【data】 座右の銘:20歳の顔は自然の贈り物。 50歳の顔はあなたの功績。 今一番欲しいもの:ヴィジョンに賛同してくれる仲間 一番大切なもの:自分の周りにいてくれる人 好きなお店:『Corvinus02』/西麻布...
店舗名:会員制ワインバー『Corvinus02』 住所:港区西麻布 1-5-19 西麻布スクエア 営業時間:19:00~24:00 席数: 【1F】 20席(カウンター6席・スタンディングテーブル2つ)※オープンエリア・テラス込み 【B1F】ソファー4席(計16席)※会員のみ利用可...
「あ、大知からLINEが入ってる。昔から本当にマメだよね〜。毎回こうやって飲んだらお礼のLINEくれるし、女性陣みーーんなに優しいし。」 美沙の発言に、私...
「この前も楽しかったよね〜。」 2回目のデート。『ラ カーヴ ド ノア』でワイングラスをくるくると回しながら無邪気に笑う涼子に、僕は笑顔で答える。...
里緒との約束の場所は、『ラ・カーヴ・ド・ノア』にした。ここのフォアグラリゾットを好きだと言っていたし、カウンター席の方が話しやすいと思ったからだ。...
「じゃあメインは…鴨肉のロティにしましょう」 西麻布の『ラ カーヴ ド ノア』での食事中、私の彼、圭吾は眼鏡のふちに手をやりながら、神経質そうに...
美女が愛するのは、自由度の高さ!すべての料理をハーフポーション対応してくれる。このさりげない優しさが美女お1人様にはぐっとくる。 場所は西麻布交差点...
大学ゼミの仲間で、同じ総合商社に勤める同期のあきらとは、確かにしょっちゅう一緒に飲んでいる。 今日は21時過ぎに帰宅しようとしたら、オフィスエン...
なぜ、女性は自己顕示欲が強いのだろうか。男性の中にも異様に自己顕示欲が強い人もいる。しかしInstagramを見ている限り、女性の方がその数は多いだろ...
一流店で経験を積んだソムリエの島本氏が独立。セラーに収まる1,500本のワインをざっくばらんに享楽的に味わって欲しいそう。...
店の奥のカウンターは、テーブル席部分より一段高く、さながらステージ。7つの椅子は特等席だ。 オーナーソムリエの島本永秀氏は『ア・ニュルトゥルヴェ・ヴ...
この道30年以上のベテランシェフがふたり体制で営むという贅沢なフランス料理店『ラ・テール』。シャンデリアが煌めくゴージャスな客席に面したオープンキッチンでは、金子満...
「港区女子が求める見栄えの良さ・特別感など全てが揃っている店。経験値が高い麻里奈のハードルは高いですが、その分彼女が求めるニーズをよく熟知しておくことが大事かな...
この道30年以上のベテランシェフがふたり体制で営むという贅沢なフランス料理店『ラ・テール』。 シャンデリアが煌めくゴージャスな客席に面したオープンキ...
本格的なビストロの味が深夜まで楽しめる店。ノスタルジックな店名には「気軽に立ち寄れるフランス料理店」というシェフの思いが込められている。...
本格的なビストロの味が深夜まで楽しめる店。 ノスタルジックな店名には「気軽に立ち寄れるフランス料理店」というシェフの思いが込められている。 メインディッ...
全面ガラス張りながら落ち着いた店内。メインディッシュには、和牛や仔羊など肉を中心に用意。とくに横田シェフのハンバーグは絶品だ。...
店名からはちょっと想像しにくいが、実はここ、本格的なビストロの味が楽しめる隠れた名店。 “食堂”というだけあって、おひとりさま女子でも人目を気にせず...
青山「根津美術館」前から西麻布方向へと抜ける一方通行。今年この道沿いに続々とビストロができ“平成のビストロ通り”(若い方のために解説すると、昭和の頃“ビス...
ああ、この人モテるだろうな。孝太郎と初対面し、真子はすぐにそう思ったという。 「見た目も素敵だし、何よりサービス精神があってすごく楽しいの。駐在中に出会えたのがラッキーだったと思う。東京にいたら、きっと目ざとい女の子たちがすでに捕獲しちゃってたと思うから」 来月、東京に戻ったらまた会おう。ワイワイと楽しく過ごした後、そんな口約束をしてその場は別れた。 真子は彼からの連絡を、過度な期待をしないよう自分に言い聞か...
「えっ。海外進出、ですか…?」 『サッカパウ』で社長と食事をしながら、莉央は驚いて尋ね返した。 「そう。ノエミーを立ち上げた時から、このブランドの海外展開が私の夢だったの。もっと言えば、日本のファッションの魅力をもっと海外に伝えたい、っていうのが若い頃からの夢なの」 社長がそんなことを切り出したのは、ワインペアリングのコースが後半に差し掛かり、メイン料理が運ばれてきた頃だった。...
