陽気に仲間と乾杯するなら、白金のシチリアで!
「ロッツォ」とはイタリア語で、荒々しく飾り気のない様を意味する。ここで供される料理はまさに、そんなダイレクトな味わい。 こちらでぜひ頼みたいひと皿が「カポナータ」だ。イタリア現地でも店の個性がよく表れるといわれるカポナータは、甘み、酸味、塩気がしっかりと感じられ、つい後を引く美味しさに仕上がっている。 こうなると、その土地ならではの酒が恋しくなるところ。...
サービスの阿部 努氏と、シェフの中村嘉倫氏は、渋谷2丁目『ドンチッチョ』で出会い、一緒に独立。 シチリア修業で磨いた料理と、目の肥えた常連客に鍛えられたサービスがタッグを組んで、たちまち白金で名を轟かせて早8年になる。 産地から取り寄せる新鮮な魚介類をシチリアの伝統料理に仕上げ、飾らない軽妙なサービスで提供するのだから、客足が途切れないのは必然。 「一回転目が落ち着いた21時半〜22時頃から、当日連絡で飛び込みの...
店があるのは明治通りの四の橋交差点付近。昔ながらの面影を残す商店街の一角で直球勝負のシチリア料理を提供する、そんな意外性に満ちた一軒である。 本場シチリア料理を、これまたシチリア産を中心に揃える充実のワインと一緒に味わいたい。...
「ロッツォ」とはイタリア語で、荒々しく飾り気のない様を意味する。ここで供される料理はまさに、そんなダイレクトな味わい。まずひと皿目は、現地でも店の個性がよく表れるといわれるカポナータから。甘み、酸味、塩気がしっかりと感じられ、つい後を引く。こうなると、その土地ならではの酒が恋しくなるところ。 ワインは、シチリア産だけで120~130種類がスタンバイ。東西で大きく気候が異なるため、その味わいの幅も面白い。サ...
「初めて出合ったイタリア料理がシチリアの料理。あまりに奥深く、シチリア料理以外に目がいかなかった」と中村シェフ。その後は本場を見ようとシチリアに渡り、パレルモの店で約3年働いた。 だから料理は直球のシチリア郷土料理。「イワシとういきょうのスパゲットーニ」、「マグロのタリアータ」など定番がメニューに並ぶ。 スペシャルと推すのは「パネッレと茄子のカポナータ」。シンプルなシチリア料理の中でもとりわけ地味に...
艶やかな男女が、様々なドラマを繰り広げる「レストラン」。 20年目を迎えた月刊誌最新号では、長年のレストラン取材の知見を活かし「今、本当に使えるデート鉄板店」...
美味しいピザ・イタリアンに溺れる、白金の夜
閑静な白金エリアにポツンと明るい賑わいを見せる店、ここが『TARANTELLA da luigi(タランテッラ ダ ルイジ)』だ。 入口から一歩足を踏み入れれば、まるでそこは本場イタリアにいるかのような雰囲気が広がる。 それもそのはず、薪窯や内装、照明など、日本にいながらにしてナポリを堪能できるよう店内の雰囲気までナポリを追求しているというこだわり。...
真っ直ぐに窯を見詰める真剣な目がある。パーラ(ピッツァを運ぶ柄の長いヘラ)の扱いもお手の物。寺床雄一氏が開いたピッツェリア&トラットリアだ。 「一番原始的かもしれませんが、手作りであることを最もはっきり示せる職人がピッツァイオーロ」。涼しげにこう語るが、気持ちは熱い。寺床氏が師と仰ぐのはナポリで伝統のピッツァを作り続ける7人の男たち。 ナポリで100年以上のピッツェリア『ラ スタリタ』のアントニオ・スタリタ氏や『ピッツ...
ナポリをはじめ、カンパーニャ、サルデーニャ、ロンバルディアなど、7年にもおよぶ本国での修業を経た寺床雄一氏だからこそ、本場顔負けのピッツァや郷土料理、空気感を伝えることができる。「アングイラウミドプロフーモディアッローロ」は、ペコリーノサルドをかけたウナギのローリエ煮。サルデーニャ島の川沿いの地域で、春から秋にかけて食される逸品だ。...
一流な大人たちの立ち振る舞いに触れ、自分を磨き上げる。 そのためには、慣れ親しんだテリトリーを脱して、新たなフェーズへ。 ずっと気にはなっていたが、大人...