【1日数組限定】 独占欲は、大切だ。悪しき響きにたじろぐ必要はない。大事な誰か、特別な時間を、自分だけのものにしたい気持ちは、否定のしようがないもの。食事時で、さえ。 完全予約貸切制の店、『日本料理エドア』には、そんな気持ちを抑えられないお客たちが時々、訪れる。予約時間内は誰とも顔を合わせず、自分たちだけで、クローズドな空間と店主・高村直子さんの料理を堪能できる...
「完全貸切予約制」 八丁堀の一角にこの9月開業した『日本料理 エドア』の営業スタイルである。銀座から至近距離にありながら、通勤時間と昼休み以外、人気の少ないこのビジネス街に、ぽつんと開いたこの店は、一見、食器かインテリアのショールームと見紛う。大きな窓越しに見える小柄な店主・高村直子さんの、包丁を握る姿は儚げで、さらにここが何の店か朧気になってくる。 だが改めて言うまでもなく、ここは日本料理店。ホームパーティでお客に料理を振る...
銀座・八重洲・新宿・赤坂など都心に全10店舗を展開している『日本料理店 個室会席 北大路』。創業90年の歴史の中で『北大路 京橋茶寮』は、日・祝日営業に初挑戦する店舗となる。 さらに、京橋という立地から、外国人観光客も多く、そのニーズに応えられるような体制もバッチリ。本格的な四季折々の日本料理で、ゲストを心からおもてなししてくれる。 もちろん、完全個室のおもてなしでである!...
日が短くなり、肌寒い日も増えてきた。夏のアゲアゲ気分に別れを告げちょっぴり寂しい気持ちの人もいる中で、日本酒好きは密かにニヤついているのでは?そう、秋は「ひやおろし」が解禁されるのだ! ホテル龍名館東京15Fの『花ごよみ東京』で「日本酒の日」の10/1(土)から11月末まで、「小さな日本酒BAR~秋のひやおろし2016~」が開催される。日本全国から厳選された12銘柄飲み放題という、日本酒好きには堪らないイベントだ! 現...
親子3代にわたって宮内庁への出入りを許された老舗。創業は1935年。板長を務める野永喜三夫氏は、京都の名店『露庵 菊乃井』で研鑽を積んだ後、『日本橋 ゆかり』へ戻り3代目に。 伝統的な技術や創業から使い続ける秘伝のタレを大切にする一方、より多くの方に日本料理の真髄を届けたいと新たな試みにも挑戦している。東京で生産される食材を積極的に取り入れているのもそのひとつだ。...
◆ 桜の蕾がまだ固いある日の土曜日、咲良たち親子は、人形町にある『玄冶店 濱田家』にタクシーで向かっていた。 「まさか濱田家だとはね」 「何?ママ、行ったことあるの?」 「百貨店の呉服売場のお招きでよく来てたのよ。着物たくさん買わされたけどね」 「ここは赤身が本当に最高なんだよ。そう言えば、あの頃の着物と帯、まだおまえの実家にあったよな。咲良、全部貰っちゃえば」 「まだ咲良には早いわよ。あ、でも...
『ザ マンダリン オリエンタル グルメショップ』 住所:中央区日本橋室町2-1-1 マンダリン オリエンタル 東京 1F 営業時間:【月曜~金曜】7:30~20:00 【土曜・日曜・祝日】9:00~19:00 電話番号:03-3270-8188 『ポップアップバー「Cocktails love Cointreau」』 場所:37F『マンダリンバー』 期間:8/31(土)まで 営業時間:18:00~25...
贅沢ケアで気持ちがほぐれた後は、そのまま同階にある『マンダリンバー』へ。こちらでは、「クリスチャン ルブタン」のシグネチャーカラー「ルージュ ルブタン」の名前を冠した特製カクテルが提供される。 美容効果が謳われるヨーロッパ原産のローズヒップをライチリキュールにインフューズしたものをベースに、ビタミンCを豊富に含むカシスリキュールやアップルビネガー、グレープフルーツの甘酸っぱさをプラス。 レッドと共に同ブランドを象徴する...
