世田谷線の松陰神社駅にある、生牡蠣とおばんざいでついついお酒が進んでしまう店がこちら。 店主の廣岡さんは、おばんざいに定評のある「アダン」で腕を磨いた後、築地の仲卸の築地三代に勤めていたという逸材。築地三代が経営する「地下の粋」と同じルートで牡蠣が入るというのだから、品質は間違いない。 「牡蠣の食べ比べ3種」は仕入れによって変わる。その時々に一番おいしい日本各地の牡蠣を3種1500円前後でいただけるのがうれしい。 ...
「昔からあるものを、丁寧に」が木下シェフのモットー。 実は〝ビストロ料理の定番”と言えるものを1品1品丹念に作るには、とても手間暇がかかり、他店では本来の料理法から...
「地元の人が仕事帰りにふらりと寄ってくれるビストロを作りたかった」と話す木下聡二郎シェフ。世田谷線の松陰神社前駅の目の前にあるこの店は、まさにそんな場所になりつつあ...
「昔からあるものを、丁寧に」が木下シェフのモットー。 実は〝ビストロ料理の定番〟と言えるものを1品1品丹念に作るには、とても手間暇がかかり、他店では本来の...
メニューはどれもビストロの定番料理ばかり。 "昔からある料理を、丁寧に作り上げていくこと"が、木下オーナーシェフのモットー。 じんわりと低温で火入れ...
「歯科医過剰問題か…」 休日の朝。 美月が『ブーランジェリースドウ』の食パンをトースターにかけ、コーヒー豆を挽いていると、豊がソファでぼそっと呟いた。 「どうしたの?」 美月がコーヒーミルを回す手を止めて聞き返すと、豊は新聞をパラパラめくりながら続けた。 「今日の新聞記事に、歯科医過剰問題が大きく載っててね。今現在、全国にある歯科医院の数は、コンビニよりも多いんだよ。大変な時代になったよなあ」 ...
ワイン好きの女子会なら、迷わず経堂の『Mitsu-Getsu』へ。 レストランの下に系列のワインショップを持つこの店は、膨大な銘柄の中からソムリエが厳選した“通常リスト”と、ワイン好きならば一心に眺めてしまう“極厚熱(?)リスト”を用意。 下高井戸で人気を集めた『蜜月』の移店リニューアルとあって、昔からの常連も多いが、15時から営業している使い勝手のよさと料理のおいしさで、新規ファンも獲得中。昼下がりにゆったりとグラス...
ワイン好きの彼女と週末のブランチデートとなったなら、迷わず経堂の『Mitsu-Getsu』へ。レストランの下に系列のワインショップを持つこの店は、膨大な銘柄の中からソムリエが厳選した“通常リスト”と、ワイン好きならば一心に眺めてしまう“極厚熱(?)リスト”を用意。 下高井戸で人気を集めた『蜜月』の移店リニューアルとあって、昔からの常連も多いが、15時から営業している使い勝手のよさと料理のおいしさで、新規ファンも獲得中。昼下が...
ワイン好きの彼女と週末のブランチデートとなったなら、迷わず経堂の『Mitsu-Getsu』へ。レストランの下に系列のワインショップを持つこの店は、膨大な銘柄の中からソムリエが厳選した“通常リスト”と、ワイン好きならば一心に眺めてしまう“極厚熱(?)リスト”を用意。 下高井戸で人気を集めた『蜜月』の移店リニューアルとあって、昔からの常連も多いが、15時から営業している使い勝手のよさと料理のおいしさで、新規フ...
この暗闇で知り合った男女は実にさりげなく、それでいて一番近しい存在になるに違いない。 そう予感させる理由は、この店の道楽とも呼べるマニアックなワインのラインナップにある。 「どんな高級ワインも飲んでなんぼ」と考えるオーナー高橋寿典氏。彼は作り手にこだわり、自分の舌で選んだワインを提供する。年に一度は渡仏し、地方を巡って、現地のワインを購入。そのリストはワイン通にとって、ちょっとしたお宝だろう。苦労して集めた...
何事にも通ずることだが、刺激も過ぎると、だんだんと飽食気味になるものである。ただ、世の中には、クセになる刺激というものも確実に存在する。 料理人としてのスタートは決して早かったとは言えないが、その“種”が心のなかに芽生えたのは、わりに早期であった。子供の頃、親に連れられて行った四川料理店で、はじめて雲白肉に出合ったときの感動を今でも忘れることはないという。...
