イノッチはすぐに電話をくれ、近場の『サイタブリア バー』で落ち合うことになった。 アイスコーヒーを一口すすり、財布から小銭を出す。イノッチと会えることでようやく気分が落ち着いたが、自分をあそこまで拒否する潤の反応を未だに心が処理しきれていない。 自分の手を振り払った時の、あの冷たい目。まるで汚らわしいものを見ているかのような目つきで麻耶を一瞥し、振り向きもしないで去っていった潤。 なんであの時写真なんか撮った...
男というのは何故、何歳になっても考えることが変わらないのだろうか。 どんなに年齢を重ねても考えていることは基本的に変わらず、女性にモテたい、カッコ良く見られたいという欲が湧く。そして自分達が一番だと信じている。 “彼ら”を見ていると、港区という狭い世界で必死に何かを守ろうと、縄張り争いをしているようにしか見えなかった。 ◆ 「凛子ちゃんは、ゴルフするの?」 今日は美奈子の誕生日会。 『サイタ...
「香奈、30歳おめでとうー!」 港区女子仲間に呼び出されて『サイタブリアバー』に到着すると、馴染の顔ぶれが集まって香奈を待ち構えていた。仲間たちが、香奈のサプライズバースデーパーティーを開いてくれたのだ。 正確には、香奈の誕生日はまだ2週間以上先である。しかし港区女子は、お誕生日は月で祝う。つまり、今月は幾度となく香奈のお誕生日会という名目のパーティーが開かれる予定である。今日は、その第一弾に過...
“みゆきちゃん、用事終わったらここおいでよ。俺の友達、紹介する!https://tabelog...” 付き合って1か月になる彼、太一から届いたLINEをこっそり見て、みゆきは周囲に気づかれぬよう俯いたまま、にんまりと微笑んだ。 今宵、みゆきは西麻布の『サイタブリア バー』にいる。 港区でよく遊んでいる女友達の誕生日会に顔を出しているのだが、そろそろ飽きてきたところだった。 そもそも...
「そうなの?なんでそう思うの?」 「俺が将来田舎に住みたい、って言ったらNiceって言ってくれて。俺のこのロハス精神に理解を示してくれてさぁ。」 アキが田舎暮らしに興味があるとは、意外だった。青山で生まれ育った自分にとって、都心以外で暮らすなんて、到底考えられない。 「それでアキちゃんが圭介のこと好きなのかどうかは分からないけど。」 アキの上昇志向と“東京の女”という感じが好きだった...
西麻布の大通りから少し離れた住宅街にひっそりと姿を表す。毎日入店のための暗証番号が変わり、予約時に教えてもらうというシステムに、入店時から心が踊る。元々は普通の住宅だったという一軒家バー。 1階はプライベートラウンジとしてソファが置かれている。2階はバーカウンター、3階は個室という作りだ。家の中で居場所を探すように、自分の好きな場所を探すのがおすすめの使い方。...
<23歳・東京出身者・必須アイテム> ☆女性版 ・女子大生という冠はもう失ったという自覚 ・去年までチヤホヤしてくれていた経営者・芸能人の見極め(いらないアイテムは削除) ・ワンランク上の世界を見せてくれる年上のリッチな彼氏 ・西麻布のバーとホテルのバー(『サイタブリア バー』『MADURO』など) ☆男性版 ・学生時代とは違う、カジュアル且つ初任給でも払えるような話題のお洒落なお...
※1『ル ブトン』。木の扉を開けるとそこは日本人のためのビストロ※2『サイタブリア バー』。2階のバーカウンターの側にあるプライベ—トラウンジ。インテリアはすべてニューヨークで買い付けたもの...
厳選された旬の食材を使用した、お造り、蒸し物、揚げ物など、素材の旨みを存分に味わえるメニューを提供する『ご馳走 たか波』。 こちらでは、築地仲卸「嘉徳」でキャリア30年を越える目利きが毎日選りすぐる活魚・鮮魚がいただける。...
「正木進一郎です」 『ご馳走 たか波』の個室で彼に出会った時、千晶の胸は無条件に高鳴った。 あずが紹介してくれた36歳独身男性は、爽やかで長身で、いわゆるイケメンだったのだ。 「立花千晶です。今日はよろしくお願いします」 涼ちゃんと付き合い始めてからは出会いの場と疎遠な生活を送っていたため、およそ2年のブランクがある。 妙に緊張してしまい、杓子定規な固い挨拶をしてしまった。 「ちょっと先輩、...