西麻布の交差点から徒歩3分。朝まで人通りが絶えないこの周辺は、正直なかなか足を踏み入れるのを躊躇ってしまう店も多い。 そんな中、地下という隠れ家にも関わらず、クリエイティビティ溢れる空間が人気のイタリアンが『サッカパウ』だ。 地下へ続く階段を下りる途中に目に飛び込んでくるのは、鮮やかに輝くブルーのネオン。ここからワクワクする大人の時間がスタートする。...
−数日前− あの夜、『サッカパウ』を出たのは23時前。 この日は月曜日でまだ週頭だったから、二軒目は行かず大人しく帰ろうということになった。 「彩花の家、目黒だったよね?家まで送るよ」 洋平くんはそう言って、西麻布交差点を走るタクシーに手をあげる。 初回デートの時は店が恵比寿で、洋平くんは家まで徒歩だったから、私はひとりタクシーで帰った。 2回目は昼デートで、お互い次の予...
運よく当日入れた『サッカパウ』のカウンターに、私たちは並んで座った。 包み隠さず本音をぶつけたからだろうか。隣に座る洋平くんとの距離が以前より近く感じて、私は密かに心をときめかせる。 −彼女と別れたの…? 泡で乾杯した瞬間から、私の聞きたいことはそれだけだ。 しかし自分から切り出すのは品がない気がして我慢していると、洋平くんはコース中盤、パスタが登場したタイミングでようやく口を開いた...
「このクルマ、初めて見た!かっこいいね♡」 ユリは僕の新車である真っ赤なシビックに乗って、ご機嫌な様子だった。 僕がこのクルマを知ったのは、駐在しているときだ。 慣れない駐在生活で苦戦しているとき、日本車が久々にアメリカでカー・オブ・ザ・イヤーを受賞したとニュースで知り、なんだか勇気をもらったのだ。 そして帰国してからすぐ、日本で発売したばかりの新型シビックを購入した。周りには海外メ...
「クリエイティブ・イタリアンとワイン」を標榜し、「今をたのしむ空間」を提供する今、話題のリストランテ。伝統料理を田淵シェフのオリジナリティで華麗に昇華。 堂々たるオープンキッチンに、田中氏も「レストランに入ってから帰るまでがひとつの料理。この時間も一種のプロダクトで、赴かないと味わえない」と絶賛。...
店は、西麻布にある『サッカパウ』にした。 以前接待で連れてきてもらったのだが、その時に食べた「イカスミのタリオリーニ ゲソのラグーソース」が忘れられなかったのだ。...
和樹に指定された『サッカパウ』は前から気になっていたお店だった。クリエイティブ・イタリアンと呼ばれる斬新で美しい品々。女性ならば嫌いな人はいないだろう。...
西麻布の交差点から徒歩3分。朝まで人通りが絶えないこの周辺は、正直なかなか足を踏み入れるのを躊躇ってしまう店も多い。そんな中、地下という隠れ家にも関わらず、一度足を踏み入れれば、クリエイティビティ溢れる空間に癒されるお店がオープンした! 2016年6月1日のオープン以来、既に話題になりつつある『サッカパウ』だ。人気の秘密をさっそく紹介していこう。 地下へ続く階段を下りる途中に目に飛び込んでくるのは、鮮や...
「だって、今年30歳になるんだよ?!」 高史に向かって、麻里子は大きな声を出してしまった。 ―こんな話がしたかったんじゃない。 うつむいて、涙が出そうになるのをぐっとこらえる。 今日は、高史がシンガポール出張から帰ってきて、久しぶりのデートだ。西麻布の『サッカパウ』でペアリングを堪能しながら、せっかくの時間を楽しく過ごしたかったのに、気付けばケンカになっていた。 原因は、最近事...
当初英里は、自分を好きだと言ってくれる男に甘え過ぎるのはどうかと思っていたが、きんちゃんの偉大な包容力は、そんな不安も消し去ってくれた。 予定通り英里が観たかった映画「ラ・ラ・ランド」を六本木ヒルズで鑑賞し、『サッカパウ』のアート感溢れるクリエイティブなイタリアンを堪能する頃には、親しい友達か、あるいは本物の父親に感じるような安堵感すら持ち始めた。...
あの食事会で、春馬があゆみに会うのは2度目だった。 西麻布の『サッカパウ』で、後から来た女性たちの中にあゆみの姿を見つけた時、春馬の鼓動は一瞬にして早まった。 ―なんで、ここに? 春馬の知っているあゆみは既婚者で、だからこんな食事会になぜ彼女がいるのか、春馬はすぐに理解できなかった。 あゆみとの出会いは約1年半前。彼女が勤めるインテリア会社のショップだった。青山にあるそれは、春馬が以...
