東京カレンダー | グルメ・レストラン、ライフスタイル情報
西麻布の住宅街に佇む看板のない隠れ家店。インパクト抜群の野菜串巻きは必食
バリエーション豊かな野菜巻き串はどれから食べようか迷ってしまう。そんな時はまず「レタス巻き串」を食べていただきたい。 レタス一玉から5本しか取れないという貴重な串、味は塩・チーズ・ソースの3種類を用意。全種類オーダーしてシェアして楽しんでもOK!...
夜な夜な賑わう美食のアンダーグラウンド
南青山・骨董通り沿いの「小原流会館」の地下1階は各国料理が揃うひそかな美食空間。ここに2010年10月にオープンした、『居酒屋 東京十月』。 純和風の内装を活かしてリノベーションされた店内は、黒と朱色で彩られた、まさに大人の隠れ家。カウンター以外にも、お座敷あり掘りごたつありで、密会に最適だろう。...
旬の国産素材を活かしたメニューが、こだわりの空間、器によく映える。蝦夷鹿ロースト 発酵バターとマデラ酒。季節などによりメニューは異なる。写真は一例アルゼンチン産のワインが豊富、というのも楽しい...
リアル・フリートは、家電ブランド“amadana”をはじめ、新しいモノづくりのオープンプラットフォームを展開している企業だ。同社の熊本浩志社長の“勝負店”選びが面白い。 「大事な話がある時は、ゲンのいい店に行きます。不思議なことに、ややこしい話がすんなり決まるラッキーな店というのがあるんですね」 熊本さんが特に重要な話を決める時に使うのが、東京十月というワインバー。とりわけアルゼンチンワインの品揃え...
親 和と反発。どちらに恋は生まれやすいだろうか。穏和と激情、どちらに惹かれるかで、軍配の上げ方は変わる。むしろ確率論より踏み絵かもしれない。新と旧、和と洋、柔と剛。対比され、時に対立するふたつが併存する。 『居酒屋 東京十月』はそんな場だ。 暖簾をくぐれば、店中に欅。節のない柱、釘に頼らない純日本建築。30数年、しゃぶしゃぶ店として時を刻んだ場所に、壁の朱色が新しい命を与えた。音楽はない。中央に鎮座する漆黒...
恵比寿西口の路地裏で圧倒的な人気を誇る薬草酒バー
足を運んだのは恵比寿の路地裏に佇む『BAR TRENCH(バー トレンチ)』。 【ASIA'S 50 BEST BARS 2021】に6年連続で選ばれている、実力派のカクテルバーだ。 一般的なオーセンティック・バーと違い、インターナショナルでカジュアルな雰囲気で愉しむことができるのが特徴。しかしドリンクのクオリティは高く、初心者からハイエンドユーザーまで、訪れる人すべてを満足させる希少なバーと言える。 また、...
路地裏の灯りに誘われて入店すれば、そこには天井高4メートルの空間が広がる。 バックバーの上部分は図書室を想起させるデザインで、前衛的なエビダンだけでなく、世界中のカクテルラバー達が夜な夜な集まり、この店の美酒の数々を楽しんでいる。...
今回は薬草酒に特化した恵比寿の『BAR TRENCH』をご紹介。速水氏も再訪を約束したその居心地のよさとは!?渋谷区出身で子どもの頃から恵比寿にもなじみ深いという速水氏。今でも恵比寿で通う店は多いが、路地裏にあるこの『バー トレンチ』の雰囲気にはすぐに惹かれた様子。 「僕が子どもの頃は恵比寿って居酒屋くらいしかなかったんですが、今はすっかり飲食店の激戦区ですよね。色々な店が溢れる中でも、ここは駅の近くなの...
独身を謳歌する男性と妙齢の女性が恵比寿駅に降り立ち、思い思いに目的地となるレストランへ急ぐ。 街全体に大人で陽気なムードが漂い、「今夜は何かが起こりそう」、そ...
恵比寿の路地裏でアブサンを。デートの〆に、2人の距離がぐっと縮まるバー
路地裏の雑居ビルにあり、少々入りづらいが、恵比寿の夜を知るにはまずはここからという登竜門的バー。 こだわりのアブサンをはじめ、さまざまな酒の背景の物語を絡めて飲む面白さを教えてくれる。開店以来、15年間見てきた街の素顔を聞けるのも同店ならでは。...
薬草系リキュール、アブサンの専門店である『バー トラム』は、アブサンを使用したカクテルを約10種提供。 そもそもアブサンとは、ニガヨモギ、アニス、ウイキョウなど複数のハーブを配合したもの。魅惑的な味わいは〝悪魔のお酒〟とも呼ばれ、20世紀初頭にはフランスで製造禁止にもなったほどだ。 そんなアブサンの熱烈なファンのひとりであった画家ゴッホをイメージしてつくられたのが、この“ヴァン・ゴッホの破滅”。アーモンドとシナモンが香...