今夜は、5月にオープンしたばかりの西麻布の『ご馳走 たか波』に来ている。...
店名:ご馳走 たか波 住所:港区西麻布 3-13-14 LA・RES 西麻布 B1F 電話:03-5413-6686 営業時間: 【昼の営業】 11:30~15:00(L.O.14:30)※日曜~土曜まで営業 【夜の営業】 〈月曜~金曜〉17:00~23:00(フード L.O.22:00/ドリンク L.O.22:30) 〈土曜・日曜〉17:00~22:00(フード L.O.21:00/ドリンク ...
はにかみながらグラスを傾ける彼女は、ソムリエの資格を取るための勉強を欠かさず、かと思えばジャズダンスを長年たしなみ、ヒップホップの聖地、HARLEMのDJブースの真ん前で“話しかけないでオーラ”を出しながら踊り明かすこともあるのだとか。 美女+勤勉+こだわりの趣味=ハードルは限りなく高い。「Med.」に行けば彼女を見かけることもあるだろうが、男性諸君は逸る気持ちをまずは抑えて、ワインや食事を楽しむことから始めてもらいたい。 ...
「レストランのテーブルに華やかな料理がズラリと並ぶ風景って、見ているだけでもワクワクして、幸せな気持ちになりますよね!?」 こう語るのは、映画やドラマ、舞台などで幅広く活躍するマイコさん。多忙な毎日の中でのパワーチャージは、リラックスできる学生時代からの友人たちとの食事の時間だ。紹介してくれたのは、南青山にひっそりと佇むエスニックレストラン『タヒチ』。 「バーカウンターのある1階から、個室になっている3階まで、3フロア...
南青山は、根津美術館の近くにひっそりと佇むエスニックレストラン『タヒチ』は、感度の高い女性の間で評判のお店。 バーカウンターのある1階から、個室になっている3階まで、3フロア違った雰囲気が楽しめるのも嬉しいポイント。 「ベトナム生春巻き」や「青パパイヤのサラダ」、「トム・ヤム・クン」など、ベトナムやタイなど、アジアンテイストを満喫できる料理は、しっかりとスパイスを効かせながらも食べやすい仕上がり。 どの料理をオー...
昨年10月にオープンした『ワインのばか』は、全10席のみのひっそりとした佇まいの店。店主の石渡氏は、まず美味しいワインを見つけ、次にその味を最大限に生かす料理を考えることが多い。例えば、ミネラルの強いグルナッシュ主体のワインに合わせたのは、低加水パスタを使用した牡蠣のパスタ。他の魚介では太刀打ちできない大地のパワーを、牡蠣の旨みがふわっと緩和し、ワインを優しく仕上げてくれる。...
星条旗通りの、日本初となるオペラ歌手の生演奏が聴けるワインバー。鳴り響くピアノや歌声が贅沢なBGMとなり、他人に聞かれたくない口説き文句もサラリと伝えることができる。 花を添えるのは、アカデミー・デュ・ヴァン講師でもあるオーナーソムリエ 矢野 恒さん厳選のワイン。たとえば、「リシュブール2005DRC」がグラスで味わえるのもこちらならでは。...
ワタルとの食事は思っていたよりもずっと楽しく、二人はさらに2軒目の『CHECK』に移動した。お酒もだいぶ回ったせいか、ワタルはいつの間にか、過去の恋愛について語り始めている。 「実は俺...社内に彼女がいたんだけどさ、少し前にフラれたんだよね」 お調子者っぽい印象が強い彼だが、元彼女について話し始めた途端、その顔は痛々しそうに少し歪んだ。 「そうだったの...。その人、どんな人だったの?」 「自慢じゃな...
「いらっしゃいませー!」 木曜日の夜。 瑛太は、第1営業部・通称「1営(イチエイ)」で1つ下の小田原航(おだわら わたる)と、3つ下の松浦浩輝(まつうら ひろき)と一緒に、西麻布の『CHECK』で、“会合”を開いていた。 広告代理店の社員は、クライアントとの接待や社内の懇親会も、女の子との食事会も、そしてデートまで、全てを“会合”と呼ぶ。 先輩から残業を命じられても「すみません、今日ちょっと会合が入って...