それは、稀に見る最悪なデートだった。 社内で将来有望とされ、女子社員から注目を集めている男・伊原とのデートは、完全に失敗に終わったのだ。 失敗というよりも、華子が伊原に興味を持てなかった。彼は華子が想像していたよりも派手な生活を送っているようで、ついていけないというのが正直な所だった。 デートの序盤はまだ良かった。伊原が予約していた西麻布の『サッカパウ』は、ペアリングが楽しめるコース料理で...
そう言って、華子に突き付けられたスマホに表示されているのは『NOREN NOREN』。華子も、菜々香に教えてもらって以来、雑誌をめくるような感覚で、移動中の電車でも見るようになったサイトだ。 「で、レストランはどこに行くの?」 菜々香に聞かれて、西麻布の『サッカパウ』と告げると、彼女は言った。 「わお、西麻布で人気のレストランじゃない。それはもう完全にデートだよ」 菜々香は楽しそうに...
「それでは今夜は、楽しみましょう!」 幹事の男の挨拶から、食事会はスタートした。場所は西麻布の『サッカパウ』だ。西麻布交差点からすぐの場所で、地下の扉を開けるとどっしりとしたカウンターがまず、目を引いた。 劇場型レストランのようだが、あゆみたちは右奥の半個室の席へ案内された。 この食事会に誘ってきた涼子に「すごく素敵なお店だから、期待しといて」とは言われていたが、想像以上に素敵なお店で、あ...
ネオンサインに誘われるようにして地下の扉を開ければ、そこはどっしりとしたカウンターが目を引くオープンキッチンの広々とした空間。落とした照明と無機質なインテリアが、今時の劇場型レストランのそれを思わせる。...
西麻布の交差点から程近いビルの階段を下った先に広がる店内は、グレーを基調としたシンプルな空間ながら強い存在感を放つ。 カウンターから望める舞台のような厨房の中心で腕を振るうのは、田淵拓シェフ。イタリアを中心に、ドイツなどヨーロッパで15年間に亘って培った経験と独自のアイディアを掛け合わせ、料理を作り上げる。...
—竜也:昨日はありがとう!来週いつ空いている? —沙織:金曜とかどうですか? 翌日、早速竜也から連絡が来たためすぐに返信を打つ。こうして自分からすぐに連絡をくれる男性は、会う前からポイントアップだ。 しかし次に来たLINEの一文に対し、私は“あれ?”と思ってしまった。 —竜也:OK。じゃあ金曜で! ここ予約しました。 竜也が送ってきてくれたLINEには、お鮨屋さんのリンクが貼られていた。 とても...
—竜也:昨日はありがとう!来週いつ空いている? —沙織:金曜とかどうですか? 翌日、すぐにデートの日程は決まった。 次の約束まで間隔が空いていないのは、良いことだと思う。二人のテンションが高まっているうちに会える方が、しばらく時間が空いてしまうよりはるかに成功率が高い。 —竜也:OK。じゃあ金曜で! ここ予約しました。 早速店を予約し、沙織に送る。 僕は日本酒の種類が豊富で、かつ大将が握る鮨も美...
美奈子とのデートは、最近好きでよく通っている、西麻布にある鮨屋『鮨十』にした。...
約束の日の夕方、賢太さんからLINEが入った。場所は、最近知人から噂を聞いており、行ってみたかった、西麻布の隠れ家的鮨屋『鮨十』だった。...
西麻布の大通りから少し離れた住宅街にひっそりと姿を表す。毎日入店のための暗証番号が変わり、予約時に教えてもらうというシステムに、入店時から心が踊る。 元々は普通の住宅だったという一軒家バー。1階はプライベートラウンジとしてソファが置かれ、2階はバーカウンター、3階は個室という作りだ。家の中で居場所を探すように、自分の好きな場所を探すのがおすすめの使い方。 実際「○階のあの場所で」という指定を予約時にしてくる人は多いとか...
西麻布交差点に立つ度に、胸がざわつくのは何故だろうか。 上京してから10年経ち、もう心は東京にある。それなのに、ふと虚しくて不安になる気持ちを、未だに私は抱えている。 ◆ 「美咲、Happy Birthday~!!!」 『サイタブリア バー』に、歓喜の声が湧き上がる。扉を開けると、たくさんのバルーンで装飾された部屋に、いつもの仲間。そして色鮮やかなお花が、いたるところに飾られてあった。 「え〜!嬉...
イノッチはすぐに電話をくれ、近場の『サイタブリア バー』で落ち合うことになった。 アイスコーヒーを一口すすり、財布から小銭を出す。イノッチと会えることでようやく気分が落ち着いたが、自分をあそこまで拒否する潤の反応を未だに心が処理しきれていない。 自分の手を振り払った時の、あの冷たい目。まるで汚らわしいものを見ているかのような目つきで麻耶を一瞥し、振り向きもしないで去っていった潤。 なんであ...