陽が落ちれば、次第に暑さも和らいでくる。賑やかな昼間とはうって変わって、しっとりとした佇まいの仲見世通りを抜けるのもまた、風情がある。 ここからもう1軒行くなら日本橋の『マンダリンバー』かなと思案していると、隣を歩く梨乃が急に立ち止まった。不思議そうに彼女が見つめる先は、ガヤガヤとした活気と熱気に溢れたホッピー通りだ。 すると突然、梨乃にすっと手を掴まれ、ホッピー通りの方へ引っ張られた。振り向きざま...
『シグネチャー』と『センス』、2つの名店に挟まれるようにして、このバーはある。バーのすぐ近くにはエレベーター。つまり、ゲストはこのバーを経由して両店へと向かうことになるのだ。 そんなロケーションのバーゆえ、ここで待ち合わせてからレストランへと女性をエスコートする。そんなスマートな動線が図らずも可能だ。バーテンダーがすべて女性という点も、さらに言えば、マグナムボトルのシャンパンをいただける点も、誘いやすいポ...
バーで提供されるバーガーらしく「フレンチワインに合うバーガーを」がコンセプト。メニューを手がけるのは、フレンチのシェフだ。 国産牛パティに36ヵ月もの間熟成させたコンテチーズ、オニオンソテー、コルニッションがグッドマッチ。トーストされたブリオッシュバンズも相まってワインにぴったりだ。「ル・バーガー」...
頭も体もスッキリしたら、こちらも素敵な空間37Fに位置する『マンダリンバー』で、最高の1杯を味わうべし! 今は、夏から初秋にかけて季節の味わいを見事に融合させた、”クリコロジー”カクテルが愉しめる。ベースとなるお酒は、「ヴーヴ・クリコ リッチ ロゼ」。...
具材は、目玉焼き、ベーコン、ハニーハム、グリルチキン、トマト、レタス、チェダーチーズ。 香ばしく焼き上げた薄めのトーストでギュッとサンドしていて、食べやすいのも嬉しい。¥2,916。...
祝日がなく、雨と湿気に気分が沈みがちな6月……。旅行にも行けない、なかなか外で遊ぶこともできないこの時期は『マンダリン オリエンタル 東京』の『マンダリンバー』で沖縄気分を味わうのはどうだろう。37階からの東京の絶景を前にして味わう品々は、今まで体験してきた沖縄料理とは一味も二味も異なること間違いない。...
焼き鳥とオイスターをメインに、充実したワインリストを兼ね備えたワインバーのような焼き鳥専門店。 肉質の柔らかい阿波尾鶏の焼鳥はポーション大きめで、ワインとの相性を考えたアレンジが加えられる。 ソムリエがセレクトとするワインのほかにモルトやカクテルもありそろう。...
1歳年上の夫・雄太は、赤坂の戦略コンサルティング会社に勤務している。 東大経済学部卒。身長180cm、アバクロがよく似合う筋肉質の体型で、切れ長の目に鼻筋の通ったクールな顔立ち。 高学歴、高身長、高収入、加えてイケメンの、超優良物件だと言われてきた男だ。 二人の出会いは定番の食事会。そろそろ本気で結婚相手を探そうと思っていたあずさの前に現れたのが、雄太だった。 学歴、収入、ルックスの全てが高水準でバラン...
帰宅途中の電車の中で、あおいは頭を抱えた。 先に約束をした映画を優先するのが筋だが、食事会の予定をキャンセルして景子達に嫌われるのも困る。 映画は公開期間中ならいつでも行けるし、日程を変えて貰えばいいのではないか。優とは長い付き合いだから、きっと分かってくれるはずだ。 しかし、さすがに食事会の為に予定を変更させて欲しいとは言えず、仕事が入ったと連絡を入れた。 ーなんだ残念。でも仕事なら仕方ないよね、頑張...
