東洋経済:『最強の働き方』『一流の育て方』 Vol.22

貴方は大丈夫?大事な「1月の過ごし方」で早くも二流に転落した残念な人の特徴はこれだ!

これまで、二流の「1月の過ごし方」を紹介してきた。では、一流の過ごし方はどのようなものなのか?

これまで述べてきた、「他力本願ではなく主体的に計画を立て」「感謝すべき人にしっかり時間を使って」「自制心をもって振舞う」のは当然として、追加で3つ紹介したい。

一流の新年とは?

1.初詣での決意表明が、他力本願ではなく主体的

まず一流の人は、初詣も一流だ。決して他人任せの神頼みではなく、初詣自体が自分への決意表明になっている。

「志望校に受かりますように」ではなく「全力で悔いのないよう勉強できますように」、あるいは「恋人ができますように」ではなく「愛される人格に成長できますように」。

「仕事がうまくいきますように」ではなく「最強の働き方を自分で極められますように」というように、他人頼みではなく自分の奮起を促す決意表明になっているものである。

2.新年の抱負に、具体的行動計画とスケジュールがある

また、一流の人の「新年の抱負」は目標と時間軸、アクションプランが明確であり、実際の自分に自制心をもたらし、エクセキューション(実行)につながるのである。

逆にいえば、年始に誓う抱負のクオリティと具体性の高さで、一流と二流の人にはそれはそれは大きな差がついてしまっているのである。

3.大言壮語より、「身近な善行」を心がける

最後に、一流の人は、どうせ何のアクションにもつながらない壮大な「世界平和」を願ったり、「全世界の人が幸せになりますよーに!」と大きな打ち上げ花火を上げる「二流のお祈り」をしたりはしない。

代わりに、ないがしろにしてきた親に親孝行なメッセージ送ったり、いつも不平不満をぶつけているのに許してくれる寛容な彼氏にありがとうの一言を送ったりするなど、身近な人を少しでも幸せにすることに神経を使うのだ。

「正月早々気分が悪い!」と怒らせることはあっても、「正月早々、親切にしやがって!!」と怒る人はいない。

身近な人を1ミリでも幸せにすることに神経を使ったほうが、何もしない壮大な世界平和を瞬間風速的に願うより、よほど世界がいい方向に変わっていくのである。

みなさんは、「初詣・年賀状・新年会」の3つを振り返って、新年のスタートダッシュはいかがだっただろうか。

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