男というのは何故、何歳になっても考えることが変わらないのだろうか。 どんなに年齢を重ねても考えていることは基本的に変わらず、女性にモテたい、カッコ良く見られたいという欲が湧く。そして自分達が一番だと信じている。 “彼ら”を見ていると、港区という狭い世界で必死に何かを守ろうと、縄張り争いをしているようにしか見えなかった。 ◆ 「凛子ちゃんは、ゴルフするの?」 今日は美奈子の誕生日...
「香奈、30歳おめでとうー!」 港区女子仲間に呼び出されて『サイタブリアバー』に到着すると、馴染の顔ぶれが集まって香奈を待ち構えていた。仲間たちが、香奈のサプライズバースデーパーティーを開いてくれたのだ。 正確には、香奈の誕生日はまだ2週間以上先である。しかし港区女子は、お誕生日は月で祝う。つまり、今月は幾度となく香奈のお誕生日会という名目のパーティーが開かれる予定である。今日は、その第一弾に過...
“みゆきちゃん、用事終わったらここおいでよ。俺の友達、紹介する!https://tabelog...” 付き合って1か月になる彼、太一から届いたLINEをこっそり見て、みゆきは周囲に気づかれぬよう俯いたまま、にんまりと微笑んだ。 今宵、みゆきは西麻布の『サイタブリア バー』にいる。 港区でよく遊んでいる女友達の誕生日会に顔を出しているのだが、そろそろ飽きてきたところだった。 そもそも...
「そうなの?なんでそう思うの?」 「俺が将来田舎に住みたい、って言ったらNiceって言ってくれて。俺のこのロハス精神に理解を示してくれてさぁ。」 アキが田舎暮らしに興味があるとは、意外だった。青山で生まれ育った自分にとって、都心以外で暮らすなんて、到底考えられない。 「それでアキちゃんが圭介のこと好きなのかどうかは分からないけど。」 アキの上昇志向と“東京の女”という感じが好きだった...
西麻布の大通りから少し離れた住宅街にひっそりと姿を表す。毎日入店のための暗証番号が変わり、予約時に教えてもらうというシステムに、入店時から心が踊る。元々は普通の住宅だったという一軒家バー。 1階はプライベートラウンジとしてソファが置かれている。2階はバーカウンター、3階は個室という作りだ。家の中で居場所を探すように、自分の好きな場所を探すのがおすすめの使い方。...
<23歳・東京出身者・必須アイテム> ☆女性版 ・女子大生という冠はもう失ったという自覚 ・去年までチヤホヤしてくれていた経営者・芸能人の見極め(いらないアイテムは削除) ・ワンランク上の世界を見せてくれる年上のリッチな彼氏 ・西麻布のバーとホテルのバー(『サイタブリア バー』『MADURO』など) ☆男性版 ・学生時代とは違う、カジュアル且つ初任給でも払えるような話題のお洒落なお...
※1『ル ブトン』。木の扉を開けるとそこは日本人のためのビストロ※2『サイタブリア バー』。2階のバーカウンターの側にあるプライベ—トラウンジ。インテリアはすべてニューヨークで買い付けたもの...
アンティークの味わい深いインテリアが並ぶ空間で、フランス製の鋳物鍋STAUB(ストウブ)を使用したココット料理が楽しめるネオビストロ。 伝統的なフランス料理をベースにしたオリジナルメニューが豊富で、食材は国産、ワインは自然派にこだわっている。...
西麻布の交差点から徒歩数分。ひっそりとした路地裏に、まるでマンションのようなエントランス。こんな場所に店があるなんて、誰が想像するだろう? 「え?もしかして自宅マンション?」と驚かせてしまうかもしれないが、中に案内すればホッと一安心。 入り口の隠れ家感とは裏腹に、店内は木のぬくもりを感じるアットホームな空間。まるで自宅のような、気取らずカジュアルな大人のデートに“ちょうどいい”雰囲気がある。...
奈緒と康作が出会ったのは、4年前の食事会だった。 康作は、浅黒い肌に彫りの深い顔立ち、身長180cmのがっしりした体型に真っ黒なロングコートを羽織っており、欧米人に引けを取らないオーラを纏っていた。当時、康作は32歳。 駐妻に強い憧れを抱いていた奈緒は、康作と付き合い始めた直後から結婚を意識し、「将来は駐妻だね」と周囲に煽てられ、奈緒もすっかりその気になっていた。 プール付きの家で家事はメ...
西麻布の交差点から徒歩数分。ひっそりとした路地裏に、まるでマンションのようなエントランス。こんな場所に店があるなんて、誰が想像するだろう? 「え?もしかして自宅マンション?」と驚かせてしまうかもしれないが、中に案内すればホッと一安心。 入り口の隠れ家感とは裏腹に、店内は木のぬくもりを感じるアットホームな空間。まるで自宅のような、気取らずカジュアルな大人のデートに“ちょうどいい”雰囲気がある...
