名刹の敷地内にある
隈研吾氏が設計した上質な空間で
旬材の共演が誘う
伝統と革新の和の世界へ

外苑前駅のすぐそば、黒竹に囲まれた小径と坪庭が、しとやかに出迎えてくれる「日本料理 僖成」。
寺の敷地内という歴史のある場所にあり、世界で活躍する建築家、隈研吾氏が設計を手がけたお店は、非日常でありながら心安らぐ唯一無二の特別な空間。
桐材を用いた個室が用意され、大切な人との上質なひとときを約束してくれる。

和の設えを意識しつつも、新しさを感じさせる。そんな空間とも通じる、モダンな流れの中に伝統をきちんと生かした端正な料理が、多くの人々を魅了してやまない。
宮城、高知、島根などから仕入れた旬の食材を、和の技法をベースに新たな方法を取り入れ、季節を味わう一皿に。

先付や椀物、造りからはじまるコースは、ラストの飯物や甘味まで一皿一皿が印象的でありながら、流れるように美しい旋律を奏でる。
確かな目利きで選ばれた素材は、繊細な技とシンプルな味付けで、ダイレクトに旨味を堪能できる。
気軽に利用できるランチタイムも、女性を中心に人気だそう。

こちらでは、料理の美味しさを引き立てる日本酒にも力を入れている。季節限定のお酒をはじめ、黒龍酒造の「しずく」「二左衛門」といった希少銘柄も多数揃う。
日本酒のほかにワインなども用意されているので、料理や好みに合った一杯をゆっくりと愉しみたい。
お伝えいただければ幸いです。