行きつけにしたい中目黒の実力派イタリアン
北海道産シマエビのカルパッチョ。塩気とパッションフルーツの甘みがエビを引き立てる。仕入れ状況などによりメニューは異なる。写真は一例...
四角い箱の、窓側の2面とキッチン側の1面が全てカウンター。『フェリチェリーナ』は全席カウンターという物件を得て、2011年夏、中目黒にオープンした。 シェフの濱本直希氏は広尾時代の『アロマフレスカ』に入店し、以来原田慎次氏の薫陶を受けた。グループ内で何度か異動し、シェフも経験。力を蓄え、技術を身につけた上での独立である。...
『アロマフレスカ』出身の濱本シェフが腕をふるうカウンター式イタリアン。シェフ自ら築地や生産者の畑に出向いて食材を仕入れ、日替わりでメニューを提案。 いつ訪れても新たな料理に出会えるのが嬉しい。ディナーは¥6,800のコースのみで、前菜、パスタから4品、メイン1品を好きに選べるプリフィクススタイル。 国産の魚介と野菜をアレンジしたメニューが中心で、パスタをたっぷり食べたければパスタ3品と前菜1品にメイ...
深夜まで賑わう十番の隠れ家イタリアン。気取らない本場の家庭料理が楽しめる
イタリア・サンレモ出身のオーナー、ミルコさんと料理長・武安さんのふたりが営む小さなイタリアン。 グラスでオーダーできるイタリアワインの品揃えが豊富で、パスタもハーフサイズで頼めることから、ひとりで夕食を食べにくる女性客が少なくない。平日も明け方4時までフードをオーダーできるので、深夜族はもちろん、飲み会の後、2軒目、3軒目として当てにできる店だ。...
界隈の食通たちが夜な夜な通う、王道イタリアン!ワインのストックは5,000本以上
フルーツトマトを挟み、パウダー状のオリーブオイルを飾った「ボタン海老のタルタル カリフラワーのサラダ添え」。季節などによりメニューは異なる。写真は一例内観...
春とは名ばかりの浅春の頃、雪間にそっと顔を覗かせるふきのとうのけなげな姿は、遠からぬ春の訪れを思わせ、寒さの中にもホッとした温もりが伝わってくる。キク科の多年草で、ふきの蕾であるふきのとうは、春の訪れを告げる日本原産の山野草。だが、黄緑色の瑞々しい見た目とは裏腹に、苦味は鮮烈。冬の長い眠りから、今、まさに覚めんとする春の息吹のような味にはまた、新陳代謝を促進する働きもあるそうだ。 「ふきのとうの魅力はまさにこの苦味にあるといえま...
“おまかせコース”は味付けや量をアレンジしてくれる。麻布十番のイタリアン
大阪出身のオーナーシェフ・山名正浩さんは、気さくな人柄で話好き。 料理は日替わりの「おまかせコース」(¥3,980)が人気だが、その日の気分や希望を伝えると、素材の組み合わせを変えてくれたり、味付けや量を加減してくれたりと、ひとりとりに合わせて細やかにアレンジしてくれる。 ワインも価格が明記されたセラーから自由に選べるスタイル。本格的なイタリアンを気軽に楽しく味わえる店だ。...
鹿や猪などのジビエ料理が旨い!深夜まで愉しめる神楽坂のイタリアン
“鹿や猪など、フレッシュで珍しい食材が満載。ワインがどんどん進みます”...
倉谷シェフの秋のスペシャリテ、栗のニョッキには生ハムが寄り添うが、廣瀬版は今年から提供し始めた1年半熟成の自家製ハムをたっぷりと。まるで温菜のようにいただける。栗の甘さとハムの塩気のバランスがよく、セージバターの香りも食欲をそそる。¥1,550...
旬の和食材によるイタリアンとソムリエ厳選のワインが深夜でも味わえる、信頼度の高い一軒。シェフ広瀬周悟氏のパスタや肉料理は定評がある。...