西麻布のカジュアルフレンチ『ハウス』。弾んだ男女の声を妙に遠くに感じながら、香奈はワイングラスに映る自分の唇をじっと見つめていた。 ―倉田さんの奥さん、2人目妊娠中だって。 ここに来る前、食事会までの時間を潰していた『ローダーデール』で、西麻布仲間の愛が香奈に告げた言葉が頭から離れない。 “そんなはずはない”という希望と、“やっぱり”という諦めが、交互に香奈を揺さぶる。「妻とは別れる」と言...
西麻布の路地裏。夜な夜な美女たちが集うのは、アンティークのインテリアが心地よいネオビストロ。彼女たちのお目当ては、新鮮な旬の食材を使い「ストウブ」で仕上げたココット料理だ。 「このスタイルでお出しすると会話が一層弾みますね」とはフロア中川知志氏。これからの季節はさらに活躍の場が増え、テーブルには熱々の状態の料理が並ぶ。料理に合わせてセレクトした自然派ワインと一緒にココット鍋を囲めば、ゲストとの距離もぐっと...
アンティークの味わい深いインテリアが並ぶ空間で、フランス製の鋳物鍋STAUB(ストウブ)を使用したココット料理が楽しめるネオビストロ。伝統的なフランス料理をベースにしたオリジナルメニューが豊富で、食材は国産、ワインは自然派にこだわっている。西麻布にありながら、ほっこりとした空気感があるので、デイリーなデートにも、女子会にも使える店だろう。 K「合コンにはここの半個室がおすすめ。外からは見えづらいけど、中か...
―確かあれって元商社勤務の…。名前は思い出せないけど、似てる。 32歳になったレイナが行った食事会に、見覚えのある顔があった。 食事会の場所は、西麻布の『ハウス』。20時のスタートとともに何とか駆け込んだ。32歳になったレイナは今年マネージャーに昇格し、仕事は多忙を極めている。 今日の相手は、IT系の会社経営者だったはずだった。しかし、犬のような人懐っこい笑顔が4年ほど前に出会ったあの商社...
アンティークの味わい深いインテリアが並ぶ空間で、フランス製の鋳物鍋STAUB(ストウブ)を使用したココット料理が楽しめるネオビストロ。 伝統的なフランス料理をベースにしたオリジナルメニューが豊富で、食材は国産、ワインは自然派にこだわっている。 女子会でも人気の一店。これから寒くなる時期に向けて覚えておきたい一店だ。...
こちらの定番メニューはなんといってもココット料理。数あるメニューの中でも、脂肪が溶けにくい不飽和脂肪酸を含む土佐赤牛の赤身肉ハンバーグが高垣さんのお気に入り。中には旨味を足すフォアグラが入っていて、ちょっぴり大人味。...
◆ 太一との気まずい日々を送っている愛子に、寛から連絡が来た。愛子はあの苦い思い出から迷いながらも、今回の件を寛に相談しようと心に決め、約束を取り付けた。 当日、先に着いたのは愛子だった。愛子が西麻布の『ハウス』を選んだのは、最近の荒んだ心を、ウッディな店内とストウブで仕上げるココット料理で温めてもらいたいと思ってのことだった。...
こちらの定番メニューはなんといってもココット料理。数あるメニューの中でも、脂肪が溶けにくい不飽和脂肪酸を含む土佐赤牛の赤身肉ハンバーグが人気。中には旨味を足すフォアグラが入っていて、ちょっぴり大人味。 活気溢れるカジュアルなオープンキッチンと、同じ椅子やテーブルはないのに統一感のある内装は女子ウケも良さそう。ワインも種類豊富に取り揃え、居心地の良さについ長居をしてしまう。...
西麻布の『HOUSE』は、ちょっと大人の隠れ家的雰囲気があって好き。西麻布にありながら、ほっこりとした空気感があるので、デイリーなデートにも、女子会にも使える店だろう。 ここに来たくなるのは秋。というのも、STAUBで調理したメニューが多数あるからだ。その中でもフォアグラが中に入ったハンバーグは最高! STAUBで調理すると、食材の旨みがギュッと抽出される気がしていい。 使われる牛肉は脂肪が溶けにく...
家に帰ってきたかのようなくつろぎ。フランス製の鋳物鍋「staub」を使ったメニューが自慢だ。...
『十々 西麻布店』のネギタンは、ひっくり返してもネギが落ちないのが不思議だ。細かく刻まれたねぎは肉との密着率が高く、ひっくり返しても落ちないのだ。 多くの焼肉店が“肉には赤ワイン”というなかで、シャンパンやワイン好きがニヤリとする白ワインなどが揃っているのもポイントだ。...
