東京カレンダー | グルメ・レストラン、ライフスタイル情報
深夜に良い店を知っている。それが大人の力量
初見ではなかなか入りづらい店ほど、馴染みになってしまえば居心地が良くなるもの。 外苑前の路地に佇む『Hiroya』は、まさにそんな一軒だ。 魚介と野菜で季節を切り取っていくのがオーナーシェフの福嶌博志さんのスタイル。 具体的なメニューはあるが、ゲストの話を聞きつつ、メニューを提案してくれるのがうれしい。...
外苑西通りと並行して伸びる奥まった路地。喧騒とは無縁のエリアだが、ドアを隔てた店内はいつも深夜まで陽気な声に溢れている。 営業は深夜3時まで。じっくり語り合いたい人々が夜な夜な、この店を訪れる。 ここ『ヒロヤ(Hiroya)』が絶えず笑顔で満ちる理由は明確。〝大人の美味しい秘密基地〞なのだ。...
カウンターか向き合うテーブル席か。カジュアルに親近感を演出したい時、ここのカウンターは心強い。シェフの福嶌博志氏はイタリア、フランスなどを渡り歩き、『龍吟』、『スリオラ』で料理を学んだ。炊き込み御飯があったり、和の食材を使ったりと、これぞ福嶌流。 軍鶏のローストでは鶏の脂で照り焼き風に仕上げ、にんにくをペースト状にするなど、どの料理にも通じるのは驚きや意外性。お酒は泡酒から日本酒、ワインと幅広く、酒呑みな...
フレンチ 外苑前 山本氏のオフィスから至近で、深夜の“小腹減った”を満たしてくれる一軒がここ。カウンターで店を仕切る福嶌博志さんは、ベルギーやフランスなどヨーロッパで経験を積み、帰国後は六本木『龍吟』で日本料理、麻布十番にあった『スリオラ』でモダンスパニッシュを体得した実力派だ。 鰆のカルパッチョやウナギの炭焼きなどジャンルにとらわれず、和の食材の持ち味を引き出すことに注力した一皿は胃袋のみならず心...
メイン食材は牛タンと穴子。牛はわかるが、なぜ穴子で大地讃頌? と思うなかれ。『Hiroya』の福嶌博志シェフといえば、料理や食材のジャンルを超えたハイブリッドメニューを生み出すことで有名。 単に素材をかけあわせるのではなく、食材が持つ要素を分析して相性の良さを考えるのが福嶌流だ。今回の“肉コレ”メニューのテーマは「土っぽい香りの組み合わせ」。 野菜や酒とともに6時間ほど炊いた柔らかい牛タンに、花山椒...
カウンター主体のレストランとかけて泡酒と解く。その心は?どちらも心躍る楽しさです、と謎かけをしたくなるほど気分が高まる良店が誕生した。青山の裏通りに9月にオープンした『Hiroya』は、計り知れないポテンシャルを秘めたカウンターメインのレストランだ。 オーナーシェフの福嶌博志氏はベルギーやフランスのレストランを転々とし、帰国後は六本木『龍吟』や、麻布十番の『スリオラ』で腕に磨きをかけた実力派。料理のジャンルに...
「カウンターが主体で、シェフが気さく」「客層もよく、同じ価値観を共有できる雰囲気」「アラカルトで頼めてコスパもいい」。 大人はそんな店に足繁く通う。コロナを経...
女子会の鉄板店!高コスパを誇るカジュアルフレンチは表参道にあった
どこかで見たようなこの姿はそう、「ハーゲンダッツ」のクリスピーサンド。 そこから着想を得たという『ラス』のスペシャリテだ。 サクッとしたクリスピーの間には、季節ごとに変わるオレンジやマンゴーのジュレとともに濃厚なフォアグラのムースが。 ワインと合わせることで、禁断のマリアージュを楽しめる。 袋を破って手づかみで食べるという、フレンチらしからぬ提供方法も背徳感たっぷりだ。コース(5,500円)より。...
表参道駅から徒歩7分の場所に位置する『L'AS』。人通りの多い喧騒から少し離れた、裏通りに佇む、隠れ家的レストラン。 知っておけば間違いのない一店。...
「流れるチョコレート ミックスベリーのソルべ」料理はすべてコースの一例これでもコースの一部!こんなに満足度が高くて5,000円は驚きのコストパフォーマンス!...
クラシカルからモダンまで、シンプルで洗練されたフランス料理とワインをゆったりと楽しめる正統派レストラン。「空間にもホスピタリティにも温かみがあふれています。世界的にも名高い若手シェフのおまかせフルコースのコスパが高い上、驚きにあふれていて、同伴者はきっと喜んでくれるはず」...
人気店『カラペティバトゥバ!』から独立した兼子大輔シェフが2012年にオープンさせたのが当店。 メニューはランチ、ディナーともに¥5,000の「おまかせ1コース」のみ。コース内容は約3週間で入れ替わるため、毎回旬な食材が楽しめる。 コースのはじめにいただく名物のフォアグラのクリスピーサンドは、一度食べたら忘れられないはず。...
その袋を開けると、可愛らしいクリスピーサンドが隠れている。強く触ると潰れてしまいそうなくらいに、繊細な一品。中にはオレンジのジャムが仕込まれていて、サプライズ感も忘れない。 シンプルながらもモダンに仕上げられたフォアグラのスペシャリテ。兼子シェフの自由な感性を十分感じながら、おいしい驚きに溢れた楽しい時間を堪能してほしい。...
