とろけるような舌触りと
コクのある濃厚な味わい
官能的な魅力で美食家たちを絡めとる
魔法のフォアグラ

パリ16区のブローニュの森のそばに立つアパルトマンの一室、そんな静謐な時間の流れを意識させるフレンチレストランがある。
ここに集まる大人たちの目当ては「フォアグラのポワレ」だ。
最高品質のフォアグラを鉄板の上でじっくり火入れし、まるでプリンのようなとろける食感に仕上げている。
そのリッチな味わいから“魔法のフォアグラ”と称されるほどの逸品。

「フォアグラのポワレ」は、フランスの三ツ星店でも経験を積んだ、小川シェフのスペシャリテ。美食家たちを魅了するジャン・ダニエル・キャスタン氏のフォアグラで作る至高の一皿だ。
他にもこの店ではキントア豚やラカン鳩など、一流の生産者が育てた最高の食材が食べられる。
バターや生クリームを極力使わず食材の味を引き立てる調理なので、女性にもすすめやすい。

「マダム・ビュルゴーのシャラン鴨のロティ」も、シェフのスペシャリテの一つ。老舗のビュルゴー家が受け継ぐエトフェ(窒息)技術で野性味を凝縮したシャラン鴨は、熱を加えると芳醇な香りと旨味が際立つ。
「コンソメでブレゼしたアワビ」も常連の間では人気の高いメニュー。
通常はオンリストされていない隠れメニューなので、3日前には予約を入れておこう。

ワインは、タイユバン・ロブションにも在籍した小川シェフの実弟がソムリエを務め、50〜60種の厳選した銘柄を扱う。
産地別ではなく価格順でワインリストを表記しているため、女性をエスコートする男性にも優しい。
ちなみに、「フォアグラのポワレ」には甘口の白が合う。
この料理に合わせてグラスで出してもらえるよう、予めオーダーしておくのがスマートだ。
お伝えいただければ幸いです。