深夜でも楽しめる豊富な料理とお酒。どんなわがままな女性も満足してくれる店
女性のわがままに即座に対応すること。男の株を上げるために必要な条件のひとつである。そのためには、昼夜を問わずに豊富なメニューを味わえる店を知っておかなければならない。 クオリティとバラエティには強いこだわりを持っている。肉料理には、牛や豚はもちろん、カモやラムまで用意。...
カジュアルな価格と雰囲気で、インパクトあるアラカルトをワイワイ囲めるオステリア
ホロホロと崩れるほど柔らかな「仔羊のしっとり焼き」¥3,024。「ネロダヴォラ」1/2¥540、フル¥972樋口敬洋シェフ...
自然派ワインをしっかり味わいたいときに。20種類超えの小皿アンティパストが人気
20種を超える小皿アンティパストが人気のドゥエ・コローリの1階部分に位置する2号店の『ドゥエ・コローリ エビイロ』。 2号店のテーマは〝自然な造りの美味しいワインと美味しいツマミ〞。看板のひとつである小皿アンティパストで、腰を落ち着けてワインを楽しんでもらおうというのだ。ゆえに、2号店は和「エビイロ」つまり葡萄色と名付けた。 「ドゥエ・コローリとはやや内容を変え、アヒージョや煮込み料理なども小皿料理に加え、よりワインが...
赤身肉が評判のイタリアン。現地を思わせる雰囲気に、ワインもすすむ
2008年オープン。オーナーシェフ石川淳太氏の男気溢れる料理は健在。だが「料理と同じぐらい、みんな会話を楽しみに来てくれるから」と、フロアでのサービスも積極的。 気の置けない仲間同士にはプリフィックスコースに合わせ、「ワインをどんどん飲んでほしい」と考えたイタリアワイン飲み放題プランがおすすめ。ボリュームのあるセコンドに合わせてグラスを傾ける。そこに石川氏のトークが加わればまたワインが喉をすべり、愉快な夜が深まっていくだろう。...
オーナーシェフの石川淳太氏は「繊維がしっかりして“肉々しさ”も魅力」と赤身を評する。 気取らず皆が賑やかにワインと料理を楽しむ、フィレンツェの街角にあるような店を東京で再現すべく開かれたトラットリアだ。ワイン蔵を改装したような店内にしたのは「店に入った時、現地にトリップしてしまった錯覚、行ったことがある人なら懐かしさを感じてもらいたかった」から。 料理も当然、その雰囲気に見合う、直球勝負の料理が揃う。先に石川氏が語った...
中目黒で知っておきたいのは、地に足ついた骨太なイタリアン
イタリアに代々伝わる家庭料理を夜中でも堪能できる。腕を振るうは北東部を中心にイタリアで7年修業を重ねた宮本義隆シェフ。イタリアを中心に世界中のワインも取り揃えられており、飲みたい夜も満足できる一軒だ。...
一見、気難しげな硬派の料理人、と思いきや、口を開けば屈託のない笑顔とおしゃべりがどこか少年の面影を残す宮本義隆シェフ。北イタリアの山岳地帯トレントを中心に7年間の修業の後、帰国。サービス担当の兄と店を始めて、9年目を迎える。 イタリア帰りの気鋭のシェフが腕を振るう店と聞けば、さぞや郷土色満々のマニアックな料理ばかりだろうと思うかもしれないが、意外にも全体のメ二ュー構成は至ってノーマル。 牛ランプ肉のマリネ南チロル風や牛...
こだわり抜いた野菜が自慢の最旬イタリアン
さんまの温製サルーチェ農園の旬野菜。ラディッシュやニラの花など瑞々しい野菜たっぷり。季節などによりメニューは異なる。写真は一例濃縮トマトの冷製アラビアータ。爽やかな甘さがシャンパンにもピッタリ。季節などによりメニューは異なる。写真は一例...
