新宿住友ビル51階。隠れ家への扉のような数寄屋門をくぐると、そこは別世界。大中小25の完全個室でのおもてなしは、招待されたお客様が満足できる、まさに接待向き。 京都の町家をイメージした、隅々にまで美意識が感じられる静謐な空間がそこにある。接待はもちろん、会食、家族のお祝い事や両家の顔合わせ、宴席など大切な人とのひと時を、贅沢な個室にてゆったりと過ごせる。60名収容の個室もあるので、忘・新年会や歓送迎会、クラス会などにもぴったり。...
『ヒルトン東京』がこの春から提供する手巻き寿司は、写真を撮らずにはいられない華やかさ! テーブルごと絵になるため“テーブルジェニック手巻き寿司”と命名されている。 前菜の盛り合わせが提供されたあと、マグロや蟹、ウニといった16種類の寿司ネタに、赤酢と白酢2種の寿司飯、海苔などが並ぶ手巻き寿司セットが登場。 最後には赤出汁と甘味までついて充足感は満点!...
8席前後の小さな鮨屋もいいが、『十二颯』内の鮨カウンターは、ホテルならではの居心地のよさを備える。風が吹き抜けるような広い空間で、特別感を残しながらも窮屈な緊張は一切ない。王道の鮨だけでなく、紹介している会席のように季節を巧みに表現する。 さらに、デートで訪れるべき理由がもうひとつ。隔壁を排したシームレスな連続体としてダイニングフロア「TSUNOHAZU」を展開しているため、『十二颯』内の鉄板焼きや、『メトロポリタングリル』...
彩り豊かな料理と食べやすい味付けで、毎年外国人ゲストからも好評を得ている『十二颯』のおせち朝食。 紅白かまぼこや数の子、伊達巻きになますなど、伝統的なおせち料理のほかに料理長のイチオシは赤飯を鯛で俵形に巻いて蒸した、鯛俵蒸し。酢の物の酸味を抑えるなど、万人に愛される味を意識したおせちは元日の午前中のみの提供。当日受け付けも可能なので、明治神宮で初詣の帰りに訪れるのもおすすめ。...
数あるホテルの中でも、日本料理、中国料理、グリルレストラン、バー&ラウンジがワンフロアで楽しめる斬新なスタイルを取っているのは、ヒルトン東京『TSUNOHAZU』くらいであろう。 なんといっても魅力は、写真にあるように、皮だけでなく肉も厚めに頂ける『王朝』の北京ダック、赤酢のシャリや藁の薫りづけなど、ネタごとに仕事が光る『十二颯』の寿司、カービングサービスにもモチベーションが上がる『メトロポリタングリル』...
『ヒルトン東京』の日本料理『十二颯』では、2016年1月31日までの期間限定で、アフタヌーンティースタイルで寿司が楽しめるその名も“Afternoon寿司”が提供されている。 旬の食材をふんだんに用いた3種の前菜、板前おすすめ本日の握りや巻き寿司に加え、一口サイズの手毬寿司とロール寿司が美しく並び、まさにこれは女性たちが大好きなアフタヌーンティーの世界。 とはいえ内容は寿司なので、お酒やシャンパンが...
ここ『佳香』の和朝食は、ひとり炊きの特製の「萬古焼(ばんこやき)」の釜を使い、テーブルでご飯を炊く。20分ほどで炊きあがった魚沼産コシヒカリは、蓋を開けた瞬間にふんわりと芳ばしい香りを漂わせ、茶碗によそえば一粒一粒がぴかぴかと光り輝くように立ってくる。 一方で、ご飯のお供、味噌汁もニクい。昆布とカツオの出汁に、米麹味噌、信州味噌、白漉し味噌の3種を合わせ、しみじみとした優しい味わいに。さらに干物や西京焼きなど米をおいしく食べ...