隠れ家フレンチ『AZUR et MASA UEKI』で食事を楽しんだあとは、同じビルの2階にあるお洒落すぎるカラオケラウンジ『CHECK』へ彼女をエスコート。 「カラオケの十八番は『学園天国』。世代が違いますか? お料理と同じで、カラオケ大好きの祖母の影響なんです。それにしても、こんなに大人っぽい雰囲気のカラオケがあるなんてびっくり。“港区”って感じですね」...
西麻布のしっとりとしたBarには夜な夜な大人達が集う。800種以上の豊富な酒と本格イタリアンが楽しめる『Bar Gojyuni-Ban (バー ゴジューニ バン)』。 店名は、数百種類あるオリジナルカクテルの中で、52番目に生まれたカクテルの名前から付けられたという。 豊富な種類のカクテルだけでなく、500種類以上のウィスキーや150種類のワインを揃えており、さらに本格的なイタリアンが楽しめるとあって、深夜でも食事を求...
デスクに座って溜まったメールを処理しながら、沙耶は先ほど『ローダーデール』で見かけた女の子たちのことを思い出していた。 ー私たちも昔は、彼女たちと同じように全員同じカテゴリーに属していた。 1番に抜けたのは、意外にも理香だった。 理香はいちばんキャリア志向が強かったから、27歳という、ようやく仕事が楽しくなってきた時期に結婚の報告と同時に妊娠も知らされた時は、沙耶もあゆみも驚きのあまり一瞬言葉を失った...
西麻布のしっとりとしたBarには夜な夜な大人達が集う。800種以上の豊富な酒と本格イタリアンが楽しめる『Bar Gojyuni-Ban (バー ゴジューニ バン)』。 店名は、数百種類あるオリジナルカクテルの中で、52番目に生まれたカクテルの名前から付けられたという。 豊富な種類のカクテルだけでなく、500種類以上のウィスキーや150種類のワインを揃えており、さらに本格的なイタリアンが楽しめるとあって、...
シングルモルト、オールドボトルなど様々な年代のウイスキーを800本、ワインは150種を揃える。 その豊富な品揃えと双璧をなすこの店のウリは、専属のシェフが手掛ける「西麻布・ビストロビーフカレー」にある。1 ヵ月掛けて仕込まれたデミグラスソースを使用するこの力作目当てに、訪れるファンも少なくないそう。ルーはウイスキーのアテとしてもまた最強。...
【今週の港区おじさん】 名前:貴教 年齢:44歳 職業:人材派遣会社経営 好きな店:『バー ゴジュウニバン』 好きなタイプ:可愛気があって強気な人...
カクテルの多彩さのみならず、ウィスキー約500種、ワイン約150種という豊富な品揃えで定評のあるオーセンティックバー。 S「老舗“ウォッカトニック”の系列のバーは店名と同じ“52番”のカクテルも美味しいけど、その日のおまかせのモヒートも好き。夏はスイカのカクテルもいいですね。」...
カクテルの多彩さのみならず、ウィスキー約500種、ワイン約150種という豊富な品揃えで定評のあるオーセンティックバー。酒に一家言ある客たちが夜な夜な集うが、彼らの深夜の小腹を埋める人気メニューといえば「西麻布・ビストロビーフカレー」。 老舗イタリアン・キャンティ出身の料理人が生み出した欧風カレーは、ベースとなるスーゴ・ディ・カルネ(牛肉スープ)をなんと2ヵ月もかけて仕上げる力作ぶり。 牛肉の奥深いコ...
カクテルの多彩さのみならず、ウィスキー約500種、ワイン約150種という豊富な品揃えで定評のあるオーセンティックバー。酒に一家言ある客たちが夜な夜な集うが、彼らの深夜の小腹を埋める人気メニューといえば「西麻布・ビストロビーフカレー」。 老舗イタリアン・キャンティ出身の料理人が生み出した欧風カレーは、ベースとなるスーゴ・ディ・カルネ(牛肉スープ)をなんと2ヵ月もかけて仕上げる力作ぶり。牛肉の奥深いコクに、炒...
