立派な杉玉を目印に扉を開けると、落ち着いた大人の空間が広がる。熊本産のブランド鶏「天草大王」を使った、胸肉の昆布〆や白レバーの瞬間燻製などの盛り合わせ「江戸前シャルキュトリー」は必食。 カウンター内にある焼き場でじっくりと仕上げる串も名物だ。お酒は日本ワイン、ビオワイン、日本酒を主軸にそろえるこだわりよう。...
杉玉を掲げた外観を目印に、扉を開けると焼鳥屋らしからぬ空間が現れる。香りや音などを五感で感じることができるカウンター席も捨てがたいが、ふたりの時間を楽しみたければぜひ個室を。格子扉なので、程良いプライベート感が演出できる。 ブランド鶏「天草大王」や「阿蘇赤牛」をはじめ、熊本食材を看板にするこちらでは、7月からエスニック串もスタート。パクチーやグリーンカレーなどを焼鳥に合わせたオリジナリティあふれるメニューが面白い。お酒は、日...
立派な杉玉を目印に扉を開けると、落ち着いた大人の空間が広がる。 香りや音などを五感で感じることができるカウンター席も捨てがたいが、ふたりの時間を楽しみたければぜひ個室を。格子扉なので、程良いプライベート感が演出できる。...
雑居ビルの5階。 ごく普通のエントランスとごく普通のエレベーターに「大丈夫かしら……」と、一瞬気持ちがざわついたけれど、チン、と扉が開くと、待っててくれましたよ、シックでちょい艶のある空間が。 ライトアップされたテラス、コッパーの壁、やや暗めでムーディーな照明。 うん、合格。 L字型のカウンターを囲むようにテーブルがあって、奥には広めの個室もあるみたい。この日はカウンターへ。たまたまなのかカップル率高め。 ...
渋谷は宇田川町にありながら、ゆっくり大人の男女がゆっくり時間を過ごせる隠れ家の和食屋。閉鎖的なビルが建ち並ぶ渋谷にあって、最上階のお店という利点を生かしたテラスがある。個室はいい意味で狭く、親密デートにぴったり。 渋谷の大人和テラス居酒屋『宇田川 紫扇』、個室も狭くてヤバすぎる...
渋谷で久しぶりに見つけました、男目線で。女のわたしが、男目線で、この店ヤバいと思った店です。 だいたい「渋谷でデートするんだけどいいところない? 初デートなんだけど」と男性から聞かれたたときほど悩む案件はない訳です。 チェーンのお洒落居酒屋は、既視感のあるメニューと不必要に高いカクテルのせいでコスパが悪いし、わたしが大好きな赤提灯は嫌がる女子も多いので初デートにはリスキーだし、かといってone & ...
食の仕事も多い雄飛さんがダイエットのときに通う店がこちら。若者の街のイメージが強い渋谷にありながら、大人が居心地よく過ごせる佇まいの和食の老舗的存在。「スタッフとみんなで来たりもしますが、一人でも入りやすいので、野菜を摂取しに来ますね。いわゆるサラダバーとは違う、本格的な有機野菜がたっぷり好きなだけ食べられる。夢のようなビュッフェです」 とにかく野菜を心ゆくまで楽しみたい雄飛さんにぴったりなランチビュッフェは、栃木の川田農園...
—横田夫妻にとって思い出のデートを教えてくださいー 奥さま:デートというかわかりませんが、彼の優しさに感激したことがありました。大の犬好きの私ですが、3年前に11年連れ添った愛犬を病気で亡くしてしまい、とにかく現実を受け入れられなくて毎日悲しみにくれていました。そんなときに彼がリフレッシュにと連れて行ってくれた伊豆のオーベルジュ『arcanaizu』は、思い出深いですね。 旦那さま:この頃の彼女は、見ていられないほ...
愛らしいイラストが描かれた暖簾をくぐると、カフェのような空間が広がる。気軽に入りやすい設えは、「若い世代に、もっと和食を楽しんでほしい」というオーナーの想いをかたちにしたもの。 そんなカジュアルさの一方、料理は本格派。季節の土鍋ごはんは外せない逸品だ。...
愛らしいイラストが描かれた暖簾をくぐると、カフェのような空間が広がる。 気軽に入りやすい設えは、「若い世代に、もっと和食を楽しんでほしい」というオーナーの想いをかたちにしたもの。...