5つ星ホテルだからこその、ベストオブベストのフレンチファインダインニング『シグネチャー』。料理、インテリア、ホスピタリティ全てがハイクオリティで、ドレスもきちんとキメて行きたい最高級店だ。 国内で唯一、ホテル直営の3つのレストランがミシュランの星を取得しており、そのひとつ。シルバーを基調としたスタイリッシュな空間の中で、料理長のニコラ・ブジェマが生み出す珠玉のフレンチが味わえる。...
2005年12月2日、日本橋に『マンダリン オリエンタル 東京』がオープン。スタイリッシュな中にも日本の伝統と気品が香る、最高級のホテルの誕生に世界中が注目した。 このラグジュアリーな5つ星ホテルには、和洋中あらゆる分野の一流レストランのみが集結。味はもちろん、遮るものの一切ない、圧倒的な眺望の中、東京スカイツリーの明滅が幻想的に映る。 せっかくなので、レストランからの絶景席をご紹介しよう。まず、3...
「これぞ、まさにTOKYO VIEW」。居合わせた外国人ビジネスマンが吐息混じりに呟いたひと言だ。日暮れの頃、茜色に染まる空に、くっきりと浮かび上がる富士山のシルエット。都心のビル群は間近に迫り、眼下には皇居の緑。その手前を新幹線がひと筋の矢のごとく走り抜けていく……。そんな最高の眺望の特別な席は、ホテルが誇るフレンチキュイジーヌの最奥部にある。 そして、料理。「何を食べているか、明確に伝えたい」とシェフ...
オープン当初よりペアリングを取り入れていた『シグネチャー』。というのも、シェフソムリエの加茂文彦氏は、12年のフランス滞在中のうち5年間はペアリングの元祖であるアラン・サンドラスの店で働いていた。そこではメニューの下にひとつずつグラスワインが明記されていたという。 「シグネチャーでは、新しい料理をすべてシェフとともに試食をして数種類のワインと合わせています。シェフがどんな想いでその料理を作っているかを理解して...
この6月、『シグネチャー』は新料理長にニコラ・ブジェマ氏を迎え、よりモダンでエレガントなレストランへと変貌をとげた。現在32歳のニコラ氏は、30歳でマンダリン オリエンタル 香港『ピエール』の料理長に就任し、ピエール・ガニェール氏からも厚い信頼をよせられる若き逸材。新生『シグネチャー』にはミニマム3皿からなるランチコースがあるが、男性相手の会食であれば4皿のコース“ル フィガロ”が量・時間的にちょうどよい。時間...
日本橋の摩天楼『マンダリン オリエンタル 東京』。その37階に位置するのが、富士の頂きまで見通すことが出来るフレンチインスパイアダイニング『シグネチャー』だ。ミシュランガイド東京で5年連続一ツ星を獲得した天空のレストランで腕を揮うのは、南仏出身の料理長、オリヴィエ・ロドリゲズ氏。伝統の技を大切に、自由な発想でクリエイティビティを加速させ、唯一無二のひと皿をゲストの眼前に表出させる。 ワインを担当するのはシ...
和食出身の店主と、鮨屋出身の料理人が板場に立つ割烹料理店。魚の鮮度と目利きに絶対の自信を持ち、北海道や九州から当日便で空輸した産直高級魚を使用する。その自慢の魚料理を堪能できる1名客限定の「藍」コースがすごい。 熟成させた白身魚を中心とした握りをはじめ、旬の魚、珍味、当日の逸品など10品¥6,000で提供。ワンランク上のコースとほぼ同じ内容が約半額!これを機に、ひとり割烹デビューしてみては。...
斬新な趣向を凝らしたり奇をてらったりするよりも、王道のお店をチョイスすることが多いですね。『シェ・イノ』はかなりの頻度で利用させて頂いております。 ホスピタリティが素晴らしく、料理内容や時間なども臨機応変にお客様に合わせてくれるので、あらゆる世代のお客様や海外からのお客様も安心してお連れできます。50年間も第一線で活躍する井上シェフの真髄を極めた料理は、どんな美食家のお客様にも喜ばれ上司にも褒められるので、秘書冥利に尽きます...
