阿佐ヶ谷に受け継がれしパリ14区の味

ラ・メゾン・クルティーヌ (La Maison Courtine)

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絵画的な美しさと力強さを併せ持つ料理で
エスプリを伝える

パリに実在した一つ星レストランの名を継ぐ
フレンチの名店

阿佐ヶ谷の路地裏で本格フレンチとは意外な取り合わせだが、オーナーシェフの善塔一幸(ぜんとうかずゆき)氏は、フランスで7年半の研鑽を積んだ腕利きの料理人。


かつてパリに実在した一つ星の『ラ・メゾン・クルティーヌ』でシェフを務め、帰国後に初代オーナーシェフのイヴ・シャルル氏の許しを得て、2011年に同名のレストランを開いた。

パリのクルティーヌ時代のスペシャリテで、「ゲランド産灰色大粒塩を皮目にしっかりつけて焼き上げるマグレ鴨」は、ぜひ食したい一皿。


善塔シェフ独自のアレンジで蜂蜜を塗り、フォアグラのポワレを乗せて仕上げることで、よりリッチな旨味と一体感をもたしている。

また、パリの修業時代に牛肉の名店『ル・セブロー』や、肉屋の『レガレ・ヴー』に出入りして学んだ、熟成肉に関する技術にも絶対的な自信を持つ。
グランメゾンにしては珍しく自前の熟成庫を持ち、卸業者にかなり細かい注文をつけて熟成用の肉を仕入れている。

特に善塔シェフのこだわりは、“肉は骨付きに限る”こと。
ただ、日本で骨付き肉を入手するのは非常に困難で、オープンから3年経って、やっとの思いで仕入れを確保できたそう。


満を持しての熟成肉はシンプルにステーキやたたきで食すほか、今後はフォアグラをのせたロッシーニ風や、パイ包みも提供したいと意気込んでいる。

PHOTO GALLERY

料理画像
「馬鈴薯を纏ったラングスティーヌ2尾とピマント・デスペレット“エスペレット村の一味唐辛子”」。馬鈴薯を桂剥きにし、さらに千切りにする。それを赤座エビに巻き付け、鴨脂で揚げた料理。豪快な見た目に反し、エビの旨味と繊細な香りが漂う。11種を配合したハーブソースと山椒と共にいただく。
内観画像
ソファのあるテーブル席には、店名の由来でもあるクルティーヌという画家が描いた『三人の料理人』が掲げられている。
内観画像
フランス産を中心に120種ほどの品揃えで、そのうち半分ほどが自然派。グラスワインは赤白3種ずつで、800円、1100円、1300円の3プライス。
内観画像
9.47と刻まれたテーブルナイフは、イヴ・シャルル氏がシェフの座を善塔氏に譲って創り上げたこだわりのナイフ。
料理画像
「長崎県佐世保のホウボウのスープ仕立て 帆立と椎茸と雲丹のラビオリ添え わさびソース」。低温でゆっくり火入れしたホウボウに、ラビオリを添え、カラフルな野菜とキノコのソテーと共に、ムール貝の泡をあしらう。
料理画像
「宮崎牛頬肉の赤ワイン煮込み (90g) 馬鈴薯のピュレと根菜」。産直の宮崎牛の頬肉を大量の赤ワインと、自慢の2日間かけて作るフォンドヴォーでじっくり煮込んだもの。

Chef Profile

オーナーシェフ/善塔 一幸Kazuyuki Zentou

1976年千葉県生まれ。『箱根小涌園』などを経て2003年に渡仏。『ターブル・ダンベール』、二つ星の『ルレ・ルイ・トレーズ』を経て、2004年から一つ星の『ラ・メゾン・クルティーヌ』で働き、シェフにまで上り詰める。
帰国後の2011年、阿佐ヶ谷に『ラ・メゾン・クルティーヌ』の名を継いだ同名のレストランをオープン。

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Interview

料理人になったきっかけは?
子供の頃から絵を描くのが得意で、小学校では水彩画、中学校では油絵を学び、県のコンクールにも入選しました。

同時に食べることも大好きでしたから、色彩豊かな皿が作れるフランス料理はまさに天職。小学生の頃から、フレンチの料理人なると決めていました。
フランス時代の思い出は?
言葉もまったく話せない状態で、飛行機の片道切符だけを持ってフランスに渡りましたが、滞在2日目にして昔のレストランの同僚にシャンゼリゼ通りでばったり再会。その紹介で4日目から『ターブル・ダンベール』で働かせていただくという幸運に恵まれました。
これは本当にラッキーでしたね。