カウンター寿司デビューとなる人でも気軽に利用できる『鮨まるばつ』。そうは言っても提供される寿司、料理は全て本格派の逸品ばかり。 寿司のみであれば4,500円で味わうことができるが、ぜひ注文したいのが前菜と寿司のコースだ。 「利益は余り出ていないので、NPO(非営利団体)のようなものですね」と店主・杉浦秀樹氏は笑うが、食べ進めていくとこの言葉の真意に気がつき、頭があがらなくなってくるほど、全てが旨い!杯がどんどん進んでしまう。...
カウンター鮨デビューとなる人でも気軽に利用できる『鮨まるばつ』。そうは言っても提供される鮨、料理は全て本格派の逸品ばかり。 鮨のみであれば4,500円で味わうことができるが、ぜひ注文したいのが前菜と鮨のコースだ。 「利益は余り出ていないので、NPO(非営利団体)のようなものですね」と店主・杉浦秀樹氏は笑うが、食べ進めていくとこの言葉の真意に気がつき、頭があがらなくなってくるほど、全てが旨い。杯がどんどん進み、彼女との会...
大将が目の前で握ってくれる「カウンター寿司」に憧れている人にこそ知って欲しい!渋谷にカウンターデビューを飾るにふさわしい名店がある。 その名も『鮨まるばつ』。美しく繊細な味わいの前菜に始まり、絶品寿司10貫も味わえるお得コースの全貌をお届けしよう! 最後には「東京カレンダーWEB読者」にだけ、嬉しい特典情報もあるのでお見逃しなく!...
神泉駅からすぐの場所に佇む正統派和食店。店名は、店主・里吉雄一郎氏の父が、かつて中目黒で『葵』という鮨屋を営んでいたことに由来する。 カウンターの棚には、河豚用やハモ用など立派な和包丁が飾られており凛とした上品な店内だが、お手軽な価格設定は嬉しい限り。刺身、煮魚、天ぷらなど多彩な魚料理をぜひ。...
諒介が勤める設計事務所の代表・堤は、建築士としてだけではなく、人間としても諒介は尊敬し、信頼している存在だった。理帆子のことを堤に相談をすることにした。 最近話題のエリア「奥渋谷」と言われている、神泉駅のすぐ近くにある和食屋『二代目葵』で諒介は堤と冷酒を交わしていた。...
カウンター席越しに広がるフルオープンキッチン。ライブ感溢れる音や香りが、食欲をかき立ててくれる。 福井の銘酒『黒龍』の酒粕を餌に育った「黒龍吟醸豚」は、グリルまたはカツレツが選べる看板料理として常連客を魅了する。...
卵でとじないから、かつはサクサクのまま!なのが新しい...
蓋を開けると、豚カツの香ばしい香りと甘タレの匂いがフワッと広がり、食欲がそそられます。 このかつ丼の特徴は、卵でとじないこと。出汁を敷かずに玉子が焼かれ、半熟状態の玉子の上に揚げたての豚カツがのせられます。 そして、ご飯にはタレがまんべんなくかけられていて、豚カツと玉子がのせられた後にさらに上からタレがかけられて完成。 煮汁で煮られないので、揚げたての豚カツ自体がサクサク感のまま。半熟玉子と絡めて食せば、口いっぱいに...
昭和51年にオープンしてから30年以上、花街として栄えた渋谷円山町で愛されて続けている『ひで』。 創業者で先代の女将の下へ、今のご主人が来て20年以上。鍋の中で区画ごとに美しく整理された、ひとつひとつを慈しむようにお玉で出汁を回しかけ、各々に味がよく行き渡るよう、時折、菜箸で上下を返す。この光景も受け継いだ。...
「鈴子姉さん、三味線の姉さん……そうですね、今はもう数えるぐらいしか円山町に芸者さんはいません」。 わずか40年ほど前に遡れば、多くの料亭が軒を連ね、芸者も数十名はいたという街の中心に『ひで』はある。オープンは昭和51年。 「9月までは1台、10月から3月までの冬場は2台になる」 鍋のおでんが今も変わらぬ看板メニューで、野菜なら、蕗や蕪、大根といった、旬の滋味溢れる各種があり、ロールキャベツや...