忙しい日常の中で、朝食はおろそかにされがちだ。しかし、1日のスタートを切る食事だからこそ、しっかりと食べて欲しいと願う人たちがいる。 ホテルのレストランが提供する朝食は、「さすが」とうなるようなクオリティーを誇るメニューが多い。ここ『佳香』の和朝食膳もしかり。シンプルながら、日本料理の真髄を余すところなく味わうことが出来る。 「せっかく召し上がっていただくのだから、炊き立てのごはんをお出ししたい」と、ひとり炊きの土鍋を使い、テ...
【今週のオールドリッチ】 名前:野々宮静香 年齢:25歳 職業:家事手伝い 住居:青山 パークハイアットの40階からの眺めは、夜が深まるにつれ輝きを増していく。 日本料理『梢/パーク ハイアット 東京』での夕食は既に終盤に差し掛かっていたが、静香の胸には夕方に鑑賞したオペラの余韻が未だ残っていた。 「小田さん、今日は素晴らしい“椿姫”に誘っていただいてありがとうございます。1幕のアリアには感動しま...
寛ぎを提供するきめ細やかなサービスや、アーティスティックな空間が愛され外国人ゲストのリピーターの多い、『パーク ハイアット 東京』。その中にある日本料理店は、いわば和食のアンバサダー的存在。 そこで供される鍋料理は果たして……?と訪ねてみれば、鍋の定番である「河豚ちり鍋」、そして奈良の郷土料理として知られる「飛鳥鍋」がスタンバイ。...
和のおもてなしの体現者である女将直伝のお作法を学べる機会として、知る人ぞ知る人気を誇るこの企画。 これまで不定期ではあるが、2008年から新宿の京王プラザホテル内の『懐石<蒼樹庵>』にて実施されてきた。 現代日本料理食卓作法認定講師の女将が、和室での基本的な所作から、懐石料理のマナーや知識、美しい箸の持ち方や器の扱い方に至るまで、丁寧に説明をしていく。しかも受講者は、美味しい懐石料理を食べながら学べるのだ!...
中野坂上駅から徒歩3分。とはいえ、住宅街に潜むこの店を見つけるのは、なかなか至難の業である。看板もなく、外観は普通の民家。ガラス窓から店内を覗き見て、やっと蕎麦屋とわかるほど。まさに隠れ家なのだ。 が、わざわざ探し尋ねるだけの価値は十分。店主の日比谷吉弘氏が、日々、自らの手で挽き打つ蕎麦は、粉の自然な風味を生かした荒挽きタイプ。...
9月早々に登場する新そばの多くは、6月中旬~8月中旬に収穫された“夏新”であることも多いのだ。 が、品質・味・風味ともに優れているのはやはり“秋新”。10月中旬~11月中旬に収穫された秋の新そばである。 近頃では、そばの保存技術も進み、数年寝かせた熟成そばの旨さも一目置かれているが、「透明感のある初々しい緑と荒々しくも青々しい香りは、やはり新そばならではでしょう」とは、店主の日比谷吉弘さん。...
中野坂上にある創作和食の人気店『鈴家』の姉妹店。店主の鈴木規之氏は野菜中心の食生活に切り替え、40kgものダイエットに成功した。 その過程で野菜の知識を深め、「野菜の魅力をもっと広く知ってほしい」と無農薬・有機・自然農法を中心に、京都や群馬など全国から取り寄せた産直野菜をふんだんに用いた和食で楽しませてくれる。 しかし決して野菜だけではない。米は秋田、豆腐は長野、鮮魚は島根・松江港と、そのほかの食材も産直にこだわってい...
『みやこ』は、」ハイアット リージェンシー 東京3Fの酒肴『omborato(おんぼらあと)』内にある。わずかカウンター14席のみのスタイルだ。カウンター席のため、オフレコトークをする場というより、親密な関係を築くためのブレイクタイムや海外のクライアントのおもてなしビジネスランチに向いているだろう。 金沢や長崎直送の魚などを取り入れた握りは、香りがよく味わい深い富山のアルギット米を使用。青唐辛子を使用したオリジナル醤油で頂く...