所変わってお次は『Bar Amber』の個室にて。テレビではスーツのイメージが強いから、そういう派手色ニットは意外でハッとしました! 「女の子もそう言ってくれるんだ。大人の男はギャップで魅せないとね」 ハイゲージのニットが洗練された雰囲気で素敵です。 「ニットだけじゃなくて、このデニムはストレッチが効いていて、フィットする着履き心地がお気に入り。長く愛せる品は、自分の肌に馴染んでいくよね」 ブルゾン¥3...
改めてお礼を言い、外に出るとひんやりと冷たい夜風が吹いていた。でも酔いを冷ますのには丁度良い空気だ。 「ちょっとだけ、歩きませんか?」 「由理ちゃん、ヒールだけど大丈夫?僕は酔い覚ましも兼ねて歩きたいから嬉しいけど。」 こういった気遣いができる男性はモテる。篤人さんは、ごく自然に女性をエスコートできる人で、そこが更に魅力的だった。 「今日は歩ける靴なので、大丈夫です。私も酔いを覚ましたいので。」 ...
西麻布交差点のほど近くに構えるこの店のイチオシは、季節のフルーツや野菜を使用したこだわりのミクソロジーカクテルだ。 ウイスキーとフルーツはじつは相性抜群。旬なフルーツとの美味しいマリアージュを楽しめる。カウンター越しに立つバーテンダーの妙技を堪能しながら、ウイスキーの可能性を探求したい。...
路面店でガラス張り、内装も白とウッドが基調でカジュアルさもあるバー。 「フレッシュフルーツのカクテルが美味しいよ」と男性が女性を連れて来ることが多いそう。西麻布で朝5時まで営業しているのも頼もしい!!...
それから藤堂は、何度か食事に誘ってくれた。「旨いものを食べれば、嫌なことも忘れられるよ」と。 彼は人望が厚く、部下からも慕われていた。その上、社内でも有名な愛妻家だとして、女性たちの憧れでもあった。 けれども、私が部署を異動した頃からだったろうか?藤堂の左手薬指からは、指輪が消えていた。 一部の女性たちの間では「離婚したのではないか」との噂があったが、“あの藤堂さんが、まさか”と気にしていなかった。 し...
遊びを知り尽くした上質な大人が集う西麻布。そのなかでも、とくにツウ好みのバーと言われているのがこの店だ。 適度な距離を保つバーテンダー、広いカウンター、1席ごとに照らされたスポットライト……。しっとりと落ち着いたこの空間で味わうなら、微妙な表情の変化を楽しめるウイスキーがベストチョイスだ。靴を脱いで小上がり席でやる一杯も、趣が異なりこれまたよろし。...
一見バーとは思えないその店構えは、バラエティ豊かな店が立ち並ぶ西麻布の地でも、ひときわ異彩を放っている。だが勇気を出して扉を開ければ、気さくなバーテンダーが笑顔で出迎える、シックな空間が広がっているのだ。 シングルモルトとバーボンを中心にツボを押さえたウイスキーの品揃えは、うるさ型の呑み助も納得。落ち着いたひとときを過ごすなら、ここに行くべし。...
初めて訪れるときは素面でないと辿り着けないほど、西麻布の住宅街に溶け込んでいる、まさに正真正銘の隠れ家的バー。 だが、案ずるには及ばない。一旦カウンターに座れば、銀座の『TOTI ni BAR』で長年修業を積んだ店主が、ゲストを上質な酔いへと導いてくれること請け合いだ。静かに時が流れるこの空間で、ウイスキーを思う存分楽しみたい。...
最寄駅は広尾だが、少し歩けば西麻布。熟練のタクシーだけが通るような裏通りに、このワインバーはある。インターホンで来訪を告げ3階に上がると、600本は保有するというガラス張りのセラーがお出迎え。5大シャトーのヴィンテージをはじめ希少なボトルも少なからず揃う。 さらにこのバーの特徴といえば、料理だ。階下には食通が愛する紹介制の料理店『こうもと』があり、この店の営業時間内であれば、全メニューを取り寄せ可能。名店の蕎麦や天麩羅をワイ...