焼肉好きのあいだで「西麻布に十々あり」と称される言わずと知れた人気店。キムチやサイドメニューは手作りにこだわり、安全で体によいものを提供する。 中でも、愛らしいビジュアルで食客をとりこにしているのがこの塩ユッケ。胡麻油と細かく刻んだネギの風味が豊かな逸品だ。 ほかにも、牛刺しやワサビ、韓国のりとともに食す常陸牛の生ロース飯もオンメニュー生肉ラバーを救うありがたい店だ。肉質のよさはもちろん、仕事の丁寧さもダイレクトに伝わ...
熾烈を極める東京婚活市場。 その中で「結婚したいのに結婚できない」と嘆く女には、いくつかの共通点がある。 ある行動により自分の市場価値を無駄に下げる女、逆に実態なく価値を上げ過ぎて機会損失している女……。 具体的に、24時の誘いに乗る女・亜季、都合のいい女・里子の事例を紹介してきたが、今回登場するのは、港区に生息する「提案してしまう女」。 「敦子さん、今度焼肉にでもいきませんか?」 そ...
藤崎さんの『十々 西麻布店』歴は約25年! 深夜5時まで営業しており、かつグラスがきちんとリーデルであるのが安心して行ける理由のひとつだそう。 多くの焼肉店が“肉には赤ワイン”というなかで、シャンパンやワイン好きがニヤリとする白ワインなどが揃っているのもご贔屓ポイントだ。 「肉の脂分は酸があると食べやすくなるので、私は白でまとめますね。レモンと肉が合う原理と似ています。 脂が多いものにはソーヴ...
焼肉好きのあいだで「西麻布に十々あり」と言われるほどの有名店。キムチやサイドメニューは手作りにこだわり、安全で体によいものを提供する。胡麻油と細かく刻んだネギの風味が豊かなネギ塩ユッケのほか、牛刺しやワサビ、韓国のりとともに食す常陸牛の生ロース飯もオンメニュー。肉質のよさはもちろん、仕事の丁寧さもダイレクトに伝わる。...
初対面の日からちょうど一週間後。友達と六本木で食事をしていた時に、仁からLINEが入った。 —仁:今六本木で飲んでいるんだけど、どこか近くで飲んでいたりしないよね? 仁からのメッセージを見て、嬉しくなる。 出会った翌日にお礼のLINEを送りあったままそれっきりだったが、心のどこかでは連絡を待っていた。私はすぐに返信を打つ。 —英理奈: 私も今、乃木坂にいます!後で合流しますか(^^)? こうして、...
「英理奈ちゃんって、今彼氏いるの?」 気合を入れて予約した『アズール エ マサウエキ』で 、あくまでも平静を装って聞いてみる。 いつも集団でいたため、これまでなかなか突っ込んだ質問ができずにいたのだ。 「半年前に別れて以来、彼氏はいないよ〜。仁さんは?」 僕も数ヶ月前に別れたばかりで、現在彼女はいない。何ともタイミングの良い出会いに、一人で舞い上がる。 「そうなんだ!でも英理奈ちゃん、モテそうだか...
グルメ激戦区でもある西麻布で異彩を放っているのが、こちらの『AZUR et MASA UEKI』だ。フレンチの鬼才・植木将仁氏とカリフォルニア・ナパバレーの名門ワイナリー『AZUR WINES』がタッグを組み誕生したワイナリーレストランである。 植木氏といえば、南仏で修業を積み、帰国後は東京や軽井沢で数々の名店を手がけてきた海外からの評価も高いシェフ。そんな植木氏が、日本の食材と伝統文化をフレンチを通...
西麻布の交差点を抜け一方通行の小道に入ると、金曜日の夜らしく寄り添って歩くカップルにつかえてしまい、タクシーは中々前に進まなくなってしまった。 今日は、先日のお礼にと武田に『アズール エ マサウエキ』に誘われているのだ。19時半の待ち合わせまで後5分しかない。 歩くのと変わらないスピードになってしまった車内で、先程までメールの確認をしていた携帯をしまい鏡を取り出す。わずかな明かりに照らされた表情から...
「龍平さ〜ん♡」 西麻布にある『AZUR et MASA UEKI』にやって来たのは、先日知人の紹介で知り合った綾子だ。 「龍平さんとこうして二人っきりでお食事できるの、すごく楽しみにしてたんです♡」 綺麗な真っ白い歯を見せながらニコッと可愛らしく綾子に微笑まれ、龍平は思わずたじろぐ。 綾子を紹介してくれたのは、龍平の学生時代の友人・勝(マサル)だった。 「いい加減に、誰かと向...
今回の食事会は、先週、西麻布の『アズール エ マサウエキ』の個室で開催されたものだった。...
