2016年12月に神泉町に突如出現した、「の」のサインが光る和な風情の店。いままで取材拒否だったこちらは、常連さんからのご紹介で『東京カレンダー』への露出が実現! 料理人・のりこさんが腕を振るう、オリーブ夢豚のしゃぶしゃぶコースがメイン。...
その夜、涼子は初めて自分から誠を呼び出した。 「急に誘ったのに、ありがとう。」 神泉にひっそりとたたずむ『のりこのごはん』。15分遅れて到着した誠に、涼子は素直に感謝を伝える。 『のりこのごはん』は、1日に3組しか予約をとらない、昨年末オープンしたばかりの話題店。奇跡的に空きがあったと、誠が予約してくれたのだ。 IT系企業を経営している誠のオフィスは渋谷にある。彼はおそらく、仕事の途中で抜けてきたのだと...
立派な杉玉を目印に扉を開けると、落ち着いた大人の空間が広がる。熊本産のブランド鶏「天草大王」を使った、胸肉の昆布〆や白レバーの瞬間燻製などの盛り合わせ「江戸前シャルキュトリー」は必食。 カウンター内にある焼き場でじっくりと仕上げる串も名物だ。お酒は日本ワイン、ビオワイン、日本酒を主軸にそろえるこだわりよう。...
杉玉を掲げた外観を目印に、扉を開けると焼鳥屋らしからぬ空間が現れる。香りや音などを五感で感じることができるカウンター席も捨てがたいが、ふたりの時間を楽しみたければぜひ個室を。格子扉なので、程良いプライベート感が演出できる。 ブランド鶏「天草大王」や「阿蘇赤牛」をはじめ、熊本食材を看板にするこちらでは、7月からエスニック串もスタート。パクチーやグリーンカレーなどを焼鳥に合わせたオリジナリティあふれるメニューが面白い。お酒は、日...
立派な杉玉を目印に扉を開けると、落ち着いた大人の空間が広がる。 香りや音などを五感で感じることができるカウンター席も捨てがたいが、ふたりの時間を楽しみたければぜひ個室を。格子扉なので、程良いプライベート感が演出できる。...
非日常的な空間こそ、最高の恋の媚薬。15階まで一気にエレベーターを昇り切ると、華やかな空間が出現する。 劇場がテーマの店内では、オープンキッチンを舞台、メインフロアを観客席に見立て、次々に料理を仕上げる姿を臨場感たっぷりのショーとして鑑賞できる。 運ばれてくるのは世界各国の厳選素材と調理法を取り入れたエクレクティックキュイジーヌ(素材折衷料理)。ドライエイジングビーフやトリュフ、フォアグラなど女性が喜ぶメニューも多い。...
イベント名:Moët & Chandon カウントダウンパーティー 開催期間:12/31(日)21:30~2018/1/1(月)5:00 会場:レガート(渋谷区円山町3-6 E・スペースタワー 15F) 料金:男性 1名4,000円 女性 1名2,000円 Moët & Chandonのボトル(10,000円)をエントランスで1本ご購入でエントランス料金がフリーに! 【問い合わせ先】 TEL:03-5784...
世界各国から集めた厳選素材を用い、和・洋・中の枠にとらわれない調理法で“エクレクティック・キュイジーヌ”を提供してくれる『Legato(レガート)』。 料理のクオリティはもちろん、道玄坂のタワービル最上階から望む眺望と、渋谷の喧騒から離れた大人な雰囲気も魅力のレストランだ。...
あの早紀が、目の前にいる。 渋谷区円山町にある『レガート』で、エリカは早紀を改めて見た。彼女が目の前にいるのが、未だ信じられない。 「エリカちゃん、久しぶりね」 早紀はそう言って、ニコリと微笑んだ。 早紀の人を惹きつける笑顔は、健在だ。体にぴったりフィットした黒いニットに、同色系のタイトスカート。あの頃より服装はシンプルだが、妖艶なオーラが加わり、彼女の魅力はさらに増したようだ。 ...
『Legato』のコンセプトは「劇場」。ゆったりとしたソファと木目調のテーブルがあたたかな雰囲気のダイニングで、世界各国の厳選素材を使用した料理を提供。 メインダイニングより高く設定されたキッチンステージでは、スタッフが次々と料理を仕上げる模様を鑑賞することができる。...
