お気に入りの私物を見せてもらうようお願いをしていた。 「エルメスが好きで、銀座店はクリニックから近いのでよく見に行きます。担当の販売員の方が、新作や限定商品が入荷すると教えてくれるので」...
来たる12/23(土・祝)。聖夜にふさわしく、真っ赤にライトアップされた『小笠原伯爵邸』を舞台に、紳士淑女のためのクリスマスパーティーが開催される! 200名限定でブラックタイ着用。ジャズやカジノを楽しみながら上質な料理を囲む優雅な時間……。 「聖なる薔薇の夜会」と銘打たれたこのスペシャルなパーティーが、現在参加申し込みの予約を受付中だ。 ありふれたクリスマスディナーとは一味違う夜が過ごせるこのチャンス、絶対にお...
1927年に建てられたスパニッシュ様式の洋館レストラン『小笠原伯爵邸』。そのカフェスペースが、この春バルへと変貌をとげた。 スタンディング席の他、開放感のある屋外パティオ席も。格式高い洋館の中にありながら気取らずに楽しめるバルは、デートの店選びの強力な切り札になりそうだ。...
メッセージでは何度となくやりとりをしていて、会話の内容も、テンポもあう人で何より〝家事手伝い″に対して偏見のないところが素敵だと思った。 『キャリアのある...
「ここ、『すし匠』系だよね。こないだ行った『鮨さいとう』は、『かねさか』出身で〜」など。東京中の鮨屋を食い尽くしているかのごときうんちくは、うるせー!でしかない。「...
ここは四谷の名店『すし匠』出身の鮨職人が握る店だが、今宵は決して高級鮨に釣られただけではない。 新太郎は「失恋リエコを励ます会でもしてやるよ」な...
前回のUnder30女子が女子会でマウンティングできるフレンチとは? に引き続き、女子会の攻防戦の様子を。前回の様子を遡りながら読むと、より楽しめるかと思...
日本全国20軒近くの店を渡り歩いた中澤圭二氏が、1989年に四谷で始めた『すし匠』。幾多の食通たちを迎えた暖簾をくぐると、凛とした空気が店内を包む。「最高...
年収……、それは端的にそのひととなりのスペックを決めてしまう世にも恐ろしい数字。 東京に跋扈する、年収3,000万円以上の男に迫った。 【今週のヤ...
「さらば、トリ貝。さらば、ハマグリ。先日も、そんな気持ちになりました(笑)」。カウンター越しに握りを出す仕草をしながら、中澤圭二氏は言う。これで今年も終わ...
現代フランス料理の最高峰シェフのひとり、アラン・デュカス。年3回来日する彼が、その度必ずといっていいほど、足を運ぶ鮨屋がある。熟成の旨さを世に伝えるご存知...
四谷『すし匠』中澤圭二氏の鮨ネタには、すべて「エイジング」と頭に付けて読み替えていただきたい。冗談ではなく、熟成こそが彼の基本だからである。 「魚には、...
探求心旺盛で、鮨への情熱は誰にも負けない。磨き抜かれた腕としなやかな発想を持ち合わせ、実力派の職人を多く輩出する旗手的存在。工夫されたつまみとインパクトの...
カウンター席オンリーだから一人客でもさっと立ち寄りやすい。メニューはサクッと系からがっつり系までバランスよく、しかもラストオーダー遅め、と家の近くにあったら相当うれ...
「店を開いた25年前は、豚はメニューには載せていなかった。あの頃、日本の豚の肉質には満足がいかなかったから。だけど、まかないでは使うから、にんにくを刺したりマリネしたり、工夫してね。 お客様に出すようになったのは、ここ7,8年かなあ。豚肉は本当に美味しくなったし、ほかの肉と比べると原価が安いから、大きいポーションで出せるのもいいねえ」と語るのは、言わずと知れたオーナーシェフ・北島素幸氏。...
