今年誕生した『鮨よしい』がまさにそれ。 住所を知っていても店前を素通りしてしまうほど、見つけづらい外観に真っ暗闇の内観。 そして暗闇が実現する心理的効果はいわずもがな。こんなロケーションで極上鮨をふたりで食べれば、その恋はきっとうまくいくはずだ。...
2回目は行きつけの店、『鮨 よしい』に行くことにした。 「この店、好きなんだよね。来たことあった?」 接待では気易く使えても、女性とのデートで顔馴染みの店に行くときは細心の注意を払う。 冴えない女性を連れてきたと思われたくない。それにここは特に、本当に気に入った子しか連れて行きたくない店だった。 「ここの...
2回目のデートの店は、『鮨 よしい』だった。 「この店、好きなんだよね。来たことあった?」 そう言って大将と親しげに話す真治さんを不思議な気分で見つめた。 —行きつけのお店へ連れてきてもらえたのは、喜ぶべきなのか。それとも、毎回こうやって女の子を連れてきているのか…。 「ここのお鮨、本当に美味しいから!照...
古き良き時代の、六本木のランドマーク『アマンド』。このデート待ち合わせの名所の左脇から朝日神社を経て、麻布十番方面へと下る坂道が、芋洗坂。 一説によれば、その名は、江戸時代、先の朝日神社の前に毎朝市が立ち、近在で採れた芋が売られていたことに由来するとか。 現在では、飲み屋やレストラン、おしゃれなカフェなどが立ち並ぶ雑多な...
鮨屋といえば白木のカウンター、である。高級な店であればあるほど、そのカウンターの木は継ぎ目がなく、美しく磨き抜かれているものだ。が、その概念を鮮やかに覆す一軒が、東麻布の片隅に生まれた。店の名は『鮨よしい』。 看板はない。人が一人通れるぐらいの階段を上り、暖簾をくぐると、鮨屋とは思えぬほどの薄暗い店内に8mほどのカウンターが鎮...
六本木の写真展からは少し場所が離れはするが、アート作品のおかわりもしながら、絶品お鮨が食べられるのがこちら。 現代のわび・さびともいえる空間で、鮨職人・矢部裕二氏によるこだわり抜いた上質な鮨をご賞味あれ。仕入れた魚介は口の中で滑らかにシャリと一体化するよう、その計算されつくした握りを口に含めば、ふくよかな旨みと余韻にしばし陶然となる。...
東麻布商店街の入り口から徒歩1分ほどの場所。1階にBARのあるビルの2階に、その店「鮨よしい」はある。ビルの通り沿いに看板はない。階段を上り、大きな暖簾をくぐると、薄暗く決して広いとはいえない店内に8mほどの大きなカウンターテーブルがひとつ。そのテーブルは8席のみ。店内デザインは建築家の谷尻誠氏と吉田愛氏が手掛けたという。 空...
最旬の素材と真摯に向き合う和食ダイニング
歴史ある和食を進化させたオリジナル料理
恵比寿駅前に潜む上質な大人のオアシス
見せるカウンターで“魅せる”スーパー割烹
2016.09.14
2015.03.04
2017.04.11
2017.12.06
2016.06.18
2018.01.13
2018.05.10
2019.01.21
お伝えいただければ幸いです。