『パンツェロッテリア』では、フレッシュでボリュームたっぷりな食材を、 高品質の小麦粉でつくったオリジナルの生地に包んでいる。 その生地を、植物性オイルの中で最高品種かつ、最もヘルシーと言われる 「綿実油」で揚げて完成するのが「パンツェロッティ」だ。 写真は、モッツァレッラ、ゴルゴンゾーラ、ゴーダ、そしてレッドチェダーの4種類のチーズと、イタリア産のペンネが混ざりあった味と風味はチーズ好きには堪らない「4種類のチーズ」。...
約20種類をラインアップする、フライドピッツァ専門店。具材を包み込み、植物油の中でも最もヘルシーとされている綿実油で揚げている。「サーモンとオムレツのチャウダーソース」(¥1,100)は、ソースを生地に入れて食べても◎。ペットOKなので、散歩途中にもぜひ。...
—横田夫妻にとって思い出のデートを教えてくださいー 奥さま:デートというかわかりませんが、彼の優しさに感激したことがありました。大の犬好きの私ですが、3年前に11年連れ添った愛犬を病気で亡くしてしまい、とにかく現実を受け入れられなくて毎日悲しみにくれていました。そんなときに彼がリフレッシュにと連れて行ってくれた伊豆のオーベルジュ『arcanaizu』は、思い出深いですね。 旦那さま:この頃の彼女は、見ていられないほ...
正直、オーストラリア料理と言われてもピンとくるものがない人が大半かもしれない。とはいえ豊かな自然が広がるオーストラリアは、食材の宝庫である。 「素材がいいからこそシンプルな料理が多そうですよね。イメージはBBQ。僕もステーキ用に赤身が美味しいオージービーフをよく買っていますよ」 オーストラリアは未開拓な速水氏が今回楽しみにしていたのは、この国を代表する動物でもあるカンガルーのステーキ。...
カウンター寿司デビューとなる人でも気軽に利用できる『鮨まるばつ』。そうは言っても提供される寿司、料理は全て本格派の逸品ばかり。 寿司のみであれば4,500円で味わうことができるが、ぜひ注文したいのが前菜と寿司のコースだ。 「利益は余り出ていないので、NPO(非営利団体)のようなものですね」と店主・杉浦秀樹氏は笑うが、食べ進めていくとこの言葉の真意に気がつき、頭があがらなくなってくるほど、全てが旨い!杯がどんどん進んでしまう。...
カウンター鮨デビューとなる人でも気軽に利用できる『鮨まるばつ』。そうは言っても提供される鮨、料理は全て本格派の逸品ばかり。 鮨のみであれば4,500円で味わうことができるが、ぜひ注文したいのが前菜と鮨のコースだ。 「利益は余り出ていないので、NPO(非営利団体)のようなものですね」と店主・杉浦秀樹氏は笑うが、食べ進めていくとこの言葉の真意に気がつき、頭があがらなくなってくるほど、全てが旨い。杯がどんどん進み、彼女との会...
大将が目の前で握ってくれる「カウンター寿司」に憧れている人にこそ知って欲しい!渋谷にカウンターデビューを飾るにふさわしい名店がある。 その名も『鮨まるばつ』。美しく繊細な味わいの前菜に始まり、絶品寿司10貫も味わえるお得コースの全貌をお届けしよう! 最後には「東京カレンダーWEB読者」にだけ、嬉しい特典情報もあるのでお見逃しなく!...
秀人からLINEが来たとき、すでに南美はベッドの中にいた。時刻はすでに深夜1時を回っている。 『話は茉里奈から聞いた。無理を承知で言う。今から会えないか?』 夜更かししたところで、明日は日曜だ。南美は体を起こす。 数也から別れを切り出され、茉里奈との関係も知ってから一週間。ずっと誰かに話を聞いてほしかった。 でもイチからすべての事情を話すことは、心が耐えられそうもない。 大体のことを知っている、も...
渋谷のBunkamuraで観劇や映画の後、確実に美味しい夜ごはんがいただけるのがこちら! 看板らしきものもない外観(入口横のショーケースに店名を記入したボードは置いてあるが)だが、ご心配なく。いったん足を踏み入れてみれば、とっぷり深夜まで飲んでしまいたくなる居心地の良さだ。 紫×黒レースの少々妖艶な雰囲気漂うラウンジ的な一角があり、さらに奥へ進むとカウンターキッチンと味わいのある大きなテーブルが現れる。...
