大人の目黒 Vol.2

本当に旨いものは目黒にある!最高峰の焼き鳥店『鳥しき』を徹底解剖!

自家製タレで味付けされた「レバー」。

レバーはタレで!噛めばプツッと口いっぱいに美味しさが広がる!

「伊達鶏」の美味しさを象徴している部位のひとつが「レバー」だ。鶏は内臓を食べればその鶏の美味しさがわかるという。

『鳥しき』の「レバー」は、ちょっとレバーは苦手…という人でも食べられることが多いほど、クセの少ない逸品だ。

みりん、醤油、ざらめを主体にした自家製ダレで味付け。10年間継ぎ足し続けた味の深みが、レバーの美味しさを引き立ててくれている。

その他の、おすすめの部位も徹底解剖していこう!

「伊達鶏」の皮は、通常の鶏よりも厚く、食べごたえも十分。薄く、ぱりぱりとした食感を楽しむだけの「皮」とはまったく別物である。

じっくりと良質な脂の甘みを楽しんでほしい。仕上げに塗られる出汁醤油の香りも◎。

焼きあがったところに塩・コショウを振る「砂肝」。鶏によって、味の差異が出やすい部位。

絶妙な火入れによる、シャキシャキ食感と甘みのバランスを楽しんでほしい。

お弁当にも使用される「つくね」は、冷めても旨みを感じられるように配合されている。

コリコリと食感が楽しめるように軟骨を多めに入れ、もも肉など、さまざまな肉の部位を合わせている。

生まれる前の卵と卵管を味わう「ちょうちん」。この店では濃厚な味わいの「ちょうちん」との食べ合わせを考えて、レバーを挟んでいるのが特徴的。

もちろん「レバー」と「ちょうちん」別々に味わうのもいいだろう。

大人なら一度は足を運びたい名店とはこんな店のことだ

今だからこそ原点へ!伝統の焼き鳥を味わってほしい

イタリアンやフレンチの要素を取り入れた『ガルス』も経営した経験を経て、やはり『鳥しき』のスタイルを大切にしていきたいと再確認したという。今では『鳥かど』もオープンし、勢いが止まらない。

伝統的な焼き鳥、しかしモダンで気軽。人々をひきつけ続ける『鳥しき』の魅力は、池川氏の「哲学的な火入れ」と「焼き鳥への愛」と言えるだろう。

全てが感動的な串。一度は体験してみてほしい。

最後に予約の裏技をこっそり紹介しよう

『鳥しき』といえば予約困難というイメージにしり込みする必要はない。

タイミングとしては2ヵ月前の毎月1日、1ヵ月分の予約を受け付ける。ただし、キャンセルなども発生するので、この1日の電話が繋がらなくても諦めるのは、まだ早い。

希望日近くにもキャンセルで開きが出る可能性もあるので、まずは営業時間前に電話でトライしてみよう。

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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