酸味と塩味、辛みで全体の味をまとめるという四川料理のベーシックな調理法にのっとった担々麺が人気の『蜀彩』。 「調味料も食材も至って普通です」と村岡拓也シェフは言うが、白胡麻の芳しい香りとマイルドな風味が楽しめる豆乳入り担々麺は、味がくどくならないように酢を多めに使い、芝麻醤と豆乳のコクをすっきり上品にまとめた逸品だ。自家製ラー油の爽やかな辛さもクセになる。...
こちらがその自慢の逸品、成都式汁無し坦々麺。今では誰もが愛するこの料理、やはり本物の味わいは格別である。 本場四川に伝わる味を村岡氏が独自にアレンジしたその坦々麺は、圧倒的に奥の深い味わいで、いくらでも後を引く旨さである。...
居酒屋や焼肉店が立ち並ぶローカルな地下街で、あきらかに異彩を放つ『サバンナ』。たった5 席の空間は一見スナックのようだが、ここはれっきとしたアフリカ料理店。カランガという炒め物やオメナというドライ鰯のフライなど、日本人にはなじみの薄いメニューが並び、好奇心をかきたてる。...
居酒屋や焼肉店が立ち並ぶローカルな地下街で、あきらかに異彩を放つ『サバンナ』。たった5 席の空間は一見スナックのようだが、ここはれっきとしたアフリカ料理店。 カランガという炒め物やオメナというドライ鰯のフライなど、日本人にはなじみの薄いメニューが並び、好奇心をかきたてる。...
どれも小ぶりながら、ジューシーな焼き具合、部位に合わせた味付けなど、丁寧な仕事ぶりが一口で分かる。サイズ感も手伝い、次、また次と手が伸びる。 特筆すべきこだわりの調味料は、土佐の海水を太陽光で結晶化させた希少な天日塩「あまみ」。 ミネラル分が豊富に含まれ、ほのかな甘みが舌に残るほど柔らかい。肉の旨みをきっちりとサポートし、食べ飽きさせない魔法を生む。...
ここはほんとは教えたくない地元民の秘宝のような店。焼き鳥はどれも小ぶりながら、ジューシーな焼き具合、部位に合わせた味付けなど、丁寧な仕事ぶりが一口で分かる。サイズ感も手伝い、次、また次と手が伸びる。 こだわりの塩は、土佐の海水を太陽光で結晶化させた希少な天日塩「あまみ」。ミネラル分が豊富に含まれ、ほのかな甘みが舌に残るほど柔らかい。肉の旨みをきっちりとサポートし、食べ飽きさせない魔法を生む。 店の最寄駅は山下・豪徳寺。...
店内のメニューを見てみると余りの安さに驚いてしまうが、味は折り紙つき。どれも小ぶりながら、ジューシーな焼き具合、部位に合わせた味付けなど、丁寧な仕事ぶりが一口で分かる。サイズ感も手伝い、次、また次と手が伸びる。 特筆すべきこだわりの調味料は、土佐の海水を太陽光で結晶化させた希少な天日塩「あまみ」。ミネラル分が豊富に含まれ、ほのかな甘みが舌に残るほど柔らかい。肉の旨みをきっちりとサポートし、食べ飽きさせない...
こちらは豪徳寺の小道の見つけにくい場所にあるため、口コミの数自体が少ない。それが低い星数につながっているのではないか。でも正直言って混んでほしくないので、このままこの店の良さがわかる客だけでひっそり楽しみたい店なのだ。 店内のメニューを見てみると余りの安さに驚いてしまうが、味は折り紙つき。どれも小ぶりながら、ジューシーな焼き具合、部位に合わせた味付けなど、丁寧な仕事ぶりが一口で分かる。サイズ感も手伝い、次...
生ハム、パスタ、フリット……。正真正銘、“鮨”店のメニューリストである。 「まさかイタリアンと鮨の店になるとはねぇ」。そう屈託なく笑うのは、店長の土屋陽平氏。土屋氏は、名店『経堂美登利寿司寿矢』の2階を長年任されていた人物。新店を開こうとした時に、偶然常連からイタリアンのシェフを紹介されたのがきっかけ。 しかし、これが正解だったのは、訪れるゲストの幸せそうな顔を見れば分かる。...
名店が手がけるだけあって、供されるネタは確かなものばかり。 湯霜を施し、旨みと水分を閉じ込めたヅケは特製ダレで半日寝かす。江戸前の技で旨みが引き出されたルビー色のそれは醤油を適度に吸い、まぁじんわり旨いのなんの。 脂の乗ったトロヅケも必食モノ。タネの甘みやコクを際立たせる酢加減が絶妙...
