東京カレンダー | グルメ・レストラン、ライフスタイル情報
界隈の食通たちが夜な夜な通う、王道イタリアン!ワインのストックは5,000本以上
フルーツトマトを挟み、パウダー状のオリーブオイルを飾った「ボタン海老のタルタル カリフラワーのサラダ添え」。季節などによりメニューは異なる。写真は一例内観...
春とは名ばかりの浅春の頃、雪間にそっと顔を覗かせるふきのとうのけなげな姿は、遠からぬ春の訪れを思わせ、寒さの中にもホッとした温もりが伝わってくる。キク科の多年草で、ふきの蕾であるふきのとうは、春の訪れを告げる日本原産の山野草。だが、黄緑色の瑞々しい見た目とは裏腹に、苦味は鮮烈。冬の長い眠りから、今、まさに覚めんとする春の息吹のような味にはまた、新陳代謝を促進する働きもあるそうだ。 「ふきのとうの魅力はまさにこの苦味にあるといえま...
“おまかせコース”は味付けや量をアレンジしてくれる。麻布十番のイタリアン
大阪出身のオーナーシェフ・山名正浩さんは、気さくな人柄で話好き。 料理は日替わりの「おまかせコース」(¥3,980)が人気だが、その日の気分や希望を伝えると、素材の組み合わせを変えてくれたり、味付けや量を加減してくれたりと、ひとりとりに合わせて細やかにアレンジしてくれる。 ワインも価格が明記されたセラーから自由に選べるスタイル。本格的なイタリアンを気軽に楽しく味わえる店だ。...
サク、ふわ、カリッの三食感が揃ったかき揚げは必食!江戸中期から愛され続ける老舗
縁起物なので、本来は除夜の鐘を聞きながら。…なのですが、ここ何年かは大晦日の早い時間にすましています。 行くのは決まって大晦日の風物詩として、行列を中継されている「更科堀井」です。 いつもそば好きたちで混んでいるお店ですが、この日だけは特別。地方から食べにきた人や、すでに酔った客やらでてんやわんや。大忙しの店員さんも普段では表さない、殺気立ったオーラが味わえます。ですので、この日のそばはいつもより気合いが入っている(と、思...
創業寛政元年、江戸時代中期から200年以上に亘り愛される老舗『更科堀井』だが、蕎麦への探究心は、今なお衰えない。 更科だけに甘んじず、20年以上前にもりそばも始めた。更科はもちろん主軸だが、今はもりそばのファンが圧倒しているそうだ。 現九代目の堀井良教の時代になってからは、そば粉は全国各地のその時期もっとも良い物を厳選。さらにすごいのが、九代目自ら今も時々、店で蕎麦を打っているということ。 今や名物となっているか...
うなぎ・ふぐ・すっぽんの料理がずらり!温かみのある雰囲気と使い勝手の良さが魅力
店主の齊藤四郎氏は、日本料理店のほか、目と鼻の先にあるふぐ料理店『ふぐ武』での修業経験も持つ人物。というわけで、品書きには、うなぎ・ふぐ・すっぽんの料理がずらりと並ぶが、実は居酒屋的な季節の一品料理も常連客の人気の的。 気取らない品々に舌鼓を打ってうなぎで〆るもよし、ふぐ料理尽くしで豪勢に楽しむもよし。温かみのある雰囲気と使い勝手の良さが魅力だ。...
麻布十番で差をつける大人の自然派ビストロ
喧騒を離れ落ち着いた雰囲気の中で楽しめるのは、パリと南西部の郷土の味を堀江シェフが再構築したフレンチ。長野県・大島農園の無農薬野菜や長崎を中心とした九州産の魚介など、吟味を重ねて入手した食材は、その味を引き出すため手をかけ過ぎないように調理。 そこに、例えば「キハタのポワレ」はキハタの下に下仁田ねぎ、大根が敷かれ、ソースにゆずを使うなど、「日本の鍋をイメージしています」と遊び心、アイデアをまとわせることも忘れない。そんな全6...
調味料から手作りにこだわる麻布十番の韓国料理店!裏主役の石板サンギョプサルも絶品
ひとりでも食べに出かけることがあるほど好きな店。 「気軽に食べられる韓国料理屋でこちらのスンドゥブが大好きです。ほかにサムギョプサルとチヂミも美味! ランチも夜も色々な楽しみ方ができるお店です」...
東京のコリアンタウンといえば大久保の名が真っ先に上がるが、麻布十番も焼肉を含む韓国料理の店が結構多い。各店に名物があり、しのぎを削り、盛り上がっているのは昔から。こちらは店名にあるように純豆腐が表の主役。ご飯とかっ込んでサッと席を立つひとり客も多い。が、それだけではもったいない。調味料から手作りしているオモニが泣くというものである。この店の裏の主役ともいえる「石板サンギョプサル」。これを味わってもらわねば。 豚バラ肉を脂を落とし...
