湯気に包まれた「蒸し鮨」は、とろける旨さ!遊び心あふれる大人の港区鮨
カウンター越しに、間近で職人の技を堪能するのが江戸前鮨の醍醐味だが、こちらの「蒸し鮨」は、さらなる臨場感を追求して生まれた一品だ。 表参道と西麻布の中間に位置する『鮨m』の名物である。 300℃のオーブンで焼かれた有田焼の器の登場がショーのはじまり。 昆布を敷き、粗塩を振ったノドグロの握りをそっと置く。器の溝に注がれた熱湯が一気に沸き立ち、カタカタと小気味よい音を立てて揺れるのを待つこと30秒。...
今宵は西麻布で特別な人と。大将こだわりの“熟成鮨”は既成概念を覆す