パクチーを愛する社長が営むパクチー料理専門店。この「ラグマン鍋」は、「今日は鍋を食べるぞ!」と強い決心で挑むべき大作だ。 なにしろ、トマト入りのチキンスープに、ラム肉、帆立、エビ、野菜は白菜のほかに、大ぶりのジャガイモやピーマン、にんにくの芽も入る。もちろんパクチーもどっさり加えながら食べ進むと、汁が煮詰まりどろりとした状態になってくる。...
パクチーを愛する社長が営むパクチー料理専門店。この「ラグマン鍋」は「今日は鍋を食べるぞ!」と強い決心で挑むべき大作だ。なにしろ、トマト入りのチキンスープに、ラム肉、帆立、エビ、野菜は白菜のほかに、大ぶりのジャガイモやピーマン、にんにくの芽も入る。もちろんパクチーもどっさり加えながら食べ進むと、汁が煮詰まりどろりとした状態になってくる。 そもそも「ラグマン」は中国の現・新疆ウイグル自治区から、東へ伝わり「ラーメン」、西へ伝わり...
パンチはあるが、あくまで脇役だったパクチーが、ここでは1日5㎏、すべての料理にどっさりと使われ主役になった。自然とパクチーラバーが集まり、2007年のオープンから今でも連日満席。 今回のメニューは、ジェノベーゼのパクチー版。鮮やかな苦味が広がり、「あ~ん、パクチ~」とつい笑ってしまう。デトックス効果が高い食材ではあるが、栄養分だけの話じゃない。ここでの食事は笑った時間になるから、だから、イヤなことを忘れら...
賑やかな経堂の通りから一本入ったところにひっそりと佇む「しらかめ」。店に入ると左手にカウンター、所々には女将の文(あや)さんが描いた油絵が目に止まる。 広沢夫婦+母で営むこちらで楽しめるのは、自家製粉の十割そば。福井産や富山産が主だが6月半ば頃には“日本一早い新そば”である熊本の「春のいぶき」が登場。「しっかり濃厚でワイルド。温室育ちのいちごじゃなくて、野いちごのようなひとクセある味です」と店主。 そば前と日本酒で一杯...
賑やかな経堂の通りから一本入ったところにひっそりと佇む「しらかめ」。店に入ると左手にカウンター、所々には女将の文(あや)さんが描いた油絵が目に止まる。 広沢夫婦+母で営むこちらで楽しめるのは、自家製粉の十割そば。福井産や富山産が主だが6月半ば頃には“日本一早い新そば”である熊本の「春のいぶき」が登場。 「しっかり濃厚でワイルド。温室育ちのいちごじゃなくて、野いちごのようなひとクセある味です」と店主。そば前と日本酒で一杯...
2012年3月に惜しまれつつ閉店した老舗『万惣フルーツパーラー』で修業を積んだ冬木氏が焼き上げるホットケーキが名物の『ホットケーキ つるばみ舎』。 「ホットケーキ」が絶品であることは言うまでもないが、1日8食限定の「ホットケーキのたまごサンド」も見逃せない!ホットケーキの間にたまごサラダをたっぷり入れた逸品。 生地に使用する卵同様に、奥久慈卵を使用したたまごサラダは、たまごのコクが程よい塩気で引き立ち、ホットケーキとの...
『ホットケーキ つるばみ舎』で味わえる「ホットケーキ」は、ホットケーキとはこうあるべきという理想型と言える。 銅板で焼き上げることで生み出される、美しい黄金色の焼き目。ナイフを通せば、表面のカリッした感覚のすぐ後に、ふんわりと柔らかな感覚が伝わってくる。 まずは生地の美味しさを堪能。焼き立ての香ばしさを楽しみつつ頬張れば、奥久慈卵を使用した贅沢な生地の美味しさが口いっぱいに広がっていく。...
口当たり良いふわふわの生地が、どこか懐かしい味わいのホットケーキ。そして旬のフルーツとコク深いの生クリームをたっぷり使用したフルーツサンド。 この2品を目の前に、どちらかを選べと言われたら…あなたならどっち派? 今回はこの2品がどちらも人気を誇るスイーツ店『ホットケーキ つるばみ舎』で、究極の選択を実践してみた!ホットケーキの美味しさを知ってしまったら、もう他のオーダーは考えられないと思うところだが...