「とにかくすべてが男前で熱いひとですよ。」田代シェフがこう語るのは、『北島亭』の北島素幸シェフ。料理に対して常に真摯でストレートなその姿勢は、昔も今も変わらないという。 「以前いただいたイサキの味は今でも記憶に残っています」 今でも毎日築地に通う北島シェフの食材に対する徹底したこだわりと、もっと料理を極めたいという情熱家の料理は、美食家のみならず、多くの料理人をも魅了している。フレンチ界の“アポロ神”。 あたたかく豪快...
酒飲みの気持ちが分かるんだと思う。それも、能書きで飲むより、身体を張ってきたクチと見た。 2012年1月、一番町『てる也』で独立した飯田照也氏は、親の仕事の関係で高校時代からをNYで過ごす。彼が偶然出逢ったのが、現『すし匠齋藤』の齋藤敏雄氏。齋藤氏に声をかけられて、NYの鮨店で働きはじめたのが、鮨職人の道に入るきっかけだ。 齋藤氏を兄貴、師匠と慕いはじめて程なく、一時帰国の機会を得て、本山・四谷『すし匠』の中澤圭二氏と...
~素材の合わせ方に新感覚がキラリと光る~ 赤坂の名店『すし匠 齋藤』で修業を重ねたという飯田照也氏が独立し、2012年1月にオープン。基本はつまみと握りが交互に提供される“お任せ”。冷、温、塩、しょう油など、素材の持つ特性を考慮しながら、舌と胃を飽きさせないよう巧みに構成された20品は完成された鮨のフルコース。 「たとえば同じこはだでも、個体によって微妙に違います。だから機械作業ではいけない。毎日その個体の違いを感じ取...
酒飲みの気持ちが分かるんだと思う。それも、能書きで飲むより、身体を張ってきたクチと見た。 今年1月、一番町『てる也』で独立した飯田照也氏は、親の仕事の関係で高校時代からをNYで過ごす。彼が偶然出逢ったのが、現『すし匠齋藤』の齋藤敏雄氏。齋藤氏に声をかけられて、NYの鮨店で働きはじめたのが、鮨職人の道に入るきっかけだ。 齋藤氏を兄貴、師匠と慕いはじめて程なく、一時帰国の機会を得て、本山・四谷『すし匠』の中澤圭...
俗に「食いついたら雷が鳴っても離さない」と言われることから、しつこい人の代名詞ともなっているすっぽん。そのイメージや見た目ともあいまって、すっぽん料理が好きだという人はあまりいないかもしれません。 しかし、おいしいダシが出るので古くから高級食材として珍重されてきました。滋養強壮効果も知られており、ビタミンB群や鉄分・亜鉛などのミネラル、とりわけ美肌効果があるとされるコラーゲンが豊富に含まれています。また、すっぽんの肉は低カロ...
クツクツと沸き、湯気が立つ鍋中。その先に登場するのは、溢れんばかりの生命力を感じさせるすっぽん。 「鴨と鶏肉の間のような肉質ながら、煮込んでも身が柔らかい。それでいて旨みの量が圧倒的に多い」とは、店主・福田智則氏。透明感のあるスープは滋味深く、滋養漲る力強さ。活きの良さと丁寧な仕込みが物を言うすっぽんは弾力があり、上品な脂やゼラチン質が旨みをもたらし、ねっとりと口にまとわりつく。 そこに合わせるのがキリリと冷えたシャン...
店主・福田智則氏は元ソムリエという経歴の持ち主。「ご満足頂くには飲み物だけでは不完全」と一念発起、名店『割烹 小田島』で一から和食を学んだ。 そんな氏の料理の真髄は、ワインと合う変化に富んだ味わい。皿に添える柑橘の香り、焼物にかかる甘めのタレ、赤身に加えられる少しの焦げ……。ワインを知るからこそのひと工夫が、この上ないマリアージュを演出。優しい風味が特徴という日本ワインなら、繊細な味の調和はさらに際立つ。...
『つきぢ田村』出身の店主渡邊さんが「使い勝手のいい和食屋を」と開店。¥2,500の山灯コースがメニューの中心となっているので、〆の雑炊や酒を頼んで4千円台で収めることもできる。...