小田原『リストランテ・ヒロマーレ(現イルマーレ)』、恵比寿『ダルマット』などを経て、昨年5月、六本木に自身の店をオープンさせた佐藤光シェフ。素材の味を生かしたイタリアンが評判を呼んでいる。「9時以降はアラカルトのオーダーも可能なので、飲んだ締めにパスタというのも大歓迎」と佐藤シェフ。深夜3時まで営業しているのも心強い。...
六本木交差点から芋洗坂をすこし下った所にある『サルーチェ』。深夜もおいしいパスタがいただけるこの店に、黒のワンピースで現れた桜沢さん。供されたお料理の上に散らされた小さな花が気になるようで。 「実はそれ、ニラの花なんですよ。ニラ以上にニラの味がするんです」という店主・佐藤光さんの発言に、ひとつ花を口に運んだ桜沢さん、「ホントですね!」と目をキラキラ。 好奇心旺盛な桜沢さんだが、現在は二児の母ということもあり...
生地のもちもち感が絶妙!著名人も絶賛の本格窯焼きピッツアの店
「素材を生かすシンプルな調理が多いイタリアンだからこそ、外で食べたほうが絶対に美味しい! とくに窯焼きピッツァなんて最たるもの。ピッツアを食べたいときは、私は迷わず『ナポリスタカ』へ行きます。ナポリ出身のオーナー、ペッペさんが焼くピッツァは、生地がもっちもちで少し塩気があって絶品! お客様も外国の方が多くて、本場の空気感が楽しめるのもここならでは」と高垣さん。...
食材は毎日宮城から直送!多彩な魚介類や東北のブランド肉で作る、仙台発祥のイタリアン
海と大地が育む食材の宝庫・宮城から新鮮な食材が毎日届く、仙台発祥のイタリアン。多彩な魚介類や滋味あふれる野菜、東北のブランド肉は、郷土の特色を生かしたイタリア料理に。 たとえば、プーリアのチーズ、ストラッチャテッラとダダ茶豆を合わせるなど、イタリアと東北のミックスが新しい感性を生んでいる。夏は南イタリア料理が主役だったが、秋から冬には北部の料理が登場するなど、シーズンごとに替わるメニューもお楽しみ。今年からスタートした週末だ...
特別感ある接待をしたい時に!ワイン好きが脱帽する、希少銘柄がそろうイタリアン
ワイン好きだからといって、高級ワインでもてなしたところで、ありがちな接待で終わってしまう。ならば、お目にかかれない、レアモノで攻めてみるというのも一考だ。 祇園の『リストランテキメラ』の姉妹店であるここは、イタリアンでありながら、シャンパーニュは約100種、ワインは500種以上を誇る。有名どころを押さえながらも、小さなドメーヌによる生産量の少ない銘柄が充実するリストは、1万円前後が中心。知る人ぞ知る銘柄が中心ゆえ、価格が...
幻の牛肉・土佐あかうしを味わえるイタリアン!薪で焼き上げられたビステッカが絶品
“薪火でしか出せない肉の美味しさに注目です“ 店名の『ヴァッカロッサ』は赤牛を意味し、その名のとおりここでは土佐あかうしを堪能できる。 「シェフは肉に精通していて、肉の焼き加減が素晴らしい。ここでは薪火で焼き上げるので、少しスモークされたような香ばしさがあり、肉の香りにも広がりが出ます。イタリアの赤ワインがどんどん進みますね」 ■プロフィール 大森由紀子/料理研究家。 メディア活動のほか、料理・菓子教室“エー...
イタリアンにおいて肉料理「ビステッカ」はシェフの腕が問われるメニュー。火の入り方、塩の加減、余熱でどこまで調理できるか。こちらはまさにそれらすべてがマッチしたビステッカが味わえる最高のリストランテである。 使用する牛は今最も注目されている土佐あかうし。その名の通り赤身に旨さが際立っている和牛だ。そして内観は白一色で統一されて、いかにも異国情緒が漂う。センスのいいお店のセレクトとは、こういうことだろう。...
