東京カレンダー | グルメ・レストラン、ライフスタイル情報
食通も唸る納得の完成度。極上のヒレカツにごはんが進む
ヒレかつの美味しさに山本さんも唸った注目店。「ここに来たらヒレかつを食べたい! と思わせる納得の味。ごはんの美味しさも特筆すべき」(山本)...
豚肉料理といえばこの店。時間と手間をかけた極上の一品に、グルメ通も唸る
バスクでの修業を通じて、ヨーロッパの豚食文化に心酔した櫻井信一郎シェフ。ここ青山に『ローブリュー』を開いて早や11年。今では、豚肉料理といえば、まず同店の名が挙がるほど、グルマン達の舌をとらえている。 「豚耳のパン粉焼き」といった内蔵料理から、豚肉本来の旨みをストレートに引き出した「豚肩ロースの炭火焼」まで幅広くそろえる豚料理の中でも、櫻井シェフ自身とりわけ思い入れの深い一品が、自ら手塩にかけた生ハムだ。 「すぐに結果が出ない...
大切な人に最上級のおもてなしを。心から安らぐ空間で極上和食を堪能しよう
四季折々の美味を味わうことができる『旬房』の冬の代表的名物といえば、日本海や瀬戸内海などで獲れるふぐを使った料理。2月末まで供されるふく会席は、先付けにはじまり、薄造り、唐揚げ、鉄ちり鍋、そして締めの雑炊と、心行くまでふぐを味わえる人気のコースだ。 贅沢な食材を用いた和食をアラカルトでオーダーできるのも魅力で、ふぐの唐揚げや鉄ちり鍋などは単品で頼むこともできる。今の季節は、天然ぶりと聖護院蕪のみぞれ鍋や冬の京野菜と地鶏の水炊き、...
大切な人をもてなす場合において、極上の美味はもちろん、プライベートが保たれた空間や行き届いたホスピタリティは欠かせない要素となる。さらに相手の意表をつくサプライズ感があれば言うことなしだ。 四季の素材をふんだんに使用した和食が評判の『旬房』。もしも、ここに“はなれ”が存在することを知っているのならば、都内のラグジュアリーホテルに相当精通していると言えるだろう。琉球畳を配した寛ぎの空間では、すっぽんやフカヒレ、国産鮑といった高級食...
夏も冬も、旬のジビエをいただける!カウンターにある長い囲炉裏も圧巻の店内
夏でも冬場と遜色のないジビエを食べられるのがこの店。 ご主人の大島衛氏は、狩猟歴約50年大ベテラン。店のメニューにズラリと並ぶは、またぎ仲間らと共に自ら仕留めた熊や猪など天然の肉ばかりだ。 今の季節、お勧めはやはり蝦夷鹿だが、「うちなら、青首鴨も旨いよ。網どりの鴨を毛付きのままマイナス60℃で瞬間冷凍しているからね。状態はバツグン」の言葉通り、見事に捌かれたその身は、実に艶やか。ワインレッドの色合いが、濃密な味わいを思わせる。...
昭和6年創業。手作り無農薬野菜の天ぷらに感じる、長年愛される老舗の味
昭和6年に日本橋で創業した天ぷらの老舗。特筆すべきは二代目主人の森礦史氏が厚木の自家農園に毎週末通って手作りする完全無農薬野菜を使用していること。玉絞め一番搾りの胡麻油でカラリと揚がった衣の中から、野菜本来の濃厚な旨みが広がる。そんな野菜の魅力をダイレクトに感じられるのが、ランチの塩天丼。瀬戸内海、駿河湾、沖縄など3~4種の塩を絶妙にブレンドした塩味が舌に優しく、上質な旬の味覚を堪能できる。...
スペシャリテは、冷たいキャビアのスパゲッティ!言わずとしれた乃木坂の名店
髙塚良氏は、今年で25周年を迎えた『リストランテ山﨑』の5代目シェフである。’08年、弱冠29歳で同店シェフに就任した際、彼は“冷たいキャビアのスパゲッティ”の作り方を、考案者である初代・寺島豊氏より直接手ほどきされた。 塩茹でしたフェデリーニを氷水で締め、水気をよく切り、オリーブ油や浅葱などと和え、キャビアをのせる。極めてシンプルだが、それだけに要点はある。茹でたパスタを大理石上で冷ます『マルケージ』のスペシャリテがベースだが...
炙り、漬け、混布締めなど、ひと手間かけた握りに唸る!趣向を凝らした江戸前鮨
「店主の廣瀬隆司さんは歳も一緒。懐石料理の経験があるから、握りの完成度が高い」と、鵜野シェフ。昆布締め、漬け、炙りなどひと手間かけた握りを得意とし、酒を飲みながら食べられるよう趣向を凝らす、新世代の江戸前鮨だ。...
プロのシェフも大満足の洗練された一貫。極上の鮨に、日本酒がすすむ
新世代鮨職人と呼ばれた時代から、格のある名店へ。枠に囚われない柔軟な発想で道を切り開いてきた店主・中村将宜氏は、円熟味のある鮨で多くの客を魅了する。「すべてにおいて水準が高く、バランスがいい」とは、鵜野氏の弁。...
オープンキッチンのカウンターで気軽にロブションの料理を
今年8月、パリのラトリエで4年間スーシェフを務めた関谷健一朗氏が、同店のシェフに就任した。「気軽に楽しむことがコンセプトだが、クラシックを踏まえたしっかりとした味つけ」を心掛けている、と関谷シェフ。それは、単に塩加減ということではなく、たとえばフォン(ジュ)。あるいは、目を閉じても何を食べているのかが判る、というシンプルさ。「最高の食材を選び、その自然な味を強調し、高みに持っていく」という哲学が生きたロブションの料理を提供している...