真夏の陽射しで身体がなんだかお疲れ気味・・・。そんな時には、敢えてのおでん♥ じっくり煮込んで味の染みたおでんが疲れた心身を癒して体力回復。 おでんは冬の代名詞という人も、真夏におでんはアリなんです!!東京駅直結、アクセスも抜群な「黒塀横丁」にあるおでん屋『羅かん』。 こちらでは関西風塩味ベースの「出汁おでん」と、合わせ味噌の「味噌おでん」、2通りの楽しみ方が出来るのが魅力の1つ。 「出...
辺りに立ち込める芳しい炭火の煙は、裏道玄坂の風物詩。昭和38年の創業で、今は3代目オーナーが暖簾を守る焼鳥店だ。丸鶏を仕入れるため、様々な部位が揃う。 ひとつひとつも大きく、概ね、ひと串90g前後。焼き場に立つ宮岸宏臣氏は言う。「肉本来の味がわかるよう、創業者が大きくしたと聞いています」。昔も今も味本位。だから、愛される。...
近くまで来ると、焼鳥のいい香りが漂ってくる。渋谷の名物店『鳥竹 総本店』。こちらのお弁当は手にした瞬間、その重量に驚く。ごはんはみっちり250g。タレをかけ、のりを敷き、鳥竹名物の大ぶりの串を3本乗せる。添えられた、たくわんもいいアクセントに。...
2013年、日本の商業捕鯨は国際捕鯨委員会(IWC)の採決によって、一部の小型のクジラ類を除いては全面的に禁止されています 。捕鯨反対は国際的にも主流になりつつありますが、鯨の肉でなければ味わえない料理があることもまた確か。特に鯨の刺身は、味わってみると獣けものの肉ではなく、驚くほどまぐろの刺身に近いことに気づくはず。 鯨の肉にはバレニンという成分が含まれています。鯨が長時間潜っていられるのは、活性酸素を除去して疲労回復の効...
かつて余すところがないと言われ、骨や筋まで日用品にしてきた鯨。その実態を今日の東京で、食を通じて体感できる希有な専門店だ。 ヒゲの付け根を指す「はぐき」、男性器の「たけり」など、メニューに並ぶ部位は驚くほど多彩。しかし、どの部位も理に適った下処理と調理法を選択、鯨でしか楽しめない美味に仕立てている。 創業は昭和25年。「ただ美味しく食べてもらいたい。やっていることは変わらないけど周りが変わっちゃった」と3代目の棚橋清彦...
生肉受難の時代である。 雄々しく血の滴るほどの肉を喰らう、つややかで深遠なる内臓をむさぼる。そんな獣との付き合いこそが、男女の抜き差しならぬ関係に活力を与えてくれていたのに、だ。で、このまま枯れるつもり…? なわけにはいかぬ。あれだ、あれ。魚のようで魚でない、獣のはずでそう見えぬ。つまり、クジラである。 渋谷『元祖くじら屋』は昭和25年創業。ここならば、ステーキ、ユッケ、唐揚げと、あらゆるクジラ料理...
NHK裏の宇田川遊歩道沿いに佇む『鮨 五徳』。オープンして10年、この地でずっと人気を博し続ける名店だ。 提供される美しい寿司や前菜には、毎朝、大将自身で築地から仕入れる鮮魚を使用。一品一品に細やかな仕事が施された寿司は、大将・上野さんの味への探究心から生み出された魂の味! そんな絶品寿司コースの全貌を美味しさとともにお伝えしよう。...
「何か面白いことがしたい」それが口癖。店主の上野純平氏は常に意欲的。等々力の鮨屋で12年間修業し、独立前の数カ月間はなんとフレンチ店で研鑽を積む。 酒肴に焼き茄子のムース、蛤のスープサラダなどが揃うのはそんな経験ゆえ。 対して、握りは江戸前の古典的な仕事で勝負。異色だが、調和する、じっくり付き合いたい気鋭の鮨店だ。...
穴子の紫蘇バター焼きや焼き茄子のムースなど、一風変わった酒肴が揃うが、対して握りは基本をしっかり守った江戸前。気鋭の職人技がきらりと光る。...
秘書である以上は社長が考えていることが分かるのは当たり前で、その半歩先と百歩先のことを先回りして先手を打っておかなければいけないと思うんです。たとえば、この30分以内の社長の行動と1週間の社長の予定を予測して手配、連絡、報告など様々なことを同時進行で進めます。 だからいつも次になにをいわれるか、常に360度アンテナを張ってすぐ動けるように腰を浮かせているような状態です(笑)。年間100回ほど会食を手配しており、ほかの会社の秘...