イタリアでの修行時代、トスカーナで出会ったビステッカの旨さに魅了された渡辺雅之シェフ。以来、理想のビステッカを目指して様々な牛を試していくうち、ようやく見つけたのが土佐のあか牛。 「現地の味を上回る味に感動した」そうで、なんと渡辺シェフ、人気店だった「ヴェッカッチャ」を閉め、店名も「ヴァッカロッサ」(赤い牛)に変えて2013年に再スタート。そして今、そのあか牛に続き、渡辺シェフの熱い視線が注がれているのは...
肉塊を強火で焼くためにしつらえたというトスカーナ暖炉で、30分ほどかけてしっかりとした焼き色をつけつつも、肉汁を逃さずに焼き上げられたビステッカは、噛みしめるほどに味わいが広がる逸品だ。 “肉焼きの達人”渡邉雅之シェフが惚れ込んだのが、高知県産の「土佐あかうし」。赤身の味の深みと、霜降りのバランスの良さがその魅力だが、年間出荷量は約700頭。 和牛生産量全体のわずか0.2%だというから、まさに稀少で...
もはやハンバーグではない。ステーキである。 まずは切ってみてほしい。食欲をくすぐる色合いに焼き上がった、肉のかたまりにナイフを入れる。すると刻まれた肉片が、こぼれ落ちる。 店名さえも「赤牛」(=ヴァッカロッサ)としてしまったほど、渡邊雅之シェフが惚れ抜いた土佐あかうしを、粗く刻み、網脂で包み、薪火で焼き上げているのである。 切ったハンバーグを食べる。焼けた香ばしさに続いて、猛々しい肉の香りが広がり、奥歯でぐっ...
渋谷を一望できるテラス席が爽快!ランチデートから二軒目までOKなカジュアルイタリアン
『東急シアターオーブ』のチケットを提示すると、10%オフになるサービスもあり...
ワインと肉のマリアージュを突き詰めた渋谷の隠れ家フレンチ
「日本ワインの魅力を伝えたい」。そんな熱い気持ちを胸に2015年11月にオープンした日本ワイン専門レストラン。北海道、長野、岡山、鳥取など、各地のワイナリーと直接交渉して仕入れた日本ワインは100種類以上を誇る。 食材選びにもとことんこだわり、ピロール農法を行う農家の野菜や北海道産エゾ鹿を使用するなど、日本の文化に合わせたマリアージュを追求している。...
ヴェネツィアの定番食材『スカンピ』を使った絶品料理に舌鼓
金子崇裕シェフのスペシャリテであるパンナコッタは、青い卵とジュレが添えられ、まさに宝石のよう。 ぜひヴェネト州の小規模の生産者によるプロセッコ「トレヴィジャーニ」を合わせたい。...
店名に掲げたスカンピ(=赤座海老)が文字通りのスペシャリテ。3種のメニューが黒板に並ぶ。もうひとつの看板がヴェネツィアの郷土料理。魚介だけでなく野菜も特産のヴェニスらしく、イワシやイカのほか、耳慣れない野菜の名もメニューには掲げられている。 オーナーの及川博登氏は元々、設計事務所で働いていた人物。仕事で関わるうちに飲食店の愉しさに開眼。某バールのマネージャーを経て、9月にこの店を開いた。 「店のデザインも自分でした」。コンセ...
伝統の中に光る斬新さ。目黒川沿いのビルに構えるイタリアン
タコは、弱火で2~3時間火を入れることで、柔らかな食感に。イイダコの溺れ煮内観...
南イタリアの名店を広尾で再現
イタリア人がもっとも信頼しているという格付誌『ガンベロロッソ』で、2000年より連続して最高評価を受けているレストラン『アンティキ・サポーリ』。イタリア国内だけでな...