子ども用のメニューには前菜やスープも付いたハンバーグプレートが用意されている。 流麗なもてな...
『表参道うかい亭』は、夫婦での思い出があるそうだ。 「子供が生まれてからは、外食では基本的に子連れで行けるお店を選んで行っていますが、結婚記念日だけは、二人の時間を持つのもいいだろうと夫が計画してくれて。同じ家に住んでいるのに、わざわざ外で待ち合わせをして一日デートをしました。何時にここでね、と待ち合わせ場所を決めて、映画を見に行ってから、夫が『うかい亭』へ連れて行ってくれました。」...
「ちょっと休憩するから、付き合ってよ」 そんな風に誘われて、私は徹とともに『TRUNK (KITCHEN)』を訪れた。もともと時間を持て余していた私に、断る理由もない。 「まあ元気そうでよかった。さっきはひとり暗い顔で歩いてるから、腹でも痛いのかと思ったけど」 −見られてたのか。 しかし今は、そんな風に明るくからかう徹の優しさがありがたい。 「…大谷さんと暮らしてるんだろ?」 カレーを勢いよ...
圭一は普段、真子の言うことにきちんと耳を傾けてくれるので、聞く耳も持たずに否定されたことが、何よりも悲しかった。 その日、真子は圭一と初めて大きな喧嘩をしたのだった。 ◆ 数日後。大学時代のサークル仲間と久しぶりに『TRUNK KITCHEN』で集まった。圭一のことで落ち込んでいた真子には気晴らしとなり、楽しい時間を過ごした。 会が始まって1時間ほどして、先輩が店に入って来たある男性に声をかけた。 ...
インスタ映えのためにと指定した『TRUNK(KITCHEN)』で、グリークヨーグルトのコブサラダをオーダーした麻耶はせわしなく、スマホを手から放そうとしない。 そんな様子を見て、姉のナオミは大袈裟にため息をついた。 「ちょっと、麻耶。最近生活態度が荒れてるんだって?お母さん、文句言ってたわよ。」 図星な指摘をされ、麻耶はムッとする。 確かに家賃も入れずに実家から仕事に通い、部屋は荒れ...
しかし、こちらのデザイナーは全員日本人だというのだから驚きだ。各国を旅した彼らが受けてきた刺激が、そのまま形になって『TRUNK(HOTEL)』は出来上がった。 外資系ホテルやレストランも根強い人気だが、日本人が手掛けた洗練された空間とは、なんだか嬉しくなるもの。 サク飲みにもぴったりな串焼屋『TRUNK(KUSHI)』やコンセプトショップ『TRUNK(STORE)』で扱うのは、東京、特に渋谷ローカ...
松茸や天然舞茸など数種類のきのこに衣をつけて揚げ、香りと旨味を逃がさぬよう仕上げた麻辣冷麺。 『蔭山樓』特製の麻辣の辛みと、黒酢を効かせた冷たいスープがきのこの美味しさを引き立てる。お好みでライムを絞って召し上がれ。 ■提供時間:【月曜~金曜】11:00~(L.O.21:00) 【土曜・日曜・祝日】17:30~(L.O.21:00) ※15:00~17:30除く舞茸、しめじ、えのき茸、椎茸の...
“かき氷フィーバー”が止まらない。 今年も、各店でバラエティ豊かなかき氷がそろっている。中でもユニークなのが「表参道ヒルズ」だ。 シャンパンやリキュールが使われたものも多く、正真正銘の大人味が満喫できる。 梅雨の空気を吹き飛ばす、爽やかなひんやりスイーツを「表参道ヒルズ」で楽しみ尽くそう!...
本店を自由が丘に構え、表参道ヒルズにも出店するフカヒレ中華の名店『蔭山樓』。 その名を世に知られるきっかけとなったメニューとも言えるのが「鶏白湯塩そば」である。濃厚な鶏のコクと旨みがギュッと詰まったスープの美味しさをダイレクトに味わえる。今や『蔭山樓』を代表するメニューのひとつとなっている。 他にも、「土鍋麻婆豆腐ごはん」や「やわらか鶏とフカヒレの土鍋あんかけご飯」もランチで味わうことができる。...
