東洋経済:『最強の働き方』『一流の育て方』 Vol.24

なぜゾロゾロ集まるのだ!?メール1本で済む会議をやたら開く「馬鹿なこと山の如し」な人の3大特徴はこれだ!

会議中、「沈黙の貝」になる二流の人よりもたちが悪いのは、的外れな発言ばかりする三流の人たちである。

三流の人にかぎって、自分の存在感を示すためだけに、的外れなどうでもいい発言・質問を連発し、「自分も真剣に考えている」ふりをする。

しかも、プライドだけは富士山よりも高いので、自分の恥ずかしい意見が議事録や議論に反映されないとへそを曲げ、内心で復讐を誓うのだから、手に負えない。

ここまで来るともう、四流なのか五流なのか不明だが、とにもかくにも「会議室を出ても近寄ってはいけない人」に転落しているのは、間違いないところだろう。

総じて、会議の準備が万端な人は、一事が万事で、どのような仕事をさせても徹底的に準備してくるものである。会議に参加するだけで、その人の「人生全般への準備度合い」が、ものの見事にバレてしまうのだ。

自分の意見を否定され、感情的になる二流の人

そして、会議で決定的にバレるのが、「IQとEQの両セット」である。

【3】「仕事のIQ」もバレる――こんな人は、会議に出てはいけない

「頭のハードスペック」が故障している人は、発言する内容が的外れなばかりか、そもそも議論についていっていないので、何が話されているのか一生理解できない。

そういう人にかぎって「心のソフトスペック」も壊滅しているので、自分のたたき台としての意見が否定されると、たたき台とは「たたくため」にあるのに、なにかと感情的になり、必死に自分の意見やアイデアを防衛しようとするのだ。

彼らは自分の「的外れな意見」を押し通そうと、ウルトラ大きな声で言い張り、他人の意見や建設的批判に対してすぐに感情的になり、成熟した態度で受け止めることができない。

的外れで浅い発言を繰り返し、聞きたいこともないのに否定的な質問を繰り返し、バカのひとつ覚えのように文脈を無視して、自分のさまつな意見にこだわるのだ。

そういう二流の会議参加者は、自分の「IQ」と「EQ」という仕事の基本的能力が「壊滅的状況」にあることが会議中にバレていることを、肝に銘じよう。

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