「大好きで通っていた、いまは無き『四谷エリーゼ』で食べていた、あの〝デミカツ〞や〝ビーフトマト〞が食べられる!と聞いて伺ったのが最初」。店主の小林さんは、洋食の名店『四谷エリーゼ』で2年、『四谷エリーゼ』の店主のご親族が営んでいた築地の老舗『洋食たけだ』で7年の修業を経て、独立。その後に開いた『洋食KOBAYA』は今年で9年目。 この店の看板メニューである「デミチキンカツ」(¥980)はサクッとした食感のカツと、甘めのデミグ...
札幌発、人気スープカレーの東京店。25種のスパイスで追求した奥行きのある香りはパンチが効いて、夏の暑い日にこそ食べたくなる。ナイルさんは「辛さのレベルを上げて、いい汗をかく!」とか。...
佳乃がランチに選んでくれていたのは『レストラン エム』。ディナーでは、生のまま空輸されたイベリコ豚を食べられるレストランだ。 「希ちゃんも、ついにママになるのねぇ」 テーブルに向かい合うと、佳乃が優しい笑みを浮かべてしみじみと言った。 昌大にプロポーズされた日から約2年。その間に希は、婚約、結納、結婚式、新婚旅行、妊娠という女の人生のメインイベントとも言える出来事を、一気に終えた。 「希ちゃん、大切なの...
本物のイベリコ豚をご存知だろうか? 日本に輸入されている8~9割が冷凍ものだが、この店では、生のまま空輸されたイベリコ豚を味わえる。「特に豚肉は冷凍すると味が変わってしまう」とオーナーの三宅正信氏。 塊のまま、炭火で旨味と肉汁を閉じ込めながらじっくり焼き上げると、仔牛のような仔羊のような、官能的な味わいに。この味を知らずして、肉好きは語れない逸品だ。...
お気に入りの私物を見せてもらうようお願いをしていた。 「エルメスが好きで、銀座店はクリニックから近いのでよく見に行きます。担当の販売員の方が、新作や限定商品が入荷すると教えてくれるので」...
来たる12/23(土・祝)。聖夜にふさわしく、真っ赤にライトアップされた『小笠原伯爵邸』を舞台に、紳士淑女のためのクリスマスパーティーが開催される! 200名限定でブラックタイ着用。ジャズやカジノを楽しみながら上質な料理を囲む優雅な時間……。 「聖なる薔薇の夜会」と銘打たれたこのスペシャルなパーティーが、現在参加申し込みの予約を受付中だ。 ありふれたクリスマスディナーとは一味違う夜が過ごせるこのチャンス、絶対にお...
1927年に建てられたスパニッシュ様式の洋館レストラン『小笠原伯爵邸』。そのカフェスペースが、この春バルへと変貌をとげた。 スタンディング席の他、開放感のある屋外パティオ席も。格式高い洋館の中にありながら気取らずに楽しめるバルは、デートの店選びの強力な切り札になりそうだ。...
肉好きなら知らないものはいないだろう肉の名峰こと吉祥寺の『肉山』、牛ホルモンの火付け役である『ホルモン酒場 焼酎家 わ』。そしてシロタレが絶品の人気店『もつ焼き のんき』が、肉好きの舌を唸らす最強のコラボを実現させた。 その店とは『赤身とホルモン焼 のんき』 。塊で焼く赤身肉、新鮮かつ仕事が丁寧なホルモン、産直の新鮮野菜、それぞれの看板メニューがここに集結! 目の前に運ばれてくるのは、捌きたての美しい塊肉。これは肉ラヴ...
肉好きなら知らないものはいないだろう肉の名峰こと吉祥寺の『肉山』と、牛ホルモンの火付け役である『ホルモン酒場 焼酎家 わ』。そしてシロタレが絶品の人気店『もつ焼き のんき』。 この肉の名店たちが、肉好きの舌を唸らす最強の新店をコラボさせた。その名も四谷の新店『赤身とホルモン焼 のんき』だ。...
とりあえずビールならぬ、「とりあえずレモンサワー」。最近、飲みの席でそんなオーダーをよく聞くようになった。 さっぱりしていて食事の邪魔をせず、何杯でも飽きることなく飲めてしまう…そんなレモンサワーにファンが急増中なのは至極納得だが、それに応じてか、独自にこだわったレモンサワーを提供する店も増えてきた。 というわけで、レモンサワー好きはもちろん、そうでない人もハマること間違いなしの5店舗をご紹介しよう。...
「佳乃がさ、離婚を考えてるとか言いだしたんだよ」 岡田は口に運ぼうとしていたグラスを中途半端な位置で止めて「はあ?!」と間が抜けた大きな声をだした。 「きっかけはちょっとしたことなんだけどさ。佳乃が仕事に復帰してからずっとイライラしてて、それが爆発した感じ?ほんと勘弁してほしいよ」 あまり重たい話ととられたくない。笑顔を作って明るく言ったが、岡田は神妙な面持ちで言った。 「お前それ、...