34歳、国立大卒の美しき才女、高木帆希(たかぎ・ほまれ)。 「家事手伝い」という名の「無業」で10年もの間、ぬくぬくと過ごしてきた帆希に、突如、降りかかった「父の死」。 再び「社会」と向き合わざるを得なくなった帆希は、年下の彼氏・牧野涼輔の家に転がりこもうとするも別れを告げられ… 二子玉川の兄夫婦の元へと転がり込むも失敗…。 大学時代の友人・瑞樹に援助を求めるも、モラハラ夫との歪んだ夫婦生活を垣間見た帆希が...
革張りのクラシカルな椅子や肘置きがついたカウンターが、ほの暗い照明に照らされる……。 そんなドラマチックな空間に流れる静かな時間は、ゆっくりと楽しみたいウイスキーという酒にこそ似合う。ときには、新宿の喧騒から切り離されたこの安らぎに、ただただ身を委ねるのも良いだろう。スコッチにスコットランド産の水を用意するなどの心憎い提案が、更なる快楽を誘う。...
ビールが美味しくなる夏に向け、各ホテルこぞってユニークなプランを企画中だ。 特別なテラスでの飲み放題から、他では飲めないレアなビールの導入まで、大人のお洒落でお得なビアタイムは都心にあり!7Fテラスに出ると、そこは新宿のど真ん中にして、広い空と公園の緑、高層ビル群が目に飛び込む非日常的な空間。『ヒルトン東京』は、そんな絶好のロケーションのビアガーデンに、今年は全国の人気店の肉料理を集めた屋台を設置。 ...
クラシックなタイプのサンドイッチ。チキン、トマト、レタスなどが均等にサンドされている。 ピンを刺さなくても崩れることなく、食べやすさもポイント。別皿でたっぷりのポテトが提供される。¥2,484。...
黒革の肘置きが付いたカウンター、鋲が正確に打たれたチェア、ほの暗い照明……。重厚な空間の正統派バーでは、酒もまた一流。輪郭のはっきりとしたマティーニは、海外ゲストからも評判を得ている。...
黒革の肘掛が横一列に付いた長いカウンター、鋲が正確に打たれた革張りのチェア、適度に抑えた仄暗い照明。重厚な印象だが、落ち着いた雰囲気に肩の力が抜ける。 そんな気にさせるのは、空間を覆う赤茶色の壁のせいだろう。この地が東京最古の近代水道施設、淀橋浄水場の跡地だった名残だ。施設に使われていた赤煉瓦を細かく砕いて塗り込んだのだという。 フランス語で“生命の水”に由来する『オードヴィー』は、1980年から愛...
ボロニアソーセージやジャンボンブラン等のコールドミートからたまご料理まで、朝食の王道メニューがハイレベル。海外のゲストは、それらを自分でトーストに挟み、オリジナルのサンドイッチを作ることが多いそう。リンゴとクランベリー、パイナップルとマンゴーといったミックスジュースが充実しているのもポイントが高い! 【概要】 価格:¥4,200(税サ別) 品数:約70 時間:【平日】6:30~(L.O.10:30) 【土日祝】...
開業以来変わらぬ温かみにあふれる雰囲気で、ゲストを迎えるオールデイダイニング。この夏、シェフの佐藤 剛氏はメニューを全面的にブラッシュアップし、クラシックなレシピを改めてフィーチャーした。その中の一品が、南仏・マルセイユ生まれの伝統料理「ブイヤベース」である。 奇を衒わず、新鮮な魚介類をふんだんに使い、基本に忠実に仕上げられた濃厚なスープには具材の旨みが溶け込み、そしてそれぞれが溶け合い、なんともまろやか。安心感すらもたらし...
タイムレスな魅力を追求し、ジョン モーフォード氏がデザインしたこちらのホテルは、本とアートが重要なエレメント。フロントに至るライブラリーには2000冊の本が並び、この『ジランドール』には144枚のモノクロームのフォトコラージュも。 さらにこのひそやかな2名席にはエクスリブリス(蔵書票)をモチーフにしたアートが飾られ、洗練された中にも心安らぐ空間が演出されている。 パスタなどのアラカルトから、本格的な...