『ラ・メゾン・クルティーヌ』の初代オーナーシェフ、イヴ・シャルルからは実に多くのことを学びました。
イブはよく料理とは“ビアン アセゾネ ビアンキュイ(良い塩加減と良い火入れ)”、それがすべてだと言っていました。
突き詰めていけば、料理はそこまでシンプルになるということ。
基本に立ち返るための大切な言葉です。
レストランの名を継いだのは?
イブの人となりに惚れ込んで、その名をどうしても残したかったからです。2007年にイブがテーブルナイフの会社を立ち上げるため、シェフの座を僕に委ねて引退しました。

今、一つ星当時のクルティーヌの味を受け継いでいるのは、阿佐ヶ谷のこの店だけです。

Restaurant Data

店名ラ・メゾン・クルティーヌ
エリア高円寺・阿佐ヶ谷
料理ジャンルフレンチ
目的ランチ ディナー デート 女子会 個室 ワイン 接待・会食 結婚式・二次会 結婚記念日 クリスマス 子供連れ
オープン日2011.09.19
営業時間 【月・水・木】
11:30~14:30(L.O. 13:00)
17:00~21:00(L.O. 19:30)

【金・土】
11:30~14:30(L.O. 13:00)
18:00~22:30(L.O. 21:00)
【日】
11:30~15:00(L.O. 13:30)
※日曜日のディナーは祝前日のみ営業
定休日 火曜日・第1水曜日・第2水曜日・日曜のディナー
予算
ランチ:¥4,000~
ディナー:¥10,000~
カードのご利用 使用可 (VISA, MasterCard, JCB, Amex, Diners, 銀聯)

※ディナータイムのみ利用可能

サービス料なし
チャージ18:00以降、¥500
店内の雰囲気静か
ドレスコード あり

※サンダルやジャージでのご入店はNG

お子様の同伴

※小学生以上のお客様に限り、小学生以下のお子様は直接店舗にお問い合わせ下さい。

ホームページhttp://www.courtine.jp/index.html
facebookhttps://www.facebook.com/courtine.jp
Twitterhttps://twitter.com/maison_courtine
席・設備
席数 24席

※パーティ時は着席:22席まで

座席

ソファー席あり

※テーブル席16席、個室8席

個室 個室あり

※4人可、6人可、8人可
個室料は10%頂戴しております。
一部屋のみですので、お早めのご予約をお勧めいたします。

貸切 あり

※平日15名様~、土日祝18名様~より承ります。
(共にメインダイニング)
上記の人数以下での貸切をご希望の場合、
昼:お一人様
  コース料金+(200円×貸切人数に足りないご人数)
夜:お一人様
  コース料金+(300円×貸切人数に足りないご人数)
にて承ります。

※人数が足りない場合のプラス料金は全体にかかる金額ではなく、お一人様ごとのコース料金に加えてご負担頂く料金です。

喫煙・禁煙 全席禁煙

※テラスに喫煙スペースあり

駐車場 なし

※近隣にコインパーキング有り

サービス
接待・会食でのご利用接待・会食でのご利用歓迎
お料理の特徴

※パリ一ツ星時代のスペシャリテが食べられます

お車の手配手配可能
ベジタリアン対応

※事前予約で対応可能

外国語メニュー 外国語メニューあり

※仏語

外国語対応スタッフ 外国語対応スタッフ在籍

※英語、仏語
ご予約の際にご確認下さい

ハラルフード対応

※事前予約で対応可能

その他宗教食対応

※事前予約で対応可能

お土産の取り扱い あり
備考

※キャンセルの際はお電話にてご連絡くださいますようお願い申し上げます。

◆お会計はテーブルでのご精算となります。
◆ディナーのご利用はコースのみで承っております。

住所杉並区阿佐谷南 3-37-10
電話番号
03-6276-9938
※お問い合わせの際は「"東京カレンダーWEB"を見た」と
お伝えいただければ幸いです。
FAX番号03-6276-9959
アクセスJR阿佐ヶ谷駅から徒歩2分
ディナークルティーヌコース(前菜3品、メイン、デザート)¥8,250(税込)
スぺシャリテコース¥14,300(税込)
月替わりコース¥11,000(税込)
熟成肉尽くしコース¥18,400(税込)
ワインの取り扱い あり

120 種類

当店シェフ 厳選の約120種類を取りそろえております。

カクテルの取り扱い あり

ウィスキーの取り扱い あり

1 種類

ビールの取り扱い あり

2 種類

焼酎の取り扱い あり

1 種類

百年の孤独

SEAT VIEW

4〜8名で使える個室もある。グループでの会食に使いたい。

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