大きめにカットしてじっくり炒めた玉ねぎが主張する惣菜パン。パン生地、ルウ、ともに甘めに仕上げたこの味は、地元・板橋で60年前から変わらず愛され続けている。揚げパンにありがちなくどさを微塵も感じさせないその秘訣は、190℃の高温でじっくり揚げることにある。 「タネのバランスが絶妙!揚げ方も本当に上手ですね」...
ホルモン黎明期から営業するここの名物は、したたる脂を受け炭から豪快に上がる煙。「白く霞んだ店内は幻想的ともいえる光景」とオススメしてくれたのは本誌編集長の大槻。ホルモンの脂が滴り落ち、時折火柱が上がるが、直火で炙ると味が落ちるため氷で消すのがお約束。 注意深く焼き上げたホルモンはふんわりと甘くジューシーで、「さすが」と唸る旨さだ。良心的な価格も特筆もので、仕入れ値が上がった今も全皿¥600以下に抑える。「旨いものを安く」の創...
焼肉激戦区の大山で15年前に開店したこちらは、女将の「激戦区で勝てば本物」との考えによりお客に喜ばれるものを出し続け、今や満席必至の人気店。 この店をすすめてくれたのは、本誌でも執筆しているライターの小寺さん。「少量ずつ違う部位が食べられるホルモンの盛り合わせや幻シリーズなど“地元焼肉”にして華のあるメニューが魅力です」と小寺さん。 数秒焼けば充分という幻の△は、口の中に入れた瞬間にとろける。身体に非常にいい塩をまぶし...