『パーク ハイアット 東京』のプライベート ダイニングをご存じだろうか。ウェディングの打ち合わせスペースを抜けたエクスクルーシブな場所にあり、東京を一望できる贅沢な空間に円卓が鎮座。4名〜10名までのゲストを、専用のオープンキッチンで調理する料理でもてなす。 メニューはもちろん、クロスの色をはじめとするテーブルコーディネートも相談可能。コース料理20,000円〜、飲み物5,000円〜、室料25,000円(...
たまごはベーコンと一緒に焼くことで、コクがアップ。グリーン、ピンク、白のペッパーで香りづけし、アメリカンスタイルで豪快に盛り付け。 サイドメニューとして、グリーンサラダまたはフレンチフライがセットに。¥2,160。 ※価格はすべて税込サ別...
~あのフレンチ定番料理の、元祖がここに~ フランスで1968年以来ミシュランガイドで三ツ星をとり続けている『メゾン・トロワグロ』。その名門が生んだ料理が、この“オーセンティックなサーモンのオゼイユ風味”だ。 これは、薄いサーモンをレアにソテーし、オゼイユという少し酸味のあるハーブを白ワイン、クリーム、レモンと合わせたソースを合わせるフレンチの定番料理。...
日本の古民家の梁や自然素材を活かした温もりある雰囲気の店内。シースルー・キッチンでは料理人達がライブで料理を創りあげている姿を見られ、エグゼクティブシェフのギヨーム・ブラカヴァル氏が丹念に仕上げをする姿ものぞく。 エレガントなサービスで運ばれてくるのは、まるでモダンアートのようなひと皿だ。重層的な味わいが迫ってくる極上のエクスペリエンスは、五感を刺激するサプライズに満ちている。...
ふたりの馴染みの店もいいけれど、非日常が与えてくれる特別感が、時に必要なのが男女の仲。扉を開けた瞬間から、いつもとは明らかに違う時間が流れるレストラン、そんな場所に連れてこられると、いかに大切に想われているか、言葉足らずの彼の気持ちもしっかりと女性は感じることができるだろう。 初々しい間柄でも慣れ親しんだ間柄でも、心地よい刺激となり、潤滑油となっていく。 フランスの『トロワグロ』は、1968年からミ...
『ヒルトン東京』の名物ビュッフェは、まるで中国の王様になったように贅沢三昧。 定番の酢豚や海老のチリソースから、北京ダックやつばめの巣のスープといった高級料理まで、選べるメニューは100種類。 席のタイプが多いため、さまざまなシーンで利用できる。...
2種の唐辛子の素揚げが混じるから揚げは、その香りからしてスパイシー&エキゾチック。一度揚げた鶏肉を唐辛子や山椒による香り油で和え、噛めば鶏の肉汁とスパイスの風味が口内でマッチする。 アクセントとしてクミンをプラス。辛すぎず余韻もほどよい長さなので、ワインとのマリアージュも楽しみやすい。...
今年の夏は、“冷え”対策として「真夏の火鍋」が人気を博した『王朝』。12月からは中国の旧正月をテーマに、新たな切り口で火鍋を発信している。 その最大の特徴は〆。本来であれば麺が定番だが、中国の旧正月では餃子を食べることにちなみ、水餃子を加えるという。もちろん、2種類のスープも夏からパワーアップした。...
『王朝』の営業時間内であればいつでも適用できる、中華料理を気軽に楽しむための飲み放題プラン。前菜や焼き物など食事をオーダーすれば、つ¥2,000で約7種のドリンクが飲み放題で楽しめる!60分以降は2時間まで延長が可能(30分毎¥1,000)。 平日は11:30~15:00(土日祝~15:30)/17:30~22:00 60分制。...
『メトロポリタングリル』はガラス張りのグリルカウンターや、ヒマラヤ岩塩を用いた熟成庫など肉好きの本能を刺激する空間作りにも余念がない。人気のT−ボーンやさまざまな肉が盛られたテイスティングプレートを、美味しく楽しく食べさせるためのスパイスコンシェルジュが常駐しているのも頼もしい。 『ZATTA』はエントランスに位置し、ウェイティングバーとして機能する。真っ赤な壁がゲストのタガをほどよく外し、提供されるのは...