いよいよ迎えた、陽介との約束の日。 聡子は久しぶりに、女子力全開で食事会に臨んだ。 お肌は毎晩シートパックで潤し、バスタブには美容効果の高いオイルを混ぜ、風呂上がりにはマッサージをしながら全身にボディクリームを塗り込むのも欠かさなかった。 何より気合いを入れたのは、ヘアメイクとファッションだ。 念入りなベースメイクに、春らしい色のチークやリップ。アイメイクは敢えて控えめに、柔らかな印...
◆ その連絡からちょうど1時間後に、夏希は久しぶりに孝之と向かい合っていた。 「…久しぶりだね」 2週間ほど会っていなかっただけなのに、少しギクシャクした感じだ。 しかしお酒が進むと緊張もほぐれ、孝之は夏希の顔を見つめて、こう言った。 「少し会わない間に、雰囲気変わったな。…綺麗になった」...
◆ 「あの日、既読になったのになかなか返信がなかったから…。何か失礼なことしちゃったかなって、気が気じゃなかったです」 西麻布にある『アズール エ マサ ウエキ』で、透君はそう言ってほほ笑んだ。普段すっきりした切れ長の目は、笑うと思いきり目尻が垂れて、その顔を見ると一気に緊張が解きほぐれる。 その日、私たちはたくさんのことを話しながら、ワインを楽しんだ。ワイン好きな私のために、本格的なペアリン...
西麻布交差点から徒歩3分の好立地に位置するのがこちら。フレンチの鬼才と称される植木将仁氏を招聘し、カリフォルニア最上級ワインと日本の優れた食材とフレンチのマリアージュが堪能できる。素材に寄り添い、“野菜は野菜以上に、魚は魚以上に”表現するシェフ・植木氏の料理が、五感を刺激すると食通からも注目を集めている。 写真は月替わりのコース(¥15,000)「秋の装い」のメイン、「荒波を乗り越えて(能登島イノシシのガ...
店名:AZUR et MASA UEKI(アズール エ マサウエキ) 住所:港区西麻布2-24-7 西麻布MAビルディング 1F 電話:03-6805-1147 営業時間:17:00~23:30(最終入店 22:00) 定休日:日曜 席数:60席(メインダイニング34席/バー6席/プライベートダイニング3室20席) URL:www.restaurant-azur.com 予約フォーム:https:...
実は、祐一の他にも私を「好きだ」と言ってくれている人がいる。 同じITベンチャーに勤める同い年の同僚で、柴田という男だ。あるアプリ開発のプロジェクトで頻繁に関わるようになり、自然と親しくなった。 彼氏の祐一と違いサービス精神旺盛なタイプで、フレンチとお寿司が好きだと言えば『レフェルヴェソンス』でご馳走してくれたり、今月末には金沢の『小松弥助』の予約までとってくれ、グランクラスで日帰りしようと誘われている。 何...
知之さんが予約してくれたのは、西麻布にある『レフェルヴェソンス』だった。 噂には聞いていたが、実際に店に足を運ぶのは初めてで、期待に胸を膨らませながら食事が始まる。...
西麻布にある『レフェルヴェソンス』は、ここ一番の勝負で使う店だ。繊細で美しい料理はもちろんのこと、良いワインが揃っている。...
“男の愛情の大きさは、女にいくらお金をかけるかに比例するの。” 大学時代から、明日香がいつも隣で口癖のように言っているのを、愛子はこれまで笑って聞き流していた。だけど今日に限って、その言葉が蘇り、頭から離れない。 サークルの友人たちと明日香の渋谷のマンションを訪れた日の夜、自宅で夕飯の皿洗いをしながら、愛子はその日明日香と交わした会話を思い返していた—。 「ねえ、明日香は公平さんのどう...
日頃、全身全霊でお客に美味しいものを提供しているシェフが、通いつめてしまうお店があるとしたら、 そこは美味しくって、居心地いいに違いない!! そこで様々なジャンルの名店のシェフ達に、彼らのとっておきの行きつけのお店を教えていただいた。 お気に入りポイントやエピソードなどもあわせてどうぞ! ………………………………………………………………………………………… 質問項目は5つ。 ■Q1.下記①~⑧の...
埼玉県出身のユリ、27歳。大手損害保険会社でエリア総合職として勤務。強い自立心を持った彼女が、彼氏と同棲していた港区を抜け出し、代々木上原という地で、迷い、葛藤しながら自分らしさを取り戻す。 代々木上原での生活を始め徐々に自分らしさを取り戻すユリだったが、将来への不安は尽きない。転職サイトに登録したり、会社の先輩・綾子に相談して強烈なダメ出しをされたり、何とか打開策を見つけようとする。 そんなとき、...