由美:このあいだ取引先の社長が連れていってくれた『エクアトゥール』が素敵だったな。後で知ったんだけど、かなり予約困難なんだってね。予約して貰ったから全然知らなかったけど、隠れ家みたいな雰囲気が素敵だったよ。 理沙:『エクアトゥール』行きたいけど全然予約取れない。紹介だと少しは取りやすいみたいだけど。いつか行けたらいいけどね。由美は営業だし、たくさん出会いがあるからツテがあるもんね。 由美:次回予約したから、その時に...
華の都・パリの美食家達が集う『グランメゾン』を継承して、正統派フランス料理店として京橋に開店。 今回『シェ・イノ』が提供するカレーは、「パクチーサラダとオリジナルのバターチキンカレー」を提供する予定とのこと。 ■店舗概要 名称:シェ・ノイ 住所:中央区京橋2-4-16 明治京橋ビル 1F 電話:03-3274-2020...
仔牛の胸腺肉であるリ・ド・ヴォーを牛乳に浸し血抜きをして臭みを取り除き、真空袋に入れ低温で湯煎した後、袋ごと氷水で冷やす。 するとプリッと弾け、とろける独特の食感に。最終的にソースであるマディラソースの中で軽く煮ることで、風味豊かな仕上がり。...
正統派ザ・フレンチ。コンサルティング会社経営者Nさんいわく「男性から『彼女の誕生日祝いにどこがいい?』『彼女とやり直すにはどこがいい?』と問われておすすめしたら、後で丁寧なお礼が来るくらい」。 スペシャリテの仔羊のパイ包焼き「マリアカラス」は、贅沢にトリュフとフォワグラも入り、濃厚なソースと絡めていただいて。...
¥7,770。フォアグラとトリュフをくるんだ仔羊の背肉をパイ生地で包み、オーブンで15分ほど焼き上げる。ロゼの仕上がりには時間と温度、何より勘が頼りとなる。そこに添えられた、コニャックとポルト酒などをゆっくり煮詰めたソース・ペリグー。「ソースのトロワグロ」と称されるジャン・トロワグロ氏の下で修業した井上旭シェフの魂であり、真骨頂ともいえるこのソースもまた主役。オペラ歌手・マリアカラスへのオマージュとして命名され...
住宅街ならではの、落ち着きを兼ね備えた小箱。 カウンターわずか9席、店主の目が届く範囲に客席数を絞った。きめ細やかなサービスに裏打ちされた居心地の良さで、日ごろの喧騒から解き放たれていただきたい。 ご予約はこちらから ※こちらの店舗は、現在移転しております。詳しくは、下記店舗情報よりご確認ください。 掲載内容は移転前の情報です。肩肘張らずに楽しめる 、カジュアルガストロノミーという革命。 2014年3月...
「カジュアルガストロノミ―」として、2014年3月、日本橋コレド室町にオープした『ラ・ボンヌ・ターブル』は、西麻布の名店『レフェルヴェソンス』の新業態。 店内の絵画はトリックアート、BGMは60~80年代のロック、皿はオリジナルオーダー、プリフィクスに合わせたワインのペアリングなど、こだわりを挙げれば切りがないほど個性的。 アミューズであり、スペシャリテの1つともいえる「畑の味のするサラダ」は、生産者から直接仕入れた採...
「朋子、私、離婚することになっちゃったわ。」 前触れはなかった。日本橋のフレンチ『ラ・ボンヌ・ターブル』にて、最高にコスパの良いランチを二人で楽しくつついていたところ、沙織に突然とんでもない告白をされた。 本人はケロリとしている。「だって、お互いの将来の方向性が変わっちゃったのよ。」平然とした物言いで、鯵の前菜を口に運んだ。 しばらく、言葉が出なかった。 ◆ 私にとって、沙織た...