味は高級料理店のこだわり満載、ボリュームも満点で、価格は1,000円前後といういいこと尽くしな肉ランチを発見! 夜は絶品すき焼きやステーキなどを提供する高級肉割烹『たくあん・牡丹亭』のランチがスゴイのだ!肉の名店のランチメニューのイチ押しを紹介しよう。...
ということで、本間さん行きつけのカレー屋、ではなくステーキ店『たくあん牡丹亭』に集合となった。 こちらは名物の肉料理のほか、本格カレーが6種類も味わえるという知る人ぞ知る和食店。(本間さん、さすがに引き出しが広い!) 女将の津野さんが興味津々と見守る中、王道の「黒毛和牛のカレー」からテイスティグを開始。...
トマトとバジルを生地に練り込みふんわり焼き上げたバンズで、肉汁を閉じ込めるよう二度挽きにして焼いたパテをサンド。炭と桜とナラの薪を絶妙に使いわけ、ミディアムウェルダンで仕上げたパテはそれだけでメインディッシュの風合いだ。 シェフ特製のBBQソースにはスモーキーさもあり、肉の薫香と見事にリンク! 【概要】 「国産牛バーガー」 価格:¥4,900(税サ別) パテ:和牛200g 味のポイント:BBQソース...
空中に浮かぶバンズやコーラを煮詰めて作るソースなど、フィリップ・ルイ・エガロン総料理長のアイディアが満載なメトロポリタンビーフパテバーガー(¥4,900。税サ別)。 バンズの裏にシーザードレッシングを塗り、ベーコンやフィラデルフィアチーズもはさむと聞けば、要素が多いようにも感じるが、その一体感はお見事。ミニバーガー付きのカクテルも大人の遊び心を満たしてくれる。...
2014年10月に全面リニューアルし、今までにないダイニングフロアへと生まれ変わった『ヒルトン東京』の『TSUNOHAZU』。中国料理の『王朝』、和食と鮨の『十二颯』、バー『ZATTA』、肉料理の『メトロポリタングリル』にゾーニングされた美食の空間は行き来が自由で、ゲストは気の向くままに好きな店の料理を楽しむことができ、例えるならば高級なフードコート。 オープンして1年以上が過ぎたが、世界のホテルダイニン...
ホテルのダイニングはやっぱり楽しい!と再認識させてくれる『ヒルトン東京』の『TSUNOHAZU』。 2014年末に大規模なリニューアルを果たし、話題を呼んだが、世界のホテルダイニングのなかでも類を見ない“ボーダレスな楽しさ”に魅了されて通う常連が増え続けているという。 中国料理の『王朝』、和食と鮨の『十二颯』、バー『ZATTA』にゾーニングされた美食の空間は行き来が自由で、ゲストは気の向くままに好きな店...
昨年10月、全面改装した『ヒルトン東京』2階のレストランフロア。 ここに誕生した新たな話題のスポットが「メトロポリタングリル」だ。ガラス張りのライブクッキングスペースが、ひときわ目を引くこのダイニングで注目すべきは、やはり肉。中でもビーフアイテムは、正に“肉ダイニング”と呼ぶに相応しい豊富な品揃えだ。 オーストラリア産やアメリカ産のブラックアンガス牛から国産牛、そして黒毛和牛など多種多様に揃う中、骨...
昨年10月、全面改装した「ヒルトン東京」二階のレストランフロア。ここに誕生した新たな話題のスポットが「メトロポリタングリル」だ。ガラス張りのライブクッキングスペースが、ひときわ目を引くこのダイニングで注目すべきは、やはり肉。中でもビーフアイテムは、正に“肉ダイニング”と呼ぶに相応しい豊富な品揃えだ。 オーストラリア産やアメリカ産のブラックアンガス牛から国産牛、そして黒毛和牛など多種多様に揃う中、骨付きリブ...
