結婚できない女 Vol.14

結婚できない女:不自由なく愛されて育ったお嬢様への警告。男からの愛は、無償ではない

熾烈を極める東京婚活市場。

その中で「結婚したいのに結婚できない」と嘆く女には、いくつかの共通点がある。

ある行動により自分の市場価値を無駄に下げる女、逆に実態なく価値を上げ過ぎて機会損失している女……。

これまで、24時の誘いに乗る女都合のいい女花嫁修業する女港区女子2番手の女丸ごと愛して欲しい女などの事例を紹介してきた。

今回は、絵に描いたように幸せな家庭で育った、真子が登場。


【今週の結婚できない女】

名前:真子
年齢:28歳
職業:不動産会社の役員秘書
結婚相手に望むこと:父親のような包容力

憧れの父親


真子は、とりわけ幸福な家庭で育った。

早稲田大学政治経済学部を卒業し、日本を代表する総合商社で役員を務める真子の父は、仕事熱心で多忙ではあったものの、家族に対しても大事なポイントを外さない男だった。

結婚記念日や真子の誕生日には、帰宅がどんなに遅くとも必ず花束を持ち帰る。たまの休日も率先して家族を連れて出かけ、夕食にスパイスやハーブをふんだんに使った特製カレーをふるまうことも度々あった。

そんな父のことを母はおそらく今でも男として愛していて、母は父の話をとにかく嬉しそうに、誇らしそうに語る。

実際、今年還暦を迎えた父はお腹も出ておらず、ロマンスグレーの髪がふさふさしている。充実した人生を歩んだ男らしく、刻まれた皺は疲れではなく貫禄に映る。

『銀座うかい亭』で還暦祝いをした時の写真をInstagramに投稿したら、予想通り父への賞賛コメントが多数ついて、真子は「そうでしょう」とご満悦だった。

母方の別荘が軽井沢にあり、幼い頃から軽井沢テニスクラブでテニスを嗜んだ真子は、思春期を過ぎ大学生になっても、父とプレーすることも珍しくなかった。

そんな時父は、口数は少ないけれども常に真子を気遣い、「真子の思うようにやりなさい」とか「何も心配は要らない」というような言葉をかけてくれる。

このような家庭で育った真子が、父に憧れ、父のような人と結婚したいと考えるようになったのは、当然の結果かもしれない。

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