最寄り駅は広尾だが、少し行けば西麻布という立地。面する道は手練のタクシーだけが通り行く裏通りで、まさに知る人ぞ知るワインバーである。ここが店であることを示すのは、扉の脇に掲げられた正方形の小さな看板のみ。ワインオープナーを象ったロゴが愛らしく映る。 「私自身、ただ飲むのが好きで。オーナーの女性とは30数年の付き合いになりますが空いているこの物件で何かしようと始めたのが4年前になりますか」と穏やかな物腰で店主の山本修平氏。 店は...
『西麻布 glam』に着き、乾杯が済むと早々に翔吾さんが曲を入れ始めた。 流れてきたのは、今をときめく男性人気グループの歌。画面上には、踊りながら歌うメンバーのプロモーションビデオが流れている。 翔吾さんは意気揚々と、自慢げに歌っている。それを聞きながら、レナが呟いた。 「彼らとか、売れる前によく一緒にカラオケ行ってたんだよね。」 女性なら誰もが目をハートマークにするような甘い歌声に、高身長で顔...
すらりと伸びた長い手足、日本人離れした腰の高さ。 モデルとして活躍する高嶋しおりさんが、西麻布の会員制個室レストラン『glam』を訪れた。 彼女はどんな想いを抱いて東京にやって来たのか。東京ではどんな街でご飯を食べ、遊んでいるのか。 その生い立ちやこれからの夢を語っていただこう。...
夢を追って東京で暮らす女性たちが西麻布の会員制個室レストラン『glam』に集まった。 彼女たちにはどのような生い立ちがあり、どのような将来を夢見ているのか。 今回は、アーティストのSongさんに話を聞いた。...
壁から滝が流れるファサードに、入口は顔&指紋認証、そして完全会員制。これぞ六本木の隠れ家に相応しい、業界人御用達のプライベート空間。 ラグジュアリーな6つの個室はカラオケ完備。非会員でも初回は利用可能なので、VIP気分を味わいにぜひ。 【Karaoke data】 料金の目安:1時間 ¥15,000~ 予約方法:完全予約制(電話予約) 混雑具合:当日予約はほぼ難しい...
西麻布で名を馳せる老舗バーの名物料理は、赤と黒の「2色カレー」。 野菜の甘みが生きたマイルドな赤、黒こしょうたっぷりのスパイシーな黒は、交互に食べても、混ぜて食べてもよし。好みで量をリクエストでき、茶碗1杯スプーン1杯というわがままオーダーも可能。カレーと人気を二分する「マッカラン牛丼」もぜひお試しを。モルト好きはイチコロ。...
西麻布に居を移し、渋谷時代までの劣等感の鬱憤を晴らすかのごとくハジけ始めた拓哉・・・。4年後、32歳の拓哉は何をしているのだろう?次週12月6日(日)公開予定。...
西麻布で名を馳せる老舗バーの名物料理は、赤と黒の「2色カレー」。野菜の甘みが生きたマイルドな赤、黒こしょうたっぷりのスパイシーな黒は、交互に食べても、混ぜて食べてもよし。 好みで量をリクエストでき、茶碗1杯スプーン1杯というわがままオーダーも可能。カレーと人気を二分する「マッカラン牛丼」もぜひお試しを。モルト好きはイチコロ。...
西麻布『ラボンバンス』を1軒目とした結花とのデートの帰り道、そろそろ終電がなくなるという彼女を引き止め、僕は『ウォッカトニック』へと誘った。少し帰りたそうな素振りを見せていた彼女だが、空気を読んだのか二つ返事で応じてくれた。 『ウォッカトニック』は西麻布の中でも老舗なオーセンティックバーとして知られる。二回目のデートだが、心は決まっていた。勝負を賭けるのは今日だ。真剣さを伝えるためにも、数多ある西麻布のB...
餃子×シャンパン、東カレ的にいう「餃シャン」が楽しめる店が、西麻布の『Cave Cinderella』。 焼き餃子は、シャンパンとの相性を意識して、餡に醤油を使わず肉汁を最小限に仕上げた逸品。しかも、レモンと塩で食すという変わり種。...
焼き餃子は、シャンパンとの相性を意識して、餡に醤油を使わず肉汁を最小限に仕上げた逸品。しかも、レモンと塩で食すという変わり種。 「醤油やお酢と違い、世界中の方々に理解される味だからこの組み合わせにしました。また、レモンの酸味のおかげで一緒に味わうシャンパンのフレッシュさが甦ります」と店主。このこだわりのマリアージュ、ぜひご賞味いただきたい。...