理沙:この間、彼と『レフェルヴェソンス』に行ってきたんだけど、その時にプロポーズしてくれたんだ。どの料理も美味しさと驚きがあるんだけど、特にフォアグラは他では食べられないような軽さと爽やかさがあって本当に美味しかったよ。また行こうって約束しちゃった。 さりげなく婚約指輪を触りながら話題レストランの思い出を話す理沙の顔には、隠しきれない自慢気な笑顔が滲み出ている。...
「Dating(デーティング)」という英単語をご存知だろうか。 海外、特に米国の若い男女の間でよく使用される言葉だ。正式な恋人関係ではなく、カジュアルにデートやそれ以上の行為を楽しむ。いわば「検討期間中」が「デーティング期間」にあたり、米国では文化として成り立っている。 そこから真剣交際、結婚に発展することも少なくはないが、そこであっさり離れてもお互いに責任は負わない 。彼氏がいる訳ではないので、複...
西麻布でのBBQから1週間後、芹沢から連絡が来た。1週間後に連絡が来るということは、あの場にいた女性に断られ、思いついたように連絡したのだろう。こういう誘いは普段なら断るが、今はデートしている相手もおらずGW明けの暇な休日だ。ふいに「OK」のスタンプを押してしまった。 誘われたレストランは西麻布の『レフェルヴェンソンス』だった。他の女性の代打要員だろう、そんな意地悪な気持ちはあったが、この店だったら断る理...
高級店に行くことも多いが、ランチで気軽に使う時もあるので、やはりコスパは良い。 「最近はゴルフもほとんどやらなくなっちゃったので、美味しい店を探すのが趣味のようなものですね」...
そして、数ヶ月前の合コンで出会ったのが今の彼女。丸の内に本社がある美人が多いと有名な保険会社Tの一般職の英理(23歳)。同期4人と、鼻息荒く参戦した合コンで出会いました。ほっそりとした色白美人。現在交際3ヶ月目です。 先日、彼女の誕生日に、大奮発して、『レフェルヴェソンス』に連れて行ったんですよ。高樹町の交差点までタクシーで乗り付けて、長谷寺がある路地を入っていくんだけど、246から一本入るだけで、喧...
10日間で、出会いから恋愛成就、さらには、彼女の女友だちから大絶賛される素敵彼氏になるためのとびっきりのレシピをご紹介。ナビゲーターは、1,000人以上の男性を見てきた私・桜子! さ、この連載も残す所あと2回。前回、レストランデートの次に待ち受けるホテルデートの基本について押さえたわよね。今回は、さらに実践的なレッスンよ。恋人たちの総決算、クリスマス!まだまだ先と思いきや、いつの間にか、1ヶ月余り。時...
旬の食材とフレンチの技法を使い、個人と食材、人と人の出会いから生じるエネルギーを具現化する生江史伸シェフ。 レストランの語源となるフランス語の原語「レストレ」が"回復させる"の意を持つことから、ゲストの心を癒す空間作りに務めている。 ランチでもディナーでも評判のメインの鴨料理は、そんな生江シェフの個人的な体験を写しとり、様々な食材を一体化させた芸術的一皿。食せば、鴨に対するイメージが底上げされる。...
六本木ヒルズけやき坂コンプレックスの『Lauderdale』(ローダーデール)は特にIT業界では朝活のメッカとして人気処。 営業時間は朝7時(土日祝日は8時)から24時までと非常に長い。朝食やランチではアメリカンダイナーなテイストだが、夜は本格派ビストロへと豹変する。 あの著名フレンチ『L'Effervescence』(レフェルベソンス)の立ち上げに携わった小室 肇氏が、2012年シェフに就任。本格的な...
「アジアのベスト・レストラン50」にも選出され、日本のみならず世界のグルマンから耳目を集める。エグゼクティブシェフである生江史伸氏が紡ぎ出す料理は、非常にロジカル、かつ、自然への敬意に満ちている。 この夏、秋田・白神山地を歩いた際、たまたま目に留まったオオバコによって「何か、意識のスイッチが入った」という。「食材=栽培や飼育できるものに特化してはいないか?と感じたのです」。そこで、この料理では、野生のオオ...
西瓜の香りを加えた鮎やイチジクの酸味を添えたフォアグラ、丸ごと火入れしたカブなど。豊かな感性で生み出される料理は、永く記憶に刻まれる逸品。...
「それぞれ独自性を持って料理に相対する、ふたりの教えを融合した店にしたい」 9月にオープンした新店でエグゼクティブ・シェフに就任した、生江史伸氏は言う。「ふたり」とはミシェル・ブラスとヘストン・ブルメンタールで、北海道『ミシェル・ブラス トーヤ ジャポン』と英国にある3つ星店『ザ・ファット ダック』、2軒の名店でスーシェフを務めたのだ。 自然からインスピレーションを得て直感で作るシェフと、レストランと別にラ...