最後のオススメは、渋谷は松濤にひっそりと佇む『LABO』。二軒目にもちょうどいい趣のある店だが、ここでは料理も是非食すべし。 「他にはないような食材の組み合わせのビストロ料理が、ユニークでオシャレで絶品なんです。とくに感動したのは『うなぎと栗のパエリア』!それに、フレッシュフルーツを使ったカクテルなど、下戸の私でも楽しめるお酒がいろいろあるのもうれしい」...
昭和51年創業以来、花街として栄えた渋谷円山町で愛されて続けている『おでん割烹 ひで』。 野菜なら、蕗や蕪、大根といった、旬の滋味溢れる各種があり、ロールキャベツやがんもどき、つみれなど、個性的で手の込んだ自家製も少なからず。およそ60~80種のおでんがそろう。 鍋の中は区画ごとに美しく整理され、お玉で出汁を回しかけ各々に味がよく行き渡るよう、時折、菜箸で上下を返す。 酒とほんの少し薄口も使い、鰹が香る上品な味だ。...
昭和51年にオープンしてから30年以上、花街として栄えた渋谷円山町で愛されて続けている『ひで』。 創業者で先代の女将の下へ、今のご主人が来て20年以上。鍋の中で区画ごとに美しく整理された、ひとつひとつを慈しむようにお玉で出汁を回しかけ、各々に味がよく行き渡るよう、時折、菜箸で上下を返す。この光景も受け継いだ。...
「鈴子姉さん、三味線の姉さん……そうですね、今はもう数えるぐらいしか円山町に芸者さんはいません」。 わずか40年ほど前に遡れば、多くの料亭が軒を連ね、芸者も数十名はいたという街の中心に『ひで』はある。オープンは昭和51年。 「9月までは1台、10月から3月までの冬場は2台になる」 鍋のおでんが今も変わらぬ看板メニューで、野菜なら、蕗や蕪、大根といった、旬の滋味溢れる各種があり、ロールキャベツや...
真夏の陽射しで身体がなんだかお疲れ気味・・・。そんな時には、敢えてのおでん♥ じっくり煮込んで味の染みたおでんが疲れた心身を癒して体力回復。 おでんは冬の代名詞という人も、真夏におでんはアリなんです!!東京駅直結、アクセスも抜群な「黒塀横丁」にあるおでん屋『羅かん』。 こちらでは関西風塩味ベースの「出汁おでん」と、合わせ味噌の「味噌おでん」、2通りの楽しみ方が出来るのが魅力の1つ。 「出...
15時開店、気軽にオーダーできるアラカルトとバイザグラスのワインや日本酒が充実し、遅めのランチにも早めのディナーにも有り難いと人気のフレンチ『MARTINI HOUSE』。 シェフの宮澤政弘氏は、若手シェフながらクラシックを大切にした料理が身上。色とりどりで鮮やかな「一口フレンチ前菜の盛り合わせ」は女子なら誰でもテンションあがる見た目のかわいさ。 スズキのカルパッチョ、天使のエビカダイフ包、帆立の燻製、ローストビーフ、...
15時開店、気軽にオーダーできるアラカルトとバイザグラスのワインや日本酒が充実し、遅めのランチにも早めのディナーにも有り難い。 シェフの宮澤政弘氏は、25歳の若さながらクラシックを大切にした料理が身上。...
「5年ぶりに連絡してきたから何の用かと思うじゃない。それなのに、ずーっと聞きたくもないノロケ話を聞かされたのよ?」 渋谷・円山町にある『カフェ ブリュ』で、亜希はビオワイン片手に遠慮なく鬱憤をぶちまける。 目の前に座り、亜希の愚痴を受け止めてくれているのはもちろん、亜希の心の友、エミである。 「そんなの決まってるじゃない。亜希に“成長した俺”を見せたかったんでしょ。だいたい男って、昔の彼女のことをいつまでも自...
「神泉エリアにはイイ店が多い。」そう言われるようになったのはここ数年だろうか。魅力的な店が集まることで注目を集める神泉仲通り。そのちょうど真ん中に店を構える『渋谷カフェ ブリュ』も人気店のひとつだ。 透明感のある外観とテラスデッキはとても開放感があり、思わずふらりと立ち寄りたくなってしまう。 もちろん店内もオシャレで明るく、手作りの温もりが感じられるアットホームな空気感がある。...
遅めの朝食から夜のワインまで、近所で暮らす人や働く人に親しまれている『カフェブリュ』。 開放的な空間と女将岩倉さんの頼もしくさばさばした人柄が、ひとりごはんの居心地の良さをつくっている。...