ふわふわしたマンゴー味のかき氷に、果肉、プリンを贅沢にトッピング! 「それでもマンゴーが足りない!」という人は、添えられている濃厚なマンゴーソースをたっぷりとかけて召し上がれ。 ■提供時間 【月曜~土曜】11:00~(L.O.22:00) 【日曜・祝日】11:00~(L.O.21:30)...
本店を自由が丘に構え、表参道ヒルズにも出店するフカヒレ中華の名店『蔭山樓』では、2種の冷やし麺が味わえる。 まずイチ押しは「夏野菜とユーグレナ冷麺 フカヒレ刺身のせ」。『蔭山樓』と言えば、フカヒレ。通常メニューにある「フカヒレの刺身」(¥2,000)に使用する国産フカヒレを贅沢に麺の上にのせ、醤油ベースのソースをかけていただく冷やし麺だ。 醤油ベースのソースは、隠し味の梅干しや山椒が効き、食欲をかき...
あと1日待つ。 そう誓ってはみたものの、せっかちな私は待つことが大の苦手。ちょっとでも気を抜くとついスマホに手を伸ばしそうになる。 しかしこの日は夜に女友達と約束があって、それが私をなんとか救ってくれた。 19時に『表参道バンブー』で待ち合わせ。この店は学生時代にも足繁く通った私たちの定番。 私たちというのは竹中裕子と住吉花苗、そして私。女子大時代の同級生3人組のこと。 いち早く結婚した裕子が昨年出産...
「趣味はお酒。ほぼ毎晩、仕事関係の方や友人たちと外食ですね」 週2回の休日も、仕事がない場合は昼間から飲みに行くのが唯一の楽しみだという。かなりのお酒好きのようだ。 よく訪れるのは、 「西麻布界隈は多いですね。仕事関係の人と利用する時は、個室や静かなお店を選びます。男女問わず2人の場合は、カウンターが好き。直接顔を突き合わせるより、隣同士の方が話しやすいし距離も縮まります」 港区男子が選ぶレストランといえば...
大都市・東京と言う舞台を最大限に活かし、目を輝かせながら東京生活を謳歌する人がいる一方で、大都市の黒い波に呑まれて奈落の底に突き落とされる人もいる 。 東京生活を生き抜く上で、知っておくべきルール。 武器も持たず、手探り状態で進む人より、先に攻略法を知っている人が得をし、 東京ゲームを制する仕組みになっている。 ステップアップしていくのか、道を踏み外すのか...... 一つの選択が、人生を大...
牛タンを味噌ベースのデミグラスソースで8時間かけてじっくり煮込んだ、こちらのシチュー。 ほろっと口の中でほぐれる牛タンと、濃厚なデミグラスソースが相性抜群!黒毛和牛と夏野菜をたっぷり入れて炒めた、韓国の定番料理・チャプチェ。 ビールと一緒に頂けば、至福のひとときを堪能できること必至!...
最近、食べられる花「エディブルフラワー」が人気らしい。食用菊や、スミレの砂糖漬けなど、食用花自体は昔から存在していたが、今「花」が華麗に劇的に進化を遂げている。そんな花を使った、フルコースを堪能できるレストランがあるらしい。...
新潟の豊富な食産物を提供するアンテナショップに併設され、個室が7部屋あり、表参道ヒルズの裏手という場所ながら落ち着いて食事ができる『静香庵』。...
蕎麦なら更科も十割も田舎も変わり蕎麦も分け隔てなくお好きだという高垣さんは、新潟のへぎ蕎麦も大好物。 「いつも新潟のアンテナショップに行くと併設されている『静香庵』に行きます。新潟って、お米以外にも美味しい食材がいっぱいあるけど、じつはお蕎麦も絶品! つなぎに布海苔を使うのがスタンダードらしく、つるりとした食感がひと味違ってクセになります」...
アメリカ・NYの朝はこだわりのベーグルで。日本で数少ない本場のNYベーグルを厳選。クリームチーズとサーモンの組み合わせでさらにベーグル本来の美味しさが増す。ふわとろのスクランブルエッグを添えて。...