馬刺しや水炊き、もつ鍋など代表的な九州料理、鍋料理を堪能できる店
真野さんの行きつけは、馬刺しや水炊き、博多もつ鍋といった代表的な九州料理や鍋料理を提供する『麻布十番しも井』。産地直送の食材を惜しげもなく使用した、本格的な現地の味わいが堪能できる。 「麻布十番でレタしゃぶが食べられる数少ないお店。豚肉の旨みとレタスのシャキシャキ感が最高の一品です。ほかにもいくつかお鍋の種類があるし、一品料理も豊富で美味しいので、何を食べたいか決められないときはとりあえず行ったりしています」。...
五臓六腑に染み渡るスープが旨い!スポーツ選手や著名人も通う、サムゲタン専門店
家入さんのおすすめは、若鶏の中に朝鮮人参やナツメなど漢方として使われている食物を詰め、時間をかけて煮込んだ参鶏湯(サムゲタン)料理の専門店。手作りにこだわり、本場で伝授された味を守り続けていて、テイクアウトや通販もある。 「ひとりでも入りやすい雰囲気なのでよく行きます。名物のサムゲタンは、ヘルシーなのに奥深い味わい。体も温まって胃腸にも優しいので、体調が優れないときにも、おすすめです」。...
スポーツ選手や多忙な著名人がこぞって訪れる理由は、「ここの料理を食べると元気が出るから」。ぐらぐらと煮える白濁したスープが五臓六腑に染み渡り、体が火照る。少し冷めたらトゥッペギ(器)ごと再度火にかけてくれ、また熱々を口にできる。サービスまでが本場式。それは、客がこの料理を食べる意味を、店主が真摯に思う証だ。30年前単身韓国に渡って得たのは、料理の味だけではないことがわかる。...
日本酒好きには堪らない!新鮮な魚の逸品とともに30種類の日本酒を堪能
「刺し身、焼き物、煮物などどれもお魚が美味しいのですが、イチオシは牡蠣のバター焼き! 冬には白子、あんこう鍋もオススメです。落ち着いた雰囲気のお店なので、ひとりでも気軽に入れるってところもいいですね」とおかもとさんが教えてくれたのがこちら。 その日仕入れた新鮮な魚を使った料理が自慢だ。日本酒にもこだわり、全国の有名どころから小さな蔵まで常時30種類以上の銘酒をそろえ、料理に合ったお酒を提案してくれる。...
モチモチとサクサクが同居する生地が堪らない!職人技が光る十番の人気ピッツェリア
広瀬さんのお気に入りは、注文を受けてから目の前で生地を作り、目の前の窯で焼くライブ感溢れるピッツェリア。発生した炭酸ガスを敢えて潰さずに高温で焼き上げて作る、“焦げる寸前”の香ばしいクリスピーが最大の特長だ。 「窯焼きピッツァが無性に食べたくなるときがあるのですが、そんなときは迷わずここに。テラスではワンちゃん同伴OKなので、私も愛犬(タオ)と一緒によく行きます」...
満腹感がすごい!自分好みに作ってもらえるカスタムサラダが、大人の食生活を整える
グルメな芸能人と言えばこの人!渡部さんが教えてくれたのがこちら。「カスタマイズできるので体調や不足しているビタミンなどを考えてオーダーできるし、400キロカロリー台しかないのにかなり食べ応えがあるのもいいですね」 単純に「野菜を食べる」感覚ではなく、約30種類あるトッピングから選んだ、自分好みのサラダをひとつの完成させた料理として楽しめるのが魅力だ。外食が続き、胃が疲れていたり、体重をコントロールしたいときにはもってこい!...
大人デートにピッタリ!和牛✕本マグロの饗宴が味わえる麻布十番のカジュアル割烹
女子が喜ぶご馳走なら、「肉」にそして「寿司」かと。そのどちらも同じ店で食べられたら、そりゃテンションが上がるってもの。 こちらの『尾崎幸隆』にはその名の通り、肉は尾崎牛、そしてマグロは築地の名士・やま幸が仕入れる他店には出回らない逸品が集まる。 そんな素材を最大限に生かしたシンプルなメニューは、誰をも虜にするだろう。ここで落とせない女子はいない、自信をもって臨むべし。ありそうでなかった、そんな名店である。...
麻布十番で30年以上愛される、老舗イタリアン
昼はプリフィクスコースが4種類、夜はアラカルトを自由に組み合わせて楽しむ気軽なスタイルの『クチーナヒラタ』。 シェフの町田氏は、仕事の厳しさ、調理の緻密さにおいて業界でも有名な先代・平田勝氏の薫陶を受け、2010年に店を引き継いだ生粋の“ヒラタ育ち”である。 「季節によって食材を見極め、その時期にはどの部位をどう使えば、一番美味しい料理が作れるのか。 それを追求する師の料理に対する真摯で前向きな姿勢を学びました。」と町...