『つきぢ田村』出身の店主渡邊さんが「使い勝手のいい和食屋を」と開店。¥2,500の山灯コースがメニューの中心となっているので、〆の雑炊や酒を頼んで4千円台で収めることもできる。 旬がつまった本格コースは、いい素材と昔ながらの和食の技法を用いながら、意外な取り合わせがいただけるのも魅力。舌の肥えた大人の普段使いの店としてにぎわっている。 早い時間帯は予約で埋まっている可能性が高いため、ひとりでふらりと入るなら22時以降が...
希は、年上の女に可愛がられるタイプの女だ。 大人しく、反論もせず、毒にも薬にならない絶妙な相槌を打ちながら、年上の女たちの愚痴を聞く。 愚痴が1時間、2時間と続いても、いくらお酒を飲んでも、年上の女性を前にしている時はその姿勢を崩さない。 先週も残業で疲れていたのに、ゆり子に誘われて四谷の『メゾン ド ミナミ』へ行き、延々と愚痴を聞いた。内容は予想通り、佳乃に対する不満だ。 希はゆり子と佳乃、どちらから...
佳乃が復職した3日後、ゆり子は残業していた希を誘って四谷の『メゾン ド ミナミ』へ行った。 3種のグラスワインとペアリングを楽しめるのが好きで、ゆり子がよく行くレストランのひとつだ。 「だいたいね、今までと同じ仕事ができると思ってる方がおかしいのよ」 アルコールが入ったゆり子は、いつにも増して饒舌になる。佳乃が希を可愛がっていることは知っているが、ゆり子だって希を可愛がっている。 希は、誠実でまじめな女...
かつて花街として栄えた四谷三丁目エリア、大人の街の名残を感じる地にある『メゾン・ド・ミナミ』。1986年当時、最年少でシュヴァリエ・デュ・タストヴァン叙任、2015年にはシャンパーニュ騎士団の騎士を叙任したオーナーの「ワインは、食事と一緒に楽しんでもらいたい」という願いが込められた店だ。 “キュイジーヌナチュレル”を掲げる料理は、四季折々の食材を採り入れシンプルに調理。日本料理と同様に、旬替わり、季節替わ...
「Looks so expensiveだね。」 いつの間にか圭介が背後から携帯を覗いていた。 「でもさ、翔太っていつもラフな格好してるよね?デニムにTシャツみたいな。お金掛ける所間違ってない?(笑)」 21世紀の年収3,000万円以上の男は、私の知っている限り(金融系以外)皆ラフだ。でも、時計だったり靴だったりとさりげない所にお金をかけている。ロハスライフ希望と言いながら、全く嫉妬心や欲が捨てきれていないよね...
「六本木から荒木町への移転後は、1日3組限定で、夜は¥23,000と¥32,000の2コースのみ。良い食材をシンプルに調理することと、20年間収集している須田菁華の器がご主人のこだわりです。骨董も和食も、同じ型を継承し、長く愛されるという点に共感するのだそう。お料理は上品な味つけで何度行っても飽きません!」...
ダイナミックな食材と極めてシンプルな調理法でコアなファンを持つ『青華こばやし』が移転。2016年3月、荒木町の一角にリニューアルオープンした。六本木時代に比べ、ぐっと広くなった店内には、通常の2倍はあろうかという幅広のどっしりとしたカウンターがドラマティックな空間を演出。須田菁華や川瀬竹春など、器に造詣の深いご主人小林雄二さん肝いりの皿に盛り付けられた料理と共に、眼福口福のひとときを彩ってくれる。...
今夜の会食の相手は、上海の不動産会社の社長と政府の関係者だ。店は、四谷三丁目にある割烹『青華こばやし』だ。 「このプロジェクトの成功を祈念して、乾杯。」 堤から、英語で乾杯の音頭が取られた。 乾杯の酒は、ドンペリだ。分かりやすいブランドワインが好きな相手の不動産会社の社長の好みに合わせ、堤が事前に店に持ち込んでいたようだ。 堤の狙い通り中国側の社長は、ドンペリのラベルを見て悦に入って...