~人気のワケは、ストレート、一本勝負にあり!~ 「青山に“ラス”あり」と食通たちの間で叫ばれるようになってから久しくなるが、その人気たるや相変わらずお見事である。予約の受付を開始する1ヵ月前には、即日埋まるという人気ぶりだ。麻布十番『カラペティバトゥバ!』の初代シェフ、兼子大輔氏がこの店を開いたのが2012年2月。以来瞬く間に話題を集め、現在に至るまでずっと予約困難店だ。 店に入るとまず、開放的過ぎ...
「(『L’AS』のシェフである)兼子くんはうちの卒業生なんですよ。」と、少し嬉しそうに微笑む斉須氏。 「彼はとてもセンスのよい子で、本当はクラシックのテクニックをきちんと体得しているんです。でも、今の時代にうまくマッチングするよう、考えに考えた上であの店のスタイルを作り上げたのです。もしかするといろいろな意見があるかもしれないけれど、彼はすべてわかった上で敢えてあのスタイルが最善だと判断したのです」...
「仕事の打ち上げにと取引先の男性に連れて行ってもらいました。雰囲気も料理も抜群!会話は恋愛の話にも及び、仕事相手とはいえ、ちょっと異性を意識してしまいました。店から出ると雨。濡れながら二軒目のバーに誘われたのも良い思い出です」(30-34歳女性) 『L'AS』の雰囲気と料理には、仕事相手としか思われていなかった異性ですらその気にさせてしまう魔法があるのかも?...
レストランは、「ただ料理を食べる場所」ではなく、「大人の男女が繰り広げるドラマの舞台」だと、東京カレンダーは常に訴えてきた。 「味はもちろんのこと、見映えもい...
フレンチとシャンパンの巧妙なペアリング。マンションの一室にあるミシュラン一ツ星店
デートでの指名率も高い特等席は、シェフズシートとも言える2席限定のカウンター。 撮影後、「私、落ちました(笑)」という松本さんの言葉がすべてを物語っていた。 ◆...
外苑前から徒歩8分。マンションの一室に『オルグイユ』はひっそりとオープンしている。 その立地は、オーナーシェフ・加瀬史也氏の「お店に行くまでのプロセスを大事にしたかった」という意図によるもの。 道程は、騒がしくなく、洗練されている。 食前に〝どんなお店なんだろう?〞と考える時間や、食後の余韻に耽る時間も、外食の醍醐味だからだ。...
大人で、 静かで、 知る人ぞ知る、 そんなレストランが 「隠れ家」だ。路地裏を入り、ひっそりと現れる「隠れ家」にワクワクした経験は誰しもあるだろう。 そんなお...
青山にひっそりたたずむフレンチジャポネーゼ。驚きのある料理が感性を刺激する
その代名詞となっているのが、赤穂の牡蠣によるスペシャリテだ。 牡蠣の出汁とライムのゼリー、海藻と山わさびのクリームが生牡蠣に重なり、海のうま味を清らかに感じられる一皿は、店主の凛とした姿勢を表す逸品。...
「長年フランス料理人として仕事をしてきましたが、いかにフランスらしいか?を競うことに、少し違和感を感じて。ここでは、今までやってきたフレンチを、日本人の感覚や脳をくすぐるイメージで表現してみようと思いました。結果、こうしたコンセプトや設えになり、自分のユニフォームもコックコートではないモデルにしたんです」 器は和のものだし、箸も出される。このスタイルは確かに日本人の感性にストレートに響くものだ。...
巷のレストラン情報を見ると、大人な雰囲気を表現するために「隠れ家」という言葉が乱用され過ぎている気がする。 果たしてそのすべては、良質なレストランなのだろうか...
魚介フレンチという挑戦が確信に変わる時
青山と西麻布をつなぐ外苑西通りから1本入った路地裏。 ひっきりなしに車が行き交う、外苑西通りの喧騒が嘘のように静かなその路地をさらに進む。 「こんなとこ...
目黒シェフがマルセイユで修行をしたレストランは、魚介料理だけで三ツ星をとった店だったという。しかし魚の扱いについては日本の方が優れた技術を持っていると感じていた氏の...
最後は、2015年3月15日オープンの魚特化型フレンチ『Abysse』(アビス)。 フレンチで魚のみのコースと聞くと、どんなものを思い浮かべるだろう...
名だたるハイブランドのショップたち、女子なら誰しもが知るヘアサロンなど、青山を構成するすべてがファッショナブル。 そして行き交う人々も、お洒落で大人。同じ港区...
熟練のシェフがふるまう道産食材のフレンチ
青山の喧騒を感じさせずひっそりとたたずむ、邸宅のようなフレンチがこちら。 1989年から京橋『シェ・イノ』で学び、その後に渡仏し、数々の星付きレストランで研鑽...
トリュフの芳香も駆使して、彼女を酔わせたい時に
サマートリュフという言葉が持つきらびやかな印象は女性を魅了する。『テール・ド・トリュフ東京』ではイタリア・ウンブリア州で収穫されたエスティバム種を使ったコースを提供中。この種は黒トリュフに比べ、大振りなため、スライスは厚く、食材が隠れるほど振りかける。 「トリュフは高価な調味料。合わさる素材や温度で変わる様を堪能してほしい」と支配人の中島和昭氏。テーブル上でトリュフをスライスしてくれるプレゼンテーションもあり、盛り上がりは最...
本店をフランスのニースに持つ、トリュフ料理専門のフレンチレストラン。トリュフ博士と称されるクレマン・ブルーノ氏のレシピによる定番が味わえるほか、12月まで希少価値の高いマガトュム(白トリュフ)の特別メニューも用意する。全ての料理にトリュフをふんだんに使用するのはランチも同様で、中でも濃厚なクリームソースを絡めたショートパスタは、スライスしたトリュフのさっくりした食感までも存分に楽しめる逸品だ。...