餃子×シャンパン、東カレ的にいう「餃シャン」が楽しめるお店が西麻布にオープン! 焼き餃子は、シャンパンとの相性を意識して、餡に醤油を使わず肉汁を最小限に仕上げた逸品。しかも、レモンと塩で食すという変わり種。「醤油やお酢と違い、世界中の方々に理解される味だからこの組み合わせにしました。また、レモンの酸味のおかげで一緒に味わうシャンパンのフレッシュさが甦ります」と店主。このこだわりのマリアージュ、ぜひご賞味い...
シャンパンが並ぶ、餃子の女王の秘密基地 東京カレンダーのシャンパン連載でもおなじみの藤崎聡子さんがプロデュースした、餃子×シャンパンの店。塩とレモンで食べる餃子(¥1,000〜)と泡酒は無敵のマッチング! 「シャンパンバーだと食事がもの足りないことがあるけど、ここなら肉、炭水化物、泡と好物で満たされるので幸せです」(平川さん)...
諸々の手順を踏まえ、無事に貴教の彼女になれると、その女性は典型的な港区女子生活が送れるだろう。食事は高級店、好きな物は何でも買える、旅行は何時でも行き放題。勿論、貴教が所有する六本木のタワーマンションの部屋も与えてもらえる。 しかしそれほどの寵愛を受け、夢のような生活を一度でも体験してしまった港区女子は、何処に行き着くのだろうか。 「それが難しいところで...皆、普通の生活には戻れないんですよね。一度上を見てしまっ...
西麻布の表通りから一本入った路地の地下にあり、隠れ家感は満点。中に入るとリビングのようにくつろげる、というのも実は個人の邸宅を改装した店舗だから。旬のフルーツから定番までカクテルも安定のクオリティ!...
「今週木曜日、ご飯行かない?」 月曜日の昼休みに、先日飲みに行った『Bar霞町 嵐』で出会った雅史から連絡が来た。生憎木曜日は同期との飲み会が入っている。 「ごめん、木曜日は先約があって。土曜日は?」 「土曜日は先輩の結婚式二次会入ってるなぁ。来週は?」 こんなやり取りが続く。 雅史は不動産関連会社に勤める34歳。普段バーなどで声を掛けられても無視してしまうが、彼は何かが違った。お...
忘年会は無事終了し、お店の前で各自解散となった。 「聡美さん、よかったらもう一軒行きません? 僕、奢りますから」 この前の「好き」発言の真相をどうしても確かめたい…。佑樹はお酒がほどよく回って上機嫌の聡美を、思いきって誘ってみた。 「いいね。お店まかせちゃっていい?」 思いがけず、ふたつ返事でオッケーが出た。祐樹は西麻布にある行きつけのバー『テーゼ』に早速予約を入れる。その店は顔なじみの腕のいいマスター...
歳を重ねて、男の中でのカーストの構造がちょっとずつ変化しているんですよね。若い時は、悪そうでオシャレな奴がカースト上位を占領してたけど、20代後半になると、金があることが必須項目になってきます。下克上さながらに、学生時代、不良の視線に怯えて、女子から、偽のラブレターとかもらって影で笑われてたガリ勉くんが、東大とか早慶入って、それなりにまともにデビューして、女子大からモテ初めるという、謎の歪みが発生する。 その後、社会人に...
“D”と一文字だけ刻まれた扉を、暗証番号で開錠する一軒。西麻布らしいムードある煌びやかさの傍らで、胃袋を優しく満たすうどんで〆るようなホッと和める緩さが共存する。メニューが一切ないのは、的を射た一杯を供することができるバーテンダーとの信頼関係が築かれているからこそ。そんな場所に通い慣れている男性は、ただそれだけで魅力的だ。...
呑みたりな〜い、と4軒目は西麻布へ。カップルばかりのムーディーなお店『西麻布vin』。しかし我々は"せんほろミッション"に必死で周りとの温度差を感じたが、気にせず続行! ここまで生ビールが多かったので、ここではワインを中心に注文。カラフェ500ml¥980は、ボトル約四分の三本分でこの値段。グラスで頼むよりも断然お得であり、皆でシェア。さらに食事で人気の一皿「パスタペペロンチーニ」は¥380で、なんとピクルスやオリーブと同じ...