昨年の高垣さんのお誕生日に、ご主人が予約をしてくれたというのが『青華 こばやし』。今後荒木町への移店を予定している、ご店主がひとりで切り盛りされている1日2組限定の名店だ。 「誰かのお宅におじゃましてるように居心地がよく、お料理もおもてなしも骨董の器も素晴らしくて、いろんな感動がありました。白子の美味しさも忘れられない!」と思い出深い誕生日になったという。...
確かな技術に裏付けされた季節の魚料理を軸に、昼夜ともにおまかせでコースを組み立てる。料理はもちろん、特に注目なのが盛りつけられた器。どれもが名だたる作家の逸品だ。「その時々の旬の魚を楽しめます。親しい方と膝を突き合わせて楽しみたい時にはこちら」...
肉の中でも、「鶏肉」は比較的安価で馴染みのある肉というイメージだろう。が、美食の国・フランスでは、さに非ず。 フランス中東部のブレス地方で育てられた鶏は、高級食材として知られている。その中で、さらに珍重されるのが「シャポン鶏」。 『レスプリ・ミタニ・ア・ゲタリ』のシェフ・三谷青吾氏によると「シャポン鶏は、ブレス鶏の中でもさらに厳選された去勢鶏を最低8ヵ月かけて大きく育てたもの。フランス人でもそうそう食べないし、そもそも...
“夏に食べたい肉料理を紹介せよ”という編集長からの指令を受けて真っ先に思い浮かんだのが、最愛フレンチ『レスプリミタニ』の定番である「ウサギのゼリー寄せ」。デリケートなウサギの肉にゆっくりと水分を入れてゼラチンで固めたそれは、さっぱりとしたウサギの味とぷるんとしたゼリーの食感が夏向き。そしてシェフがブラジルをイメージしたという「夏のブロシェット」は、イベリコ豚のハラミと仔羊のローストも!...
メニュー(特に主菜)は、ほぼ肉一色。それも「アンドゥイエット」や「鴨のコンフィ」、「仔牛のポトフ」といった伝統的なフランス家庭料理がズラリと並ぶ『レスプリ・ミタニ』。 「古い料理も、再現していく中で、その時代にあうよう洗練され、より美味しくなっていくもの。時代ごとに引き継がれていく味が好きですね」とは、塊肉のパイオニア!?三谷青吾シェフ。シンプルでありながら、食材の本質的な旨みを最大限に生かした料理は、小手先...
その日の仕入れ状況と、ゲストの要望に臨機応変に応じる自由度の高い名フレンチ。三谷シェフによる古典的な料理は食べ手の心を掴むものばかりだ。 ※この店舗は移転、店名変更しております。詳しくは下記店舗情報よりご確認ください。 この記事は移転前の情報です。...
「料理人にはなれても、焼肉師の方は生まれつきである」と、美食家ブリア・サヴァランは言った。蝦夷鹿をローストする三谷青吾シェフを前にするとなるほど、と唸る。ダイナミックと称される料理だが、その火入れには芸術家のように繊細な感性が不可欠なのだと。「これは繊維が柔らかくてジューシーな2歳の雌鹿のロース。なるべく強火を加えず、バターでアロゼしながら表面は香ばしく、余熱でしっとりと仕上げます」と、慈しみ深く丁寧に焼き上げ...
かつて花街として栄えた荒木町。行ってみたいけど敷居が高いイメージのあるエリアの店にサラリと予約できる男性は一目置かれるはず。昨年末に開店した『くずし割烹 たけはな』。その店名の通り、本格的な割烹に創作を加え、リーズナブルに提供する。 天然の鯛しゃぶコースは、白子の焼き物、お造り、揚げ物などが付いて¥5,400。河豚コースも¥5,400から用意する。より気軽に楽しむなら、全6品のおまかせコース料理(¥4,320~)もおすすめだ...