薬用シャンプーのスカルプDで知られるアンファーで執行役員を務める臺智紀さんは、基本的に営業畑を歩いてきた。したがって、会食をセッティングする機会も多い。そんな時、臺さんが重視するのは「驚きがあること」だという。 「料理がおいしいことも雰囲気や店の造りがいいことも大事ですが、私の経験ではどこかしらに驚きがあると会話が弾むようです」 臺さんが都内でも屈指のサプライズを与えてくれる店だと太鼓判を押すのが、渋谷の料亭三長だ。ま...
選んで正解。レバ刺しを食べると、いつもそう思う。ねっとりとした舌触りに、強い旨み、後味はスッキリ。 酢橘や山葵、青ねぎの威力も絶大だ。そして、東京軍鶏を筆頭に、種々の部位が揃う焼鳥もまた然り。 多くの焼鳥屋が軒を連ね、芳しい煙の香りに打ちのめされる界隈にあって、別格と断言できる完成度を堅持している。ありがとう。 変わらないことの素晴らしさに思わず感謝したくなる、渋谷では希有な存在だ。従業員の立ち居振る舞いも、『森...
カウンターがメインの店というのも、真理子にはポイントが高かった。先ほどと違い薄くメイクをしているから、対面の席だとメイク前後がはっきりと見透かされてしまうようで恥ずかしい。 ハイボールで乾杯し、焼き鳥を頬張ると、真理子はあらためて礼を言った。 「今日は誘ってくれて、ありがとうございます」 「一度、神崎さんとふたりで食事したいなと思ってたんですよ。だからさっきは偶然だけど、会えて本当にうれしかった」 「え...
牛のレバ刺しが食べられなくなって久しいが、今年の5月末で、豚のレバ刺しも食べられなくなった。。。もちろん、色々な問題があるだろうから、ここでポリティカルな発言は避けるが、やっぱりレバ刺しが食べたい。 ならば、鳥のレバ刺し。とはいえ、鳥の刺身は足が速いという。信頼のおけるお店でしか食べたくないのが本音だろう。そこで、オススメしたいのが、渋谷の老舗焼鳥店『森本』だ。 新鮮で臭みがまったくない。レバ刺しと...
ぶっちゃけ、渋谷のセンター街周辺で旨いものにありつくのは難しい。しかし、そんな通説を吹っ飛ばすような、最高の餃子を食べさせてくれるのが、『九州藩 渋谷宇田川店』だ。50年以上、この地で人気を誇るにはワケがある。 その一端を担うのが名物の「鉄鍋餃子」。手作りで厚めに仕上げた皮には、野菜と豚バラの餡が入る。それをすき焼き用の鍋でじっくり20分焼き上げていく。火の当たる場所を調整し続けることで、均一な焼き色を実現。...
大人が通いたくなる店が急増している奥渋谷に、また新たな一軒が誕生した。黒壁の凛とした外観で、扉を開ければ8席のみのカウンターという、まさに大人のたたずまい。店主・佐野昌之氏は、アメリカで腕を振るっていた経験もあり、外国人とのデートもそつなく対応してくれる。 彩り豊かな野菜を多用した料理を軸に10皿前後で¥6,800というから驚く。女性好みの「十四代」や「新政」などを含む日本酒ペアリング(¥2,800)を注文しても1人約1万円...
ラーメン激戦区・渋谷にある『光醤(ひかりひしお)』。女性人気No1メニューの「魚介豚骨ラーメン」は、豚骨と魚介がじっくり交わって、絶妙な味をだしているもの。 濃厚でトロリとした粘り気のある豚骨スープがベースだが、魚介の味わいが上手く絡み合い臭みは少なく食べやすい。 しっかりしたスープの味わいは、お酒を合わせたい女性にはぴったりかも?!...
東京には、地方から上京して、パワフルに活躍する女性が数多くいる。東カレWEBの作品には、上京女子を題材とした連載がいくつかあったが、実在する女性の生々しい上京物語を聞いてみたくはないだろうか? 彼女たちは、何を考えて上京したのか。 どのようにして東京に馴染んでいったのか。 思い出が溢れる、愛着ある街やレストラン。 そして今、東京で何を思う? 初回は北海道出身で株式会社プリンシパルCEOを務める七尾エレナさんに...
2軒目は、渋谷の円山町の路地裏の階段途中にある隠れ家的な海鮮の店に潜入。さすが渋谷区観光大使!マニアックな場所の店をご存知だ。...