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  • 高嶺の花に、アプローチできない…!!(泣)"口説きベタなイケメン”を救った、ある秘策

    「美味しかったね」

    山下部長の代わりに行った南青山の『アビス』。魚介をふんだんに使ったフルコースは、とても美味しくて大満足だった。

    …しかし。

    優奈を前にすると、これ以上ないくらいに緊張してしまった。好きな音楽や休日の過ごし方など、あらゆる角度から話を振ったが、共通点はあまりない。

    そもそも優奈は、10歳も年下だ。大好きなB’zについて熱弁をふるっても、反応が芳しくないのは当たり前だろう。

    「もう1軒、寄って行こうか」

    これが、ラストチャンスかもしれない。最後の勇気を振り絞って、声をかけた。

    向かった先は、良輔行きつけの代官山のバー『LIQUOR and CIGARETTES M』。良輔はここで、『VITACIG』を鞄から出した。

    「吸ってみようか」

    自分用に買った「マーベラス ミント」を吸うと、ミントの爽やかな香りが口いっぱいに広がる。優奈も、「クール シトラス」を美味しそうに吸っている。

    「甘くて爽やかな香り…♡」

    満足気な優奈を見て、良輔はほっとした。



    徐々に打ち解けてきて、いい雰囲気になってきた。優奈も、「さっきは少し緊張しちゃいましたね。私、実は兄が好きでB’zよく聞くんです」と微笑む。


    ―なんだ!!優奈も緊張してたんだ…。

    その後の2人の会話は、大いに盛り上がった。

    「社内恋愛に興味はない」はウソだった!?


    帰り際、代官山駅まで少し歩いた。

    楽しかったデートも、もうすぐ終わりだ。良輔は、気になっていたあのことを聞いてみた。

    「優奈ちゃん、社内恋愛興味ないの?」

    すると、優奈は怪訝そうな顔で「どうしてですか?」と言う。良輔は、「山下部長が言ってたんだ」と正直に告げた。

    「あれは、山下部長がしつこく聞いてくるから、ちょっと警戒しちゃって…。でも、奥様のためにレストラン予約してたなんて、いい旦那様ですね。私、自意識過剰でした」

    その発言に、2人で思わず顔を見合わせ笑い合った。




    「良輔さん、ここ教えてもらえませんか?」

    あの日以来、良輔と優奈の距離はぐっと縮まった。優奈は、仕事で分からないことがあったらたびたび聞きにくるようになった。

    「お、イケメン。ついに口説き落としたか?」

    山下部長がにやにやしながら近づいてきた、

    「やめてくださいよ、まだそんなんじゃありませんから…」

    そう言いながらも、優奈とは来週も食事の約束をしている。エスニック料理が好きだという優奈のために、店を必死に探していたところだった。

    ―Fin.

    優奈と接近するきっかけとなった『VITACIG』はこちら

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