東京カレンダー | グルメ・レストラン、ライフスタイル情報
江戸前の伝統を受け継ぐ天ぷら店。昔ながらの風情漂う空間で、しっぽり楽しめる
麻布十番商店街のメイン通りから一本裏手に入った、静かな路地裏に『天 よこた』はある。 2階へと上るビルの動線もなかなか分かりづらい隠れ家で、モダンな雰囲気が漂う。...
「港区」。東京でもっとも艶やかであり、食のトレンド発信地と言っても過言ではない。まさに1年を締めくくる年末の華やかなデートにふさわしいエリアといえるだろう。 ...
あっさり食感の天ぷらと秘伝のタレが絶妙。西麻布交差点裏の路地に構える天ぷら専門店
都度、小鍋でタレを温め、そこに具材をくぐらせてごはんの上にのせる。そんな、ひと手間も美味しさの秘訣だ。 「以前は天丼大盛りに、白米を追加して食べていました」というから、まさに米を誘う“魅惑のタレ”と言っても過言ではない。 また、夜は「天ぷらコース」8,000円が基本。才巻海老2本、魚介4品、野菜4品にかき揚げとお食事、デザートがそろう。 〆はかき揚げをごはんに乗せ、塩でいただく「天ばら」がおすすめだ。...
2020年はすべてのことが、劇的に変化していった。 それを柔軟に受け入れ、フィットし、さらには、逆境をものともせずに前を向く、そんな姿勢が求められたこと。 ...
落ち着いた和空間とサプライズに満ちた演出が同居する江戸前天ぷら
「松茸の天ぷら」。香りごと楽しんでほしいと、あえてカットせずに供する。贅沢な香りは“丸ごと揚げ”ならでは。お好みですだちをきゅっと絞っていただこう「伊勢海老の天ぷら」。写真の料理はともにおまかせコース¥16,200~の一例。揚げる前に生きた伊勢海老を客席へ。ゲストを楽しませるプレゼンテーションが随所に...
同店の料理長は、てんぷらの名店で経験を積んできた佐藤啓太氏。 食材は日本全国から厳選。衣には卵を使わず小麦粉のみを使用し、白くふわっと羽織るようにまとわせている。素材の旨さと共に四季を感じられる逸品が並ぶ。 侘び寂びの精神が息づく数寄屋造りの落ち着いた和空間で、極上の料理とともにゆったりとした時間を過ごしてみて。...
美食家たちも足繁く通う名店。食材と仕込みへのこだわりが、唯一無二の旨味を引き出す
「白いかとくちこのほや巻き」薄く熨したほやで白いかとくちこを巻き込んだオリジナル。酒の肴にぴったりだ。天ぷらの定番「車海老」は1尾ずつ中心がレアになるように揚げているベテランの技が光る逸品。...
若かりし頃よく遊んだ渋谷だが、社会人となった今、足は遠のくばかり。 「チープな居酒屋しかなさそう」「そもそも渋谷駅を降りるのがダルい」、大人の渋谷アレルギーは...
天ぷらを現代風にアレンジ。和食店で研鑽を積んだ店主が生み出す緻密な一品に感動
あらゆるジャンルの一流店が揃う麻布十番で、これまで意外と少なかったのが旨い天ぷらを出す店だ。だが、この店の登場で〝天ぷら不毛の地〟にもどうやら終止符が打たれたようだ。 主人の笠本辰明さんは、『ザ・リッツ・カールトン東京』の日本料理『ひのきざか』で長年総料理長を務めてきた和食のプロ。舞台が一流ホテルだっただけに、和食といっても鮨や懐石から宴会料理まで、幅広い形態を手がけてきた。...
素材を活かす。それが日本料理の正道だとしたら、天ぷらは最も洗練された手法のひとつでは? 早くも予約が取れない人気店として、名を馳せる麻布十番『たきや』で、そんなことを思う。店主・笠本辰明氏の天ぷらには、それだけの説得力がある。 サシ加減も抜群のシャトーブリアンは紫蘇で巻き、旨み濃く、しかし、柔らかく。取り合わせの妙に驚かされることも多いが、それは氏が長く日本料理の世界で研鑽を積んできたから。...
昭和6年創業。手作り無農薬野菜の天ぷらに感じる、長年愛される老舗の味
昭和6年に日本橋で創業した天ぷらの老舗。特筆すべきは二代目主人の森礦史氏が厚木の自家農園に毎週末通って手作りする完全無農薬野菜を使用していること。玉絞め一番搾りの胡麻油でカラリと揚がった衣の中から、野菜本来の濃厚な旨みが広がる。そんな野菜の魅力をダイレクトに感じられるのが、ランチの塩天丼。瀬戸内海、駿河湾、沖縄など3~4種の塩を絶妙にブレンドした塩味が舌に優しく、上質な旬の味覚を堪能できる。...