ほぼ灯りがない暗闇の空間はインターナショナルな雰囲気を放ち、この中でアブサンドリップの儀式が体験できる。アブサンの原酒の入ったグラスに「アブサンスプーン」を置き、そのうえに角砂糖を乗せる。 そこへ、「ファウンテン」という給水器で、水を垂らしながらゆっくり角砂糖を溶かしていくのだ。すると、アブサンがだんだんと白く濁っていき、ハーブの香りを放つ1杯が完成する。 強い酒であることは間違いない。このアブサン...
名物の「土鍋ごはん」は必食。『いぐち』史上最高の大人の秘密基地、と謳われる和食店
主役の土鍋ごはんは、季節ごとに厳選した5種類のお米から選べる。この日の米は「きぬむすめ」、「ゆめおばこ」、「ゆめぴりか」、「新之助」、「龍の瞳」の5種類。 生産者の想いを代弁する解説は魅力的で、ふたりで迷う時間もまた楽しい。土鍋ごはんは“煮花(にえばな)”という炊き上がり前の状態で提供される。追加で、豚しょうが焼きなどの〝ごはんのおかず〟も注文できるので、どこまでも米を美味しく食べさせようとする店の誘惑に翻弄される。 ...
イタリアンやフレンチのデートにちょっと飽きたら、極上の「ごはん」が楽しめる和食デートなんていかが? 2017年8月、恵比寿西口徒歩5分の場所の地下に現れたのは、“『いぐち』史上最高の大人の秘密基地”と謳われる和食店『恵比寿 米ル』。 和食店と言っても、ただの和食店ではない。和食の原点である“お米”に立ち返り、極上の美味しさを追求した「お米の和食店」が誕生したのだ。 最近、コースの最後のメニューや食事の〆にご飯物を...
萬古焼きの土鍋でふっくらと炊き上げる。お米を愉しむ和食デートに、心がほっこりする
店名の通り、お米が主役の和食店。日本各地から玄米の状態で取り寄せ、毎朝精米することで最大限の美味しさを引き出している。白米に合ういくらや梅干、じゃこ山椒などもぜひ。お品書きを見ながら、珍しい名前のお米をふたりで選ぶ楽しさがデートを盛り上げてくれる。...
艶やかな更科蕎麦を供す、星付き店。名物のトリュフ蕎麦は芳醇な香りを放つ逸品
穏やかな照明と温かな木の温もりを感じる空間で、真っ白に輝く更科蕎麦が味わえる。名物のトリュフ蕎麦(要予約)は、馥郁たる香りを放つ記憶に残る名品だ。カウンター席のほか、掘り炬燵の個室も寛げるのでおすすめ。...
江戸に開業した一軒の蕎麦屋が、創意で生んだ更科蕎麦。艶めく白さと淡麗な香味、喉越しの良さが個性で、季節素材の色や香りを打ち込んだ変わり蕎麦もまた魅力的。本家筋の流れを汲むこの店が供する驚愕の逸品がトリュフそば。トリュフをこれでもかと打ち込み、薬味(!?)にもたっぷりのスライス。ひと口、啜れば豊潤な香りが鼻を駆け抜ける。 考案した中島潤氏曰く、「翁を育ててくださった、おふたりの美食家の助言で」誕生とのこと。さる音楽家は「世界三大珍...
店内はまるで水族館!恵比寿でのラグジュアリーな食事会に最適な、幻想空間が広がる
エントランスから神秘的な水中スペースが広がる空間は圧巻。高さ5mの水槽には、ウミガメや熱帯魚、サメが自由に泳ぎ回る。この空間は、初めて来た子には必ず感激されると、エビダンの中でも鉄板中の鉄板として認知されている。イタリアンも本格的かつ、大満足な飲み放題は、充実の全55種類。...
恵比寿での食事会の鉄板店。ファイヤーシャンデリアが煌めく店内に女子もうっとり
店内に設置された幅7mの迫力ある水槽には、悠々とクラゲが泳いでいる。また、店内を煌びやかにするファイヤーシャンデリアは圧巻。ゴージャスな空間に、女子陣も必ずテンションアップ!カラオケを完備したVIPな個室は、そのまま二次会の場としても使える。お店のイチオシコースは、ピッツァとパスタそれぞれ3種から選べるのもうれしい。...
