上質な大人デートにぴったりのフレンチ。目にも楽しい芸術的な逸品に、会話が弾む
ころんとしたフォルムがかわいい、リンゴをリアルに象った冷たいスイーツ。 ビジュアルに息を呑みつつ、甘さ控えめの表面のチョコレートを割ると、厳選した果物を使用したソースと、果肉がたっぷり入った冷たいクリームがトロリととろけ出してくる。...
通りからは、その店が何屋かどうかすら定かではない。しかし店内に入ると、独自の世界観が拡張していく。 奥まで延びるカウンターはイタリアの大理石、マホガニーのアートや扉、シェフが着用するコックコートまですべてが特注というこだわりようだ。そしてそれらが白金らしい上質な雰囲気を醸している。...
白金高輪駅から徒歩で約5分。6月に誕生したのが、今、注目のパティスリー&レストラン『Libre』。 同店には、シェフ田熊一衛氏がパリで習得した3ツ星の技術を惜しみなく注ぎこんだ、見た目も華やかなスイーツが並ぶ。 看板メニューとなるのが、まるで本物のフルーツのような形をした「フリュレ」。...
自粛期間を経て「食」についての価値観が大きく変わった、なんて人も多いだろう。 「おうち」でも〝美味しい時間〞が過ごせることは分かった、でも、何か物足りない……...
白金を代表する大人フレンチ。シェフ独自の感性が光る、アートのような一皿を楽しめる
メインディッシュはフランス・ロゼール産仔羊の鞍下肉(ロースの下)を真空で低温調理した一皿。 ソースは仔羊の出汁に木の芽のオイルと柚子を合わせたもので、炒めたきゅうりととうもろこしを添えている。 仔羊の脂と香りのアクセントが絶妙にマッチ!...
おまかせコース(¥12,000)の全12品はどれもカラフルで、配置のバランスも個性的。シェフにこだわりを尋ねると、「多皿構成のため一皿のポーションが小さいのですが、小皿ばかり使っていては面白くないので、大皿を空間として見せるようにしています」と教えてくれた。 シンメトリーを重視しないスタイルは、パリの『ル・シャトーブリアン』の影響だとか。写真のリードヴォーのソテーは、そばにオレンジジュースを煮つめたものとディルのオイルをマー...
想像力と創造力――。料理人にとって必要なのは、どちらだろうか。答えは、おそらく、どちらも、だ。想像を形にするには、それなりの経験や知識が要されるが、今年の7月に白金にオープンした『アルシミスト』の山本健一シェフは、独自の感性を皿に描くことができる若手料理人として、近い将来、脚光を浴びる存在となるだろう。 大阪の専門学校を卒業後、京都のフレンチレストランへ。フレンチをやる以上、フランスに行くことは自然の流れと考...
一流な大人たちの立ち振る舞いに触れ、自分を磨き上げる。 そのためには、慣れ親しんだテリトリーを脱して、新たなフェーズへ。 ずっと気にはなっていたが、大人...