店内の絵画はトリックアート、BGMは60~80年代のロック、皿は笠間焼にオーダー、プリフィクスに合わせたワインのペアリング……こだわりを挙げれば切りがないほど個性的なこの店は、2014年3月20日にオープンした『ラ・ボンヌターブル』。ひとくせあるこのカジュアルガストロノミーに似た店はなく、女性にとっても初体験の連続となるだろう。 それはアミューズの“畑の味のするサラダ”からさっそく始まる。生産者から直に仕...
1月31日が何の日かを即答できるご主人! あなたは、愛妻家ですね!! 「愛妻の日」に合わせ、20~50代の(子ども1人以上がいる)男性600名を対象にインターネットによる「愛妻の日に関する意識調査」が実施された。ご自分の”愛妻家指数”がどれくらい高いか?(独身男性は、想像しながら)回答しつつ読み進めてみよう。 ※調査は、クリエイティブサーベイ調べ。①1月31日が「愛妻の日」の認知率はわずか○%。 ②愛...
ワインペアリングコース(¥3,800)の中に日本酒が取り入れられたのは、「日本酒の旨みのある味わい」が素材の旨みと合うため。 デザートには、糖度の高い貴醸酒も面白い。写真のデザートは、ごまのおからのメレンゲの香ばしさと栗の香りが、満寿泉酒造の貴醸酒の甘くナッティなニュアンスと合う。...
ペアリングは、よりお食事を楽しんでいただくための手段」と話すのは『ラ・ボンヌ・ターブル』のソムリエ・大越基裕氏。その言葉どおり、ここではアミューズからしてテンションが上がる。アミューズには珍しくサラダが登場し、合わせるのは山形の発泡白ワイン。自然のアプローチの強いワインと晴天の日の大地を連想させるサラダは、まさに日本の有機食材に着目したこの店のコンセプトを体現する組み合わせ。 そして、おそらく東京でここだけの...
◆ その週末の土曜、2人はマンダリンオリエンタルの『ケシキ』にて卒業ディナーを共にした。 食事も終盤に差し掛かった頃、直人が、窓から見える東京の街並みをもの言いたそうに見つめていることに気づいた。 「先輩、どうかしましたか?」 「おれ、年度が変わる来月からシンガポールに駐在することになった。」 直人は葵にそう告げ、葵は驚きつつもお祝いの言葉を述べた。 「これまでありがとうございました。ぜひ送...
■クリスチャン ルブタン ステイ(宿泊プラン) 販売期間:2019/3/18(月)まで 宿泊期間:2018/10/1(月)~2019/3/31(日) 価格:1泊1名 1,130,000円 内容: ・「オリエンタルスイート」(100 ㎡)での宿泊 ・『スパ スタジオ by マンダリン オリエンタル 東京』での施術 ・『マンダリンバー』での特製カクテル「ルージュ ルブタン」 ・「クリスチャン ルブタン」のコスメ(リップ...
週末の予約は不可という朝食ビュッフェなれど、それも上質さゆえの人気から。国産食材にこだわり、有機醤油や国産バルサミコ酢など、ビュッフェ台に並ぶ調味料も思わず試してみたくなる品ぞろえ。飲むもろみ酢からスタートし、ハイライトは山梨から取り寄せるハーブたまごの卵料理。濃い色の黄身は味わいも濃厚で元気が出る! 【概要】 価格:¥3,800(税サ別) 品数:約60 時間:【平日】6:30~(L.O.10:30...
厳選素材の上質さが光るのが、『ケシキ』の朝食。たとえば新鮮なハーブ鶏の卵は卵黄の色が濃く、それを使ったエッグベネディクトは名物のひとつ。また“ケールとキヌアの温製サラダ”や“チアシードプディング”などスーパーフードもおさえており、野菜ジュースの種類も豊富。 栄養満点の穀物と野菜をセンス良く、食べやすく仕立てている。そしてホテルのベーカリーで焼き上げる20種類以上のパンも、選ぶのに困るほど魅惑的。...
