バーにあるカツサンドは必ず旨い!夜遊び上手に捧ぐ背徳のカツサンド4選

飛騨牛フィレ肉のカツサンド¥3,000、ルージュ

伝統のソースの美味しさを再発見!
『Bar S』

新橋

昭和初期からの洋食の名店である『資生堂パーラー』。伝統のメニューにはビーフシチューやミートクロケットがあり、それらに欠かせないのが創業時から受け継がれるデミグラスソースだ。この牛フィレ肉のカツサンドは、そのソースを食べるためのサンドウィッチとも言える。

3日がかりのソースは甘さとコクを持ち合わせ、肉を味わうには最高のバランス。揚げたてのカツにソースを塗ると、カツの熱でソースが溶け、提供される時が一番のコンディションに。

そこで合わせるべきは、苺やラズベリーによるモヒート“ルージュ”。ベリー系は肉との相性がよく、ソースの甘みとも調和し、まるで料理のためのフルーツソースのような存在となる。さすがの資生堂パーラークオリティを感じるペアリングなのだ。

パンにはバターとフレンチマスタード、伝統のソースを塗る。少し塩を足し味を引き締めているのもポイント。

カツサンド¥1,200、酎トニックすだちのかほり

深夜にまったり食べるカツサンドはヴィネガーが要!
『BUZZ OFF』

池尻大橋

三宿の隠れ家バーに、24時過ぎでも頻繁にオーダーが入るカツサンドがある。深夜メシとしては重めのカツサンドも、ここ『バズ オフ』の場合、どこか軽やか。それにはふたつの理由がある。

ひとつはカツをエキストラヴァージンオリーブオイルで揚げていること。そして野菜を3時間煮込んだ自家製ソースにはヴィネガーが効いていて、心地よい酸味があるからだ。

さらにそこに名物カクテル“酎トニックすだちのかほり”を合わせると、完食しても揚げものを食べた後とは思えないほど後味は軽い。カルチャー好きが集うバーは家のように寛げる雰囲気もあって、上質な夜食を旨い酒とともに味わうことができる。しかも価格も手ごろ。このセットをリピートする常連がいるのも納得の、日常的ご褒美だ。

丁寧にたたいた豚肉をオリーブオイルでカラッと揚げている。

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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