バーガーといえば肉、そしてアメリカ文化の象徴。が、日本で作るなら魚だ。 しかも日本が誇る食文化である「鮨」の伝統的な技法を使って本気で旨いバーガーを作ったら……?その答えがこれ。 有名鮨店で修業を積んだ職人が創業した『デリファシャス』は、フィッシュバーガーの専門店。 看板メニューの「昆布〆フィッシュバーガー」¥1,080は、厚切りにした旬の白身魚を、2日間昆布締めにして旨みを凝縮することで、淡白な魚の存在感がぐっ...
もとは鮨職人であった工藤慎也さんが手がける『デリファシャス』は、魚の扱いをよく知る者こそ作れるサンドウィッチを提供する店。例えば魚は築地のルートで上等なものを仕入れ、3kg以上しか使わない。それを鮨職人の経験をいかし適切に下処理し、一番美味しい状態でサンドイッチの具材としている。...
夏の夜は長い。そして明るいうちから一杯飲んでも罪悪感を抱かずに済むのは、日中の熱気がまだ街全体に残っているからだろうか。 体の火照りを覚えたまま、日が沈んできたら代々木エリアを出て、奥渋谷へ移動する。 この時、半日遊んで疲れ始めた彼女のために、タクシーを利用したい。 奥渋谷特有の、狭い路地に様々なお店が立ち並ぶ中、まず目指すべき店は『神泉 遠藤利三郎商店』。ここのカウンター席で、乾杯だ。 “裏渋谷通り”と命...
『平野屋酒店』のお隣にあるのは、あの押上の人気ビストロ『遠藤利三郎商店』の3店舗目。 上質なワインをリーズナブルに飲めるのは押上と同様だが、こちらはよりアッパーな趣向。 フレンチをベースにしたビストロ料理とシニアソムリエの店長が厳選したワインのペアリングが楽しめる。最近「裏渋谷通り」と命名されたグルメストリートの要となる名店だ。...
明治40年からこの地で続く酒屋『平野屋酒店』が、2013年の改装時から角打ちをスタート。ビールからワイン、日本酒まで何でも飲めるが、目玉は種類豊富なクラフトビール。 しかもここでは、銘柄と同じグラスとコースターで提供してもらえて、クラフトビールの魅力のひとつである、各ブルワリーの芸術性も併せて楽しめる。毎月DJイベントが開催されていたりするのもまた渋谷らしい。...
「和牛のオリンピック」で何度も一位に輝いているという、名実ともに日本一の牛肉「宮崎牛」。そんな国内最高評価を得続ける牛を「炙りカルパッチョ」、「ステーキ」、「もつ鍋」という3品で味わい尽くせるコースを、なんと飲み放題付4,900円で頂ける店がある。 実は芸能人もお忍びで通うという『ステーキ&バー サンキュー』だ。一体どんなお店なのか、コースの全貌とともにその魅力をお伝えしよう。...
「このバーは、幼なじみに連れてきてもらったんです。お肉もおいしいし、オーナーの大輝さんがすごいいい人だからひとりでサクッと来たり、今では教えてくれた友達よりよく来てます(笑)」と、水上さんが常連なのは、池尻大橋にあるステーキ&バー『サンキュー』。 強いわけではないが、酒は好きでほぼ毎日呑む。そんな水上さんが好むのは、気のおけない仲間たちとのカジュアルで楽しい酒。...
突如ニューヨークの街角にトリップしたかのような、味のある外観が目を引くグルメバーガーショップ『GOLDEN BROWN』。ほんのり甘みのあるバンズにジューシーなパテが挟まれたハンバーガーは絶品。表参道に支店も持つ人気店だ。 同店は、英国誌「MONOCLE MAGAZINE」が選ぶ世界のレストランBEST50に、ハンバーガー専門店として唯一選出されたほど、味に定評がある名店だ。...
突如ニューヨークの街角にトリップしたかのような、味のある外観が目を引くグルメバーガーショップ。ほんのり甘みのあるバンズにジューシーなパテが挟まれたハンバーガーは絶品。表参道に支店も持つ人気店だ。 「ここのハンバーガーは、肉々しいパテがたまりません。店舗担当のスタッフが中目黒のオフィスに来る際、一緒に行きました。わざわざ中目黒まで来てもらうからには、やっぱり美味しいものを食べてもらいたいと思いますが、ここなら間違いなし!」 ...
ニューヨークの路地裏を思わせる雰囲気あるバーガーショップ。 『GOLDEN BROWN』で一番辛いという「夏季限定レッドホットチリバーガー」は、毎年登場を待ちわびるファンも多いメニューだ。酸味のあるトマトとハラペーニョによる爽やかなスパイシーさは絶品の一言。 バンズはほんのり甘めで、パテはジューシーと、まさに黄金比率。ポテト付き。...