これはもうサンドイッチの枠を超えた、いわば“メインディッシュ”である。パンを押し広げるかのように鎮座するのはブラックアンガス牛の熟成肉120g。さらに濃厚なチェダーチーズがとろりとその肉を包み、じっくり炒めた玉ねぎのバターソテーは肉の甘みを引き出す名脇役だ。薪の炎で焼き上げられた肉の薫香に食欲をそそられパンごとかぶりつき、舌に残る旨みを赤ワインで流すのは至福のとき。...
コンセプトは“大人のカップケーキ”。グラスに苺のクリームを添えたホテルメイドのチョコケーキがのせられ、そこに刺さるストローを吸うとなんとカクテルが! 中はウォッカベースのフレッシュ苺を使ったゼリー状のカクテルで、「まずは冷たいゼリーカクテルを飲んでから、クリームにかぶりつきケーキを召しあがってください」というのが野島千暖さんのおすすめの食べ方。アメリカン・ポップな見た目も相まって女性ウケ間違いなし! 「ストロベリーカップケー...
2014年秋のオープンまでの間、副支配人ら中心のマネジメントメンバーは“これまでにないCOOLでCRAZYな場所に!”とコンセプトを定めていたのだからコンサバにおさまるはずがない。まず真っ赤な壁がゲストのタガをほどよく外し、提供されるのはユーモアに溢れるカクテルの数々。 “お茶漬けマティーニ”“サンデーBBQ”など、その一杯は目の前にあるだけでつい笑顔になってしまう。ここにしかないユニークなカクテルを一緒にオーダーすれば、ふ...
泡の入ったグラスを片手に、ガールズトーク。そんな集まりをよりゴージャスに演出してくれるプランがこちら。18:00~19:30の1時間半限定で、スパークリングワインを何杯お代わりしてもたった¥2,500! スタイリッシュにリニューアルを果たした空間で、DJパフォーマンスが開催され、気分もアガルこと間違いなし。アペリティフに最適な時間で、平日だけでなく休日も開催しているのも◎。キュートなミニバーガー付き。...
よくあるハロウィン的な装飾から一歩抜きん出て、もっとも攻めた企画を提供するのが『ヒルトン東京』。 バーのカクテルもテイクアウトのスイーツも、まるでティム・バートンの世界のような、不気味でかわいいものが揃っている。 たとえばスモークのなかにぎょろりと目玉が浮かんだ“モンスター マティーニ”や、ベイリーズで作った脳味噌が入ったその名も“ブレインシューター”など、一杯で怪しげな世界に迷いこんだ気になれてし...
『ヒルトン東京』は、4月中旬よりこのステーキサンドを含めた3つの新作サンドイッチを用意。それらはサンドイッチの概念を覆す贅沢かつ具沢山な内容で、使用するパンはすべてホテル内のベーカリーにて具材に合わせ焼かれている。提供は『メトロポリタングリル』と『バー&ラウンジZATTA』。レストランでのパワーランチとしてもいいし、休日にバーでの気楽なブランチデートとしても重宝する。「サンドイッチ食べる?」との提案に、まさかこ...
多彩なレストランを内包するヒルトン東京『TSUNOHAZU』でウェイティングバーとして機能する『ZATTA』だが、アペリティフのみの活用はきっと後悔する。 ミクロサイズのハンバーガーを添えたBBQ風味のブラッディメアリーなど、斬新なカクテルがそろっているのだ。新作も続々。...
「お茶漬けマティーニ?」 その響きに、つい聞き返してしまうだろう。 全面リニューアルした新宿の『ヒルトン東京』にダイニングフロアの概念を覆す空間が誕生。その一角にあるバー&ラウンジ『ZATTA』で目を引くのはこの「お茶漬けマティーニ」(¥1,650税サ別)だ。卵白をご飯に見立て、そこに急須の入った緑茶ウォッカを注ぐ。 お茶漬けという言葉に惑わされがちだが、アルコール度数の高いマティーニであるこ...
2件目のお店選びで迷ったら、京王プラザホテル最上階で自慢の喉を聴かせるのはいかが? 地上170mで煌めく夜景を眺めながら、カラオケを楽しめる贅沢な空間。本格的な料理やカクテルを楽しめるのもホテルならでは。...
