東京ではまだ珍しかった21年前の開店からずっと、肉の旨みが濃い宮崎地鶏を使用。現在81歳のオーナーが直談判して送ってもらった武勇伝のたまものだ。...
リゾートホテルのラウンジのような空間ではモダンにアレンジされたフレンチベースの料理が味わえる。昼間はカフェ、夜はバーとしても使える。...
食の激戦区といわれる渋谷にて、21年もの長きにわたり、オリジナルのインドネシア料理で暖簾を守り続ける『アユンテラス』。 桜丘町のシンボルである桜並木の坂道「さくら通り」の突き当たり、インフォスタワーの裏手にあたる路地に佇み、オリエンタルな空気を漂わせている。...
カタルニア出身のジョセップ・バラオナ・ビニェス氏が監修するスペイン料理店。 「カルドソ」は、土鍋をはじめ台所にある適当な鍋を使い、きのこや鴨肉など季節の素材で作るというスペインでおなじみの家庭的なごはん料理。 玉ねぎやにんにくなどをオリーブオイルでしっかり炒めて甘みを引き出した「ソフリット」を基本の材料とし、あさりと魚の出汁、オリーブオイルの香りが絶妙に絡み合う。ちなみにこちらでは鉄鍋を使用。...
平日の昼下がり、渋谷での取材を終えた僕は、つぎの代官山にある取材現場まで歩いて向かうことにした。つぎの取材までまだしばらくの時間があった。渋谷・桜ケ丘から代官山にかけてぶらり街歩きを楽しんでいると、思わず「見つけた!」と言ってしまうような隠れ家的カフェを発見した。 それは渋谷駅、代官山駅からともに徒歩10分ほどの閑静な住宅街にある「TOKYO Kenkyo」。サンドイッチと自家製ソーダの専門店だ。店内はナチュラルウッディな空...
渋谷の喧騒を離れた神泉エリアは、落ち着いた大人のグルメが楽しめるとして連日大人が集うスポット。そんな場所に店を構えて5年、絶品すき鍋とワインがリーズナブルに楽しめる店が『厨 七代目松五郎』だ。 ここで是非食べて頂きたいのが、「黒毛牛のしゃぶしゃぶうどん」。名物のすき鍋で使用している極上のリブロースを惜しげもなく使った贅沢極まりない逸品。...
ただ酒を飲むだけなら家でもできる。だが、バーという空間で飲む酒には、心地よく酔う以上の恩恵がある。横並びに座るバーカウンターにおいて、縦の人間関係はない。職業も役職も年齢も関係なくともにグラスを傾ければ、必ず何かが生まれる。 そして、その架け橋となるのがバーテンダーだ。良いバーテンダーの下に良客が集い、都市の文化が創られていく。 「バーは真夜中のフリースクール」とは、伝説的バーテンダー、Danny氏の言葉。氏は、外苑前...
「1階のコーヒースタンドと間違えて、階段を上がってくる人も多いんです」と、笑って話す店主の野田由起子さん。 カフェのようなお洒落な空間で、しかも2階に立ち飲みがあるなんて間違えるのも無理ない。 道玄坂のてっぺんにあるこの小さな日本酒バーは、まさに渋谷の隠れ家と呼ぶに相応しい一軒だ。 カウンターオンリーの立ち飲みスタイルは、角打ちをイメージ。...
グレーの壁に店名が映える。今年6月、注目の大人なビストロが誕生した。『lilgo』は、西早稲田の『KITCHEN V』、神田錦町の『V table』などを手掛けてきた浅岡憲氏の新店。 ハイセンスなビストロで、店内は夜遅くまで、酒好きなお洒落人たちで賑わいを見せている。また、外にスタンディングスペースを設けているのが、このエリアの雑多な雰囲気に溶け込んでいて面白い。...
満を持して旅行とまではいかないが、南米とはどんなもんか?と少しでも思ったら、迷わず桜丘町の坂道を登るべし、だ。 そこにはペルー料理の同店があるのだから。 店主はなかなかのこだわり派で日本で手に入る食材で応用せず、トウモロコシや唐辛子は敢えてペルーから輸入。作り置かず、料理はすべて注文を受けてから作るという。...
渋谷駅から約10分。毎日でも通いたくなる食堂がここ。名物は手作りコロッケ。ビックリするほど軽い揚げ上がりで、ジャガイモ本来の味わいに感激。...
渋谷の駅前から国道246号を渡って、セルリアンタワー東急ホテルの裏手に延びる緩やかな坂道を上っていく。すると辺りは次第に静かな住宅街に。小道を縫うようにさらに歩けば『ひまわり亭』にたどり着く。 「界隈に住むお子様やご年配の方々に安心できる家庭料理をと思って始めたんですけど、若い人も想定外にたくさんいらっしゃって」 店主の赤沼僚子さんは微笑む。名物は手作りコロッケ。ビックリするほど軽い揚げ上がりで、ジャガイモ本来の味わい...