目黒川沿い青葉台3丁目のビルの2階にひっそりと軒をかまえるお茶屋バー。通りに看板もないため隠れ家感は満載で、店の戸を開けると、駅前の雑踏とは別世界の静かな和の空間が広がる。 それもそのはず、店は京都や金沢のお茶屋をイメージして造られており、カウンターバックはなんと江戸時代に描かれた屏風。 そこは和レトロな雰囲気が漂う内装のなか、上質な料理をつまみにお酒を飲める大人がくつろげるバー。しっとりとした中目の夜をお過ごしあれ。...
京都や金沢のお茶屋をイメージした大人のバー。目黒川沿い青葉台3丁目のビルの2階にひっそりと軒をかまえる。通りに看板もないため隠れ家感は満載で、店の戸を開けると、駅前の雑踏とは別世界の静かな和の空間が広がる。 通い詰めるほど美味い中目黒の新店5選...
目黒川沿いのビル2階にひっそりと軒をかまえる『一凜』は、4月末にオープンしたお茶屋バー。通りに看板もないため隠れ家感は満載で、店の戸を開けると、駅前の雑踏とは別世界の静かな和の空間が広がる。 それもそのはず、店は京都や金沢のお茶屋をイメージして造られており、カウンターバックはなんと江戸時代に描かれた屏風。コンサルティングが本業であるオーナーの村本惠さんが金沢で行きつけの茶屋街のBARをモデルに作り上げたという。...
目黒川沿い青葉台3丁目のビルの2階にひっそりと軒をかまえる『一凜』は、4月末にオープンしたお茶屋バー。通りに看板もないため隠れ家感は満載で、店の戸を開けると、駅前の雑踏とは別世界の静かな和の空間が広がる。 それもそのはず、店は京都や金沢のお茶屋をイメージして造られており、カウンターバックはなんと江戸時代に描かれた屏風。 コンサルティングが本業であるオーナーの村本惠さんは仕事で金沢に行く機会が多く、そ...
三宿の隠れ家バーに、24時過ぎでも頻繁にオーダーが入るカツサンドがある。深夜メシとしては重めのカツサンドも、ここ『バズ オフ』の場合、どこか軽やか。それにはふたつの理由がある。...
三宿の隠れ家バーに、24時過ぎでも頻繁にオーダーが入るカツサンドがある。深夜メシとしては重めのカツサンドも、ここ『バズ オフ』の場合、どこか軽やか。それにはふたつの理由がある。 ひとつはカツをエキストラヴァージンオリーブオイルで揚げていること。そして野菜を3時間煮込んだ自家製ソースにはヴィネガーが効いていて、心地よい酸味があるからだ。...
三宿の隠れ家バーに、24時過ぎでも頻繁にオーダーが入るカツサンドがある。深夜メシとしては重めのカツサンドも、ここ『バズ オフ』の場合、どこか軽やか。それにはふたつの理由がある。 ひとつはカツをエキストラヴァージンオリーブオイルで揚げていること。そして野菜を3時間煮込んだ自家製ソースにはヴィネガーが効いていて、心地よい酸味があるからだ。 さらにそこに名物カクテル“酎トニックすだちのかほり”を合わせると...
ソファに座って気軽に長時間いられる雰囲気のこちらでは、お酒と相性のいいカツサンドを頂きたい。厚切りのカツに自家製のソースをたっぷりくぐらせパンに挟む。名物のカツサンドをハイボールと合わせて夜更けに食べれば、肉とソースが混じり合うジューシーさやられてしまう。 そして『バズオフ』はバーのようでいて単なるバーじゃない。ここにはユニークなコンセプトがあるのだ。それは“1LBK”。リビング、バー、キッチン、1は「も...
バーのようでいて単なるバーじゃない。池尻大橋駅から少し離れた静かなエリアにある『バズ オフ』にはユニークなコンセプトがある。それは“1LBK”。リビング、バー、キッチン、1は「もう一つの何か」を意味し、たとえばそれは人との出会いだったりする。 オーナーの中島哲也さんが13年前に店をつくったとき、カルチャー好き同士が知り合える場になればという想いがあり、実際に今もクリエイターのお客は多い。現役クリエイターと...
プライベートでも食への飽くなき探求を続ける彼が推薦するのは、宮城県南三陸町でお店を経営していた兄弟が場所を東京に替えてオープンしたバー。 「たっぷりのフルーツが入ったサングリアが美味。まさに食べるサングリア! 自家製カレーは深夜の飲み疲れた体にしみます」...