都内ホテルのカウントダウンのなかでも、音のよさとモダンさで好評を博しているのが、「パーク ハイアット 東京」のイベントだ。 今年はKO KIMURAなど3組の人気DJが集まり、夜を艷やかに演出する。 41階の夜景に包まれシャンパンはフリーフロー。音、泡、夜景の饗宴となり、今年をノリよく締めくくられる。 【イベント概要】 イベント名:2019 カウントダウン ラウンジ 開催日時:12月31日 21:30~25:...
「皐月も一緒に、『ピーク ラウンジ』に行こうよ」 出席番号が前後という縁で仲良くなった優子は、内部進学組だった。上品で可愛らしい顔立ちに、小柄で華奢な身体。実家は白金だそうで、絵に描いたようなお嬢様だ。 彼女のような子がどうして私と親しくしてくれるのかは不明だったが、この友情は、わりと長く続くこととなる。 情けないことに、そのとき私は、『ピーク ラウンジ』が何のことか分からなかった。 だが、穏やかな笑顔...
ちょうど1ヶ月前、美咲は麗子の誘いで、会社の近くにあるパークハイアットの『ピークラウンジ』にシャンパンを飲みに来ていた。 「美咲ちゃん、ワインスクールでの婚活って一番手っ取り早いのよ。」 通っていたスクールで出会った男性と3ヶ月で結婚を決めたという麗子はきっぱりとそう言った。 「どういうことですか、麗子さん。」 美咲はグラスに口をつけるのも忘れ、身を乗り出して麗子の話に耳を傾けた。 ...
昨年好評であった人気イベントなだけに、WEBの前売り予約枠はすでに終了!しかし、電話予約分はまだ残っているので、気になる人は急いで電話をかけてみて! さらに残念なことに、電話予約分も、すでに完売してしまったら…。望みは捨てずに、12/31(土)当日券を狙うべし! 当日には、パーク ハイアット東京のオフィシャルSNSなどからも、チケット情報が拡散されるとか、されないとか...。気を緩めずに、ゲットするまでチ...
杏子は、パークハイアットの『ピークラウンジ』に足を運んでいた。5回目のマッチングに挑むためである。 高層ホテルからの景色は、杏子にほど良い緊張感を与えてくれる。 待合せの時間はピッタリだ。ラウンジをぐるりと見渡したが、それらしき男性は、まだ来ていない。 今日の相手は、一つ年下の某大手自動車会社の研究員だ。写真で見る限り、外見はまぁまぁ整った顔立ちをしており、真面目そうな印象があった。 ...
☆女性版 ・半歩先行くトレンド感 ・SNS映えするホテルのアフタヌーンティー(『ザ・ラウンジ by アマン』『ピークラウンジ』『オリエンタルラウンジ』等) ・ハイスペック男子とのお食事会を量産している、30歳前後の顔が広い女性とのコネクション ・自分と同じレベルにいて、価値観を共有できる女友達 ・お食事会で自分を引き立ててくれる女友達(お食事会要員は常に複数キープ) ・既婚男性とのあらぬ関係...
「意外に、根性がないんですね...。」 京王プラザホテルの『アートラウンジ』にて待合せた直人に一連の報告を済ませると、彼は冷めた声で答えた。相変わらず、この男のセリフはいちいち杏子の心を逆撫でる。 「まだ大した活動もしてないのに、もう“仕事逃げ”ですか。」 「......根性って話ではないでしょう。ただ、人として得意分野と苦手分野はあるじゃないですか。私は得意分野の仕事に特化した方が、人生の効率が良いんじゃな...
一人になった瞬間、どっと疲れが噴き出した。同時に涙が溢れそうになるのを、何とか堪える。直人から出された宿題は、予想以上に重かった。 杏子は今回も、誰からも連絡先を聞かれなかった。その上、元彼まで奪われていた。 由香を恨むわけではない。しかし、外見もキャリアも自分より劣る女が明らかに自分よりもモテている様を目の当たりにすると、どうしても心がザワついた。 直人に酷いダメ出しをされるよりも、同性から圧倒的な差を見せ...