日本各地の食材とアジアの調味料を使った料理が楽しめるアジアンインスパイアダイニング。こちらでは山梨のハーブ地鶏の卵を使用。濃厚な黄身で作ったポーチドエッグは滋味深く、しみじみ旨い。カニのほぐし身と共に。エッグベネディクト¥2,000...
「澤村に聞きたいことが3つある」 麻友は、職場の上司・笠井修平と、日本橋の『レストラン サカキ』でディナーをしていた。 以前の約束では「すべてが片付いたら食事に行こう」ということだったが、どうやら長期戦になりそうなのでこのタイミングで話が進んだのだ。 グラスシャンパンで乾杯するやいなや、笠井から切り出す。 「まずは、三原愛の件。何があったか知っているか?突然退職すると言い出した」 「そうですか。本...
京橋にある出版社にいたときに、ランチタイムによく通ったお店である。コストパフォーマンスの高い洋食ランチを出してくれるので、ありがたい存在だった。 シェフの榊原氏は、名店で『北島亭』にて修業し、渡仏後、2003年より実家である『レストラン サカキ』4代目となった実力派ゆえ味は折り紙つき。 ここでは私の好みだが「海老フライ」をリコメンドしたい。毎朝、築地で食材を仕入れる同店らしく海老も程よいサイズ感ながら味は濃厚。衣も薄く...
多忙なビジネスマンにとってランチタイムは、つかの間の休息の時間。自身の会社の近く、またはお得意先の会社の周りに、ランチの名店を見つけることは重要だ。そこで、ご参考までに紹介したいのが『レストラン サカキ』だ。 このお店の営業形態は変わっている。ランチタイムは洋食、ディナータイムはフレンチとなるのだ。夜だとちょっと敷居が高いが、、、昼間はコストパフォーマンスの高い洋食ランチを出してくれるので、ありがたい存在...
もはや生姜焼きの枠を超え、豚グリルの生姜焼きソースと言ってもいい程の一皿が、京橋『レストラン サカキ』の「もち豚のポークジンジャー」。大人気のランチ限定(しかも20食!)メニューだ。 皿に堂々と横たわる主役の豚肉は、群馬産もち豚。シェフの榊原大輔氏曰く「脂が甘くて旨い」ロース肉を、厚さ1センチあまり、重さにして200グラムはあろうかというボリュームで提供する。 白飯にあうよう試行錯誤を重ねたタレは甘...
もはや生姜焼きの枠を超えている驚愕の一皿が、京橋『レストラン サカキ』の“もち豚のポークジンジャー”。夜はフレンチ、昼は洋食とふたつの顔をもつこの店のランチ限定(しかも20食!)メニューだ。 皿に堂々と横たわる主役の豚肉は、群馬産もち豚。シェフの榊原大輔氏曰く「脂が甘くて旨い」ロース肉を、厚さ1センチあまり、重さにして200グラムはあろうかというボリュームで提供する。そこには『北島亭』で修業時代、師の北島素幸...
風情ある街並みが残る人形町。その一角に佇む、築80年以上の古民家に新たな息吹が吹き込まれた。かつてこの場所にあった老舗足袋店の名前をそのままに受け継ぎ、フレンチ料理店として生まれ変わったのである。 店のコンセプトは、「フレンチシェフ」と「唎酒師」とのコラボレーション。本場フランスで修業をした経験を持つシェフと、唎酒師の資格を持つ店主が「お互いの個性を活かして、何かコラボレーションできないか」と話し合い、『伊勢利』をオープンさ...
口に入れた瞬間、ホロリと解れ、ネタとシャリが渾然一体となって広がる旨さ。この正統派握りに合うワインを追い求めたのが『日本橋 鰤門』。 合わないと際立つ生臭さ。要因を探るべく、試飲を徹底。コースの全料理と合わせて辿り着いた結論は各食材に含まれる鉄分と亜鉛で、前述のふたつは含有量の多いネタ。それらに合えば、ほかも申し分なく美味しく、それはシャンパンも同様。最終的には15本をリストアップした。 コクあるタイプは包み込むように...