厨房がすべて見渡せる
“食”のための最高の舞台で
あくなき美を探求する
新時代の和食に五感を震わす

料理長の秋山能久氏を筆頭に、柔軟な発想と多彩なアイデアで、和食の新境地を切り拓く『六雁』。
世界でも類を見ないフルフラットのオープンキッチンでは、料理人たちが誠心誠意を込めて、調理に勤しむ。その姿はまるで、舞台の上を舞う役者のよう。「スーパー歌舞伎ならぬ、スーパー割烹です」とは、秋山氏の言。

仕上げから洗い場まで、全てが見渡せる空間では、あらゆる所作に美が求められる。秋山氏が求める理想のキッチンとは、まさにこれで、“見られている”という緊張感に包まれながら、料理人は更なる高みを目指す。
その様子を眺めるゲストは、一皿に込められた情熱と共に料理を口にするのだ。

感動の舞台で供される料理も、また驚きに満ちている。それは訪れる者の五感すべてを刺激する料理。
代表作の「季節の煮こごり」は、美しい見た目はもちろん、一口ごとに異なる野菜の香りや歯応えまで楽しめる。
盛り付ける皿のデザインにもこだわり、空間を含めた総合的な演出で、特別な時間を提供する。

そして秋山氏のこだわりは、食べる者さえ美しく際立たせる。「石垣牛のすき焼き」では、固めた卵黄を添え、溶き卵不要のスマートな食べ方を提案。
ポン酢をゼリー状に固めたり、醤油のムースでお造りを提供するのも一流の美意識の表れ。ゲストは食した後の皿の美しさにも満足し、本物の美食に舌鼓を打つ。
お伝えいただければ幸いです。