カウンター8席の小さなバーは、夜な夜な地元の住民でぎっしり。隣り合った人がすぐに仲良くなれるフレンドリーな雰囲気は、店主の内田卓磨さんの人柄そのもの。 宮城県でバーをやっていた内田さんが、震災後に縁あって店を出したのがこの東山。だからバーでありながら、刺身など三陸の海の幸もメニューに。スパイスから作るカレーは完成に3日間かかるという名物。 これだけを目当てに遠くから訪れる人がいるというのも納得のクセになる味だ。...
目黒川上流まで行けば、少し緩和され、風情ある桜が楽しめる。ここまで来たなら、行ってほしいのが、本物を愛する気取らぬ大人たちが集う洋風ビストロ。 本格フレンチとともに、ビストロならではのカレーもファンが多い。同時に見逃せないのは、マダムのソムリエール、Kico氏の存在だ。フランス、イタリアを中心に、価格は抑えめにでも個性の立ったワインがそろい、料理とのコーディネートを薦めてくれる。合うと思えば臨機応変にボトルを開け、グラスで提...
オーナーシェフ松島陽介氏の本格フレンチと同時に見逃せないのは、マダムのソムリエール、Kico氏の存在だ。 フランス、イタリアを中心に、価格は抑えめにでも個性の立ったワインがそろい、料理とのコーディネートを薦めてくれる。 合うと思えば臨機応変にボトルを開け、グラスで提供することも。料理と合わせる楽しみが広がること請け合いだ。...
ひと気のない住宅街の路地に面した何気ないバーだが、ドアを開くと驚かされる。横幅5m級の水槽が存在感を放つ異色のアクアバーなのだ。 体長2.5mというアマゾンの古代魚ピラルクーは、水族館でも希少な大きさだという。巨大な淡水魚が悠々と泳ぐ姿を眺めながら、自家製ミントを使ったモヒートや30種類そろうスコッチを味わえば、非日常の時間を過ごせる。 パスタや自家製カレーが人気のランチの後はカフェとして利用できるのも便利だ。...
目指したのはオーセンティックなバーではなく、近所の人が毎日でも通えるパプスタイル。 定番の他に日替わりメニューが用意され、自宅までの止まり木として、1杯飲んでご飯を食べる人も多い。とはいえバックバーにはシングルモルトが約400種類。ビールのタップは、ギネスやアイルランドのサイダー、ゲストビールとして日本や海外のクラフトビールが登場するなど、侮れないラインアップ。 感度のいい住民が多い東山ならではのセンスが光る。...
たのしいお酒の場だと、普段では考えられないような大胆な行動に出てしまう女性も多い。そんな女性がお酒に酔ったときどんなことを男性としたくなるのだろう? 今回はダンサー兼、ウェブ制作会社勤務の新井梨紗さんに訊いた。池尻大橋駅を降りて国道沿いを歩いて1分。夏本番を迎え、店まで歩きたくないときでも、駅を降りてすぐに宴を始められるのが『四文屋 池尻大橋店』。 金曜の夕方6時過ぎ、外にある赤提灯につられて覗いてみると、「ここで飲むために...
たのしいお酒の場だと、普段では考えられないような大胆な行動に出てしまう女性も多い。そんな女性がお酒に酔ったときどんなことを男性としたくなるのだろう? 大阪出身のお酒大好きな橋本真依さんが素をさらけ出してくれた。日が暮れても、まだまだ猛暑の余韻が残るこの季節。静かな店でしっぽりやるのもいいが、美女には汗を垂らしながらビール片手に串にかじりついてもらいたい。 そんな欲望を叶えてくれるお店が、東京・世田谷区にある四文屋池尻大橋店。常に...
2人の仲睦まじさは、日曜の夜、池尻大橋にある居酒屋『四文屋』に着いても続いていた。平日は夕方早い時間からサラリーマンでにぎわうこの大衆店は、焼きとんや焼き鳥が1本100円からと安価で、給料日前になると2人で足を運ぶ店だ。 「ん~、おいしい!」 3杯目の富乃宝山のロックを、葉子が飲み干す。 「いつだってお酒はおいしいでしょ、葉子は」 「違うわよ。京太郎がとなりにいるからおいしいの」 じゃ...
8月にオープンした『L'atelier MOTOZO(ラトリエモトゾー)』の看板メニューは、イタリア流のモンブラン「モンテビアンコ」(¥540)。「イタリア菓子はとても写実的」という藤田シェフの言葉通り、美しい雪山に惚れ惚れしてしまう。 口の中ですっと溶けるきめ細かいクリーム、メレンゲのパリッと食感を体験すれば、これまでのモンブランの概念が覆されること間違いなし!...
三回目のデートは、中目黒の住宅街に佇むレストラン『イゾラーニ』。 「ここは昔から通っている常連の店。カウンターがあって、他にテーブルが数席だけある小さなお店ですが、料理も美味しい上に、人も温かくて。本当に、気に入った女性だけを連れて行きたい、特別な店です。」...