先代の薫陶を受けた町田武十氏が麻布十番で23年の歴史を誇る名店の味を守る。今回のパスタのように素材の持ち味と食感を活かしつつも一体感ある仕上がりにするため、あおりが重要な作業となるパスタのほか、煮込んだラグーの味をパスタに吸わせることで味の決まるひと皿など、「同じパスタでも気を遣う部分は様々」と町田氏。実直な仕事が光る。...
接待からデートまで、大切な日の2軒目に。名バーテンダーがいる麻布十番の一軒家バー
麻布十番の住宅街に潜む一軒家の扉を開けると、石壁と太い梁のある天井が目に入る。その静謐な空間が『バー ラ ユロット』だ。 フレッシュフルーツのカクテルも見逃せないが、コニャック、アルマニャック、マールなど、フルーツを使った蒸留酒、それもオールド・ヴィンテージのコレクションも目を見張るものがある。「食事の後に飲む一杯こそ、最も大切にしたい」という。...
さあ、夜風に身を任せつつ、次へ行こう。まるでパリの街角にあるような石畳のパティオを通り抜け、大黒坂、暗闇坂、狸坂を上り下りる。教会を過ぎて角を曲がり、ポツンと明かりが灯る扉の前へ。 二軒目はモダンから趣向を変えて、グッとクラシックに。店主、川瀬彰由氏が「廃墟となった教会」をイメージしたという『バー ラ・ユロット』である。 店内は飛騨高山の古民家からとった梁が頭上に渡り、19世紀後半のヴィクトリアンの家具などが配され、BGMには...
スターシェフが作り出す、イノベーティブに心打たれる
JALのファーストクラス、ビジネスクラスのメニューの開発、地方食材とのコラボ企画「深夜定食」を冬季期間限定で提供するなど、既存にないスタイルに果敢にチャレンジする『山田チカラ』。定食・朝チカラ(¥3,500)は、味や見た目はもとより栄養面にも深い配慮。フレッシュな野菜ジュースで血流を促し、豆腐や野菜を使った惣菜4品をまず。土鍋ご飯に、焼き魚と店主のこだわりが満載だ。...
『ラルーヌ』をはじめとした国内で修業を積んだのち渡欧。かの『エル・ブジ』のフェラン・アドリア氏に師事。和と洋の垣根を超えた料理を、茶懐石のスタイルで味わうことができる『山田チカラ』。鮮度の高い素材使いに加え、栄養バランスも計算された充実のメニューは、まさに絶品。料理長と女将の二人三脚の渾身のもてなしは、忘れられない時を刻んでくれるだろう。...
和をベースに、洋のテクニックを取り入れた新ジャンル。落ち着いた空間で頂く創作和食
いまや、世界中で関心を集める和食。そのエッセンスは、料理、お酒、お皿、そして精神にも表れる。多様化する和食の新たなプレゼンテーションに迫る。...
歯ごたえと旨味たっぷりの比内地鶏が楽しめる!朝4時まで営業の“鶏割烹”の店
最近、趣向の凝らされた料理と焼鳥を出す“鶏割烹”が注目されているが『地鳥割烹稲垣』は、コースはもちろん、焼鳥を単品でもオーダーできる使い勝手のよさで、早くもリピーターを集めている。 店主自慢の焼鳥は、全14種用意。適度な歯応えと旨みを持つ秋田の高原比内地鶏を用いる。鶏すき焼きや、もも肉の唐揚げなど空腹を満たしてくれるメニューも充実。ボトルワインが3800円からとくれば、足しげく通う常連客の気持ちも、よくわかる。 店主は焼鳥店で...
日本一の職人が焼くナポリピッツァ。コンテスト優勝経験も持つ、実力派の店
高い技術を持った職人がいるピッツェリアは、つねにたくさんのお客で賑わい、街そのものを活気づけるものだ。湯島で人気を集め、今年4月に麻布十番に2号店をオープンさせた『ピッツェリアファンタジスタドゥエ』。この店では、日本一のピッツァ職人が焼いたピザが食べられる。 窯の扱いや焼き方など、18の審査項目があるコンテストで優勝した経験を持つ店長の坂本大樹さんは「ナポリピッツァの材料は、いたってシンプル。だからこそ生地の美味しさにこだわりた...
麻布十番で至福の時間が過ごせる、本格フレンチ
小川智寛シェフはかつて、フランス各地で3年間の修業を積んだ実力派。特に素材にはこだわり、野菜はシェフの故郷・福井の契約農家から届く無農薬野菜が主。魚、肉も言うに及ば...