日本で唯一のモッツァレラ専門店!チーズ好きは六本木ヒルズへ
『オービカ モッツァレラバー 六本木ヒルズ店』を訪れたら、まずオーダーしたいのは「3種モッツァレラチーズ盛り合わせ」。 同店で使用されるモッツァレラチーズは、イタリア国内でも、カンパーニャ地方で採れる水牛の乳のみを原料とした伝統的な製法と基準のもとに作られた最高級品。ミルク本来の甘さに加え、適度な塩味、弾力とジューシーな食感が特徴で、そのまま食べるのが何よりの贅沢なのである。 3種盛り合わせでは、写真左からスタンダード...
ローマに本店を構える新スタイルの『モッツァレラバー』のアジア1号店。 イタリアから週3回空輸する最高品質の水牛モッツァレラチーズは、オーダー必須の逸品だ。まずはチーズの盛り合わせで食べ比べてから、“ピンサ”を基にした伝統レシピのピッツァやメインディッシュへ。...
水牛の乳から作った本場のモッツァレラチーズや、古代ローマ時代から伝わる伝統的なスタイルの「ピンサ」を用いたピッツァが味わえる店。 シチリアの「カンノーリ」やサルディーニャの「セアダズ」など、イタリアの地方の伝統的なおやつが楽しめるデザートメニューにも注目。コース料理は¥3,300~。飲み放題はプラス¥1,400~。...
モッツァレラチーズをテーマにしたお店ですが、日本の寿司カウンターの考え方をヒントにしています。ここは寿司同様、新鮮なモッツァレラチーズが美味なる1品に姿を変える様子を楽しみつつ食事ができる空間。陳列された野菜や食器までもがデザインの一部となる造りです。 N「たくさんの種類のモッツァレラを試せるので、初対面でも話題がでやすいです。相手の好みも分かりやすい!」...
六本木の夜の色気は別格である。大人にだけ許されるちょっと危険な香りを纏いながら、ブレずに輝き続ける。 いつの時代も、よそ者に優しくはない。だからこそ、この街を...
旨い魚料理と日本酒でしっぽりと。神泉の正統派和食店
神泉駅からすぐの場所に佇む正統派和食店。店名は、店主・里吉雄一郎氏の父が、かつて中目黒で『葵』という鮨屋を営んでいたことに由来する。 カウンターの棚には、河豚用やハモ用など立派な和包丁が飾られており凛とした上品な店内だが、お手軽な価格設定は嬉しい限り。刺身、煮魚、天ぷらなど多彩な魚料理をぜひ。...
フルオープンキッチンの臨場感を楽しみながら、大人の時間を過ごせる奥渋谷の和食店
カウンター席越しに広がるフルオープンキッチン。ライブ感溢れる音や香りが、食欲をかき立ててくれる。 福井の銘酒『黒龍』の酒粕を餌に育った「黒龍吟醸豚」は、グリルまたはカツレツが選べる看板料理として常連客を魅了する。...
年代ものの家具に囲まれ、居心地抜群!“シガーキープ”にも対応してくれるシガーバー
20年程前、「葉巻が吸えるバーが欲しい」というオーナーによって誕生したシガーバー。年代物の家具が並ぶ店内の奥には、立派なウォークイン・ヒュミドールが贅沢に設置されており、ボトルキープならぬ、シガーキープにも応じてくれる。 アルコールは、洋酒がメインだが、和酒も常備。フードは「金柑のシャンパン煮」など日替わりのメニューのほか、徒歩15秒の某有名和食店から〆をデリバリーするのもOKだ。 さらに、閉店時間はお客様次第とか。こ...
フランスのオーベルジュを訪れたような感覚に浸れる、広尾の一軒家フレンチ
フランスのオーベルジュを訪れたような気分に浸れる空間。供されるのは、クラシックな技法を大切にしながらも、新たな要素をプラスした料理の数々だ。「フランス産鴨の胸肉のロースト 赤ワインの風味」など、進藤武シェフがじっくりと手を掛けた料理を口にすると思わず微笑んでしまう。...
本格派の北イタリア料理と、最適なワインの組み合わせに感動する隠れ家レストラン
ジャガイモやドライフルーツなどを詰めたパスタ「チャルソンス」や豪快な肉料理「マイアラータ」など、本格派の北イタリア料理がそろう。料理ごとにワインのアッビナメントが設定された「デグスタツィオーネ」もぜひ。 1階の『バール エ エノテカ インプリチト』に席を移して食前酒や食後酒を楽しめるのもこの店ならでは。...
レストラン級のクオリティを誇る料理が魅力。二軒目利用に鉄板のBAR
その辺のステーキよりも厚い豚肉は、キラキラしつつも肉汁を表面でこらえているようで、ジューシーさは一目瞭然。そして、歯を入れるとサクっとした食感の次に豚の旨みが口いっぱいに広がる。そんな『ケージュレップ』のカツサンドは、料理人のファンもいるくらい揚げ方が絶妙だ。 低温でゆっくり揚げ、少し休ませた肉は、旨みがドリップすることなく噛んだ瞬間に肉汁が溢れ出す。もっちりしたパンは毎日手作りしており、宵越しのパンは使わない。残れば次の日...
