港区おじさん Vol.6

不死鳥の如く40歳で港区に舞い戻る港区おじさんこそが、結婚できぬ港区女子を生み出す元凶

港区女子は、それ単体では存在し得ない。

彼女たちの影には、太陽と月の如く、欠かせない相手がいる。

ー港区女子を生み出しているのは一体誰なのか

その正体は、“ありあまる富”を持つ、港区おじさん。

彼らはいかにして港区女子と関係を持つに至り、どのようなライフスタイルを送り、そして、何を考えているのか。

ベールに包まれた港区おじさんの実態に迫っていく。

これまでに、港区おじさんの必需品・タンバリン男と呼ばれる春彦、港区に染まらぬよう月島に住みながら毎晩港区へ足を踏み入れる直哉などを紹介した。今週は、一度港区を去ったはずの男・正弘を見てみよう。


【今週の港区おじさん】

名前:正弘
年齢:40歳
職業:投資関連会社経営
好きな店:『鮨 青木』『乃木坂 しん』
好きなタイプ:色気のある子

40歳前後で再び港区へ舞い戻る男たち


港区に生息する男性は、2種類に別れる。

港区へ憧れを持ち、足を踏み入れる若き成功者たち。そして、達観した視点で港区を見下ろす港区おじさん。

20代で港区を謳歌している人たちは、特権意識に浸りたい人が多い。毎日意地とプライドをぶつけ合い、分かりやすい成功を手に入れようと必死である。

良い車を買い、港区内のタワーマンションに住み、クリスチャン ルブタンのスタッズ付きシューズで威嚇する。いかに港区で遊んでいる自分が様になるか、底抜けに良い女を連れて歩き、周囲から羨望の眼差しで見られるか...

幸せの指標は己(おのれ)自身にはない。人からどう見られるか、どうやって思われているか。他者評価が高いほど、自分の幸せ度数も高まる。

現在40歳の正弘も、9年前までそんな人生を送っていたそうだ。

「当時は毎晩西麻布界隈で朝方まで飲み歩き、毎月誰かのお誕生日会を決行。“ヒルズ族”という言葉が流行った当時は六本木ヒルズのレジデンスに住み、港区女子に囲まれてホームパーティー三昧。」

典型的な港区人生を謳歌していた正弘だが、ある日を境に港区が色褪せて見えた。突如、興味を失ってしまったのだ。

あれほど“港区”にこだわっていた自分は何だったのか... 今まで鮮烈な光を放っていたユートピアのような場所は、いつの間に現実となり、そして色を失った。

そこから自然と足が遠のき始め、結婚を機に32歳で世田谷へ引っ越してから暫く港区から離れていたと言う。

しかし40歳となった今、正弘は再び港区へ返り咲いた。

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