今年4月、名店ひしめく四谷三丁目で地元民に愛される『もつ焼き のんき』の新店が誕生。コラボレーションしたのは、『肉山』、そして『肉山』光山氏がオーナーを務める吉祥寺『ホルモン酒場 焼酎家「わ」』だ。 元々『のんき』代表の荻野貴匡氏が光山氏にほれ込んでコラボを持ち掛けたのが発端だけに、下ごしらえから火入れまで、『肉山』と『わ』でみっちり修業したスタッフがスタンバイ。 赤身塊肉は、『肉山』よろしくカウン...
「わ〜! おいしそう!」と、各テーブルで歓喜の声。それもそのはず。捌きたての美しい塊肉が目の前に運ばれてくるのだ。これは肉ラヴァーでなくても叫びたくなるはず。その塊肉はカウンター前の焼き台でじっくりと焼かれる。 焼き方は吉祥寺の『肉山』の光山英明氏直伝。固すぎず、柔らかすぎず、完璧な焼き加減。予約は半年先とも1年先とも言われる、肉好きが登りたくても登れない“山”の味がここにある。...
新宿の喧騒から離れたエリアに位置するも、食通に愛される隠れ家的なイタリアン。 「コースは2種類のパスタが楽しめるので、色々食べたい女子も満足できます。食事に合わせるワインも充実。シェフがとっても気さくなので、料理の話をきっかけに会話も弾みますよ」とアットホームな空気感が、デートの雰囲気も和やかにしてくれそうだ。...
イタリア好きの食通を魅了してやまないこの店の魅力は、シェフである齋藤克英氏のイタリア食文化への愛と深い理解にある。 プーリア州レッチェ特有の「リッチョリ」は、大麦を6割も配合したショートパスタ。ざらつきある表面にソースがよく絡み、一体感が出る。同店ではジーナ・エ・ソフィア社製品を使用。奥歯で噛み締めめるように食べ、穀物の味と香りを楽しむのが最も相応しいこれを、牛と豚の挽肉、鶏レバー等で作ったパンチあるボロネーゼで。両雄並び立つ逸品だ。...
ここ、曙橋にある中華料理店『敦煌』もそんなお店の一つ。来年で40周年を迎えるという、東京中華の名店です。数ヶ月前から予約を取り、9月の半ば、やっと訪れることができました。場所は曙橋の駅から徒歩1分。とはいえ、路地裏かつ、看板もひっそりとしているので訪れる際には細心の注意を。 店内に入ると、カウンター席と、その奥にテーブル席があります。こちらが人気の席でして5名以上から。メニューはおまかせコース¥5,150のみ。アルコールは各...
1人分約300グラムの和牛の焼肉に、ごはん、キムチ、ビールやワイン、焼酎などの飲み放題が付いて5,000円。 それだけ聞けば、質もそれなりなのでは?と疑心が湧くが、肉は九州産の和牛。食せば誰もが質の良さを理解できる、上モノだ。 格安価格は、オーナーの実家が大阪の精肉店であるがゆえ。上タンからはじまり、リブロースにハネシタという希少部位まで、内容は日によって変わり、追加の肉は、サシが入った霜降りが一皿1,500円、上赤身...
食ライターから「曙橋に本当に予約が取れないお店がある」と、常々聞いていたがこれほどまでとは! 現時点で予約可能は11月下旬という、超絶的な人気を誇るのが『焼肉ヒロミヤ』です。...
「曙橋に本当、予約が取れないお店があるんです……」と電話口で神妙に語るのは、肉食系ライターの小寺慶子。焼肉に飲み放題付きで5000円(税別)。数ヵ月先まで予約が取れないという。 『焼肉ヒロミヤ』は、1階が炭火焼店、2階が貸切のみ(7名~15名程度)というシステム。「2階はもともと常連さん向け。適当に肉出して、酒置いておくから、ひとり5000円で! というノリでやっていたんですよ」と店主。 コスパに加...
三軒茶屋の小さな商店街の入り口に、ワイン樽。夕暮れ時、自宅へと向かう人々の足を少しだけ留まらせる店がある。うなぎの寝床な店はカウンター6席。壁際のカウンターにも椅子はあるが、混めばスタンディングとなる。 シェフ・原田浩史氏が心がけているのは、安心できるおいしさ。 「安くて、ワインに合う親しみやすい料理をお出ししたいんです」 店長の熊谷貢氏が選ぶワインはイタリアを中心に、フランスやニューワールドまで多彩。グラスは最低でも、日に...