美女が愛するのは2軒目要らずのハイスペックさ!レストランからスタンダードバーまで、すべての楽しみがこの店だけで完結する。美女ならずともお1人様にとってこんなに嬉しいことはない。1軒目から2軒目(3軒目まで?)こなす万能選手だ。 場所は六本木ミッドタウンから程近い路地を1本入った2階、アクセスの良さも魅力の1つだ。 暗い照明にオレンジの壁が浮かび上がり、スタイリッシュな非日常的空間は一見入りにくいと感じるが、実際は堅苦し...
二軒目のバーに求めるもの。 其の壱…緊張を強いるほどのストイックな店であってはならない。 心地よい緊張感を醸し出す店は、紳士として通いたいバーである。だが、接待の席には不向きなのは言うまでもない。なぜならば、ディナーでせっかく温まった会話が、緊張によって弾まなくなるからだ。...
~バーメニューの域を超えたこだわり~ オレンジの幻想的な光に包まれた隠れ家的バー『ケージュレップ』。毎日焼き上げる自家製パンで挟む逸品は、冷めても美味なため「半分は明日の朝食に」「妻のお土産に」など、惚れ込む常連客がテイクアウト注文を多用する。300g以上ある国産の豚ロースをじっくり低温調理するので、オーダーはお早めに。...
これぞ真の隠れ家!選ばれしもののみに開かれる秘密の美食空間
室内に漂う、凛としつつも温もりのある空気感は無駄な装飾を削ぎ落とした成果か。あるいは店主・中田昇氏の穏やかな人柄ゆえか。 座ればすぐに根の生えてしまいそうな居心地の良い椅子があって、目の前には奥行きも十分なカウンター。マンションの1室にあって完全紹介制。1日1回転の料理屋である。 開店は2009年。故郷の富山で10年間、フレンチレストランを営み、本国での修業経験もある中田氏が、ふと思ったのだ。...
『神楽坂 石かわ』監修。上質ながら懐かしさ漂う店内で、新しい洋食スタイルを体感
数多くの美食家を唸らせてきた日本料理の名店、神楽坂『石かわ』。 ミシュランの三ツ星にも輝く、この和食の雄が、渋谷は南平台の閑静なお屋敷街に、人知れずオープンした豪奢な洋食のレストランを監修していたことをご存知だろうか。 その名も、『レストラン ナンペイダイ』である。 「昔から、伊勢志摩観光ホテル『ラ・メール』の高橋忠之シェフの料理が大好きで。フレンチとも洋食とも取れる、今となってはクラシックなあの料理や雰囲気を再...
昼からデートをすることになった。 男性は港区界隈で繰り出す「夜の必殺パターン」が使えないし、女性は「銀座でやっつけ映画」なんて展開だったら、つまらないと思うだ...
『和食にワイン』を提唱したパイオニアの店。著名人も多く通う六本木の名店
今でこそワインを扱う和食の店は数多いが、ここがその元祖。「フレンチは胃に重いが、和食ならワインと一緒に、という方が多く、意外に早く浸透しましたね」とはご主人の小田島さん。 フランスの日本料理店で働いて帰国したばかりの1976年、元麻布で創業した。和食にワインの組み合わせとご主人の味は、著名人を含め多くのファンに愛されたという。...
表参道で焼き鳥を食べるならココ。鶏の旨味が溢れ出す“つくね”は絶品
滋味深い水炊きに“美食同源”を実感! 最近は串物以外のメニューにこだわる焼鳥店も増えているが、鍋専門店も顔負けのクオリティと密かに話題を呼んでいるのが『焼き鳥 平良』の水炊きだ。約2百羽分の出汁を10時間かけて煮出した濃厚スープは旨みもコラーゲンもたっぷり! 名古屋コーチン、秋田の比内鶏、鹿児島の薩摩地鶏といった三大地鶏をメインに、仕入れによって最良のものを使用するという徹底ぶりは焼鳥店ならでは。ひと口めに思わず幸福の...
表参道の骨董通りといえば、ファッションのイメージが強いが意外にも飲食店で面白いところはある。こちらの『焼き鳥 平良』もそう。 六本木にある『鮨 鯛良』(あの渡部健さんも絶賛!)から派生した焼き鳥店で、イマドキのお洒落な雰囲気が◎。ワインなどの品揃えも豊富だ。 冬の時期の「水炊き」も捨てがたいが、やはり本道の串ものをここでは楽しみたい。中でも、つくねは絶品だ。ちょっと荒めに挽いてあるので、食感がちゃんとあり、鶏の旨味が溢...